グアム旅行には、パスポートや航空券、クレジットカード、変圧器などが必須の持ち物です。ほかにも、日焼け止めグッズや冷房対策グッズなどを用意すると、屋外や屋内・機内などで快適に過ごしやすくなります。 本記事では、グアム旅行で必要な持ち物や便利グッズ、インターネット接続方法まで解説します。 季節や目的、同行者に合わせた持ち物リストも紹介するので、はじめての方もリピーターの方も安心して準備が整えられるように、ぜひ参考にしてみてください。
目次
グアム旅行を安心して楽しむためには、まず入国や滞在に欠かせない必須アイテムをしっかり準備しておくことが重要です。
まずは、出発前に必ず確認すべき最も重要な持ち物を紹介します。
グアム入国に必須となるのがパスポートと渡航認証書類です。
パスポートは滞在日数に加え45日以上の残存有効期間が必要です。
渡航認証書類とは、G-CNMI ETAやESTAを指します。
G-CNMI ETAとは、グアムおよび北マリアナ諸島に入国する際に利用できる電子渡航認証制度です。ESTAは、アメリカに渡航する際に必要となる事前オンライン渡航認証制度のことです。
ビザ免除プログラム加盟国の国民が、観光や短期商用など90日以内の滞在をする場合に必要となります。直行便45日以内ならG-CNMI ETA、それ以外はESTAの取得が義務化されています。
往復航空券(Eチケット控え)も入国審査で求められるため、印刷とスマホ保存の両方を準備すると安心です。
関連記事:【2025年最新】パスポートのオンライン申請完全ガイド|やり方・メリット・注意点を解説
グアムでは、クレジットカード利用が主流です。クレジットカードはVISAやMastercardなど複数ブランドを持参すると、ブランドの非対応や磁気不良などのトラブル時も安心です。
支払いは現金なしで対応できる場面が多いですが、、チップ文化があるため、1~5ドル紙幣を中心に100〜200ドル程度の現金を準備しましょう。
グアムのチップ相場は、以下の通りです。
サービス内容 | チップの目安 |
レストラン | 10〜15 % |
タクシー・配車サービス | 10〜15 % |
地図アプリや翻訳、配車サービスなどを利用するために、グアム旅行中の行動にスマホは欠かせません。
スマホのバッテリーをチャージするための充電器の多くは、100~240V対応であり、基本的にグアムでそのまま利用できます。
移動中の充電手段として、モバイルバッテリーも用意しておくと安心です。モバイルバッテリーは機内に持ち込む必要があるため、航空会社のルールに合ったものを準備しましょう
グアムのコンセント形状は、日本と同じAタイプで基本的に変換プラグは不要です。
ただし、電圧は110〜120Vのため、日本国内専用(100V限定)の家電を使う場合は変圧器が必要です。
ドライヤーやヘアアイロンなど熱を発する製品はとくに注意し、出発前に必ず対応電圧を確認して、必要に応じて変圧器を用意しましょう。
グアム旅行では、必需品に加えて、あると旅の快適度がぐっと上がる便利グッズも忘れずに準備しておきましょう。
グアムは強烈な日差しや室内の冷房など、日本とは異なる環境が多いため、紫外線対策グッズや羽織り物などが役立ちます。
あると便利な持ち物は、以下の通りです。
グアムの紫外線は、日本の真夏と比べても強烈で、油断すると短時間で肌が真っ赤に焼けてしまうこともあります。
グアムでの日焼け止め対策には、以下がおすすめです。
ビーチやプールでの滞在時間が長くなるため、SPF50+・PA++++の日焼け止めをこまめに塗ることが必須です。
さらに、2025年からは環境規制により一部の日焼け止め成分が禁止されているため、「リーフセーフ対応」の製品を選ぶようにしましょう。
常夏の島のグアムですが、室内は冷房が強く効いている場合があり、外気温との差が大きい場合があります。
そのため、体温調整できる羽織り物があるかどうかで旅行中の快適さが変わります。
具体的には、以下の冷房対策グッズを持っていきましょう。
カテゴリー | 具体例 |
羽織り物 | ・薄手のカーディガン ・パーカー |
ブランケット類 | ・軽量ブランケット ・膝掛け |
首元の防寒 | ・薄手スカーフ ・ストール |
ボトムス重ね着 | ・レギンス ・薄手パンツ |
外出用アウター | ・薄手ジャケット ・軽量ブルゾン |
薄手のカーディガンやストールは持ち運びしやすく、機内・ホテル・レストラン・ショッピングモールとあらゆる場面で活躍します。冷えやすい方は、軽量ブランケットやレギンスを持参しておくと安心です。
