
2月に海外旅行を計画している方の中には、「どこに行けばベストシーズンなの?」「安く行ける国はどこ?」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。日本では寒さが厳しい時期ですが、実は海外では2月がベストシーズンを迎える国がたくさんあります。 2月は年末年始の繁忙期が落ち着き、春休み前の閑散期にあたるため、航空券やホテルが年間で最も安くなる時期のひとつです。東南アジアは乾季のピークを迎え、南半球のオーストラリアでは真夏のビーチを楽しめます。さらに、ベネチアやニースでは世界的に有名なカーニバルが開催され、一度は見たい絶景やイベントに出会えるチャンスでもあります。 この記事では、2月におすすめの海外旅行先を「ビーチリゾート」「街歩き・グルメ」「絶景・自然」「イベント」の4つの目的別に12か国厳選してご紹介します。それぞれの航空券相場・おすすめ日数・見どころを比較表付きで解説するので、あなたにぴったりの旅行先がきっと見つかるはずです。
目次

2月は海外旅行をするのに絶好のタイミングです。航空券が安く、気候も良く、特別なイベントも楽しめる時期だからです。
まずは、2月が海外旅行におすすめな3つの理由を詳しく見ていきましょう。
2月は、年末年始とゴールデンウィークの間に位置する閑散期のため、航空券やホテルの価格が年間で最も安くなる傾向があります。航空会社各社も2月にはセールを多く実施しており、通常価格より30〜50%ほど安くチケットを購入できるチャンスがあります。
たとえば、LCCを利用すれば韓国・ソウルへは往復2万円台、台湾・台北へは往復2〜3万円台、東南アジアのバンコクやセブ島へは往復3〜4万円台で行けることも珍しくありません。旧正月(春節)の時期を避ければ、アジア圏の旅行費用をかなり抑えられます。
2月は、東南アジアの多くの国が乾季のピークを迎えます。タイ、ベトナム、フィリピン、カンボジアなどは雨が少なく、湿度も低いため、街歩きやビーチリゾートを快適に楽しめます。
一方、南半球に位置するオーストラリアやニュージーランドは、2月が夏の終わりにあたります。シドニーでは日中25℃前後の過ごしやすい気候が続き、ビーチも街歩きも満喫できるベストシーズンです。
2月には、世界的に有名なイベントが各地で開催されます。イタリアのベネチアカーニバルは世界三大カーニバルのひとつ、フランスのニースカーニバルはヨーロッパ最大級のカーニバルとして知られる華やかな祭典です。
また、ボリビアのウユニ塩湖では、雨季にあたる12〜3月が「鏡張り」の絶景を見られるベストシーズン。カナダのイエローナイフでは、冬の澄んだ空気の中でオーロラ観測率が最も高くなります。

寒い日本を抜け出して、暖かいビーチでのんびり過ごしたい方には、ビーチリゾートがおすすめです。2月は東南アジアやグアムが乾季にあたり、海の透明度も高くなります。
2月のプーケットは、年間で最も降水量が少ない「完全な乾季」にあたります。海の透明度は1年で最も高く、ピピ島やシミラン諸島へのアイランドホッピングには最高のコンディションです。
平均気温は27〜28℃で湿度も低く、ビーチでのんびり過ごすにも、ダイビングやシュノーケリングを楽しむにも最適な気候です。日本からプーケットへは、バンコク経由で約8〜9時間。LCCを利用すれば往復4万円台から航空券を見つけられることもあります。
セブ島は、フィリピン随一のビーチリゾートエリアです。2月は乾季の真っ只中で、晴天率が高く、海も澄んで美しい時期です。気温は26〜30℃程度で、日中は半袖で快適に過ごせます。
セブ島の魅力は、なんといってもオスロブでのジンベエザメとのシュノーケリング。世界最大の魚と一緒に泳ぐ体験は、一生の思い出になること間違いなしです。日本からセブ島へは直行便で約4〜5時間。航空券は往復3万円台から見つかることもあり、学生の卒業旅行にもおすすめです。
ダナンは、近年注目を集めている穴場のビーチリゾートです。2月は乾季の始まりにあたり、雨が少なく気温も穏やかで観光に最適なベストシーズンを迎えます。
ミーケビーチでは白砂の美しい海岸線が広がり、のんびりとリゾート気分を味わえます。さらに、ダナン周辺には世界遺産のホイアン旧市街やミーソン遺跡があり、ビーチだけでなく文化体験も楽しめるのが魅力です。日本からダナンへは直行便で約5〜6時間。LCCを利用すれば往復3万円台前半から航空券を購入できることもあります。
グアムは、日本から最も近いアメリカのビーチリゾートです。フライト時間は約3時間半、時差もわずか1時間のため、週末や3連休を利用した弾丸旅行でも十分楽しめます。
2月のグアムは乾季にあたり、平均気温は27〜28℃と快適。タモンビーチでのんびり過ごしたり、ショッピングモールでお買い物を楽しんだりと、思い思いの過ごし方ができます。日本からグアムへの航空券は、LCCの登場により往復3万円台から見つかることもあります。
旅行先 | 航空券相場(往復) | フライト時間 | おすすめ日数 | 2月の気温 |
|---|---|---|---|---|
プーケット | 4〜7万円 | 約8〜9時間(経由) | 4泊5日〜 | 27〜28℃ |
セブ島 | 3〜5万円 | 約4〜5時間 | 3泊4日〜 | 26〜30℃ |
ダナン | 3〜5万円 | 約5〜6時間 | 3泊4日〜 | 22〜26℃ |
グアム | 3〜6万円 | 約3.5時間 | 2泊3日〜 | 27〜28℃ |

