海外旅行や帰省で岡山桃太郎空港(OKJ)まで車で向かう方にとって、駐車場選びは出発前の大きな悩みポイントです。岡山空港にはターミナル直近の有料駐車場と、台数の多い無料駐車場が複数あり、利用日数や時間帯で最適な選択が変わります。 特に韓国・台湾・香港など短期の海外旅行で数日〜1週間ほど車を停める場合は、料金よりも「停めやすさ」「アクセス」「届出ルール」が重要になります。事前に全体像を知らないと、繁忙期に第1駐車場が満車で焦る、長期届出を出し忘れる、といったトラブルにもつながりがちです。 この記事では、岡山空港公式の最新情報をもとに、第1〜第4駐車場の料金・収容台数・営業時間と、長期利用や民間駐車場・パークアンドライドの選択肢、さらに海外旅行で必須となる通信手段の準備までを一気に整理します。出発当日に迷わないよう、出発前のチェックリスト代わりに使ってください。
目次

岡山桃太郎空港(OKJ)の駐車場は、空港公式が運営する第1〜第4駐車場の合計4か所で構成されています。第1駐車場のみ有料で、第2〜第4駐車場は無料で利用できるのが大きな特徴です。
空港周辺には予約制の民間駐車場がほぼ存在しないため、基本的にはこの4か所のいずれかを使うことになります。利用日数・時間帯・荷物の量に応じて、どの駐車場を選ぶかを事前に決めておくとスムーズです。
まず4か所の違いを大づかみに整理しておきましょう。
4駐車場の合計収容台数はおよそ3,178台にのぼり、地方空港としてはかなり大規模です。それぞれの収容台数と利用時間は次の表のとおりです。
駐車場 | 料金 | 収容台数 | 利用時間 | 出場 |
|---|---|---|---|---|
第1駐車場 | 有料 | 293台(専用枠20台別) | 6:00〜22:00 | 24時間可 |
第2駐車場 | 無料 | 288台 | 5:00〜22:30 | 24時間可 |
第3駐車場 | 無料 | 260台 | 5:00〜22:30 | 24時間可 |
第4駐車場 | 無料 | 2,337台 | 5:30〜23:00 | 23:00〜翌5:30は施錠 |
第1〜第3駐車場は出場が24時間可能なので、深夜便での帰国にも対応しやすいのがポイントです。一方、第4駐車場は夜間に施錠されるため、深夜帰国の場合は事前申告か他駐車場の利用を検討する必要があります。
どの駐車場を選ぶかは、利用シーンによって次のように整理できます。
空港公式も、第1駐車場が満車の場合や2日以上利用する場合は無料駐車場の利用を推奨しています。海外旅行で長めに停めるなら、最初から第4駐車場を狙うのが現実的です。
岡山空港の第1駐車場はターミナルビル直近にある唯一の有料駐車場で、送迎や短時間利用に最適化された料金体系になっています。長距離移動で疲れて到着した家族の送迎や、急なお出迎えにも使いやすい立地です。
293台の一般枠に加え、「ほっとパーキングおかやま」専用枠が20台別途用意されています。身体障害者手帳等を所持する方とその付添人は無料で利用できる減免制度もあります。
第1駐車場の料金は次のとおりシンプルで分かりやすい構成です。
利用時間 | 料金 |
|---|---|
1時間まで | 無料(送迎にも利用可) |
1時間超過後 | 100円/時間 |
1日(24時間)上限 | 1,000円 |
「1時間まで無料」は送迎で大きなメリットになります。家族・友人を見送ったあと、軽く空港内で過ごしてから帰宅しても1時間以内なら追加料金はかかりません。
1日上限が1,000円に設定されているため、2日以上連続で利用すると2,000円・3日で3,000円と積み上がります。海外旅行で1週間預けると7,000円程度になるため、長期の場合は無料の第2〜第4駐車場のほうが圧倒的にお得です。
第1駐車場の使いどころは主に次のような場面です。
営業時間は6:00〜22:00ですが、出場ゲートは24時間動いているため、深夜便で帰国した場合も問題なく出庫できます。事前精算機を使うとゲートでの精算が不要になり、スムーズに出場できます。
岡山空港の最大の魅力は、第2〜第4駐車場が完全無料という点です。地方空港でこれだけの無料収容台数を確保している空港は珍しく、海外旅行でも料金を気にせず車を停められます。
3つの無料駐車場はそれぞれ立地・台数・運用時間が異なるため、利用日数や時間帯で選び分けるのがコツです。繁忙期はターミナルに近い順から埋まっていくため、混雑期は最初から第4駐車場を狙う判断もアリです。
第2駐車場は無料駐車場の中で最もターミナルに近く、徒歩でアクセスできる距離にあります。収容台数は288台と中規模で、無料駐車場の中では最も早く満車になりやすい場所です。
利用時間は5:00〜22:30、出場は24時間可能なので、早朝便・深夜便どちらでも対応できます。1〜2泊の短期出張や、徒歩で済ませたい人には第一候補です。
ゴールデンウィーク・お盆・年末年始といった繁忙期は午前中の早い時間帯に満車になることもあるため、確実に停めたい場合は出発時刻の2〜3時間前到着を意識しましょう。
第3駐車場は260台収容で、第2駐車場の次にターミナルへアクセスしやすい立地です。利用時間は5:00〜22:30、出場24時間可能と運用時間も第2駐車場と同じです。
第2駐車場が満車のときの第二候補として機能する位置づけで、徒歩でターミナルにアクセスできる範囲にあります。3〜4日程度の旅行で「無料だけど歩く距離は短くしたい」という人に向いています。
第4駐車場は2,337台を収容できる大規模駐車場で、岡山空港の駐車場全体の収容台数の大半を占めています。ターミナルからは離れていますが、隣接する乗降場から無料シャトルバスがおおむね12分間隔で運行しており、令和7年4月23日からはEVバスも導入されました。
利用時間は5:30〜23:00で、23:00〜翌5:30はゲートが施錠されます。深夜便で帰国予定の場合は、22:00までに空港管理事務所へ事前申告が必要なので注意してください。
ゴールデンウィーク・お盆など第1〜第3駐車場が混みやすい時期や、1週間以上の長期駐車では第4駐車場が最も現実的な選択肢になります。

