
「微笑みの国」と呼ばれるタイは、煌びやかな寺院、美しいビーチリゾート、スパイシーなグルメと、旅行者を魅了する要素が詰まった東南アジア屈指の人気観光地です。日本からは直行便で約6〜7時間とアクセスしやすく、物価が比較的安いため、コスパの高い海外旅行先としても注目を集めています。 バンコクの華やかな寺院群やナイトマーケット、プーケットの透き通るビーチ、チェンマイの山岳文化とランナー王朝の歴史遺産など、エリアごとにまったく異なる魅力を楽しめるのもタイ旅行の醍醐味です。 本記事では、タイの観光スポットをバンコク・プーケット・チェンマイのエリア別に厳選して紹介します。2026年の最新情報をもとに、おすすめのタイ料理や旅行準備のポイントもあわせてまとめました。ぜひタイ旅行の計画にお役立てください。
目次

タイは東南アジアの中心に位置し、古都の歴史、ビーチリゾート、山岳地帯の自然など多彩な魅力を持つ国です。ここでは、タイ旅行を計画するうえで知っておきたい基本情報をまとめます。
日本からタイへは、成田・羽田・関西からバンコクのスワンナプーム国際空港まで直行便で約6〜7時間です。LCCも多数就航しており、時期によっては往復4万円台から航空券を購入できることもあります。
日本国籍の方は60日以内の観光目的であればビザは不要です(2024年7月の制度改正で30日から延長)。パスポートの残存有効期間は入国時に6か月以上必要なので、出発前に確認しておきましょう。また、2025年5月より紙の入国カードが廃止され、「TDAC(タイデジタル到着カード)」のオンライン事前登録が義務化されています。到着の72時間前から公式サイトで無料登録でき、発行されたQRコードを入国審査で提示します。
タイは熱帯性気候で、大きく3つの季節に分かれます。
季節 | 時期 | 特徴 |
|---|---|---|
乾季 | 11〜2月 | 気温25〜30度で過ごしやすい。ベストシーズン |
暑季 | 3〜5月 | 気温35度以上になることも。日差しが強い |
雨季 | 6〜10月 | スコールが多いが終日降り続くことは少ない |
観光のベストシーズンは乾季の11〜2月です。ただし、雨季でも午前中は晴れることが多いため、旅行を楽しめないわけではありません。
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タイの通貨は「バーツ(THB)」で、2026年2月時点のレートはおよそ1バーツ=約5円前後です。日本と比べて物価が安く、屋台のタイ料理は50〜100バーツ(約250〜500円)程度で食べられます。
両替は現地の空港や市内の両替所で行えます。バンコク市内ではスーパーリッチなどの両替所がレートの良さで知られています。クレジットカードはショッピングモールやホテルで使えますが、屋台や個人店では現金が基本です。
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タイの首都バンコクは、煌びやかな寺院とモダンな高層ビルが共存する活気あふれる都市です。初めてのタイ旅行なら、まずはバンコクの三大寺院を中心に観光プランを組むのがおすすめです。
バンコク最大の見どころであり、タイで最も格式の高い寺院です。敷地内にはエメラルド仏が安置された本堂のほか、金色に輝く仏塔や細密な壁画が広がり、その豪華さに圧倒されます。
隣接する王宮(グランドパレス)とあわせて見学でき、入場料は500バーツ(約2,500円)です。肌の露出が多い服装では入場できないため、長ズボンと袖のある服で訪れましょう。
全長46メートルの巨大な涅槃仏(寝釈迦像)で有名な寺院です。黄金に輝く仏像の迫力は写真では伝わりきらないほどで、足の裏に描かれた螺鈿細工も必見です。
ワット・ポーはタイ式マッサージの総本山としても知られており、境内で本場のマッサージを受けることもできます。入場料は300バーツ(約1,500円)で、ワット・プラケオから徒歩圏内のため、セットで訪れるのが効率的です。
チャオプラヤー川のほとりに立つ美しい仏塔で、「暁の寺」の通称で知られています。三島由紀夫の小説の舞台としても有名で、日本人にとってなじみ深い寺院のひとつです。
夕暮れ時のライトアップが特に美しく、対岸からの眺めも絶景です。入場料は200バーツ(約1,000円)で、仏塔の途中まで登ることもできます。ワット・ポーの対岸にあり、渡し船で簡単にアクセスできます。
カオサン通りは世界中のバックパッカーが集まる有名なストリートです。屋台やバー、マッサージ店が軒を連ね、夜になると一帯がお祭りのような賑わいを見せます。
チャイナタウン(ヤワラート)は、中華料理とタイ料理が融合した独特のストリートフードが楽しめるエリアです。夜になると通り沿いに屋台が並び、シーフードや点心、マンゴースイーツなどを手頃な価格で堪能できます。
毎週土日に開催されるタイ最大級のマーケットで、約15,000もの店舗がひしめき合っています。衣類、雑貨、アート、食品など、ありとあらゆるジャンルの商品が並び、1日では回りきれないほどの規模です。
午前中の早い時間帯は比較的空いているため、涼しいうちに訪れるのがおすすめです。値段交渉も楽しみのひとつで、2〜3割引きになることも珍しくありません。BTSモーチット駅から徒歩すぐとアクセスも便利です。

