
韓国旅行中、街を歩いていると至るところで目にするのがコンビニです。韓国のコンビニは単なる買い物スポットではなく、グルメやトレンドの発信地としても注目を集めています。 日本のコンビニと似ているようで、実は異なる点も少なくありません。店の外にテラス席が設けられていたり、袋麺を調理できるラーメンマシンが設置されていたりと、韓国ならではのサービスが充実しています。 本記事では、韓国の主要コンビニチェーンの特徴やおすすめ商品、日本のコンビニとの違い、旅行中に知っておくと便利な活用術まで詳しく解説します。 韓国旅行を計画中の方はもちろん、現地でコンビニを最大限に楽しみたい方もぜひ参考にしてみてください。
目次
韓国には複数のコンビニブランドが展開されていますが、旅行中にとくに目にする機会が多いのがGS25・CU・セブンイレブン・emart24の4チェーンです。
それぞれの特徴やサービスの違いを知っておくと、旅行中のコンビニ選びがもっと楽しくなるでしょう。
ここでは、韓国で人気の主要コンビニ4チェーンを紹介します。
GS25は、韓国の大手企業であるGSグループが運営するコンビニチェーンです。2024年時点で約1万8,000店舗を展開しており、売上高はコンビニブランドの中でトップを誇ります。
店内には三角キンパやインスタント麺など韓国のソウルフードが豊富に並んでおり、PBブランド「YOUUS」ではスナックやパン、ドリンクなどをリーズナブルな価格で購入できます。
また、店舗内に併設されている「CAFE25」では、手軽にコーヒーを楽しめるのもうれしいポイントです。一部の店舗には、袋麺を調理できるIHクッキングヒーター式のラーメンマシンが設置されており、漢江(ハンガン)沿いだけでなく明洞や弘大などの観光地でも体験できます。
韓国ドラマにもよく登場するコンビニなので、ファンの方にとってはロケ地巡りの楽しみもあるでしょう。
CUは、BGFリテールが運営するコンビニで、韓国国内の店舗数はNo.1です。もともとはファミリーマートのフランチャイズとしてスタートしましたが、2014年に契約を解消し、現在の「CU」ブランドとして独立しました。
PBブランド「HEYROO」では、スナックやチルド食品、冷凍食品など手軽に食べられる商品を数多く展開しています。キャラクターやアイドルとのコラボ商品が頻繁に登場するのもCUの特徴で、サンリオやちいかわグッズが販売されることもあります。
さらに、CUではT-moneyカード(交通カード)の購入やチャージも可能です。人気アイドルやキャラクターがデザインされたカードはお土産としても人気を集めています。
トレンドに敏感なコンビニとして、韓国の最新グルメやスイーツをいち早くチェックしたい方におすすめです。
日本でもおなじみのセブンイレブンは、韓国ではロッテ傘下のコリアセブンが運営しています。ブランド名は同じですが、運営会社が異なるため、商品のラインナップは日本とはまったく異なります。
韓国限定のカップ麺やスナック菓子、ドリンクなどが並んでおり、日本のセブンイレブンとの違いを比べてみるのも旅の楽しみのひとつといえるでしょう。
店舗数はGS25やCUに比べるとやや少ないものの、ソウル市内の主要エリアでは十分に見かけることができます。日本人旅行者にとっては、看板に親しみを感じられる安心感のあるコンビニです。
emart24は、韓国の大型スーパーチェーン「Emart」を擁する新世界グループが運営するコンビニです。他のコンビニとは一線を画すモダンなデザインが特徴で、店内はまるでカフェのようなおしゃれな雰囲気になっています。
PBブランド「I'm e(アイムイー)」は、シンプルで洗練されたパッケージが人気で、お土産としても重宝されています。スーパーが母体ということもあり、高品質な冷凍食品やデリカ商品が充実している点も魅力です。
店舗数は4チェーンの中で最も少ないですが、ソウル市内の観光エリアでは見かける機会があります。他のコンビニとはひと味違うショッピング体験を楽しみたい方は、ぜひ立ち寄ってみてください。
韓国のコンビニには、日本では見かけないユニークな商品がたくさん並んでいます。旅行中にぜひ試してほしい商品をジャンル別に紹介します。
お土産選びの参考にもなるので、事前にチェックしておくとよいでしょう。