岡山空港は山間部に位置しているため、空港の隣接エリアに予約制の民間駐車場はほとんど存在しません。タイムズのBなど大手駐車場予約サービスでも、空港直近で予約できる枠は確保しづらいのが現状です。
そのため岡山空港で「民間駐車場の予約」という選択肢は、実質的にパークアンドライド型の利用に近くなります。岡山駅・倉敷駅周辺の予約制駐車場に車を停め、空港リムジンバスでターミナルへ向かう方法です。
岡山空港周辺で民間駐車場を探す場合、押さえておきたいポイントは次の3つです。
結論として、岡山空港では「民間駐車場で送迎付き」というよくあるパターンは現実的ではありません。長期の海外旅行でも、まずは第4駐車場の利用を第一候補に考えるのが基本戦略です。
どうしても駐車場の混雑を避けたい場合や、駅前のほうが家から近い場合は、パークアンドライドが有力な選択肢になります。
岡山駅周辺は予約制駐車場の選択肢が豊富で、長期割引プランがある駐車場も多いため、1週間以上の海外旅行ではトータルコストで第4駐車場と比較する価値があります。
ただし、空港バス代が往復で発生するため、家族2人以上で出発する場合は素直に第4駐車場へ車で向かうほうが安い場合も多いです。人数とスケジュールでシミュレーションしてから決めましょう。
岡山空港から海外に出発する場合、駐車場選びと並行して進めておきたい準備がいくつかあります。長期駐車の届出、繁忙期の混雑対策、そして渡航先での通信手段の確保です。
どれも当日に慌てて対応するとミスやコスト増につながりやすいため、出発の1〜2週間前にまとめて段取りしておくのがおすすめです。
岡山空港では、連続して14日以上駐車する場合、岡山空港管理事務所への届出が必須です。電子申請または書面・FAXのいずれかで提出します。
届出がない、または期間経過後に引き取りがない車両は、県条例に基づいて処分される場合があります。長期で東南アジア・ヨーロッパ等に行く方は必ず事前に手続きしておきましょう。
また、全駐車場で車中泊は禁止されています。深夜便の出発前に駐車場で仮眠、といった使い方はできない点にも注意が必要です。
ゴールデンウィーク・お盆・年末年始といった繁忙期は、ターミナル近くの第1〜第3駐車場が午前中のうちに満車になることがあります。次のような対策で安全マージンを確保しましょう。
第4駐車場のシャトルバスは12分間隔で運行しているため、待ち時間も含めて余裕を持ったスケジューリングが重要です。
駐車場の段取りと並んで意外と忘れがちなのが、渡航先での通信手段の準備です。空港でレンタルWi-Fiを借りる方法もありますが、最近は出発前にスマホへ設定できる海外eSIMを使う人が増えています。
海外eSIMアプリの「トリファ(trifa)」は、利用者No.1の海外eSIMアプリで、200以上の国・地域に対応しています。アプリで渡航先・日数を選ぶだけで購入から設定まで完結し、現地に着いたら機内モードを解除するだけで通信が始まります。
レンタルWi-Fiのように受け取り・返却カウンターに並ぶ必要がないため、岡山空港のように動線がコンパクトな空港では特に相性が良い選択肢です。出発前の駐車場手続きと一緒に、通信手段の準備も済ませておきましょう。

岡山桃太郎空港の駐車場は、ターミナル直近の有料・第1駐車場(1時間無料・1日上限1,000円)と、合計2,885台収容の無料・第2〜第4駐車場という、利用シーンに応じて選び分けやすい構成です。
短時間の送迎は第1駐車場、1〜2日の短期は第2駐車場、3日以上や繁忙期・海外旅行は第4駐車場のシャトルバスというのが基本パターンになります。14日以上の長期駐車は届出が必須なので、海外で長く過ごす予定の方は出発前に必ず手続きを済ませておきましょう。
渡航先の通信手段については、利用者No.1の海外eSIMアプリ「トリファ(trifa)」を使えば、出発前にスマホ1台で準備が完了します。空港の駐車場手続きやチェックインで時間が押しがちなときでも、現地到着後すぐにマップ・翻訳・連絡が使えると安心です。
岡山空港の駐車場をかしこく使い、トリファ(trifa)で通信のストレスをゼロにして、ストレスなく旅立ちましょう。

ライター
トリファ編集部(海外旅行の準備・現地情報担当)
海外旅行におけるベストシーズン、持ち物、現地で気をつけることなど、海外旅行の準備と現地情報を初心者にもわかりやすくまとめています。内容は必要に応じてトリファの現地スタッフへのヒアリングを行い、現地の状況も踏まえて整理しています。あわせて季節・制度・営業時間など変わりやすい情報は、公的機関や交通機関・施設の一次情報を確認し、変更があれば記事へ反映します(記事内に最終更新日を明記)。