羽田空港には、カードラウンジや航空会社ラウンジなど多くのラウンジが設けられています。搭乗前のひとときをゆったり過ごせるラウンジは、長時間の待ち時間や早朝・深夜のフライトで重宝する存在です。 ただし、ラウンジは種類ごとに利用条件や料金が大きく異なります。ゴールドカードがあれば無料で入れるカードラウンジもあれば、航空会社の上級会員しか利用できないラウンジもあり、事前に違いを把握しておくことが大切です。 この記事では、羽田空港のラウンジを第1・第2・第3ターミナル別にすべて紹介し、料金・営業時間・サービス内容・利用条件をわかりやすく整理しました。自分に合ったラウンジ選びの参考にしてください。
目次

羽田空港のラウンジは、利用条件やサービス内容によって「カードラウンジ」「航空会社ラウンジ」「プライオリティパス対応ラウンジ」の3種類に大別されます。それぞれの特徴を把握しておくと、自分が利用できるラウンジをすぐに判断できます。
カードラウンジは、対象のゴールドカード以上のクレジットカードと当日の搭乗券を提示すれば無料で入室できるラウンジです。カードを持っていない場合でも、有料(1,100〜4,400円)で入室できます。
羽田空港のカードラウンジは「POWER LOUNGE」ブランドを中心に展開されており、全席に電源コンセントとUSBポートが備わっています。ソフトドリンクが無料で提供され、一部の上位ラウンジではアルコールやビュッフェも楽しめます。
JALやANAが運営する航空会社ラウンジは、ビジネスクラス以上の搭乗者や上級会員(JGC・SFC等)が主な対象です。カードラウンジよりもサービスが充実しており、食事メニューやアルコール、シャワールームなどが揃っています。
有料での入室にも対応しており、JALサクララウンジは国内線3,000円(税込)、ANA LOUNGEは国内線3,300円(税込)です。上級会員でなくても、当日の搭乗便があれば料金を支払って入室できます。
プライオリティパスは、世界1,800か所以上の空港ラウンジにアクセスできる会員制サービスです。羽田空港では第2ターミナルのPOWER LOUNGE PREMIUM、第3ターミナルのTIAT LOUNGE・SKY LOUNGE SOUTHなどが対応しています。
一部のクレジットカード(楽天プレミアムカード等)の付帯特典としてプライオリティパスを無料で取得でき、ラウンジだけでなく空港内のレストランやリラクゼーション施設で使える場合もあります。
第1ターミナルはJALを中心とした国内線が発着するターミナルです。カードラウンジ3か所と航空会社ラウンジが利用できます。
POWER LOUNGE SOUTHは、保安検査後の南ウイング側に位置するカードラウンジです。営業時間は6:00〜21:00で、料金は13歳以上1,320円(税込)、4〜12歳660円、3歳以下無料です。対象のゴールドカードがあれば追加料金なしで入室できます。
ソフトドリンク(コーヒー・ジュース・お茶等)が無料で、全席に電源コンセントとUSBポートが完備されています。Wi-Fiも無料で使えます。
北ウイング側のカードラウンジです。営業時間は6:00〜20:30で、料金・サービス内容はSOUTHと同じです。搭乗ゲートが北ウイング寄りの場合はこちらが便利です。
POWER LOUNGE CENTRALは到着ロビー階にある唯一のカードラウンジで、出発前だけでなく到着後にも利用できる点が特徴です。営業時間は6:00〜20:00で、料金は他のPOWER LOUNGEと同じ1,320円(税込)です。
到着後の休憩や、乗り継ぎの待ち時間に仕事をしたい場合にも活用できます。
JALの上級会員(JGC会員・JMBサファイア以上)やワンワールドサファイア以上のステータス保有者、国内線ファーストクラス搭乗者が利用できます。有料利用は1回3,000円(税込)で、当日の搭乗券があれば利用可能です。
