鉄建建設株式会社 海外事業推進室 様

写真左:幸田様、右:熊谷様

鉄建建設株式会社

業種

建設

従業員数

1,766名(2024年3月現在)

主な利用国

シンガポール・タイ・インドネシア・ベトナム・マレーシア・カンボジア・フィリピン・バングラディシュ・インド

Webサイト

https://
www.tekken.co.jp/

  • レンタルWi-Fiの持ち出し状況や費用の管理を行うため、台帳を作成する手間がかかっていた。
  • 請求書が端末ごとに発行されるため、複数の部署で利用した場合は費用を手計算し、各部署へ振替えていた。
  • レンタルWi-Fiの契約条件が変わり、端末数十台分の固定費用が発生することになった。
  • トリファビジネスのeSIMで端末付与状況や履歴を一元管理。
  • 部署ごとに費用が記載されるトリファビジネスの請求書を利用。
  • 法人一括請求でコスト管理の工数を削減。
  • レンタルWi-Fiの管理に必要な工数を削減
  • レンタルWi-Fiの固定費用を削減。
  • 出張者は手荷物が減り、端末及び付属品の紛失リスクがゼロに。

鉄建建設株式会社は、1944年の創立以来、鉄道工事を主体とした社会基盤整備を行う会社として成長してきました。鉄道工事で培った信用と技術を基に、大型ターミナル駅の改修、集合住宅・商業施設の建設、鉄道・道路網の整備など街づくりの場で力を発揮するゼネコンとして国内外で事業を展開しています。

トリファ ビジネスの導入をご検討いただいた鉄建建設海外事業推進室は、東南アジア・南アジアを中心に、主に鉄道施設や高規格道路などの社会インフラ整備事業に取り組まれています。

今回は海外事業推進室でのトリファ ビジネスの導入にあたりキーマンとなった幸田様、実務を担う三好様、海外出張へ実際に行かれる熊谷様へ、「なぜトリファ ビジネスを利用しようと思ったのか?」そして「トリファ ビジネスはどのように海外出張時の通信手配業務を効率化しているのか」について、お聞きしました。

導入のきっかけ:個人利用から法人契約へ

貴社の事業について教えてください。

熊谷様:弊社は、鉄道工事の他、マンションなどの建築工事や道路工事など一般的な建設工事全般を幅広く行っており、現在、海外4カ国にも進出しています。元々鉄道建設専門の国策会社として創立されたこともあり、鉄道工事が強みです。例えばJR山手線では、駅舎建設・改良工事などを含めると、駒込駅以外は全て弊社が係わっています。海外事業推進室でも、鉄道工事を中心に事業を推進しているところです。

コロナ禍では海外工事の案件数が一時的に減少しましたが、インフラ開発需要が高いアジアで施工に取り組んでいます。

海外出張に行かれる方はどの程度いらっしゃるのですか?

 幸田様:海外事業推進室には全体で50名弱の社員が所属しており、そのうち30名ほどが海外に駐在しています。海外出張者は月3~10名、年間100名ほどです。出張先はプロジェクトが稼働している国が中心ですが、新規案件の取り組みのために、進出国以外にも出張することがあります。

海外出張時の手配面はどうされていますか。

幸田様:飛行機等の日本側の手配は三好が担当しています。宿泊するホテル等の出張先での手配は、弊社の進出国であれば現地事務所の事務員が手配していますが、進出していない国については、出張者個人や三好が対応しています。

現地での通信手段の手配はどうされていましたか。

三好様:出張者が少なかった頃は、レンタルWi-Fiを出張者個人で予約するか、私が予約の依頼を受けて都度対応していました。出張者が多くなってからは、常時レンタルできるWi-Fiを社内で保管・貸出ししていました。

