ホノルル空港(ダニエル・K・イノウエ国際空港、HNL)は、日本からハワイへ向かうほぼすべての便が発着する玄関口です。長時間の待ち時間や深夜便の搭乗前に、空港ラウンジで一息つきたいと考える方も多いのではないでしょうか。 しかしホノルル空港にはターミナル1とターミナル2をまたいで多数のラウンジがあり、利用条件や場所がわかりにくいのが実情です。さらに2025年4月にプルメリアラウンジがプライオリティパス対象から外れる一方、同年11月24日からはプレミアクラブが新たにプライオリティパス対象に加わるなど、最新情報のアップデートも欠かせません。 この記事では、ホノルル空港のラウンジをハワイアン航空系・国際線航空会社系・プライオリティパス/有料デイパス対応の3種類に分けて、場所・営業時間・利用条件・サービス内容を整理しました。自分の搭乗便やステータスに合わせて、最適なラウンジを選ぶ参考にしてください。
目次


ホノルル空港(ダニエル・K・イノウエ国際空港、HNL)で利用できるラウンジは、運営主体やアクセス条件で大きく3つに分かれます。自分が利用できるのはどのタイプかをまず把握しておくと、ターミナルの行き来でムダ足を踏まずに済みます。
ハワイアン航空が運営する「プルメリアラウンジ」と「プレミアクラブ」の2つは、いずれもターミナル1にあります。プルメリアラウンジは国際線・本土路線のビジネス/ファーストクラス向け、プレミアクラブは離島路線中心のラウンジで、対象クラスやステータスによって入れる施設が分かれます。
2025年4月以降、プルメリアラウンジはプライオリティパスでの入室ができなくなりましたが、同年11月24日からプレミアクラブが新たにプライオリティパス対象として加わりました。アメリカン・エキスプレスのプラチナ・カードやChase Sapphire Reserveに付帯するプライオリティパスを使ってきた方は、プレミアクラブまたはIASS Hawaii Loungeへの切り替えを検討しましょう。
ターミナル2には、ANA・JAL(アメリカン航空アドミラルズクラブと共用)・大韓航空・カンタス・デルタ・ユナイテッド・アメリカンの航空会社ラウンジが集まっています。基本的にビジネスクラス以上の搭乗者か、各社の上級会員、所定のクレジットカード会員が利用条件です。
食事・アルコール・WiFiが提供され、長距離国際線の搭乗前にゆったり過ごせるのが特徴です。スターアライアンスゴールドやワンワールドエメラルド/サファイア等のステータスがあれば、自社便でなくても提携ラウンジに入れる場合があります。
プライオリティパスは世界の空港ラウンジに入室できる会員制サービスで、対象のクレジットカード(プラチナ系など)に付帯することが多いサービスです。ホノルル空港では、ターミナル2の「IASS Hawaii Lounge」と、2025年11月24日に新たに対象となったターミナル1の「プレミアクラブ(Premier Club)」の2施設がプライオリティパスで利用できます。
そのほか、各航空会社ラウンジや「H.I.S. LeaLea ラウンジ」では有料のデイパスを購入して入室することもできます。航空会社のステータスやプライオリティパスがなくても、料金次第でラウンジを利用できる選択肢として覚えておくと便利です。
ターミナル1はハワイアン航空とその提携便を中心に発着するエリアで、ラウンジもハワイアン航空系の2施設に絞られます。利用できる搭乗者やステータスが明確に分かれているため、自分の便がどちらに該当するかを事前に確認しておきましょう。
ターミナル1のレベル3、保安検査後のシャトルピックアップ地点付近にあるフラッグシップラウンジです。ハワイアン航空の国際線・本土路線のビジネス/ファーストクラス搭乗者向けに作られており、温かい食事やアルコール、WiFiが揃っています。
項目 | 内容 |
|---|---|
場所 | ターミナル1 レベル3 |
営業時間 | 6:30〜22:00(毎日) |
利用条件 | ビジネス/ファーストクラス、Pualani Platinum会員、デイパス(US$40) |
サービス | 軽食・温かい食事、アルコール、WiFi、TV |
プライオリティパス | 対応なし(2025年4月終了) |
