透き通るエメラルドグリーンの海と白い砂浜が広がるモルディブは、ハネムーンやリゾート旅行の憧れの行き先です。一方で「モルディブ旅行は高そう」というイメージから、費用面で不安を感じる方も多いのではないでしょうか。 実際にモルディブ旅行にかかる費用は、リゾートのグレードや旅行の時期によって大きく変動します。3泊5日で1人あたり約25万〜50万円が目安ですが、プランの組み方次第で費用を抑えることも可能です。 この記事では、航空券・宿泊・食費・移動費などの費目別相場を2026年の最新データで紹介し、日数ごとの予算シミュレーションをわかりやすくまとめました。節約のコツやオールインクルーシブの活用法も解説しているので、旅行計画の参考にしてみてください。
目次

モルディブ旅行の総額は、滞在日数とリゾートのグレードによって大きく変わります。ここでは「スタンダード」と「ラグジュアリー」の2パターンに分けて、日数別の費用目安を紹介します。
日本からモルディブへは直行便がなく、シンガポールやスリランカなどを経由して片道約12〜15時間かかります。そのため3泊5日は実質的な現地滞在が短めですが、最も手軽なプランとして人気があります。
費目 | スタンダード | ラグジュアリー |
|---|---|---|
航空券(往復) | 約8万〜12万円 | 約15万〜25万円 |
宿泊費(3泊) | 約6万〜12万円 | 約15万〜45万円 |
食費(3日分) | 約1.5万〜3万円 | 約3万〜6万円 |
移動費(空港⇔リゾート) | 約1.5万〜5万円 | 約5万〜10万円 |
その他(保険・通信・お土産) | 約1万〜2万円 | 約2万〜3万円 |
合計 | 約18万〜34万円 | 約40万〜89万円 |
スタンダードクラスのリゾートを選び、スピードボート送迎のリゾートにすれば、20万円台前半に抑えることも十分に可能です。
4泊6日はモルディブ旅行で最もスタンダードな日程です。水上ヴィラでのんびり過ごしたり、シュノーケリングやダイビングを楽しんだりと、リゾートを満喫できる日数になります。
費目 | スタンダード | ラグジュアリー |
|---|---|---|
航空券(往復) | 約8万〜12万円 | 約15万〜25万円 |
宿泊費(4泊) | 約8万〜16万円 | 約20万〜60万円 |
食費(4日分) | 約2万〜4万円 | 約4万〜8万円 |
移動費(空港⇔リゾート) | 約1.5万〜5万円 | 約5万〜10万円 |
その他(保険・通信・お土産) | 約1万〜2万円 | 約2万〜3万円 |
合計 | 約20.5万〜39万円 | 約46万〜106万円 |
4泊あれば終日フリーの日が2〜3日取れるため、アクティビティやスパも余裕をもって楽しめます。
長期滞在では1泊あたりの割引が適用されるリゾートも多く、コストパフォーマンスが向上する傾向があります。ハネムーンや記念日旅行で、ゆったりとした時間を過ごしたい方におすすめです。
費目 | スタンダード | ラグジュアリー |
|---|---|---|
航空券(往復) | 約8万〜12万円 | 約15万〜25万円 |
宿泊費(6泊) | 約12万〜24万円 | 約30万〜90万円 |
食費(6日分) | 約3万〜6万円 | 約6万〜12万円 |
移動費(空港⇔リゾート) | 約1.5万〜5万円 | 約5万〜10万円 |
その他(保険・通信・お土産) | 約1.5万〜3万円 | 約3万〜5万円 |
合計 | 約26万〜50万円 | 約59万〜142万円 |
6泊以上の場合、宿泊費の長期割引に加えてオールインクルーシブプランを選ぶと食費が定額になり、トータルの費用が計算しやすくなります。

モルディブ旅行の費用を正確に見積もるには、各費目の相場を把握しておくことが重要です。ここでは2026年時点の最新データをもとに、主要な費目ごとの金額を解説します。