ビール・ワイン・ハイボールなどのアルコール類、おにぎり・味噌汁などの軽食が無料で提供されます。2026年1月からリニューアル工事が進行中で、完了は2027年6月を予定しています。工事期間中は一部ラウンジが閉鎖されるため、最新の営業状況はJAL公式サイトで確認してください。
第2ターミナルはANAを中心とした国内線と、一部の国際線が発着します。国内線側にカードラウンジ3か所、国際線側にPOWER LOUNGE PREMIUMとANAの航空会社ラウンジがあります。
第2ターミナルの国内線エリアには、以下の3つのカードラウンジがあります。
ラウンジ名 | 場所 | 営業時間 | 料金(税込) |
|---|---|---|---|
POWER LOUNGE NORTH | 3F 北ピア出発ゲートエリア | 6:00〜21:30 | 13歳以上 1,320円 / 4〜12歳 660円 |
AIRPORT LOUNGE(南) | 2F 南ピア出発ゲートエリア | 6:00〜20:00 | 13歳以上 1,320円 / 4〜12歳 660円 |
POWER LOUNGE CENTRAL | 3F 出発ロビー | 6:00〜20:00 | 13歳以上 1,320円 / 4〜12歳 660円 |
いずれもゴールドカード以上の対象カードで追加料金なしで入室できます。POWER LOUNGE CENTRALにはシャワールームと多目的スペースも併設されています。
POWER LOUNGE PREMIUMは、第2ターミナル国際線エリアに位置するプレミアムラウンジです。営業時間は6:30〜25:30(翌1:30)で、最大3時間まで利用できます。料金は1名4,400円(税込)、4〜12歳2,200円です。
ビュッフェ形式の食事、アルコールを含むフリードリンク、シャワールームが揃っており、カードラウンジの中では最もサービスが充実しています。プライオリティパスにも対応しており、対応するプラチナカードがあれば無料で入室可能です。
国内線のANA LOUNGEは本館北(営業時間5:15〜最終便出発)と本館南(5:15〜21:00)の2か所があります。利用条件はANAプレミアムメンバー(SFC会員含む)、プレミアムクラス搭乗者、スターアライアンスゴールド以上のステータス保有者です。有料利用は1回3,300円(税込)です。
ソフトドリンク・アルコール類が追加料金なしで提供されるほか、一部時間帯では軽食サービスも行われています。

第3ターミナルは国際線専用ターミナルで、カードラウンジ・プライオリティパス対応ラウンジ・航空会社ラウンジが揃っています。海外旅行で利用する機会が多いターミナルです。
SKY LOUNGEは出国審査後の制限エリアに位置するカードラウンジです。24時間営業で、最大3時間まで利用できます。料金は1名1,500円(税込)、4〜12歳750円です。
ソフトドリンクが無料で、アルコール類は有料で購入できます。約89席あり、Wi-Fiと電源コンセントが完備されています。対象のゴールドカードを提示すれば追加料金なしで入室できます。深夜便や早朝便の搭乗者にとって、24時間営業は大きなメリットです。
TIAT LOUNGEは、SKY LOUNGEよりもワンランク上のサービスを提供するカードラウンジです。24時間営業で、最大3時間まで利用できます。料金は1名4,400円(税込)、4〜12歳2,200円です。
ビュッフェ形式の軽食、アルコールを含むフリードリンク、シャワールーム、パウダールーム、喫煙室が揃っています。プライオリティパスでも利用できますが、プライオリティパスでの利用は1:00〜5:00に限定されています。
SKY LOUNGE SOUTHはプライオリティパス専用のラウンジで、24時間営業です。最大3時間まで利用でき、料金は1名4,400円(税込)、4〜12歳2,200円です。
ビュッフェ形式の食事、アルコールを含むフリードリンク、シャワールーム、パウダールームが備わっています。2024年にオープンした比較的新しいラウンジで、混雑時には待ち時間が発生する場合があります。
