
北京と日本の時差はわずか1時間ですが、旅行や出張の際には知っておきたいポイントがいくつかあります。中国にはサマータイムがないため年間を通じて時差は一定ですが、現地の生活リズムや通信環境は日本と大きく異なります。 この記事では、北京と日本の時差の基本情報に加え、時差早見表やフライト時間、北京の生活時間帯の特徴、さらに中国特有のインターネット規制と連絡手段の注意点までまとめました。 旅行でも出張でも、出発前に確認しておくと現地での時間管理がスムーズになります。ぜひ参考にしてください。
目次

北京と日本の時差は1時間で、日本のほうが1時間進んでいます。つまり日本が正午(12:00)のとき、北京は午前11時(11:00)です。
時差の基本情報を表にまとめました。
項目 | 内容 |
|---|---|
時差 | マイナス1時間(日本が1時間進んでいる) |
北京のタイムゾーン | UTC+8(中国標準時 / CST) |
日本のタイムゾーン | UTC+9(日本標準時 / JST) |
サマータイム | なし(年間を通じて1時間固定) |
北京の標準時はUTC+8で、日本のUTC+9との差はちょうど1時間です。日本のほうが先に進んでいるため、「北京は日本のマイナス1時間」と覚えておくとわかりやすいでしょう。
たとえば日本の朝9時に飛行機が出発する場合、北京の現地時間はまだ朝8時です。フライトの発着時刻や現地ツアーの集合時間など、時間に関わる場面では日本時間と北京時間のどちらで表記されているかを必ず確認しましょう。
中国ではサマータイム(夏時間)を採用していません。かつて1986年〜1991年に導入された時期がありましたが、現在は廃止されています。
そのため北京と日本の時差は春夏秋冬いつ訪れても1時間で固定です。ヨーロッパやアメリカのように季節で時差が変動することがないため、旅行の計画を立てやすい点はメリットといえます。
日本時間と北京時間の対応を一覧にまとめました。フライトや連絡のタイミングを確認する際にお役立てください。
日本時間 | 北京時間 | 備考 |
|---|---|---|
0:00 | 前日 23:00 | 日付が変わるタイミングに注意 |
3:00 | 2:00 | |
6:00 | 5:00 | |
9:00 | 8:00 | 日本の始業時間=北京は朝8時 |
12:00 | 11:00 | |
15:00 | 14:00 | |
18:00 | 17:00 | 日本の終業時間=北京は夕方5時 |
21:00 | 20:00 | |
24:00 | 23:00 |

中国は日本の約25倍という広大な国土を持ちながら、国内に時差が存在しません。ここでは中国独自の時間制度について解説します。
中国では首都・北京の時間を基準にした「北京時間」が全土で使用されています。東端のハルビンから西端のカシュガルまで約5,000kmの距離がありますが、公式にはすべて同じUTC+8です。
このため、中国国内を東西に移動しても時計を合わせ直す必要はありません。日本から見れば「中国のどの都市に行っても時差は1時間」と覚えておけば問題ありません。
中国が国内時差を設けていない背景には、国の統一性を重視する政策があります。1949年の建国以降、行政の効率化や国民の一体感を優先して、全土を1つのタイムゾーンに統一しました。
地理的には東西5つのタイムゾーンに分かれてもおかしくない広さですが、交通ダイヤや行政手続きの統一という実務上のメリットが大きいとされています。
中国最西部の新疆ウイグル自治区では、公式には北京時間が使われているものの、地元住民の間では「新疆時間(北京時間マイナス2時間)」が非公式に使われることがあります。
たとえば北京時間の朝9時が新疆時間では朝7時にあたり、お店の開店時間やイベントの案内で「新疆時間」が使われるケースがあります。北京旅行では気にする必要はありませんが、中国国内を広く周遊する際は覚えておくとよいでしょう。

時差が1時間と小さい北京ですが、フライト前後の時間管理は意外と見落としがちです。主要空港からのフライト時間や、到着後の対応について解説します。
日本から北京へのフライト時間は出発空港によって異なります。主要な路線の所要時間を以下にまとめました。
出発空港 | 到着空港 | フライト時間(目安) |
|---|---|---|
成田国際空港 | 北京首都国際空港 | 約4時間〜4時間30分 |
羽田空港 | 北京大興国際空港 | 約4時間〜4時間30分 |
関西国際空港 | 北京首都国際空港 | 約3時間〜3時間30分 |
中部国際空港 | 北京首都国際空港 | 約3時間〜3時間30分 |
福岡空港 | 北京首都国際空港 | 約2時間30分〜3時間 |
時差が1時間のため、たとえば日本を朝10時に出発すると、北京には現地時間の12時〜13時ごろに到着します。到着後すぐに観光やビジネスに取りかかれるのは、時差が小さい北京ならではのメリットです。
スマホの時刻は通常、現地のネットワークに接続すると自動的に切り替わります。ただし中国ではインターネット接続に制限があるため、eSIMやVPN対応のSIMカードをあらかじめ準備しておくと安心です。
アナログ時計を使っている場合は、機内アナウンスで現地時間が案内されたタイミングで1時間戻しておきましょう。また、日本時間と北京時間の両方を表示できる世界時計アプリを入れておくと便利です。
関連記事:中国でeSIMが使えないのはなぜ?原因と解決策を徹底解説
1時間の時差で時差ボケになることは通常ありません。ただし、早朝便や深夜便を利用した場合は睡眠リズムが乱れ、到着後にだるさを感じることがあります。
また、北京と日本では日の出・日の入り時刻が異なります。冬の北京は朝7時過ぎまで暗く、夏は夜7時半ごろまで明るいため、日照時間の違いに体が戸惑うことがあるかもしれません。旅行初日は無理のないスケジュールを組んでおくと安心です。