タイのビーチリゾートは世界中の旅行者を惹きつけています。中でもプーケットはタイ最大の島で、透明度の高い海と充実したリゾート施設が魅力です。
プーケットで最も賑やかなビーチがパトンビーチです。マリンスポーツやビーチアクティビティが充実しており、ビーチ沿いにはレストランやバーが立ち並んでいます。
一方、プーケットオールドタウンは中国・ポルトガル文化が融合したカラフルな建物が並ぶレトロなエリアです。おしゃれなカフェやギャラリーが点在しており、ビーチとは違ったプーケットの魅力を発見できます。
プーケットから船で約2時間のピピ島は、映画「ザ・ビーチ」の撮影地として世界的に有名です。エメラルドグリーンの海と切り立った断崖が織りなす景観は息をのむ美しさです。
パンガー湾にあるジェームズ・ボンド島(カオ・ピンカン)は、007シリーズの撮影に使われた奇岩で知られています。ロングテールボートやカヤックでの湾内巡りツアーが人気です。
クラビはプーケットの対岸に位置するビーチリゾートで、石灰岩の断崖が特徴的な景観を楽しめます。ライレイビーチはロッククライミングの聖地としても有名で、アクティブな旅行者に人気です。
タイ湾に浮かぶサムイ島は、ココナッツの木が茂る素朴な雰囲気が魅力のリゾートアイランドです。プーケットよりも落ち着いた雰囲気を好む方や、のんびり過ごしたい方におすすめです。バンコクから飛行機で約1時間でアクセスできます。

タイ北部の古都チェンマイと、バンコク近郊の古都アユタヤも見逃せない観光エリアです。バンコクやプーケットとはまた違った、歴史と自然に触れられるスポットを紹介します。
チェンマイのシンボルともいえる山上の寺院で、標高約1,080メートルの山頂に位置しています。306段の階段(ケーブルカーもあり)を登った先には、金色に輝く仏塔とチェンマイ市街を一望できる展望台が広がります。
地元の人々の信仰も厚く、タイの仏教文化を肌で感じられるスポットです。入場料は30バーツ(約150円)とリーズナブルで、ソンテウ(乗り合いトラック)で山頂までアクセスできます。
チェンマイの旧市街は城壁とお堀に囲まれたエリアで、100以上の寺院が点在しています。ワット・チェディルアンやワット・プラシンなど格式の高い寺院を巡りながら、のんびりと街歩きを楽しめます。
毎晩開催されるナイトバザールはチェンマイ観光の定番です。衣類や雑貨、北タイ料理の屋台が並び、値段交渉をしながら買い物を楽しめます。日曜日にはさらに大規模なサンデーマーケットが旧市街で開かれ、地元アーティストによるハンドメイド雑貨も豊富に揃います。
チェンマイ郊外には象と触れ合える施設がいくつかあります。近年は動物福祉の観点から象乗り体験を廃止し、象の保護とケアを目的とした「エレファント・サンクチュアリ」が増えています。
象に餌をあげたり、一緒に川で水浴びをしたりと、自然に近い環境で象とふれあえる体験はチェンマイならではのアクティビティです。施設によって内容や料金が異なるため、口コミや運営方針を確認してから予約するのがおすすめです。
バンコクから北へ約80km、電車やバスで約1時間半〜2時間の場所にあるアユタヤは、かつてのアユタヤ王朝の首都です。ユネスコ世界遺産に登録された遺跡群が点在しており、木の根に取り込まれた仏頭で有名なワット・マハタートは必見のスポットです。
遺跡を効率よく回るなら、レンタサイクルやトゥクトゥクをチャーターするのが便利です。バンコクからの日帰りツアーも多数催行されているため、タイ旅行に1日余裕がある方はぜひ訪れてみてください。