ビーチよりも街歩きやグルメを楽しみたい方には、アジアの人気都市がおすすめです。この時期は東南アジアが乾季で過ごしやすく、香港や台湾も天候が安定する時期です。
バンコクは、乾季の2月は平均気温が27〜28℃に下がり、比較的過ごしやすくなります。雨が少なく湿度も低いため、王宮やワット・ポー、ワット・アルンなどの寺院を観光するには最適なシーズンです。
バンコクの魅力は、なんといっても屋台グルメ。パッタイやカオマンガイ、トムヤムクンなど、本場のタイ料理を200〜500円程度で楽しめます。日本からバンコクへは直行便で約6時間。LCCなら往復3万円台から航空券を見つけられることもあります。
台北は、日本から約3〜4時間、時差もわずか1時間の気軽に行ける海外旅行先です。2月でも平均気温は16〜20℃と過ごしやすく、厚手のコートは不要で、日中は薄手の長袖で十分です。
士林夜市や饒河街夜市では、小籠包やルーローハン、タピオカミルクティーなど、台湾グルメを食べ歩きで楽しめます。九份の階段の街並みはランタンが灯る夕方以降が特に幻想的。LCCを利用すれば往復2〜3万円台で行けることもあり、週末や3連休を利用した弾丸旅行にもおすすめです。
香港も2月は乾季にあたり、天候が安定しています。気温は15〜19℃と日本の初冬くらいのイメージで、やや肌寒いですが、空気が澄んでいるため、ビクトリアピークからの夜景は一年で最も美しく見える時期です。
香港といえば、飲茶(ヤムチャ)は外せません。点心を少しずつ楽しむ朝食スタイルは、香港ならではの体験です。日本から香港へは直行便で約4〜5時間。航空券は往復3〜5万円程度が相場です。ただし、2月は旧正月(春節)の影響で混雑する時期もあるため、日程には注意が必要です。
旅行先 | 航空券相場(往復) | フライト時間 | おすすめ日数 | 2月の気温 |
|---|---|---|---|---|
バンコク | 3〜5万円 | 約6時間 | 3泊4日〜 | 27〜28℃ |
台北 | 2〜4万円 | 約3〜4時間 | 2泊3日〜 | 16〜20℃ |
香港 | 3〜5万円 | 約4〜5時間 | 2泊3日〜 | 15〜19℃ |