日本からモルディブ(マレ国際空港)への直行便はなく、すべて乗り継ぎ便になります。主な経由地はシンガポール、スリランカ(コロンボ)、ドバイなどです。所要時間は乗り継ぎを含めて約12〜15時間が目安です。
往復の航空券相場は、LCC利用で約7万〜12万円、フルサービスキャリア利用で約11万〜25万円が一般的です。ゴールデンウィークや年末年始などの繁忙期には30万円を超えることもあります。
安い時期(5月〜7月のオフシーズン)に予約すれば、フルサービスキャリアでも10万円前後で購入できるケースがあります。シンガポール航空やスリランカ航空は乗り継ぎ時間が短く、比較的リーズナブルな便が見つかりやすい航空会社です。
モルディブは「1島1リゾート」のスタイルが特徴で、リゾートのグレードによって宿泊費が大幅に異なります。1泊あたりの目安は以下のとおりです(2名1室・1人あたり)。
グレード | 1泊の目安(1人あたり) | 特徴 |
|---|---|---|
スタンダード | 約2万〜3万円 | ビーチヴィラ中心、基本的な設備 |
スーペリア | 約3.5万〜5万円 | 水上ヴィラあり、レストラン複数 |
デラックス | 約5万〜8万円 | プール付き水上ヴィラ、スパ充実 |
ラグジュアリー | 約8万〜15万円以上 | 全室プール付き、バトラーサービス |
水上ヴィラは同じリゾート内でもビーチヴィラより1泊1万〜3万円ほど高くなる傾向があります。予算を抑えたい場合は、ビーチヴィラに泊まりつつ水上レストランやビーチを楽しむ方法も選択肢のひとつです。
モルディブのリゾートは孤島にあるため、食事はリゾート内のレストランが基本になります。食材のほとんどを輸入に頼っており、サービス料(約10%)と物品・サービス税(TGST 17%)が上乗せされるため、日本の外食よりも割高です。
オールインクルーシブなしの場合、1日の食費は1人あたり約5,000〜15,000円が目安です。朝食のビュッフェが30〜50ドル(約4,800〜8,000円)、ランチやディナーは1食あたり50〜100ドル(約8,000〜16,000円)程度かかるリゾートもあります。
オールインクルーシブプランを利用すれば、食事・ドリンク(アルコール含む)が定額になり、追加料金を気にせず食事を楽しめます。追加費用は1人1日あたり約2万〜3万円が相場です。
マレ国際空港からリゾートへの移動手段は、リゾートの距離によって異なります。移動費はリゾート予約時に確定する場合が多く、旅行前に確認しておきましょう。
移動手段 | 往復料金の目安 | 所要時間 | 適した距離 |
|---|---|---|---|
スピードボート | 約1.5万〜4万円(110〜250米ドル) | 約20〜60分 | 近距離の環礁 |
国内線 | 約5万〜8万円(300〜500米ドル) | 約30〜60分 | 中距離の環礁 |
水上飛行機 | 約7万〜10万円(450〜600米ドル) | 約25〜45分 | 遠距離の環礁 |
スピードボート送迎のリゾートを選べば移動費の節約につながります。水上飛行機は日中のみの運航で、夜間便でマレに到着した場合は空港近くのホテルで1泊する必要がある点にも注意しましょう。
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モルディブ旅行ではリゾートのグレードとプラン選びが費用を左右する最大の要因です。ここでは4泊6日のモデルケースで、グレード別の費用を比較します。
プラン | 航空券 | 宿泊4泊 | 食費 | 移動費 | その他 | 合計 |
|---|---|---|---|---|---|---|
節約プラン | 8万円 | 8万円 | 2万円 | 1.5万円 | 1万円 | 約20.5万円 |
標準プラン | 12万円 | 14万円 | 3.5万円 | 4万円 | 1.5万円 | 約35万円 |
贅沢プラン | 20万円 | 40万円 | 6万円 | 8万円 | 3万円 | 約77万円 |
