
台湾旅行の準備で気になるのが、台湾ドル(TWD)の両替です。「日本で両替していくべき?現地の方がお得?」「空港と街中の両替所、どっちがいい?」と悩む方も多いのではないでしょうか。 結論から言えば、台湾ドルの両替は台湾現地で行うのがもっともお得です。ただし、両替する場所や方法によってレートは大きく異なるため、事前に知識を持っておくことが大切です。 この記事では、台湾ドルの両替場所ごとのレート比較や、おすすめの両替所、必要な現金の目安まで、台湾旅行に役立つ両替情報をわかりやすくまとめました。 初めての台湾旅行の方はもちろん、少しでもお得に両替したいリピーターの方もぜひ参考にしてみてください。
目次

台湾ドル(新台湾ドル・TWD)は台湾で使われている通貨で、「元」や「NT$」と表記されます。まずは通貨の基本情報と、現在の為替レートの目安を押さえておきましょう。
台湾ドルの正式名称は「新台湾ドル(New Taiwan Dollar)」で、通貨コードは「TWD」です。現地では「元(ユェン)」と呼ばれることが多く、レシートや値札には「NT$」や「$」と表示されます。
紙幣は100元、200元、500元、1,000元、2,000元の5種類ですが、日常的に使われるのは100元、500元、1,000元の3種類です。200元札と2,000元札はあまり流通しておらず、見かける機会は少ないでしょう。
硬貨は1元、5元、10元、50元の4種類があります。バスやコインランドリーなど小銭が必要な場面もあるため、10元硬貨を多めに持っておくと便利です。
2026年3月現在、台湾ドルと日本円のレートは1台湾ドル=約5.0円前後で推移しています。おおよその目安として、台湾ドルの金額を5倍すると日本円の概算がわかります。
台湾ドル | 日本円の目安 |
|---|---|
50元 | 約250円 |
100元 | 約500円 |
500元 | 約2,500円 |
1,000元 | 約5,000円 |
たとえば、レストランで300元の食事をした場合は約1,500円です。為替レートは日々変動するため、旅行前に最新レートを確認しておきましょう。

台湾ドルの両替は、場所によってレートが大きく異なります。同じ金額を両替しても、場所が違えば数百円から数千円の差が出ることもあります。ここでは主な両替場所のメリット・デメリットを比較します。
以下の表で、各両替場所のお得度を一覧で確認しましょう。
両替場所 | お得度 | メリット | デメリット |
|---|---|---|---|
台湾の銀行 | ★★★★★ | レート最良 | 平日のみ・15時半まで |
台湾の空港 | ★★★★☆ | 到着後すぐ・長時間営業 | 銀行よりやや劣る |
街中の両替所 | ★★★★☆ | 好レート・長時間営業 | 場所を探す手間 |
クレカキャッシング | ★★★★☆ | ATMで手軽 | 利息が発生 |
日本の空港 | ★★☆☆☆ | 出発前に準備可能 | レートが悪い |
日本の銀行 | ★★☆☆☆ | 安心感がある | レートが悪い |
台湾でもっともレートが良いのは、現地の銀行窓口での両替です。なかでも「台湾銀行(台灣銀行)」と「兆豊国際商業銀行」はレートが良いことで知られています。
ただし、銀行の営業時間は平日の午前9時から午後3時30分までと限られています。土日祝日は休業のため、旅行スケジュールによっては利用しにくい場合もあるでしょう。
銀行での両替にはパスポートが必要です。市街地の銀行窓口では手数料が無料のケースが多く、レートの良さと合わせて考えると、まとまった金額を両替する場合はもっともお得な選択肢です。
桃園国際空港や松山空港の到着ロビーには、台湾銀行や兆豊銀行の両替カウンターが設置されています。空港の両替所は市街地の銀行とほぼ同等の好レートを提供しており、手数料も1回30台湾ドル程度と低額です。
桃園空港の場合、第1ターミナル・第2ターミナルともに到着ロビーに複数の両替カウンターがあり、深夜便の到着にも対応しています。日本の空港で両替するよりもレートが圧倒的に良いため、最低限の現金だけ日本で準備し、残りは台湾の空港で両替するのがおすすめです。
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日本の空港や銀行でも台湾ドルに両替できますが、レートは台湾現地に比べてかなり不利です。具体的には、台湾の空港と比較して1万円あたり200〜400円程度損をする計算になります。
5万円分を両替する場合、日本の空港と台湾の空港では1,000〜2,000円の差が出ることもあります。「到着後に両替する時間がない」「空港の両替所が混んでいたらどうしよう」という不安がある方は、2,000〜3,000円分だけ日本で両替しておき、残りは台湾で両替するのがバランスの良い方法です。