韓国のコンビニといえば、ラーメン・カップ麺の品揃えの豊富さが際立ちます。辛ラーメンやジンラーメン、チャパグリなどの定番商品から、新作フレーバーまで20種類以上のラーメンが棚に並ぶ店舗も珍しくありません。
カップ麺タイプであれば、店内に設置されたお湯を使ってその場で食べられます。さらに、一部の店舗には袋麺専用のIH調理マシンが設置されており、好きな袋麺を選んで専用容器に入れ、ボタンを押すだけでアツアツのラーメンが完成します。
この「漢江ラーメン」体験は韓国ドラマやバラエティ番組でもおなじみで、最近では漢江エリアだけでなく明洞や弘大のコンビニにも調理マシンが広がっています。卵やチーズ、キムチなどをトッピングして自分好みにアレンジするのが韓国流の楽しみ方です。
小腹が空いたときや、サッと食事を済ませたいときに便利なのが、韓国コンビニのキンパやお弁当です。
とくに定番の三角キンパ(サムガクキンパ)は、ツナやプルコギ、キムチチゲなど多彩な味が揃っており、1個あたり1,000〜1,500ウォン程度とリーズナブルに楽しめます。
お弁当も充実しており、プルコギ弁当やビビンバ弁当など韓国らしいメニューが豊富です。ほとんどの店舗に電子レンジが設置されているため、温かい状態で食べられるのもうれしいポイントでしょう。
イートインスペースが用意されている店舗であれば、ちょっとしたフードコートのように利用できます。観光の合間にサッと食事を済ませたい方にとって、コンビニのキンパやお弁当は強い味方です。
韓国コンビニのお菓子・スナック売り場は、お土産探しにもぴったりのスポットです。
韓国を代表するロングセラー菓子「ホームランボール」や、発売当初は品切れが続出した「ハニーバターチップ」、サクサク食感が人気の「コブクチップ」など、日本では手に入らない韓国限定のお菓子が数多く並んでいます。
各コンビニチェーンが独自にコラボ商品や限定フレーバーを展開しているため、同じお菓子でもチェーンによって異なる味が楽しめる場合があります。トレンドのお菓子は品切れになることも多いため、見つけたらすぐに購入するのがおすすめです。
なお、お菓子の価格は大型スーパー(マート)に比べるとやや割高ですが、少量パックやミニサイズが揃っている点は、ばらまき用のお土産を選ぶ際に便利でしょう。
韓国コンビニのドリンクコーナーには、日本では見かけない韓国ならではの飲み物が並んでいます。
中でも定番は「バナナ牛乳(バナナマッ ウユ)」です。韓国で40年以上愛され続けているロングセラー商品で、ずんぐりとしたかわいいボトルが特徴的です。甘くてまろやかな味わいは、子どもから大人まで幅広い世代に人気があります。
スイーツでは、最近話題の「タオルケーキ」に注目です。タオルのように薄いクレープにたっぷりのクリームが包まれた見た目がかわいいデザートで、CUなどのコンビニで購入できます。
また、果物入りのハイボールなど韓国限定のアルコール飲料も豊富です。ただし、一部のコンビニではイートインスペースでの飲酒が禁止されている場合があるため、利用時は店舗のルールを確認しましょう。
韓国のコンビニと日本のコンビニの違い
韓国のコンビニは、外観や取り扱い商品こそ日本のコンビニと似ていますが、実際に利用してみるといくつかの違いに気づくはずです。
事前に違いを知っておくことで、現地でのコンビニ体験がよりスムーズに、そして楽しくなるでしょう。
ここでは、日本のコンビニとの主な違いを3つのポイントに分けて解説します。
韓国のコンビニの大きな特徴のひとつが、イートインスペースの充実ぶりです。店内にカウンター席が設けられているだけでなく、店の外にテーブルと椅子が並ぶテラス席が用意されている店舗も多くあります。
とくにGS25はイートインスペースが広めの店舗が多いことで知られています。購入した商品をその場で食べられるため、観光中のちょっとした休憩や食事に大変便利です。
韓国ドラマでは、登場人物がコンビニのテラス席でラーメンを食べたり語り合ったりするシーンがよく描かれますが、実際に韓国の人々もそのような使い方をしています。冬場には、屋台のような防寒カバーを設置している店舗もあり、寒い季節でも快適にイートインを楽しめる工夫がされています。
日本のコンビニではイートインスペースが縮小傾向にありますが、韓国ではむしろ充実しているのが興味深い違いといえるでしょう。
