富士山静岡空港(FSZ)から海外旅行に出発するときに気になるのが、自家用車をどこに停めるかという問題です。これまで第2〜第4駐車場が無料で利用できたため「とりあえず空きを探せばよい」と考えていた方も多いのではないでしょうか。 しかし、富士山静岡空港の駐車場は2026年4月1日にリニューアルされ、すべての駐車場が有料化されました。料金体系も大きく変わり、長期で停める場合は事前の計画が欠かせない状況になっています。 この記事では、最新の駐車場の構成と新料金、各駐車場の選び方、海外旅行で長期駐車する際の注意点、そしてお得に利用できる予約サービスやキャンペーンまでまとめて解説します。 出発前の駐車場選びで迷わないよう、海外でのスマホ通信準備とあわせて、ぜひチェックしてみてください。
目次

富士山静岡空港にはP1からP5までの5つの駐車場があり、合計でおよそ2,000台が停められます。旅客ターミナルビルの周りに点在しており、出発便の利用者だけでなく、見送りや空港見学で訪れる人も同じエリアを使う仕組みです。
2026年4月1日のリニューアル前は、第2〜第4駐車場が無料で開放されていました。しかしリニューアル後はすべての駐車場が有料化され、料金体系や利用ルールも統一されています。海外旅行のように長期で停める場合は、台数の多い第1駐車場(P1)と第5駐車場(P5)を中心に検討するのが基本です。
各駐車場の収容台数は以下のとおりです。最も大きいのはP1で1,166台、次いでP5の478台と続きます。
駐車場 | 収容台数 | 主な特徴 |
|---|---|---|
P1(第1駐車場) | 1,166台 | ターミナル正面側のメイン駐車場。予約エリアあり |
P2(第2駐車場) | 72台 | ターミナル至近の小規模駐車場 |
P3(第3駐車場) | 246台 | マイクロバス専用枠を含む |
P4(第4駐車場) | 154台 | 中規模、空港周辺に位置 |
P5(第5駐車場) | 478台 | バイク駐輪場を併設 |
停められる台数が多いP1・P5でも、繁忙期には満車になることがあります。とくに連休やお盆・年末年始は、出発日の朝に空きを探すと予定の便に間に合わないリスクもあるため注意が必要です。
富士山静岡空港の駐車場は5:30〜23:30が営業時間で、23:30〜翌5:30の間は閉門されます。深夜便で帰国する場合や早朝に車で到着する予定の場合は、この時間帯に出入庫できない点を必ず押さえておきましょう。
身体障がい者用の駐車スペースはP1とP2に合計24台、P1内には「ゆずりあい駐車場」が9台用意されています。身体障がい者手帳をお持ちの方は料金が半額になる割引制度もあるため、対象の方は出発前に確認しておくと安心です。
また、車高2.8m以上の車両はP1・P5には停められないルールになっています。キャンピングカーやハイルーフ車での利用を考えている場合は、事前に空港へ問い合わせておくとトラブルを避けられます。
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富士山静岡空港の駐車場料金は、2026年4月1日のリニューアルで大きく変わりました。物価上昇や維持管理費用の増加に対応するための改定で、これまで無料だった駐車場も含めてすべてのエリアが有料となっています。
料金体系は時間あたりの基本料金と1日あたりの上限料金の組み合わせです。海外旅行のように複数日にわたって停める場合は、上限料金が積み上がっていく仕組みを理解しておくと、出発前に総額のイメージが掴みやすくなります。
新しい駐車料金は次の通りです。
項目 | 料金 |
|---|---|
基本料金 | 200円/時間 |
1日の上限料金 | 1,000円/日(0:00〜24:00) |
最初の60分 | 無料 |
予約料金 | 1,000円(駐車料金とは別) |
月極(定期利用) | 15,000円/月 |
たとえば3泊4日の旅行で4日間停めると、上限料金ベースで4,000円程度が目安になります。1週間(7日間)停めれば7,000円前後、10日間で1万円ほどです。短時間の送迎であれば最初の60分が無料なので、出発する家族を見送るだけなら料金がかからないケースもあります。
支払い方法は駐車場ごとに異なります。富士山静岡空港の公式案内によると、P2・P3・P4はキャッシュレス専用かつ事前精算のみという仕組みです。クレジットカードや交通系ICカードを準備しておかないと精算できないため、現金しか持たずに向かうと困る可能性があります。