レンタルWi-Fiでも十分満足されていそうな中で、トリファ ビジネスをご検討いただいた背景を教えていただけますか。

幸田様:私はDX担当として、より良い環境整備に取り組んでいます。その中で情報収集していたところ、トリファ ビジネスの法人プランを知り、その利便性を確認しました。トリファ ビジネスを見つける前は、海外産eSIMサービスを試していましたが、個人で精算する必要があるなどの手間が多かったです。一方で、トリファ ビジネスは日本企業のサービスであることや日本語でのチャットサポートが利用できるため安心感がありました。また、会社宛の請求書で精算ができる点も導入の決め手となりました。レンタルWi-Fiと比べても、多数の部署に展開していたことで発生していた管理工数を削減できそうな点もよかったです。

レンタルWi-Fiの管理と精算の手間とはどういうことでしょうか。 

 三好様:レンタルWi-Fiは端末ごとの請求内訳になっていたため、Wi-Fiを使用した部署に費用を振替えるためには、誰が、いつ、どの国へ行ったかを確認し、その部署の使用量・期間に応じた金額を計算する必要がありました。トリファ ビジネスでは、請求書の内訳にどの部署の誰がいくら利用したのかが記載されてあり、部署ごとの費用管理が容易になりました。レンタルWi-Fiの管理には、端末番号と出張者の紐付けが必要で、紙やエクセルの台帳で管理していました。トリファ ビジネスでは、出張者の期間がわかれば、eSIMの付与も簡単で記録も残るため、端末や台帳の管理が不要となりました。

実際に出張に行かれる立場としてはいかがでしょうか。

熊谷様:以前はレンタルWi-Fiと物理SIMを併用していましたが、物理SIMの入手に手間と時間がかかることや差替えたSIMを紛失するリスクがあること、さらに海外の空港では現地SIM購入時に領収書が発行されない場合があることが課題でした。eSIMなら、スマートフォン上で手続きが完結でき、出張者側の精算も不要で非常に便利でした。

トリファ ビジネスへの要望はありますか。

 熊谷様:3日間や7日間の単位のパッケージが用意されていますが、丁度良い日数のパッケージがない場合があります。日数選択が自由にできるとより便利だと思います。(※1)また、周遊プランにバングラデシュが含まれていないことです。最近、バングラデシュを含めた複数国へ連続して出張することが多いため、そこが含まれていると助かります。(※2)

幸田様:eSIMに慣れている人はまだ少ないので、eSIM自体の認知を高めていってほしいです。 ERAKE社提供のマニュアルの共有や導入担当として独自作成のマニュアルを用意しています。ただ、仕様変更とマニュアル整備が追いついていない部分もあるので迅速に提供いただけると助かります。また、トリファ アプリには24時間のチャットサポートもあるので、そちらに簡単に問い合わせができるような入口(バブルアイコン)をストアページやマイeSIMページに配置するなどはどうでしょうか。

最後にトリファ ビジネスのおすすめポイントをいただいてもよろしいでしょうか。

幸田様:レンタルWi-Fiの紛失リスクがなくなることや、ブラウザ上で全て管理できることが、非常に魅力的だと思って導入しており、現時点では満足しています。

熊谷様:同じく、荷物が減ることや物理SIMの差し替えがないことに満足しています。物理SIMを保管していた際には、SIMカードを汚してしまったり、テープでベタベタになっていたりしたこともありました。また、荷物が減ることで、物の紛失リスクがなくなるというメリットもあります。

三好様:物を紛失しないことが大きなメリットです。以前は、レンタルWi-Fiの付属品の充電ケーブルなどが見つからなくなったこともありました。また、急ぎの場合に管理簿に記載のないままレンタルWi-Fiを貸与したこともありましたが、トリファビジネスではオンラインで使用履歴の管理まで完結できるため、管理が容易になりました。もちろん、精算も以前より大幅に楽になりました。

本日いただいた要望も取り入れ、皆様により価値を感じていただけるよう努めてまいります。

(※1 要望を受けて24年に実装予定)
(※2 プランについては現在社内検討中)

鉄建建設株式会社

業種

建設

従業員数

1,766名(2024年3月現在)

主な利用国

シンガポール・タイ・インドネシア・ベトナム・マレーシア・カンボジア・フィリピン・バングラディシュ・インド

Webサイト

https://www.tekken.co.jp/