時差は1時間ですが、北京の生活リズムは日本とやや異なります。観光やビジネスで訪れる際に知っておくと便利な時間帯の目安を紹介します。
北京の主要な観光スポットの開館時間を一覧にしました。
スポット | 営業時間(目安) | 備考 |
|---|---|---|
故宮博物院 | 8:30〜17:00(最終入場16:10) | 月曜休館、事前予約必須。冬季は16:30閉館 |
万里の長城(八達嶺) | 6:30〜16:30(季節で変動) | 冬季は7:30〜16:00 |
天壇公園 | 6:00〜22:00(建物は8:00〜17:30) | 公園自体は早朝開放 |
頤和園 | 6:30〜18:00(季節で変動) | 冬季は7:00〜17:00 |
798芸術区 | 10:00〜18:00(店舗により異なる) | 月曜休みのギャラリー多し |
多くの施設は朝8時〜9時に開館するため、日本の感覚でいう「朝9時〜10時」に出かければちょうどよいタイミングです。なお、故宮博物院など人気スポットは事前のオンライン予約が必須なので、出発前に準備しておきましょう。
北京の食事時間は日本とほぼ同じですが、ランチタイムがやや早い傾向があります。
日本と比べて夕食の時間帯がやや早く、特にローカルの食堂やレストランは21時前に閉まることが珍しくありません。夜遅い食事を希望する場合は、火鍋店やナイトマーケットなど遅くまで営業している店舗を事前にチェックしておくとよいでしょう。
北京へのビジネス出張では、時差1時間が日本との連携をしやすい大きなメリットです。日本のオフィスアワー(9:00〜18:00)は北京では8:00〜17:00にあたるため、ほぼリアルタイムでやりとりができます。
ただし、中国の昼休みは11:30〜13:00と長めに取る企業が多い点に注意してください。日本側の12時〜13時はちょうど北京の11時〜12時で、先方が昼休みに入っている可能性があります。
また、中国の祝日は日本と異なり、春節(旧正月)や国慶節などの大型連休があります。この期間は企業が1週間以上休業することがあるため、出張時期の調整には注意が必要です。

北京と日本の時差は1時間で連絡しやすいはずですが、中国特有の通信規制が大きなハードルになります。ここでは中国のインターネット事情と対策を解説します。
中国では「グレートファイアウォール(金盾)」と呼ばれるインターネット検閲システムが稼働しており、海外の多くのウェブサービスが利用できません。
中国で使えない主なサービスは以下の通りです。
日本で日常的に使っているサービスのほとんどが遮断されるため、事前の対策なしに渡航すると日本への連絡手段を失う可能性があります。
中国の通信規制下で日本と連絡を取る方法はいくつかあります。
なかでも利用者No.1の海外eSIMアプリ「トリファ(trifa)」は、中国向けのデータプランでVPN接続に対応しており、LINEやGoogleマップをそのまま使えるのが特徴です。
関連記事:中国でおすすめのVPNは?eSIMやWi-Fi、ネット規制も解説
時差が1時間しかないため、日本への連絡タイミングに悩むことはほとんどありません。北京の朝9時は日本の朝10時、北京の夜8時は日本の夜9時なので、日中から夜にかけて幅広い時間帯で連絡が取れます。
ただし中国の通信規制の問題があるため、到着後すぐに連絡手段を確保しておくことが重要です。空港に着いたらまずeSIMやVPNを有効化し、LINEなどで到着報告ができる状態にしておきましょう。

北京と日本の時差はマイナス1時間で、サマータイムもないため年間を通じて時差は一定です。時差ボケの心配もほとんどなく、日本とのビジネス連携もしやすい渡航先といえます。
ただし、中国特有のインターネット規制により、LINEやGoogleなど日本で使い慣れたサービスが利用できない点は要注意です。通信手段の事前準備が、北京旅行の快適さを大きく左右します。
利用者No.1の海外eSIMアプリ「トリファ(trifa)」なら、アプリをダウンロードして簡単な設定をするだけで、北京到着後すぐにインターネットが使えます。物理SIMカードの交換やWi-Fiルーターの持ち歩きも不要なので、身軽に北京旅行を楽しめます。24時間対応の日本語サポートもあるため、eSIMが初めての方でも安心です。

ライター
トリファ編集部(海外旅行の準備・現地情報担当)
海外旅行におけるベストシーズン、持ち物、現地で気をつけることなど、海外旅行の準備と現地情報を初心者にもわかりやすくまとめています。内容は必要に応じてトリファの現地スタッフへのヒアリングを行い、現地の状況も踏まえて整理しています。あわせて季節・制度・営業時間など変わりやすい情報は、公的機関や交通機関・施設の一次情報を確認し、変更があれば記事へ反映します(記事内に最終更新日を明記)。