P1とP5の支払い方法については、現地の精算機の表示や公式サイトの最新情報で確認しておくのが確実です。海外旅行中に決済方法のことで現地に問い合わせる手間を避けるためにも、出発前にどの支払い手段が使えるかチェックしておきましょう。
なお、ターミナルビル内で1,000円以上の買い物・飲食をすると60分、2,000円以上で120分、最大180分相当の駐車料金割引を受けられる仕組みもあります。出発までに食事やお土産購入の予定がある方は活用してみてください。
富士山静岡空港の駐車場はP1〜P5で台数や使い勝手が異なります。短時間の見送りなのか、海外旅行で長期間停めるのかによって選ぶべき駐車場も変わるため、目的別に整理しておくと迷わずに済みます。
料金は2026年4月以降すべて統一されているので、選び方の基準は「ターミナルへの近さ」「駐車できる確率」「予約の有無」の3点です。それぞれの駐車場の使いどころを順番に見ていきましょう。
ターミナルビルから近い駐車場を優先したい方は、P1またはP2が候補になります。P1は1,166台と最大の規模を誇り、空港の正面側に位置するメイン駐車場です。スーツケースが大きい家族旅行や、雨の日の利用ではこの近さが心強い味方になります。
P2は72台と小規模ながらターミナルに近い立地です。ただし台数が少ないため、出発便が集中する時間帯はすぐに埋まってしまう可能性があります。確実に停めたい場合は、後述する予約サービスを使ってP1の予約エリアを押さえるのが現実的です。
連休や繁忙期には、P1・P2が満車となることがあります。そのときに頼りになるのがP3(246台)、P4(154台)、P5(478台)です。とくにP5は478台と二番目に大きな駐車場で、ターミナルからは少し離れますが、空きを見つけやすい駐車場として覚えておく価値があります。
P3にはマイクロバス専用枠が3台分、P5入口付近にはバイク駐輪場(約30台)も併設されています。複数人での団体旅行や、自宅からバイクで空港に向かうケースでも対応できる仕様です。
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海外旅行で富士山静岡空港の駐車場を使うときは、短時間利用とは違う視点で計画を立てる必要があります。1日上限料金が1,000円のため、滞在日数が長くなるほど駐車費用も積み上がっていきます。出発前に総額の目安を立てておくと、現地で「予算が足りない」と慌てずに済みます。
また、深夜便の帰国や早朝便の出発では営業時間外の出入庫ができない点も要注意です。出発・帰国の時刻に合わせて駐車場の使い方を組み立てておきましょう。
上限料金1,000円/日で計算した場合のおおよその駐車料金は次のとおりです。
旅行日数 | 駐車料金(目安) |
|---|---|
3泊4日 | 約4,000円 |
5泊6日 | 約6,000円 |
1週間(7日) | 約7,000円 |
10日間 | 約10,000円 |
2週間(14日) | 約14,000円 |
さらに長期で停める予定の方には、月極利用として15,000円/月のプランが用意されています。15日以上連続で利用する見込みがあれば、1日ごとの上限料金より割安になる計算です。出張や留学などで長期間車を置きたい場合は、月極利用の申込方法を空港に確認するとよいでしょう。
富士山静岡空港の駐車場は23:30〜翌5:30に閉門します。海外からの帰国便で深夜に到着する便がある場合、その時間帯はゲートが閉まっており車を出せません。帰国便の時刻表をチェックし、空港到着が23:30を過ぎそうなら駐車場での仮眠を含めた計画を立てる必要があります。
逆に早朝出発の便で5:30より前に空港入りしたい場合も、開門前は駐車場へ入れない点を押さえておきましょう。早朝便の利用者は前日のうちに空港近隣のホテルに宿泊して時間に余裕を持たせるか、5:30以降に到着するスケジュールに調整するのが安全です。
長期駐車中に万が一車のトラブルや空港側からの連絡が入った場合、海外でも電話・メールを受け取れる通信環境が必要です。海外で日本の電話番号にかかってきた電話を受けるのは難しい一方、SMSやメール、メッセージアプリは現地でインターネットに接続できれば問題なく受信できます。
出発前にeSIMを購入してアプリにダウンロードしておけば、現地に着いてすぐ通信を始められます。海外eSIMアプリをひとつ入れておくだけで、駐車場の連絡対応や現地での緊急連絡にも備えやすい環境を整えられます。
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富士山静岡空港の駐車場は、当日の空きを期待するだけでなく、事前予約や対象者向けのキャンペーンを活用することで安心感とコスト面のメリットを得られます。とくに繁忙期は満車のリスクがあるため、予約システムの仕組みを知っておくと出発当日の不安を減らせます。