以前はプライオリティパスでも入れる人気施設でしたが、2025年4月1日以降は対応が終了しています。アメリカン・エキスプレスのプラチナ・カード等で利用してきた方は、最新情報を確認したうえで別ラウンジへの切り替えを検討してください。
ターミナル1のレベル2、ゲートA18付近にあるラウンジです。ハワイアン航空のファーストクラス搭乗者、マイレージプログラム上級会員(Pualani Platinum/Gold)、Premier Club会員が対象で、軽食・ホットドリンク・WiFiが利用できます。
項目 | 内容 |
|---|---|
場所 | ターミナル1 レベル2(ゲートA18付近) |
営業時間 | 6:00〜22:00(毎日) |
利用条件 | ファーストクラス、Pualani Platinum/Gold会員、Premier Club会員、プライオリティパス |
サービス | 軽食、ホットドリンク、WiFi、TV |
プライオリティパス | 対応(2025年11月24日〜) |
プルメリアラウンジに比べると食事の内容はやや簡素ですが、早朝の離島便利用時にも開いている点が便利です。2025年11月24日からはプライオリティパス対応が追加されたため、プラチナ系クレジットカード保有者の選択肢も広がりました。Pualani会員ステータスがあればプルメリアラウンジ対象外のクラスでも入室できる場合があります。
関連記事: 【2026年最新】ハワイ旅行に必要なもの完全ガイド!持ち物・準備リスト
ターミナル2は国際線と米系航空会社の便が中心のエリアで、ANA・大韓航空・JAL(アドミラルズクラブと共用)・カンタス・デルタ・ユナイテッド・アメリカンのラウンジが集中しています。アライアンス(スターアライアンス、ワンワールド、スカイチーム)の上級会員ステータスを持っている方は、自社便でなくても入室できる場合があります。
コンコースC、ゲートC4付近の上層階にある日系利用者にも馴染み深いラウンジです。ANAのファースト/ビジネスクラス搭乗者や、ANAダイヤモンドサービスメンバー、スターアライアンスゴールドが対象で、フルサービスバー・温冷食事・WiFiが揃っています。
項目 | 内容 |
|---|---|
場所 | ターミナル2 コンコースC レベル3(ゲートC4上) |
営業時間 | 8:35〜最終便出発まで |
利用条件 | ANAファースト/ビジネスクラス、ANAダイヤモンドサービスメンバー、スターアライアンスゴールド |
サービス | フルサービスバー、温冷食事、WiFi、子どもの遊び場 |
米国法に基づき、アルコール提供は21歳以上が対象です。日本発のANA便だけでなく、ユナイテッド航空のスターアライアンスゴールド会員等も利用できる場合があります。
コンコースF、ゲートF1付近にあるデルタ航空のラウンジです。フルサービスバーや温冷食事、WiFi、ビジネスサービスを備えており、デルタワンや特定のクレジットカード会員が利用できます。
項目 | 内容 |
|---|---|
場所 | ターミナル2 コンコースF(ゲートF1付近) |
営業時間 | 6:30〜22:00(毎日) |
利用条件 | デルタワン搭乗者、デルタスカイクラブ会員、AmexプラチナまたはDelta Reserveカード会員、スカイチーム上級会員 |
サービス | フルサービスバー、温冷食事、WiFi、ビジネスサービス、TV |
デルタ航空のロサンゼルス線などで国内ファーストクラスを利用する場合、Delta Oneでないとラウンジに入れないケースがあります。搭乗前に座席クラスとプロダクト名を必ず確認しましょう。
コンコースG、ゲートG2/G3付近にあるユナイテッド航空のラウンジです。ユナイテッド搭乗者だけでなく、エア・カナダやエア・ニュージーランド、アシアナ航空のスターアライアンス便利用時も同じ施設を共有することがあります。
項目 | 内容 |
|---|---|
場所 | ターミナル2 コンコースG(ゲートG2/G3上) |
営業時間 | 6:00〜21:45(毎日) |
利用条件 | ユナイテッド搭乗者、Chase Sapphire Reserve(年2回無料)等のクレカ会員、デイパス(US$59)、メンバーシップ(年US$750) |