節約プランはLCC+スタンダードリゾート+スピードボート送迎の組み合わせです。標準プランはフルサービスキャリア+スーペリアリゾート+水上飛行機、贅沢プランはビジネスクラス+ラグジュアリーリゾートを想定しています。
オールインクルーシブは、宿泊料に食事・ドリンク・一部アクティビティの費用が含まれるプランです。モルディブでは多くのリゾートが採用しており、プラン選びの重要なポイントになります。
オールインクルーシブが向いているのは、1日3食しっかり食べたい方やお酒を楽しみたい方です。リゾート内の食事は1食あたり50〜100ドル(約8,000〜16,000円)かかることもあるため、3食+ドリンクを含めると1日2万〜4万円の食費になります。オールインクルーシブなら追加の1人1日あたり2万〜3万円で食事とドリンクが含まれるため、結果的に得になるケースが多いです。
一方、小食でお酒を飲まない方や、食事よりもスパやアクティビティに予算を使いたい方は、朝食付きプランのほうが合理的です。リゾートの公式サイトで食事の単品価格を確認し、オールインクルーシブとの差額を計算してみることをおすすめします。
リゾートを選ぶ際は、宿泊費だけでなく以下の要素も総費用に影響します。
空港からの距離が近いリゾート(北マーレ環礁・南マーレ環礁)はスピードボート送迎で移動費が安く済みます。遠い環礁のリゾートは水上飛行機が必要になり、往復で7万〜10万円ほど追加になります。
税金とサービス料も見落としがちなポイントです。モルディブでは宿泊・食事にTGST 17%とサービス料10%が加算されるため、表示価格の約1.3倍が実際の支払額になります。予約時に「税込み」と「税別」のどちらで表示されているかを必ず確認しましょう。

「モルディブは高い」というイメージがありますが、工夫次第で旅行代金を大幅に下げることが可能です。ここでは実践的な節約術を5つ紹介します。
モルディブの乾季は11月〜4月で、この時期がベストシーズンとされています。一方、雨季にあたる5月〜7月はオフシーズンとなり、航空券やリゾートの料金が2〜3割安くなります。
雨季といっても1日中雨が降り続けることは少なく、スコールが短時間降る程度です。特に6月〜7月は5月よりも降水量が少なく、天候が比較的安定しています。晴れ間にはシュノーケリングも十分に楽しめるため、予算を重視する方にはおすすめの時期です。
航空券は出発の2〜3か月前に予約すると、比較的安い価格で購入できます。シンガポール航空やスリランカ航空の早割セールを活用すれば、フルサービスキャリアでも往復10万円前後で購入可能な場合があります。
経由地での乗り継ぎ時間が長い便は割安になる傾向があります。シンガポールやコロンボで半日程度のトランジットを組み込めば、経由地の観光も楽しめて一石二鳥です。
水上飛行機は往復で7万〜10万円(450〜600米ドル)ほどかかりますが、スピードボートなら1.5万〜4万円(110〜250米ドル)で済みます。マレ国際空港から近い北マーレ環礁や南マーレ環礁のリゾートを選べば、移動費だけで5万円以上の節約になります。
スピードボートは夜間も運航しているため、深夜便でマレに到着した場合もそのままリゾートに移動できる場合があります。空港近くでの前泊費用を節約できる点もメリットです。
モルディブ旅行中もスマートフォンでの通信は欠かせません。リゾートのWi-Fiは速度が不安定なことがあるため、モバイル通信の手段を準備しておくと安心です。
従来のポケットWi-Fiレンタルに比べて、eSIMサービスは手軽さとコストの面で優れています。利用者No.1の海外eSIMアプリ「トリファ」なら、アプリからプランを選ぶだけでモルディブの通信回線に接続できます。物理SIMの差し替えやルーターの持ち運びが不要なので、身軽に旅行を楽しめます。
関連記事: 海外eSIMとは?おすすめの選び方・料金・設定方法を初心者向けに徹底解説