両替所に行かなくても、クレジットカードやキャッシュレス決済を上手に活用すれば、お得かつ便利に台湾ドルを手に入れることができます。現金とキャッシュレスを組み合わせるのが賢い両替戦略です。
クレジットカードの海外キャッシング機能を使えば、台湾のATMから直接台湾ドルを引き出せます。コンビニや銀行のATMで24時間利用可能なため、営業時間を気にする必要がありません。
海外キャッシングの為替レートはVISAやMastercardの国際ブランドレートが適用され、銀行窓口の両替とほぼ同水準の好レートです。ただし、利用日から返済日までの利息が発生するため、帰国後に繰り上げ返済するのがお得に使うコツです。
利息は年率18%前後が一般的で、30日間の利息は引き出し額の約1.5%です。たとえば1,000台湾ドル(約5,000円)を引き出した場合、30日間の利息は約74円程度です。
台湾ではクレジットカード決済がかなり普及しており、デパート、大型飲食チェーン、コンビニ、MRT(地下鉄)の券売機などで利用できます。VISAとMastercardの対応率が高く、JCBも観光エリアでは使える店が増えています。
ただし、夜市の屋台やローカルの食堂など現金のみの場所も少なくありません。タクシーは近年LINE Pay、Apple Pay、悠遊カード対応の車両が増加していますが、個人タクシーでは現金のみの場合もあります。台湾旅行では「基本はカード、夜市や屋台は現金」というスタイルがもっとも効率的です。
クレジットカードで決済する際の海外事務手数料は、カード会社によって1.63〜2.2%程度です。両替手数料と比較しても遜色ないため、対応店舗ではカード決済を積極的に活用しましょう。
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悠遊カード(EasyCard)は台湾版のSuicaのような交通系ICカードで、MRT、バス、コンビニ、一部の飲食店で使えます。桃園空港や台北駅のMRT窓口で購入でき、カード代は100台湾ドルです。
MRTやバスの運賃が割引になるほか、コンビニでの少額決済にも使えるため、小銭を減らしたい方に便利です。チャージはコンビニのレジやMRT駅の窓口で、100台湾ドル単位で行えます。
帰国時に残高がある場合は、MRT駅の窓口でチャージ残高の払い戻しが可能です。ただし、カード本体の費用(100元)は返金不可で、払い戻し手数料として20台湾ドルも差し引かれるため、使い切るのが理想です。

「結局、どれくらい両替すればいい?」と悩む方のために、旅行日数や目的に応じた現金の目安を紹介します。カード決済をどの程度使うかによっても変わりますが、参考にしてみてください。
以下の目安は、ホテル代と航空券を除いた現地での支出(食費・交通費・観光・買い物)を想定しています。
旅行日数 | カード併用の場合 | 現金メインの場合 |
|---|---|---|
2泊3日 | 5,000〜8,000元 | 10,000〜15,000元 |
3泊4日 | 8,000〜12,000元 | 15,000〜20,000元 |
4泊5日 | 10,000〜15,000元 | 20,000〜25,000元 |
カード決済を積極的に使う方は、1日あたり2,000〜3,000台湾ドル(約10,000〜15,000円)程度の現金があれば十分です。夜市巡りやローカル食堂での食事が多い方は、多めに用意しておくと安心です。
台湾旅行での両替は、以下の2回に分けるのがもっとも効率的です。
1回目は台湾の空港到着時に、旅行中に必要な金額の7〜8割を両替します。空港の両替所はレートが良く、並ぶ時間も比較的短いため、まとまった金額を一度に両替するのがおすすめです。
2回目は旅行後半に現金が足りなくなった場合、街中の銀行やATMで追加分を補充します。このとき、クレジットカードのキャッシングを利用すると、両替所を探す手間が省けます。
両替回数が増えると手数料がかさむため、こまめに少額を両替するよりも、まとめて両替する方がお得です。
台北市内で特にレートが良いと評判の両替所を紹介します。
台北駅周辺の台湾銀行本店は、安定して好レートを提供しています。中山エリアの昇祥茶行(シェンシャンチャーハン)は両替商としても知られ、銀行よりもやや良いレートで両替できることがあります。
西門町エリアにも両替対応の店舗がいくつかあり、観光ついでに立ち寄れるのが便利です。ただし、街中の両替所を利用する際は、政府公認の看板が掲示されているか必ず確認しましょう。
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台湾ドルの両替と同じくらい大切なのが、現地での通信手段の準備です。ATMの場所を調べたり、両替所の営業時間を確認したりと、スマートフォンが使えるかどうかで旅の快適さが大きく変わります。
台湾旅行の通信手段としては、利用者No.1の海外eSIMアプリ「トリファ」がおすすめです。渡航前にアプリからeSIMを購入・設定しておけば、台湾に到着した瞬間からデータ通信を使い始められます。
両替所の場所をGoogle Mapsで検索したり、為替レートをリアルタイムで確認したりと、通信環境があると両替もスムーズです。夜市や観光地でのお店探しにも欠かせません。
SIMカードの差し替えやWi-Fiルーターの持ち運びが不要なため、身軽に旅行を楽しめるのもeSIMの大きなメリットです。
為替レートの確認には、XEやWiseなどの為替アプリが便利です。リアルタイムのレートをチェックできるため、両替所のレートが適正かどうかの判断材料になります。
スマートフォンの電卓アプリを使って、提示されたレートで計算してみるのも賢い方法です。「1万円で何台湾ドルもらえるか」を事前にシミュレーションしておくと、両替時に損をしていないか即座に判断できます。

台湾ドルの両替は、台湾現地の空港や銀行で行うのがもっともお得です。日本での両替はレートが不利なため、最小限にとどめましょう。クレジットカード決済やキャッシング、悠遊カードを組み合わせれば、現金の持ち歩きを減らしつつ、お得に台湾旅行を楽しめます。
両替所探しやキャッシュレス決済を活用するには、現地での通信環境が不可欠です。トリファ(trifa)のeSIMなら、アプリで簡単に設定するだけで台湾到着後すぐにスマートフォンが使えるようになります。両替所の検索から観光地の情報収集まで、通信環境を万全にして台湾旅行を満喫しましょう。

ライター
トリファ編集部(海外旅行の準備・現地情報担当)
海外旅行におけるベストシーズン、持ち物、現地で気をつけることなど、海外旅行の準備と現地情報を初心者にもわかりやすくまとめています。内容は必要に応じてトリファの現地スタッフへのヒアリングを行い、現地の状況も踏まえて整理しています。あわせて季節・制度・営業時間など変わりやすい情報は、公的機関や交通機関・施設の一次情報を確認し、変更があれば記事へ反映します(記事内に最終更新日を明記)。