グアムでは、ショッピングモールでの買い物、観光スポット巡り、ビーチや海中でのアクティビティと、歩くシーンが多くあります。
そのため、行く場所に合わせて歩きやすい靴を用意することが快適な移動に欠かせません。
以下のような靴を用意するのがおすすめです。
街歩きや観光にはクッション性と通気性の高いスニーカー、ビーチではサンダルやリーフブーツが必須です。
リーフブーツは岩やサンゴでの怪我防止にも役立ち、マリンスポーツを予定している人にはとくに役立ちます。
新品の靴では靴擦れのリスクがあるため、旅行前に履き慣らしておくと安心です。
グアムの医療費は日本よりも高額になるケースがあり、ちょっとした診察でも数万円かかることがあります。
そのため、普段から飲み慣れている薬や応急処置用品は日本から持参しておくのが賢明です。
下記を最低限揃えておくと安心です。
小さなお子様連れの場合は、子ども用の解熱剤や整腸剤を忘れないようにしましょう。
薬類はスーツケースではなく必ず機内持ち込みバッグに入れて管理し、英文の処方箋や薬剤証明書があると万が一のトラブルでもスムーズに対応できます。
グアムを訪れる際、旅行のスタイルや同行者によって、必要になる持ち物は変わります。
ここでは目的やシーン別に、準備しておくと役立つ持ち物を紹介します。
子連れでのグアム旅行では、子どもが安心して過ごせるようにベビー用品と紫外線対策グッズが必須です。
カテゴリー | 具体例 |
ベビー用品 | ・粉ミルク ・哺乳瓶 ・ベビーフード ・紙おむつ ・おしりふき ・子ども用常備薬 ・体温計 |
衛生・ケア用品 | ・ベビー用保湿クリーム ・虫よけスプレー ・絆創膏・消毒液 |
紫外線対策グッズ | ・子ども用日焼け止め(リーフセーフ対応) ・長袖ラッシュガード(UPF50+) ・つば広帽子 ・UVカットサングラス |
安全グッズ | ・チャイルドシート ・迷子防止グッズ |
おむつやおしりふきなどの消耗品は現地のスーパーで購入可能ですが、粉ミルクや離乳食、子ども用の常備薬は日本から持参するのが安心です。
また、紫外線指数が高いグアムでは、子ども専用の日焼け止めやUPF50+のラッシュガード、つば広帽子も準備しておきましょう。
さらに迷子防止のリストバンドやGPSタグ、タブレットに保存した動画などの暇つぶしグッズを用意すれば、親子ともに快適に旅行を楽しめます。
グアムといえばやはり海遊びです。安全で快適に楽しむためには、以下のアイテムを準備しましょう。
シュノーケルやマスクはサイズが合わないと危険なため、問題なく着用できるものを日本で購入して持参するのがおすすめです。
ラッシュガードは日焼け対策とクラゲ防止に効果的で、速乾素材のものが便利です。防水バッグはスマホや貴重品を水辺で守るために活躍します。
現地レンタルも可能ですが、衛生面やサイズの問題を考えると、よく使うアイテムであれば持参した方が安心です。
グアムはゴルフやマリンスポーツの人気が高く、専用の装備を整えていけばアクティビティを存分に楽しめます。
カテゴリー | 具体例 |
ゴルフ | ・速乾性ウェア ・UVカット帽子 ・汗に強い日焼け止め ・冷却タオル ・スポーツドリンク用粉末 |
マリンスポーツ | ・ライフジャケット ・ウェットスーツ ・マリンシューズ |
ゴルフでは速乾性ウェアやUVカット帽子、汗に強い日焼け止めなど、熱中症対策を意識した装備が欠かせません。
マリンスポーツでは、ライフジャケットやウェットスーツ、マリンシューズといった保護用グッズが必要です。
ジェットスキーやダイビングでは、事故防止のためのヘルメットや膝・肘パッドなども推奨されます。
レンタルも可能ですが、肌に直接触れるものや安全性に直結するアイテムは、自分に合ったものを日本で準備してグアムに持っていくのが安心です。
女子旅では、身軽さとおしゃれを両立できる美容家電やコスメが旅の満足度を高めるでしょう。
具体的には、以下のアイテムを準備するのがおすすめです。
カテゴリー | 具体例 |
美容家電 | ・海外対応ヘアアイロン ・ドライヤー(100〜240V対応) |
コスメ | ・UVカット下地 ・日焼け止め ・リップ ・アイシャドウ ・マスカラ |
ヘアケア用品 | ・UVケアオイル ・海水対応シャンプー・トリートメント |
ファッション小物 | ・ストローハット ・レースガウン ・映えアクセサリー |
