1990年代、プエルトリコで見つかり、世界にその名が知れ渡った謎の未確認生物(UMA)「チュパカブラ」。
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「その生物は、ヤギなどの家畜のそばに現れるという…」
単なる都市伝説か、それとも未知なる生物の仕業か?その答えは、今もカリブの熱い風と中南米の広大な自然の中に潜んでいます。この記事では、チュパカブラの謎に迫るとともに、その姿を追い求めるミステリーな海外旅行をご提案します。
さあ、チュパカブラの世界へ行ってみましょう!
世界中のUMA研究家、オカルトファンを魅了してやまないチュパカブラ。まずはその基本的な情報から見ていきましょう。
チュパカブラ(Chupacabra)とは、スペイン語の「chupar(吸う)」と「cabra(ヤギ)」を組み合わせた造語で、その名の通り「ヤギの血を吸う者」を意味します。
主に家畜、特にヤギを襲い、その血液を吸ってしまうと言われています。
この伝説が世界的に有名になったのは、1995年にプエルトリコでその姿が目撃されたことが発端です。
これを機に、同様の目撃情報や被害報告がチリやメキシコなどの中南米、さらにはアメリカ本土へと広がっていきました。
日本でも1990年代後半に、世界のミステリーや不思議な出来事を紹介するテレビ番組や、『ムー』などのオカルト情報誌が「チュパカブラ」をこぞって取り上げたことで、認知度が一気に高まりました。
1990年代の日本では、ミステリーサークルや人面犬なども話題になっており、チュパカブラは「海外から来た最新のUMA」として、当時の若者やミステリー愛好家の心を強く惹きつけました。
2000年代以降でもギャグ漫画日和のキャラクターとして扱われたり、ちいかわで有名なナガノさんによってキャラクター化されたりするなど、不気味なイメージがある一方で日本では根強く愛されているUMAなのです。
チュパカブラの姿は、目撃された地域によって若干異なりますが、最も有名なのはプエルトリコで報告されたタイプです。
まさに地球上の生物とは思えない、異様な姿が特徴です。
多くの研究者やファンがその正体を追い求めていますが、未だに決定的な証拠は見つかっていません。現在、チュパカブラの正体について、主に以下のような説が語られています。
UMAの目撃情報が多い地域では、UFOの目撃談も絶えません。宇宙人が地球に持ち込んだペット、あるいは偵察用の生物ではないかという説です。
付近にある米軍基地などで、極秘裏に遺伝子操作によって生み出された生物が逃げ出したのではないか、という陰謀論的な説も根強くあります。
病気の動物の見間違い説
最も現実的とされるのがこの説です。「疥癬(かいせん)」という皮膚病にかかった毛の抜けたコヨーテやタヌキ、アライグマなど。これらの動物は毛が抜け落ちて皮膚が露出すると、非常に痩せこけた異様な姿になります。これらを暗闇で見間違えたのではないか、と考えられています。
他にも昆虫説や人間説など、様々な説がありますがどれも決定的な証拠はありません。
謎が謎を呼ぶ…これこそがチュパカブラ最大の魅力ですね。
では、チュパカブラの痕跡を追うならどこへ行くべきでしょうか?主な目撃地をご紹介します。
すべての伝説が始まった場所であり、今なお「聖地」として語り継がれています。首都サンフアンからレンタカーで少し足を延せば、熱帯雨林が広がる山間部に到着します。特に「エル・ユンケ国立公園」周辺は目撃情報も多く、昼間は美しい自然を満喫し、夜はミステリアスな雰囲気に包まれる、UMA探索には絶好のロケーションです。
プエルトリコから北上し、メキシコやアメリカのテキサス州などでも目撃情報が多発しています。こちらで目撃されるのは、プエルトリコのものとは少し違う「犬やコヨーテに似た姿」のチュパカブラです。
実際にテキサス州では、チュパカブラらしき生物の死骸が発見されたというニュースが報じられています。広大な荒野をドライブしながら(時々現地のおいしいものを食べながら)、伝説の足跡を追う旅もロマンがありますね。
次の海外旅行は、ただの観光で終わらせない「伝説のUMAの痕跡を探すミステリーツアー」はいかがでしょうか。
【レンタカーで巡る!プエルトリコ2泊3日チュパカブラ聖地巡礼プラン】
サンフアンの空港に到着後、レンタカーを確保。郊外のローカルなレストランで、地元の人々からチュパカブラの生々しい噂話が聞けるかも?
チュパカブラの目撃情報が多いエル・ユンケ国立公園周辺をドライブ。緑豊かな自然を楽しみつつ、夜はナイトツアーに参加して闇に潜む気配を探る。
地元の市場でお土産を探し、伝説の余韻に浸りながら帰国の途へ。
しかし、この探索を成功させる最大のカギは「情報」です。最新の目撃ポイントをSNSで検索したり、慣れない山道を地図アプリで確認したり…。そのためには、安定したインターネット接続が欠かせません。
慣れない海外、特に都市部から離れた場所でのUMA探索では、インターネット接続が生命線となります。
圏外になりがちな山道でも、事前に地図を読み込んでおけば安心。
地元の人が投稿した最新の目撃情報をキャッチできるかも。
「この鳴き声、まさか…?」その場で調べられます。
もし撮影に成功したら?その場で世界中に発信できます。
そんな時、トリファのeSIMなら、チュパカブラの聖地プエルトリコやミステリー多発地帯メキシコを広くカバー!豊富なプランから、あなたの旅にぴったりのデータ容量を選べます。
渡航前に日本で設定を済ませておけば、現地に着いた瞬間からすぐにネットが利用可能。UMA探索という非日常の冒険を、スマートかつ安全にサポートします。
ライター
トリファ編集部
海外旅行の際に知っておくと良い情報や、通信に関する疑問点を解消できる情報を提供させていただきます。皆様の海外渡航がより良いものになるための手助けとなれればと思います。