OPPOスマホへの買い替えを検討していてeSIMを使いたいものの、対応機種がどれかわからず困っている人もいるのではないでしょうか? OPPOはミドルレンジからハイエンドまで、コストパフォーマンスに優れたスマホを販売しています。しかしすべてのスマホがeSIMに対応しているわけではありません。
目次
そこでこの記事では、OPPOスマホのeSIM対応状況やオススメのスマホ、設定方法などを詳しく解説します。デュアルSIM機能を活かした複数回線の使い分けや、よくあるトラブル対処法も見ていくため、あわせてチェックしておきましょう。
事前に一通りチェックしておけば、eSIMに対応したOPPOスマホを購入して便利に活用できます。
これまでに販売されたOPPOスマホのうち、eSIMに対応しているものを紹介します。ここでは2025年6月時点までに発売されたスマホを、以下の区分に分けてチェックしていきましょう。
これから購入する人は最新スマホを、手持ちのスマホが対応しているか知りたい人はリストに掲載されているか確認してみてください。
2024年以降に発売されたOPPOスマホは、eSIMに標準対応しています。具体的な対応機種は以下のとおりです。
2025年6月時点において公式サイトで販売されているスマホは、eSIMを使用できます。スペックやその他の特徴をチェックし、自分に合ったものを選ぶとよいでしょう。
2023年以前に発売されたOPPOスマホも、一部がeSIM機能を実装しています。具体的な対応スマホは以下のとおりです。
手持ちのスマホをそのまま使いたい場合は、上記のいずれかであることを確認しましょう。ただし、上記のスマホでも一部に非対応のものがあります。
手持ちのスマホがeSIMに対応しているか確認するには、設定アプリから「ネットワークとインターネット」→「SIMカード」を開き、「eSIMの追加」オプションがあるかチェックしてみてください
OPPOが販売しているタブレットデバイスには、eSIMに対応したものはありません。日本国内で販売されているOPPO製のタブレットデバイスは、Wi-Fiのみに対応しているため、外出時に使う場合は工夫が必要です。
スマホのテザリングを使用したり公衆Wi-Fiに接続したりするなど、状況に応じて適切な方法で活用しましょう。
これからOPPOスマホの購入を検討している人に向けて、eSIM対応機種の中からオススメのスマホを紹介します。今回紹介するのは、以下の3機種です。
それぞれ特徴や価格帯、スペックなどが異なるため、用途に応じて適した1台を選びましょう。
OPPO Find X8はOPPOの最上位モデルに位置づけられていて、高性能なスペック備えています。最新のハイエンドSoCであるDimensity 9400と、美しいAMOLEDディスプレイ搭載していて、高精細な映像を楽しめるのが魅力です。
物理SIMとeSIMそ使用したDSDV(デュアルSIM機能)もサポートしていて、必要に応じて回線を使い分けられます。複数のeSIMプロファイルを保存できるため、複数のeSIMを使用したい人にもオススメです。
2025年6月時点においてOPPO公式サイトでは、139,980円で販売されています。10万円台前半で購入でき、ハイエンドスマホの中では安価です。
OPPO Reno 11 Aは5万円弱と手頃な価格で購入でき、急速充電や高性能カメラといった日常利用を快適にする機能を搭載しています。
eSIM機能もきちんと搭載していて、DSDV運用も可能です。日常使用に十分な処理性能と優れたカメラ機能を備えており、さまざまな用途に問題なく利用できます。
搭載しているSoCはミドルレンジ向けのDimensity 7050で、重いゲームをプレイするなどの性能が求められる使い方をしなければ、快適に使えるでしょう。
2025年6月時点におけるOPPO公式サイトでの販売価格は、48,800円です。
安価なスマホを探している人にオススメの1台が、OPPO A3 5Gです。2万円台で購入できるエントリーモデルで、SoCにはDimensity 6300を搭載しています。
これはエントリーモデル向けのSoCでスペックが限られているものの、メッセージアプリをはじめとした軽いアプリは問題なく動かせます。