韓国のコンビニでは、ほとんどの店舗にお湯のポットと電子レンジが設置されており、誰でも自由に利用できます。カップ麺にお湯を注いだり、お弁当を温めたりする際に、レジで頼む必要がない点は日本との大きな違いです。
さらに一部の店舗には、袋麺専用のIH調理マシンが設置されています。専用の容器に袋麺とスープの素を入れてマシンにセットするだけで、数分後にはアツアツのラーメンが出来上がります。
この調理マシンは、もともと漢江沿いの公園にあるコンビニで体験できるものでしたが、最近では観光地のコンビニにも広がっています。韓国ならではのコンビニ体験として、旅行中にぜひ一度は試してみてほしいサービスです。
韓国はキャッシュレス決済の普及が進んでおり、コンビニでもクレジットカードや交通カードでの支払いが一般的です。現金しか使えないという場面はほとんどないため、旅行者にとっても安心でしょう。
とくに便利なのが、コンビニで購入・チャージできるT-moneyカードです。T-moneyカードは地下鉄やバスの乗車に使えるだけでなく、コンビニでの買い物にも利用できるため、小銭を管理する手間が省けます。
T-moneyカードの購入はレジで「ティモニ カドゥ ジュセヨ(T-moneyカードください)」と伝えるだけです。チャージも同じくレジで行えますが、チャージは現金のみとなる点に注意しましょう。
最近では人気アイドルやキャラクターがデザインされたT-moneyカードも販売されており、実用性とお土産としての価値を兼ね備えたアイテムとして人気を集めています。
韓国のコンビニは、食事やお土産選びだけでなく、旅行中のさまざまな場面で頼りになる存在です。
知っておくと旅がもっと快適になる活用術を紹介するので、渡航前にチェックしておきましょう。
忙しい旅行中の朝ごはんや、ホテルに戻った後の夜食にコンビニを活用するのは賢い選択です。
朝食には、三角キンパやサンドイッチ、ヨーグルト、バナナ牛乳などがおすすめです。軽めに済ませたいときはこれらを組み合わせるだけで、手軽にエネルギーをチャージできるでしょう。
夜食には、カップ麺やトッポッキ、チキンなどホットコーナーの商品が人気です。GS25のホットコーナーにはピザやチキン、焼き芋などが並んでおり、ちょっとした軽食に最適です。
ホテル周辺のコンビニをあらかじめチェックしておくと、朝の時間がない日や深夜の小腹が空いたときにも困りません。ほとんどの店舗が24時間営業なので、時間を気にせず利用できるのも安心です。
旅行中に「持ってくるのを忘れた」という場面でも、韓国のコンビニがあれば大抵のものは調達できます。
歯ブラシやシャンプー、コンタクト用品などの日用品はもちろん、簡単なメイク道具まで取り揃えている店舗が多いです。ミニサイズの商品も豊富なので、旅行中に必要な分だけ購入しやすいでしょう。
急な雨に降られた場合は、傘の購入も可能です。韓国のコンビニではビニール傘よりもしっかりした傘が置かれていることが多く、価格は7,000〜1万5,000ウォン程度です。使い捨てのビニール傘を探すなら、コンビニよりもダイソーの方が見つけやすいかもしれません。
思ったよりも寒かったときに役立つカイロは、1,000ウォンから購入できます。旅先でのちょっとしたトラブルに備えて、コンビニの場所を把握しておくと安心です。
韓国旅行のお土産を大型スーパー(マート)で購入する方は多いですが、実はコンビニもお土産の穴場スポットです。
各チェーンが展開するPB商品や限定コラボ商品は、コンビニでしか手に入らないものも多く、お土産としての特別感があります。とくにemart24のPBブランド「I'm e」は、おしゃれなパッケージデザインが好評です。
薬菓(ヤックァ)のミニパックは、大型スーパーでは大容量でしか売られていないことが多いですが、コンビニであれば少量で購入できるため、ちょっとしたお土産に最適でしょう。
価格はスーパーよりやや割高になりますが、帰国直前の空き時間にサッと購入できる手軽さは大きなメリットです。旅行の最終日にホテル近くのコンビニでお土産を補充する、という使い方もおすすめです。
韓国のコンビニを快適に利用するうえで、スマホのインターネット環境を整えておくことも大切です。