映えグッズ | ・防水スマホケース ・デザインサングラス |
グアムの電圧は110~120Vなので、海外対応のヘアアイロンやドライヤーを必ず持参しましょう。
化粧品や美容液は100ml以下の容器に移し替え、機内持ち込みできるように準備しておくことが大切です。
ほかにも、日焼けや冷房などの対策をしつつおしゃれを楽しめるファッションアイテム、南国で映えるサングラスなどを持っていくと、映える思い出の写真を撮影できるでしょう。
グアムは1年を通して温暖な気候ですが、乾季と雨季では快適に過ごすための服装や持ち物に違いがあります。
以下のように季節ごとの特徴を押さえて準備すれば、旅行中の快適さと安心感も得られるでしょう。
乾季は晴天が多く、旅行のベストシーズンといわれる時期ですが、紫外線対策はマストです。
日焼け止めもリーフセーフ対応のものを選びましょう。
日中は半袖やショートパンツで快適に過ごせます。レストランやホテルの室内は冷房が強く設定されていることがあるため、薄手のカーディガンやストールを一枚持っておくと安心です。
朝晩に冷える日もあるため、軽く羽織れる上着を準備しておくと旅行中快適に過ごせます。
グアムの雨季は、短時間で激しいスコールが降るのが特徴です。
長く続く雨ではないものの、外出中に濡れるリスクは高いため、折りたたみ傘やレインポンチョ、防水スマホケースを必ず準備しましょう。
雨季に必要な持ち物は以下の通りです。
カテゴリー | 具体例 |
アウター | ・軽量ポンチョ ・撥水ウィンドブレーカー |
傘 | ・折りたたみ傘(コンパクト・耐風タイプ) |
バッグ関連 | ・撥水性バッグ ・ジップロックや防水ポーチ |
靴 | ・防水スニーカー ・滑りにくいサンダル |
海や街歩きでは、防水バッグやジップ付き袋があると荷物を水から守れます。
また、湿度が高く服が乾きにくいので、速乾性素材のTシャツやショートパンツを選ぶのがおすすめです。
足元も滑りにくいサンダルや防水スニーカーを用意しておけば安心です。
さらに、台風シーズンにも重なるため、懐中電灯やモバイルバッテリーなどの停電対策グッズを備えておくと万全です。
グアム旅行では、日用品や消耗品の多くを現地で手軽に調達できます。買い物スポットを活用すれば、かさばる荷物を減らして身軽に出発できるでしょう。
以下のお店では、グアムで過ごすときに必要なものをまとめて用意できます。
Kマートは24時間営業の大型スーパーマーケットで、日用品から衣類・食品・お土産まで幅広く揃う便利な拠点です。
とくに旅行中に不足しがちな日焼け止めや水着、浮き輪やシュノーケルセット、紙おむつやおしりふきなども調達できます。
チョコレートやマカダミアナッツといった定番のお土産も豊富で、価格も比較的リーズナブルです。
到着初日に立ち寄れば、旅行中に必要なものを揃えておけるため、時間を有効に使えます。
タモン地区を中心に点在するABCストアは、コンビニ感覚で立ち寄れる旅行者の強い味方です。
サンドイッチやスナックなどの軽食やドリンクのほか、日焼け止め・水着・ビーチサンダル・浮き輪などのビーチグッズが手軽に購入できます。
また、絆創膏や頭痛薬などの簡易ヘルスケア用品や、キーホルダーやTシャツといったお土産も揃っています。
価格はKマートよりやや割高ですが、ホテルやビーチの近くでちょっと欲しいを叶えてくれる点が魅力です。
グアム最大級のショッピングモールであるマイクロネシアモールは、衣類やコスメ、雑貨を現地で調達したい人におすすめの場所です。
冷房の効いた快適な空間でゆっくり買い物ができ、アメリカブランドの衣類やスポーツ用品、現地仕様のUVカットコスメやヘアケア用品なども豊富に揃っています。
質の高いアクセサリーやバッグなども取り扱っており、観光の合間にお土産探しを兼ねて立ち寄るのに最適です。
グアムへの渡航では、アメリカの法律や検疫規則により持ち込みが禁止されている物品があります。
出発前に持ち込み禁止品を正しく理解しておくことで、入国時のトラブルを避け、安心して旅行を楽しめるでしょう。
グアムで持ち込みできないものは以下の通りです。
グアムを含むアメリカでは、動物由来の食品の持ち込みが厳しく制限されています。
牛肉・豚肉・鶏肉はもちろん、ビーフジャーキーやソーセージ、卵・乳製品も原則禁止です。
カップ麺やスナック菓子は、少量であれば持ち込みが許可されるケースがあります。
ただし、税関職員の判断に委ねられるため、心配な場合は申告書に正直に記載するか、持ち込みを避けるのが賢明です。