ここでは公式の予約サービスと、無料キャンペーンの概要を紹介します。
P1には予約エリアが設けられており、タイムズ24のWEB予約システムから事前に駐車スペースを確保できます。予約料金は1,000円で、これは通常の駐車料金とは別に発生する金額です。電話予約には対応していないため、申し込みは必ずインターネット経由で行います。
予約のメリットは、出発便の前に「停められないかもしれない」というストレスから解放される点です。連休やお盆など、駐車場が混み合いやすい時期に出発する場合は、駐車料金の上に1,000円を上乗せしてでも予約する価値があるシーンといえます。
富士山静岡空港では、特定地域に住んでいる方を対象に、最大7日間の駐車料金が無料になるキャンペーンを実施しています。2026年のキャンペーンは2026年4月1日〜10月24日の期間で行われ、ゴールデンウィークやお盆、シルバーウィークなど一部の期間は除外日に設定されています。
対象者と概要は以下のとおりです。
対象 | 内容 |
|---|---|
静岡県東部の指定市町在住者 | 最大7日間の駐車料金無料、Google Forms経由で事前申請、旅行の1週間前まで |
山梨県在住者 | 最大7日間の駐車料金無料、事前申請が必要 |
対象市町村には熱海市、伊東市、三島市、伊豆市、伊豆の国市、沼津市、富士市、富士宮市、御殿場市などが含まれています。条件は静岡県東部または山梨県在住で、富士山静岡空港発着便の往復利用、そして正確な車両情報の入力です。
申請は旅行の1週間前までに完了させる必要があり、期限を過ぎるとキャンペーンの対象外となります。8日以上の旅行で利用する場合は超過分のみ精算する形になるので、長期旅行でも条件を満たしていれば大幅にコストを抑えられます。
2026年のキャンペーン除外日は、4月29日〜5月6日(ゴールデンウィーク)、8月8日〜16日(お盆)、9月19日〜23日(シルバーウィーク)です。この期間に出発・帰国便がかかる旅行は、無料キャンペーンの対象外となるためご注意ください。
対象地域に住んでいて長期の海外旅行を計画している方は、出発日と帰国日が除外日に重なっていないかをまず確認し、問題なければ早めにGoogle Formsから申請しておきましょう。

富士山静岡空港から海外に出発する際、駐車場の手配と並んで欠かせないのが現地で使うスマホ通信の準備です。とくに海外旅行中は、地図アプリでの移動、翻訳アプリ、SNSでの連絡、駐車場や空港からの緊急連絡の確認など、インターネット環境が必須となる場面が多くあります。
海外用のスマホ通信を整える方法はいくつかありますが、近年注目を集めているのがeSIMという選択肢です。物理的なSIMカードを差し替える必要がなく、アプリでプランを購入してダウンロードするだけで利用できる仕組みのため、出発前の準備時間を短縮できます。
トリファ(trifa)は、株式会社トリファが提供する利用者No.1の海外eSIMアプリです。全世界200カ国対応で、日本人がよく訪れる主要な渡航先のほとんどをカバーしています。アプリストアでの評価も高く、海外渡航時の通信手段として多くの人に選ばれています。
プランは1日単位の短期利用から最長60日までの長期プラン、毎月10GB付与される月額サブスクリプションまで幅広く用意されており、旅行スタイルに合わせて選べる点が特徴です。海外で初めてeSIMを使う方でも、購入から設定までアプリ内で完結する操作のシンプルさが魅力です。
富士山静岡空港から飛行機に乗る前に、トリファのアプリをスマホにダウンロードし、行き先の国に合うプランをチェックしておくとスムーズです。eSIM対応機種であれば、購入したプランをアプリからダウンロードするだけで現地到着時にすぐインターネットに接続できます。
出発前に設定方法を一度確認しておけば、現地の空港で慌てて通信手段を探す必要がなくなります。海外旅行をストレスなくスタートさせるために、駐車場の手配と一緒にeSIMの準備も進めておきましょう。

ライター
トリファ編集部(海外旅行の準備・現地情報担当)
海外旅行におけるベストシーズン、持ち物、現地で気をつけることなど、海外旅行の準備と現地情報を初心者にもわかりやすくまとめています。内容は必要に応じてトリファの現地スタッフへのヒアリングを行い、現地の状況も踏まえて整理しています。あわせて季節・制度・営業時間など変わりやすい情報は、公的機関や交通機関・施設の一次情報を確認し、変更があれば記事へ反映します(記事内に最終更新日を明記)。