第3ターミナルには、JALサクララウンジ・JALファーストクラスラウンジ、ANA LOUNGE・ANA SUITE LOUNGEのほか、キャセイパシフィック航空やデルタ航空などの航空会社ラウンジがあります。
利用条件は各航空会社の上級会員資格またはビジネスクラス以上の搭乗券が基本です。JAL国際線サクララウンジは有料利用(8,250円・税込)にも対応しており、ANA国際線LOUNGEも有料利用(事前申込8,800円・当日申込13,200円・税込)が可能です。
羽田空港のカードラウンジは、対象のゴールドカード以上のクレジットカードがあれば無料で利用できます。カードラウンジを賢く活用するためのポイントを押さえておきましょう。
カードラウンジに無料で入室するには、対象のクレジットカード(現物)と当日の搭乗券の2点を受付で提示します。家族カードでも本会員と同等の条件で使えるカードが多いため、同行者の分も含めて確認しておくと便利です。
注意点として、同伴者は原則有料です。一部のプラチナカードやブラックカードでは同伴者1名まで無料になる場合がありますが、カード会社や券種によって異なります。
以下のカードブランドのゴールドカード以上が、羽田空港のカードラウンジで利用可能です。
対象カードの詳細は羽田空港公式サイトに一覧が掲載されています。渡航前にお持ちのカードが対象かどうか確認しておきましょう。
プライオリティパスがあれば、通常のカードラウンジでは利用できないPOWER LOUNGE PREMIUMやSKY LOUNGE SOUTHといったプレミアムラウンジにもアクセスできます。
利用手段 | 対象ラウンジ | 主なサービス |
|---|---|---|
ゴールドカード | POWER LOUNGE・SKY LOUNGE等 | ソフトドリンク・電源・Wi-Fi |
プライオリティパス | POWER LOUNGE PREMIUM・SKY LOUNGE SOUTH・TIAT LOUNGE等 | ビュッフェ・アルコール・シャワー |
プライオリティパスは楽天プレミアムカード(年会費11,000円)などの付帯特典で取得できるため、海外旅行の頻度が高い方はカード選びの際に検討する価値があります。
ラウンジは搭乗前の快適な休憩場所であると同時に、出発前の準備を整える場所としても活用できます。Wi-Fiや電源が完備されたラウンジで、渡航前の最終チェックを済ませておきましょう。
羽田空港のカードラウンジは全席に電源コンセントとUSBポートが設置されています。長時間フライトの前にスマートフォンやモバイルバッテリーをフル充電しておくと、到着後すぐに地図アプリや翻訳アプリを使えます。
また、渡航先でのインターネット接続手段を出発前に準備しておくことも重要です。利用者No.1の海外eSIMアプリ「トリファ(trifa)」なら、アプリをダウンロードしてプランを購入するだけで、現地到着後すぐにデータ通信が使えます。ラウンジのWi-Fi環境を利用して、出発前にセットアップを完了しておくのがおすすめです。
ラウンジでの待ち時間を活用して、以下の項目を最終確認しておくと渡航がスムーズです。

羽田空港のラウンジは、ターミナルや種類によって料金・サービス・利用条件が大きく異なります。ゴールドカードがあればカードラウンジを無料で利用でき、プライオリティパスがあればプレミアムラウンジにもアクセスできます。出発前にお持ちのカードの対応状況を確認し、自分に合ったラウンジで快適に過ごしてください。
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ライター
トリファ編集部(海外旅行の準備・現地情報担当)
海外旅行におけるベストシーズン、持ち物、現地で気をつけることなど、海外旅行の準備と現地情報を初心者にもわかりやすくまとめています。内容は必要に応じてトリファの現地スタッフへのヒアリングを行い、現地の状況も踏まえて整理しています。あわせて季節・制度・営業時間など変わりやすい情報は、公的機関や交通機関・施設の一次情報を確認し、変更があれば記事へ反映します(記事内に最終更新日を明記)。