eSIMにもきちんと対応していて、DSDVにも対応しているのが魅力です。安価できちんと使えるスマホを探している人は、ぜひ検討してみてください。
2025年6月時点におけるOPPO公式サイトでの販売価格は、29,800円です。
実際にeSIM対応のOPPOスマホに買い替えるときは、いくつかチェックしておきたいポイントがあります。ここでは、購入してから後悔しないためのチェックポイントとして、以下を紹介します。
それぞれどのようなポイントを確認すればよいか見ていきましょう。
eSIM機能だけに注目するのではなく、日常利用に必要な基本スペックを備えているかも重要です。購入するスマホを検討するときは、以下の要素をチェックしましょう。
「長期利用に十分なスペックか」「バッテリー持ちが問題ないか」「持ちやすいサイズ・質量か」などに注目するとよいでしょう。
スマホによって搭載機能している機能が異なるため、自分が日常的に使用する機能が実装されているか忘れずに確認しましょう。
決済やデータの送受信に便利なFeliCa機能などを必要とする場合は、念入りな確認が必要です。外出先や旅行先での利用がメインになるなら、充電速度や対応している急速充電の規格も見逃せません。
まずは自分が使用する機能のうち妥協できないものを書き出し、搭載しているかひとつずつ確認しましょう。
契約しているキャリアの通信バンド(周波数帯)に対応しているかも。重要な確認事項です。たとえば、日本国内のキャリアは、以下のバンドを使用しています。
キャリア | 4Gバンド | 5Gバンド |
docomo | Band 1 Band 3 Band 19 Band 21 Band 28 Band 42 | n1 n28 n78 n79 n257 |
au | Band 1 Band 3 Band 11 Band 18 Band 26 Band 28 Band 41 Band 42 | n3 n28 n40 n41 n77 n257 |
Softbank | Band 1 Band 3 Band 8 Band 11 Band 28 Band 42 | n3 n28 n77 n257 |
楽天モバイル | Band 3 Band 28 | n77 n257 |
使用しているキャリアのバンドに対応していないと、eSIMをインストールしてもまともに通信できません。また、国外で利用する機会がある人は、渡航先のキャリアが使用しているバンドへの対応状況を確認する必要があります。
事前にOPPO公式サイトで対応バンドを購入してから購入しましょう。
OPPOスマホを購入する際にeSIM対応のものを選ぶことで、使い方の幅が広がります。具体的な使い方の例を挙げると、以下のとおりです。
ここでそれぞれ詳しく解説するため、ぜひ参考にしてみてください。
多くのeSIMに対応したOPPOスマートフォンは、デュアルSIM・デュアルVoLTE(DSDV)機能を搭載しています。この機能により、物理SIMとeSIM、または複数のeSIMプロファイルを同時に利用できるのが魅力です。
仕事用とプライベート用で回線を分けたい場合や、一時的に別の回線を使用できます。また、通話とデータ通信それぞれに優先回線を指定し、同時に違う回線を使用することも可能です。
eSIM対応のOPPOスマホを使えば、海外旅行や出張時に現地回線をスムーズに使用できて便利になります。現地回線を使用する場合、eSIMに対応していないとSIMカードを購入しなければなりません。
しかし、eSIMに対応していれば出発前に日本国内でオンライン契約し、eSIMプロファイルをインストールしておくだけでOKです。
事前に準備することで現地に到着してすぐに通信を利用でき、より快適・便利に使えます。
OPPOスマホでeSIMを使用する場合は、正しい手順でスマホにインストールしてアクティベートする必要があります。具体的な手順は以下のとおりです。
それぞれ詳しくチェックしていきましょう。
OPPOスマホでeSIMを利用する最初のステップは、設定アプリからeSIM設定画面にアクセスすることです。以下の手順で設定画面にアクセスしましょう。