サービス | フルサービスバー、軽食、WiFi、ビジネスサービス |
年会費型のクラブメンバーシップやデイパスを使えば、ユナイテッドの上級会員でなくてもアクセスできます。スターアライアンスゴールドステータスを持っていれば、対象の国際線搭乗時に無料で入室可能です。
アメリカン航空とJALが共用する形で運営されているラウンジで、3階のレストラン「The Local @HNL」上に位置します。アメリカン航空の上級会員、JAL利用者(ワンワールド上位ステータス含む)、所定のクレジットカード会員、デイパス購入者が対象です。
項目 | 内容 |
|---|---|
場所 | ターミナル2 3階(The Local @HNL上) |
営業時間 | 10:00〜22:00(毎日) |
利用条件 | アメリカン航空/JAL利用者、各種上級会員、対象クレカ会員、デイパス(US$79〜) |
サービス | 食事、アルコール、WiFi、荷物ロッカー |
JAL便のビジネスクラス搭乗者やJALグローバルクラブ会員はこちらが指定ラウンジになります。日系のスタッフが配置されている時間帯もあり、英語に不慣れな方でも安心して利用できます。
どちらもガーデンコート地区のラウンジで、運航時間に合わせて営業しています。大韓航空はプレステージクラスとSKYPASSエリート以上、カンタスはファースト/ビジネスクラスとQantas Clubメンバーが対象です。
ラウンジ名 | 営業時間 | 利用条件 |
|---|---|---|
大韓航空KALラウンジ | 9:35〜23:55 | 大韓航空プレステージクラス、SKYPASSエリートプラス会員 |
カンタスビジネスラウンジ | 6:00〜11:00(火・木休業) | カンタスファースト/ビジネスクラス、Qantas Club会員 |
それぞれ運航ダイヤに合わせた営業時間のため、ラウンジ目当てで早めに到着しても閉まっている場合があります。出発時刻と照らし合わせて利用計画を立てるのがおすすめです。
関連記事: 海外旅行のクレジットカード完全ガイド|選び方・手数料・安全対策まで

航空会社の上級会員ステータスやビジネスクラス航空券がなくても、プライオリティパスや有料デイパスを使ってラウンジを利用できます。ホノルル空港で2026年時点に利用できる選択肢を整理します。
ターミナル2のガーデンコート地区にあるプライオリティパス対応ラウンジです。ソフトドリンクとWiFiを中心とした比較的シンプルな施設ですが、出発前に静かに過ごしたい方には十分な環境が整っています。
項目 | 内容 |
|---|---|
場所 | ターミナル2 ガーデンコート地区 |
営業時間 | 7:30〜18:00(毎日) |
利用条件 | プライオリティパス、デイパス(US$25〜) |
サービス | ソフトドリンク、WiFi、TV |
ターミナル2でプライオリティパスを使うならこの施設が中心になります。営業時間は18:00までと短めなので、深夜便を利用する方はターミナル1のプレミアクラブと併用するか事前にスケジュールを確認しましょう。
同じくターミナル2のガーデンコート地区にある、H.I.S.が運営するラウンジです。日本人観光客の利用が多く、軽食・アルコール・WiFiが用意されています。
項目 | 内容 |
|---|---|
場所 | ターミナル2 ガーデンコート地区 |
営業時間 | 9:00〜18:00(毎日) |
利用条件 | デイパス(US$43+税)、Dragonpass会員 |
サービス | 軽食・軽い食事、アルコール、WiFi、TV |
H.I.S.のオプショナルツアー利用者や、Dragonpass会員も入室できます。日本語スタッフが対応してくれる時間帯もあるため、英語に不慣れな方や家族連れには使いやすい選択肢です。
プライオリティパスやステータスがなくても、航空会社ラウンジによってはデイパスを購入できます。代表的な料金は以下のとおりです。
ラウンジ | デイパス料金 |
|---|---|
プルメリアラウンジ | US$40 |
アドミラルズクラブ | US$79〜 |
ユナイテッドクラブ | US$59 |