この時期には、冬だからこそ見られる絶景があります。オーロラ、鏡張りの塩湖、南半球の夏のビーチなど、特別な景色を求める方におすすめの旅行先をご紹介します。
イエローナイフは、世界有数のオーロラ観測地として知られています。特に1〜3月は空気が澄み、晴天率が高いため、オーロラ観測率が最も高くなる時期です。3泊4日の滞在で90%以上の確率でオーロラを見られるといわれています。
昼間は犬ぞりやアイスフィッシング、スノーモービルなど、冬ならではのアクティビティも楽しめます。日本からイエローナイフへは、バンクーバーやカルガリー経由で約15〜18時間。航空券は往復15〜20万円程度が相場ですが、一生に一度の絶景を見る価値は十分にあります。
ウユニ塩湖は、「死ぬまでに一度は見たい絶景」として世界的に有名なスポットです。雨季にあたる12〜3月は、塩湖に薄く水が張り、空を映し出す「鏡張り」の絶景が見られるベストシーズンです。特に1〜2月は雨量と晴天率のバランスが良く、美しい鏡張りを見られる可能性が高くなります。
どこまでも続く鏡面の世界で、空と大地の境目がわからなくなるような写真が撮れます。星空が映り込む夜の景色も幻想的で、言葉を失うほどの美しさです。日本からウユニへは、アメリカ経由でラパスに入り、国内線または陸路で移動します。所要時間は約30時間以上、航空券は往復20〜30万円程度と費用も時間もかかりますが、人生観が変わるほどの感動を味わえる場所です。
南半球に位置するオーストラリアは、日本と季節が逆になります。2月は夏の終わりにあたり、シドニーでは日中25℃前後の快適な気候が続きます。
ボンダイビーチでのんびり過ごしたり、オペラハウスやハーバーブリッジを眺めながら街歩きを楽しんだり、ビーチも観光も両方満喫できるのがシドニーの魅力です。日本からシドニーへは直行便で約9〜10時間。航空券は往復8〜12万円程度が相場です。
旅行先 | 航空券相場(往復) | フライト時間 | おすすめ日数 | 2月の気温 |
|---|---|---|---|---|
イエローナイフ | 15〜20万円 | 約15〜18時間(経由) | 4泊5日〜 | -25〜-15℃ |
ウユニ塩湖 | 20〜30万円 | 約30時間以上 | 5泊7日〜 | 10〜20℃ |
シドニー | 8〜12万円 | 約9〜10時間 | 5泊6日〜 | 22〜26℃ |
冬のこの時期には、世界的に有名なカーニバルがヨーロッパで開催されます。華やかな仮装やパレードを見られるのは、この時期だけの特別な体験です。
ベネチアカーニバルは、世界三大カーニバルのひとつに数えられる歴史ある祭典です。2026年は1月31日(土)〜2月17日(火)の約2週間にわたって開催されます。
期間中は、中世の貴族のような豪華な衣装と美しい仮面を身にまとった人々が、サンマルコ広場や運河沿いを練り歩きます。ゴンドラに乗った仮装姿の人々が運河を行き交う光景は、まさに中世にタイムスリップしたかのよう。観光客も衣装をレンタルして参加できるため、特別な体験をしたい方にはおすすめです。
ニースカーニバルは、フランス最大のカーニバルとして知られ、毎年100万人以上が訪れます。2026年は2月11日(水)〜3月1日(日)の約3週間にわたって開催されます。
最大の見どころは「花合戦パレード」。約25万本もの花で装飾された山車が街を練り歩き、観客に向かって花が投げられます。夜には光のパレードも開催され、昼夜を通してにぎやかな雰囲気を楽しめます。2月のニースは地中海性気候のおかげで比較的温暖で、平均気温は10〜15℃程度です。
イベント名 | 開催日程 | 開催地 |
|---|---|---|
ベネチアカーニバル | 2026年1月31日〜2月17日 | イタリア・ベネチア |
ニースカーニバル | 2026年2月11日〜3月1日 | フランス・ニース |
冬の海外旅行を成功させるためには、いくつかの注意点を押さえておくことが大切です。
この時期は中国や台湾、香港、韓国、ベトナム、シンガポールなど、アジア各国で旧正月(春節)を祝う時期にあたります。2026年の春節は2月17日(火)で、前後1週間程度(2月15日〜23日頃)は多くの国で連休となります。
この期間は現地の観光客が増えて混雑するだけでなく、航空券やホテルの価格も高騰します。また、レストランやお店が休業することもあるため、事前に営業状況を確認しておくことが大切です。春節を避けた2月上旬や下旬は比較的空いていて、お得に旅行できるチャンスです。
東南アジアや南半球では暖かい気候ですが、韓国や香港、ヨーロッパなどは寒さが厳しい時期です。特にソウルは平均気温が-1〜4℃と真冬の寒さになるため、ダウンジャケットやマフラー、手袋などの防寒対策は必須です。
また、カナダのイエローナイフなどオーロラ観測地は-30℃近くになることもあるため、防寒具のレンタルサービスを利用するのがおすすめです。一方、東南アジアでも朝晩は肌寒く感じることがあるため、薄手の羽織りものを持っていくと安心です。
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この時期は航空券やホテルが安くなる時期ですが、人気の旅行先は早めに予約が埋まってしまうこともあります。特にカーニバル期間中のベネチアやニース、春節前後の台湾や香港は混雑が予想されるため、2〜3か月前には予約を済ませておくのがおすすめです。
航空券は出発の2〜3か月前、ホテルは1〜2か月前に予約するのが、価格と空き状況のバランスが良い傾向があります。

2月は航空券が安く、東南アジアや南半球がベストシーズンを迎え、世界的なカーニバルも楽しめる絶好の海外旅行シーズンです。
目的別のおすすめ旅行先をまとめると以下のとおりです。
旅行先が決まったら、現地でのインターネット環境も忘れずに準備しましょう。海外eSIMの「トリファ(trifa)」なら、アプリで簡単に設定でき、物理SIMの交換も不要。200以上の国と地域に対応し、24時間日本語サポートも受けられるので、海外旅行が初めての方やeSIM初心者の方でも安心して利用できます。
2月の海外旅行で、寒い日本を抜け出して素敵な思い出を作ってください。

ライター
トリファ編集部(海外旅行の準備・現地情報担当)
海外旅行におけるベストシーズン、持ち物、現地で気をつけることなど、海外旅行の準備と現地情報を初心者にもわかりやすくまとめています。内容は必要に応じてトリファの現地スタッフへのヒアリングを行い、現地の状況も踏まえて整理しています。あわせて季節・制度・営業時間など変わりやすい情報は、公的機関や交通機関・施設の一次情報を確認し、変更があれば記事へ反映します(記事内に最終更新日を明記)。