たとえば、地図アプリの「NAVER Map」があれば、近くのコンビニを検索したり、目的地までのルートを確認したりできます。また、翻訳アプリの「Papago」を使えば、商品パッケージの韓国語を読み取ることも可能です。
これらのアプリを移動中やコンビニ店内でスムーズに使うためには、安定したインターネット接続が欠かせません。韓国の無料Wi-Fiは空港やカフェなど限られた場所でしか利用できず、移動中や屋外では通信が途切れることも少なくありません。
利用者No.1の海外eSIMアプリの「トリファ(trifa)」なら、渡航前にアプリで設定を済ませるだけで、韓国到着後すぐにインターネットを利用できます。物理SIMカードの交換やWi-Fiルーターの持ち運びが不要なので、身軽に韓国旅行を楽しめるでしょう。
関連記事:【関連記事挿入候補】韓国旅行のWi-Fi・通信手段に関する記事
韓国のコンビニでは、基本的にセルフサービスで買い物ができますが、簡単な韓国語フレーズを知っておくとよりスムーズです。
レジでの会計時や、ちょっとした質問をしたいときに役立つフレーズを紹介します。
コンビニでの買い物に使える基本的な韓国語フレーズをまとめました。
日本語 | 韓国語 | 読み方 |
|---|---|---|
これください | 이거 주세요 | イゴ ジュセヨ |
温めてください | 데워 주세요 | テウォ ジュセヨ |
袋ください | 봉투 주세요 | ポントゥ ジュセヨ |
T-moneyカードください | 티머니 카드 주세요 | ティモニ カドゥ ジュセヨ |
チャージしてください | 충전해 주세요 | チュンジョネ ジュセヨ |
カード(で払います) | 카드요 | カドゥヨ |
現金(で払います) | 현금이요 | ヒョングミヨ |
韓国のコンビニではセルフレジを導入している店舗も増えています。セルフレジの操作画面は韓国語表記がほとんどですが、商品のバーコードをスキャンして支払い方法を選ぶだけなので、慣れれば簡単に使いこなせるでしょう。
店内で何か探しているときや、サービスの場所を知りたいときに使えるフレーズも覚えておくと安心です。
日本語 | 韓国語 | 読み方 |
|---|---|---|
トイレはどこですか? | 화장실 어디예요? | ファジャンシル オディエヨ? |
お湯はありますか? | 뜨거운 물 있어요? | ットゥゴウン ムル イッソヨ? |
電子レンジはどこですか? | 전자레인지 어디예요? | チョンジャレインジ オディエヨ? |
〇〇はありますか? | 〇〇 있어요? | 〇〇 イッソヨ? |
多くのコンビニスタッフは外国人観光客の対応に慣れているため、韓国語がうまく通じなくても身振り手振りで伝われば対応してもらえることがほとんどです。
翻訳アプリを活用するのもひとつの方法なので、スマホのインターネット環境を整えておくと安心でしょう。
韓国のコンビニは、食事やお土産選び、日用品の調達まで、旅行者にとって頼れる存在です。GS25やCUなど主要チェーンの特徴を知り、韓国限定の商品やイートインスペースを活用すれば、旅の楽しさがさらに広がるでしょう。
一方で、コンビニの検索やアプリでの翻訳、キャッシュレス決済など、旅行中にスマホを快適に使うにはインターネット環境の確保が欠かせません。現地の無料Wi-Fiだけでは、移動中や屋外で通信が途切れてしまうことも少なくありません。
通信環境を手軽に整えたいなら、利用者No.1の海外eSIMアプリ「トリファ(trifa)」がおすすめです。物理SIMカードの交換やWi-Fiルーターの持ち運びが不要で、アプリから簡単に購入・設定できます。
24時間の日本語サポートもあるため、eSIM初心者でも安心して利用できるのが魅力です。
まずはご自身のスマホがeSIMに対応しているか、アプリをダウンロードしてチェックしてみてください。

ライター
トリファ編集部(海外旅行の準備・現地情報担当)
海外旅行におけるベストシーズン、持ち物、現地で気をつけることなど、海外旅行の準備と現地情報を初心者にもわかりやすくまとめています。内容は必要に応じてトリファの現地スタッフへのヒアリングを行い、現地の状況も踏まえて整理しています。あわせて季節・制度・営業時間など変わりやすい情報は、公的機関や交通機関・施設の一次情報を確認し、変更があれば記事へ反映します(記事内に最終更新日を明記)。