航空券・宿泊・送迎がセットになったツアーパッケージは、個別に手配するよりも割安になることがあります。特にオフシーズンのツアーは大幅な値引きが期待できます。
旅行会社のセール時期(1月のニューイヤーセール、GW明け、9月のシルバーウィーク前など)に合わせてチェックすると、お得なパッケージが見つかりやすくなります。複数の旅行会社で見積もりを取り、航空券と宿泊を個別手配した場合の合計と比較するのがポイントです。

費用の見積もりと合わせて、旅行前に押さえておきたい基本情報を紹介します。現地での支払い方法やビザ、保険などの準備を事前に済ませておくと、旅行中に余計な出費を防げます。
日本国籍のパスポート保持者は、観光目的であれば事前のビザ取得は不要です。入国時に30日間の観光査証が付与されます。パスポートの残存有効期間が1か月以上あること、往復航空券と宿泊先の予約確認書、滞在費用を証明できるものが必要です。
また、到着の96時間前までに「IMUGA」というオンラインシステムで旅行者申告書を提出する必要があります。忘れると入国手続きに時間がかかる場合があるため、出発前に必ず済ませましょう。
モルディブの通貨はモルディブ・ルフィア(MVR)で、2026年4月時点で1米ドル=約159円です。リゾートでの支払いは米ドルが広く使えるため、現地通貨への両替は基本的に不要です。
リゾート内ではクレジットカード(Visa・Mastercard)が利用できます。チェックアウト時にまとめて精算するシステムのリゾートが多いため、現金をあまり持ち歩く必要はありません。チップの相場は枕チップが1〜2米ドル、ポーターやルームサービスは1〜5米ドル程度です。
海外旅行保険は任意ですが、加入を強くおすすめします。モルディブのリゾートには大きな病院がなく、急病やケガの際はマレまたは近隣国に搬送されるケースがあります。医療搬送の費用は数百万円に達することもあるため、治療費と救援費用を十分にカバーできる保険を選びましょう。
保険料の目安は3泊5日で約1,500〜5,000円、1週間で約3,000〜8,000円です。クレジットカード付帯の保険だけでは補償額が不十分な場合もあるため、補償内容を事前に確認しておくと安心です。
モルディブの乾季は11月〜4月、雨季は5月〜10月です。ベストシーズンとされる1月〜3月は降雨が少なく、連日晴天に恵まれることが多い時期です。ただしこの時期は旅行代金が最も高くなります。
雨季でもモルディブの魅力は変わりません。マンタやジンベイザメとの遭遇率が高まる時期でもあり、ダイビング目的の旅行者には雨季がおすすめとされています。天候と費用のバランスを考えて、自分に合った時期を選んでみてください。
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モルディブは島ごとにリゾートが独立しているため、通信インフラが限られている場所も多く、Wi-Fiだけに頼ると不便を感じることがあります。SNSへの写真投稿や地図アプリの利用、緊急時の連絡手段として、自前のモバイル通信を用意しておくと快適です。
トリファ(trifa)は、アプリから必要なデータ量を選んで購入するだけで、モルディブの通信回線にすぐ接続できる海外eSIMサービスです。面倒な設定がほとんどなく、到着後すぐに使い始められます。
出発前にプランを購入しておけば、空港でのSIMカード探しやWi-Fiルーターの受け取り手続きも不要です。限られた旅行時間をリゾートで過ごすことに集中できます。

ライター
トリファ編集部(海外旅行の準備・現地情報担当)
海外旅行におけるベストシーズン、持ち物、現地で気をつけることなど、海外旅行の準備と現地情報を初心者にもわかりやすくまとめています。内容は必要に応じてトリファの現地スタッフへのヒアリングを行い、現地の状況も踏まえて整理しています。あわせて季節・制度・営業時間など変わりやすい情報は、公的機関や交通機関・施設の一次情報を確認し、変更があれば記事へ反映します(記事内に最終更新日を明記)。