IASS Hawaii Lounge | US$25〜 |
H.I.S. LeaLea ラウンジ | US$43+税 |
料金は予告なく変更される場合があるため、出発前に各ラウンジの公式サイトや空港のインフォメーションで最新情報を確認してください。同伴者の料金やデイパスの空席状況は当日の運用に左右されることもあります。
ホノルル空港のラウンジを使う方法は主に3つあります:①航空会社の上級会員、②プライオリティパスなどの年会費型ラウンジサービス、③トリファのラウンジパス(年会費なし・使う日だけ料金を払う仕組み)。アプリで予約してQRを提示するだけで入室でき、カード発行や会員登録は不要です。 → トリファのラウンジパスを詳しく見る
ラウンジを快適に活用するために、ホノルル空港ならではの注意点を押さえておきましょう。当日のトラブルや時間ロスを避ける助けになります。
ホノルル空港のターミナル1(ハワイアン航空・離島便)とターミナル2(米系・国際線)は、徒歩・無料シャトル「ウィキウィキ・シャトル」での移動が必要です。保安検査後は基本的にターミナル間の行き来ができないため、自分の搭乗ターミナル外のラウンジは原則利用できません。
搭乗便のターミナルを事前に確認したうえで、そのターミナルにあるラウンジを選ぶのが基本になります。
ホノルル空港のプライオリティパス対応ラウンジは、ターミナル1のプレミアクラブ(2025年11月24日〜対応)と、ターミナル2のIASS Hawaii Loungeの2か所です。アメリカン・エキスプレスのプラチナ・カードやChase Sapphire Reserve付帯のプライオリティパスを使う方は、自分の搭乗ターミナルに応じて利用先を選ぶ形になります。
IASS Hawaii Loungeの営業時間は7:30〜18:00と限定的なため、深夜便を利用する場合はターミナル1のプレミアクラブ(6:00〜22:00)の方が時間帯的に使いやすくなります。
アメリカ合衆国の法律により、ホノルル空港のラウンジでアルコールを提供できるのは21歳以上に限定されます。ANAラウンジ等でも明示されており、年齢確認のためのID提示を求められる場合があります。
大学生や20歳前後の同行者がいる場合は、ラウンジ内でビールやワインを提供できないことを事前に伝えておくとトラブルを避けられます。
ANAラウンジのように「8:35から最終便まで」と運航ダイヤに連動した営業時間のラウンジが多いのもホノルル空港の特徴です。早朝便・深夜便を利用する場合、目当てのラウンジが営業していないこともあります。
プルメリアラウンジ(6:30〜22:00)やデルタスカイクラブ(6:30〜22:00)など、比較的長時間営業の施設を狙うか、24時間使えるレストランやベンチを併用する計画を立てましょう。
関連記事: 機内モードでWi-Fiは使える?設定方法と海外旅行での活用術を解説


ホノルル空港のラウンジでフライト前のひとときを満喫したら、ハワイ滞在中の通信手段もしっかり準備しておきましょう。利用者No.1の海外eSIMアプリ「トリファ(trifa)」なら、スマホひとつで通信環境が整います。
アプリでハワイ向けプランを購入し、端末にeSIMを設定するだけで準備完了。現地到着後にデータローミングをオンにするだけですぐにインターネットへ接続でき、空港カウンターでSIMを買い直したりWi-Fiルーターを受け取ったりする手間がありません。世界200カ国対応なので、ハワイから他のエリアへ乗り継ぐ旅程でも同じアプリで完結します。
ラウンジでの待ち時間を使ってeSIMの設定を済ませておけば、ホノルル到着後すぐにマップやライドシェアアプリを使えるようになり、移動の効率もぐっと上がります。

ライター
トリファ編集部(海外旅行の準備・現地情報担当)
海外旅行におけるベストシーズン、持ち物、現地で気をつけることなど、海外旅行の準備と現地情報を初心者にもわかりやすくまとめています。内容は必要に応じてトリファの現地スタッフへのヒアリングを行い、現地の状況も踏まえて整理しています。あわせて季節・制度・営業時間など変わりやすい情報は、公的機関や交通機関・施設の一次情報を確認し、変更があれば記事へ反映します(記事内に最終更新日を明記)。