なお、デバイスの種類やOSのバージョンによって、メニューの構成や名称が変更されていることもあります。うまくアクセスできない場合は、マニュアルを確認してみてください。
回線を追加するページが表示されたら、次に進みます。
設定ページが表示されたら、契約した回線事業者から提供される2次元コードをスキャンして、eSIMプロファイルをダウンロードします。この作業をする前には、別のモバイル回線やWi-Fiを使用して安定した通信環境を確保しましょう。
インストールの手順は以下のとおりです。
うまくeSIMをインストールできない場合は、アクティベーションコードやSM-DP+アドレスを手動で入力して設定しましょう。
正常にインストールできたら、次の手順に進みます。もし、エラーが発生して解消しない場合は、回線事業者・eSIMプロバイダに問い合わせてみてください。
eSIMプロファイルのダウンロードが完了したら、アクティベートしてAPNを設定します。アクティベート手順は以下のとおりです。
大手4キャリアや主要MVNOの回線は、多くの場合でAPNは自動設定されます。作業終了後に通信できれば、手動設定は不要です。
通信できない場合は手動設定が必要なため、以下の手順で設定してみてください。
設定後、スマホのアンテナピクトに「4G」や「5G」と表示されているか確認しましょう。正常に通信できれば問題ありません。
これから新たにeSIM対応のOPPOスマホを購入するときには、いくつか注意しておきたいポイントがあります。ここでは特に注意しておきたい点として、以下を見ていきましょう。
eSIMには物理SIMとは異なる注意点があるため、いざというときに慌てないためにも一通り確認しておくことが大切です。
すべての通信事業者がeSIMを提供しているわけではありません。そのため、eSIMに対応した回線事業者と契約する必要があります。
日本国内でサービスを提供しているキャリアの場合、4大キャリア(docomo・au・Softbank・楽天モバイル)はすべてeSIMを提供しています。MVNOも多くがeSIMを提供しているものの、一部は提供していません。
使いたいキャリアがある場合は、そのキャリアがeSIMを提供しているかチェックしましょう。
いったんインストールしたeSIMを削除すると、再びインストールするには再発行が必要です。eSIMプロファイルはデジタル形式で端末に保存されているため、物理SIMのように差し替えて使用できません。
再度利用するにはキャリアに再発行を依頼する必要があり、キャリアや選んだ手続き方法によっては手数料がかかります。間違えて削除するとしばらく通信できなくなるため、誤操作には細心の注意を払いましょう。
すでにeSIMを使用しているユーザーが新しいスマホに買い替える際も、eSIMプロファイルの再発行が必要です。
eSIMプロファイルはハードウェアにインストールされているため、物理SIMカードのように差し替えて情報を移せません。
したがって新しいスマホでeSIMを使うには、回線事業者に再発行を依頼して新しいスマホにインストールしなおす必要があります。この再発行手続きはオンラインで簡単にできるのが基本ですが、状況によっては店舗に行く必要があります。
新しいスマホが届いたらeSIMを再発行し、新しいプロファイルをインストールしてアクティベートしましょう。
日常的に利用する目的ではなく、旅行や出張などで国外渡航する際に使えるeSIMを探している人は、ぜひトリファ検討してみてください。
180以上の国や地域に対応していて、多くのエリアで使用できます。多くの国や地域でデータ無制限プランを提供しているため、渡航中の通信料を意識する必要はありません。
また、日本語のカスタマーサポートが24時間対応しており、万が一トラブルが発生した際にも安心です。渡航期間に応じたプランを選べるため、コストを最適化できるのも魅力といえるでしょう。
OPPOのeSIM対応スマホでも使用できるため、これから国外渡航を検討している人は、ぜひトリファ(trifa)を利用してみてください。
ライター
トリファ編集部
海外旅行の際に知っておくと良い情報や、通信に関する疑問点を解消できる情報を提供させていただきます。皆様の海外渡航がより良いものになるための手助けとなれればと思います。