未申告で持ち込むと高額の罰金が科される可能性があるため、成分表示を確認し、疑わしいものは持参しないか必ず申告するようにしましょう。
麻薬・覚醒剤・大麻といった違法薬物は、医療目的であっても一切持ち込み禁止です。
米国は薬物犯罪に非常に厳しく、少量でも重罪として扱われます。
また、日本で合法的に処方されている向精神薬や麻薬成分を含む一部の薬が米国では規制対象となる場合があります。
常用している薬を持ち込む際は、医師の英文診断書や処方箋を準備し、事前に確認しておくようにしましょう。
拳銃やライフルなどの銃器類、爆発物や花火、火薬を含む製品は完全に持ち込み禁止です。
9.11以降、米国は安全保障対策を強化しており、武器類の持ち込みは即座に逮捕・起訴対象となります。
日用品の中でも、ライター用燃料や高圧ガススプレーなどが危険物に該当する場合があるため、持ち込まないようにしましょう。
生きた動植物、種子、土壌などは外来種や病害虫の侵入を防ぐために厳格に規制されています。
観葉植物や花、ペット、種子や球根、未加工の木材や藁製品なども持ち込めません。
お土産として植物関連のアイテムを購入する場合は、完全に加工済みで検査証明書が付いている製品のみに限定する必要があります。
グアムでは、生鮮野菜や果物の持ち込みは禁止されています。
リンゴやバナナ、みかんなどの果物、トマトや葉野菜などは検疫で没収される可能性が高いです。
害虫や病原体の拡散を防ぐための規制であり、違反すると罰金の対象になります。
缶詰やジャム、乾燥果物などの加工品は持ち込み可能な場合もありますが、判断に迷う場合は必ず税関で申告しましょう。
グアム旅行では、地図アプリや翻訳、レストラン検索などの場面で、インターネット接続が欠かせません。
主なインターネット接続方法は、以下の3つです。
旅行スタイルや人数に合わせて最適な方法を選びましょう。
eSIMは手軽で効率的なインターネット接続方法です。事前にオンラインでプランを購入し、届いたQRコードをスマホで読み込むだけで設定が完了します。
物理SIMカードの差し替えやWi-Fiルーターの受け取り・返却が不要で、到着後すぐに利用できる手軽さが魅力です。
トリファ(trifa)ならアプリから、すぐにeSIM購入が可能です。日本語のサポートに対応しているため、はじめて海外eSIMを使う方でも安心して利用できます。
グアムでストレスなくインターネットを使いたい方には、トリファのeSIMを検討してみてください。
関連記事:海外旅行はeSIMがおすすめ!メリット・デメリットや利用手順を紹介
物理SIMカードは、物理SIMカードの差し替えに慣れている方や、eSIM非対応スマホを使っている方におすすめです。
グアム国際空港や市内の通信会社店舗で購入でき、物理SIMカードを差し替えるだけで、インターネットを利用できるようになります。
ただし、元の物理SIMカードを紛失しないように管理が必要です。購入できる場所や営業時間が限られる点に注意して、早めに準備するようにしましょう。
関連記事:物理SIMカードとは?仕組み・対応端末・メリット・設定方法まで解説
家族旅行やグループ旅行でコスパがよいのがレンタルWi-Fiです。
1台のルーターで5台以上のデバイスを同時に接続できるため、複数人での利用に向いています。
ただし、ルーター本体の充電が切れると全員が使えなくなるため、モバイルバッテリーの携帯が必須です。
荷物が増える点はデメリットですが、複数人の通信手段を同時に確保したい家族旅行には便利でしょう。
関連記事:海外旅行はWi-FiレンタルとSIMカードどっちがいい?選び方やおすすめの通信方法も解説
数ある通信手段の中で、おすすめなのがトリファ(trifa)のeSIMです。
アプリで購入から設定まで完結し、24時間日本語サポート付きなので、海外旅行やeSIMに不慣れな方でも安心です。
QRコード不要でアプリだけで設定が完了するため、手間なく出発前に準備できます。
短期滞在向けのプランも豊富で、グアム到着後すぐに快適な通信環境を確保できるのも魅力です。
グアムでの通信手段にeSIMを検討している方は、ぜひ以下のページから詳細をチェックしてみてください。
ライター
トリファ編集部
海外旅行の際に知っておくと良い情報や、通信に関する疑問点を解消できる情報を提供させていただきます。皆様の海外渡航がより良いものになるための手助けとなれればと思います。