タイ旅行の楽しみは観光スポットだけではありません。世界中で愛されるタイ料理やタイならではの文化体験も、旅の思い出を豊かにしてくれます。
タイを訪れたらぜひ味わいたい定番グルメを紹介します。
料理名 | 特徴 | 価格の目安 |
|---|---|---|
パッタイ | 米麺の炒め物。甘酸っぱいソースが特徴 | 60〜100バーツ |
ガパオライス | 鶏ひき肉のバジル炒めとご飯。目玉焼き付きが定番 | 50〜80バーツ |
トムヤムクン | 世界三大スープのひとつ。酸味と辛味が絶妙 | 150〜300バーツ |
ソムタム | 青パパイヤのスパイシーサラダ。東北タイ発祥 | 50〜80バーツ |
カオマンガイ | 鶏の出汁で炊いたご飯にゆで鶏をのせた一品 | 50〜80バーツ |
マンゴースティッキーライス | ココナッツミルク味のもち米にマンゴーを添えたデザート | 100〜150バーツ |
屋台やフードコートなら100バーツ前後でお腹いっぱい食べられます。辛さが苦手な方は注文時に「マイペッ(辛くしないで)」と伝えるとよいでしょう。
タイの夜を彩るナイトマーケットは、ショッピングとグルメを同時に楽しめる人気スポットです。バンコクではジョッドフェアーズ(デーンネラミット等)が定番のナイトマーケットで、カラフルなテントが並ぶフォトジェニックな雰囲気も魅力です。場所が移転する場合があるため、訪問前に最新の営業場所を確認しましょう。
チェンマイのサンデーマーケットやプーケットのオールドタウン・サンデーマーケットなど、地方都市にもそれぞれ特色あるナイトマーケットがあります。値段交渉はタイの文化の一部なので、楽しみながらやりとりしてみましょう。
タイ古式マッサージの本場で受けるマッサージは、タイ旅行のハイライトのひとつです。街中のマッサージ店では1時間300〜500バーツ(約1,500〜2,500円)程度と、日本と比べて格段にリーズナブルです。
高級スパからローカルなマッサージ店までさまざまな選択肢があり、全身マッサージのほかにフットマッサージやオイルマッサージも人気です。観光で歩き疲れた足をほぐしてもらえば、翌日の観光もさらに楽しめるでしょう。

タイ旅行を快適に楽しむためには、事前の準備と現地でのマナーを知っておくことが大切です。ここでは、出発前に確認しておきたいポイントをまとめます。
タイ旅行中にスマートフォンを快適に使うためには、通信手段の事前準備が重要です。主な選択肢は以下の3つです。
通信手段 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
海外eSIM | 事前にアプリで購入・設定可能。SIM交換不要 | eSIM対応端末が必要 |
現地SIMカード | 現地の電話番号が使える。AISやTrueなど選択肢豊富 | 空港での購入が必要。SIM交換の手間 |
Wi-Fiレンタル | 複数端末で共有可能 | 持ち歩きが必要。充電の手間 |
なかでも利用者No.1の海外eSIMアプリ「トリファ(trifa)」は、渡航前にアプリで購入から設定まで完了できるのが特徴です。タイに到着してすぐにインターネットが使えるため、空港からの移動もスムーズです。
バンコク市内の移動にはBTS(高架鉄道)とMRT(地下鉄)が便利です。主要な観光スポットや商業施設の多くが駅の近くにあり、渋滞を避けて効率よく移動できます。
タクシーは初乗り35〜40バーツ(約175〜200円)と非常にリーズナブルですが、メーターを使わない運転手もいるため、乗車時に「メーター、プリーズ」と伝えましょう。配車アプリ「Grab」を使えば料金が事前に確定するため安心です。
トゥクトゥクはタイならではの乗り物で、短距離移動や観光に便利です。料金は交渉制のため、乗車前に値段を確認してから利用しましょう。
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タイ旅行で知っておきたいマナーと注意点をまとめます。
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タイは寺院巡り、ビーチリゾート、グルメ、ショッピングと多彩な魅力を持つ、何度訪れても新しい発見がある国です。バンコクの活気ある街並みからプーケットの透き通る海、チェンマイの山岳文化まで、エリアごとに異なる楽しみ方ができます。
しかし、慣れない土地での移動やレストラン探しには、スマートフォンのインターネット接続が欠かせません。地図アプリや翻訳アプリ、配車アプリの「Grab」など、タイ旅行ではスマホを活用する場面が多いため、通信手段の準備は必須です。
利用者No.1の海外eSIMアプリ「トリファ(trifa)」なら、アプリをダウンロードして簡単な設定を行うだけで、タイ到着後すぐにインターネットが使えます。物理SIMカードの交換やWi-Fiルーターの持ち歩きは不要で、24時間日本語サポートにも対応しているため、eSIMが初めての方でも安心です。
次のタイ旅行では、トリファで快適な通信環境を整えて、思いっきり観光を楽しみましょう。

ライター
トリファ編集部(海外旅行の準備・現地情報担当)
海外旅行におけるベストシーズン、持ち物、現地で気をつけることなど、海外旅行の準備と現地情報を初心者にもわかりやすくまとめています。内容は必要に応じてトリファの現地スタッフへのヒアリングを行い、現地の状況も踏まえて整理しています。あわせて季節・制度・営業時間など変わりやすい情報は、公的機関や交通機関・施設の一次情報を確認し、変更があれば記事へ反映します(記事内に最終更新日を明記)。