
海外旅行の準備をしているとき、「洗濯はどうしよう」と悩んだ経験はありませんか。特に1週間以上の長期旅行では、すべての着替えをスーツケースに詰めると荷物がかさんでしまいます。 実は、旅先で上手に洗濯をすれば持っていく衣類を大幅に減らせます。手洗い・コインランドリー・ホテルのランドリーサービスと方法はさまざまで、旅行スタイルに合わせて使い分けるのがポイントです。 この記事では、海外旅行中の洗濯方法を3つに分けてメリット・デメリットを比較し、手洗いの具体的な手順や便利グッズ、乾きやすい服の選び方まで詳しく解説します。 出発前にコツを押さえておけば、旅先で洗濯に困ることはありません。身軽で快適な海外旅行を実現しましょう。
目次

海外旅行中に洗濯をする最大のメリットは、持っていく衣類の量を減らせることです。荷物が軽くなれば移動がスムーズになり、LCCの重量制限にも余裕を持って対応できます。
旅先で洗濯をすることで得られるメリットは次のとおりです。
洗濯を前提にすれば、1週間の旅行でも3〜4日分の着替えで十分です。トップスは2〜3枚、ボトムスは1〜2本、下着と靴下は3〜4セットが目安になります。
着回しやすいシンプルなデザインの服を選び、1枚で複数のコーディネートに使えるものを優先しましょう。色味はベーシックカラー中心にまとめると、少ない枚数でも着回しに困りません。
アウターやデニムなど毎回洗う必要がないアイテムは1着だけ持っていき、下着やTシャツなど毎日替えたいものを洗濯でローテーションさせるのが効率的です。
ホテルの部屋干しでは乾燥時間が限られるため、速乾性のある素材を選ぶことが重要です。ポリエステルやナイロンなどの化学繊維は、綿素材と比べて乾きが格段に早く、旅行向きの素材といえます。
メリノウールも旅行に適した素材のひとつです。天然の抗菌・防臭効果があるため、数日間続けて着ても臭いが気になりにくく、洗濯の頻度を減らせます。
逆に、厚手の綿やデニム素材は乾きにくいため、旅行中の洗濯には向きません。旅行用の衣類を購入するなら、速乾・軽量をうたったトラベルウェアを検討してみてください。
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海外旅行中の洗濯方法は大きく3つあります。それぞれメリット・デメリットが異なるため、旅行スタイルや予算に合わせて選びましょう。
方法 | 費用 | 手軽さ | おすすめシーン |
|---|---|---|---|
手洗い | 無料(洗剤代のみ) | いつでもできる | 下着・靴下など少量の洗濯 |
コインランドリー | 400〜1,900円程度 | まとめ洗いに便利 | 数日分の衣類をまとめて洗う |
ランドリーサービス | 1点300〜1,000円程度 | 最も手軽 | 時間がない・手間をかけたくない |
ホテルの洗面台やバスタブを使って手洗いする方法は、追加費用がほぼかからず、毎日少量ずつ洗えるのが最大の魅力です。下着や靴下、薄手のTシャツなど、翌日も使いたいアイテムに適しています。
デメリットは、厚手の衣類やたくさんの洗濯物には向かないことです。また、脱水が不十分だと翌朝までに乾かない場合もあります。手洗いの具体的な手順は次のセクションで詳しく解説します。
数日分の洗濯物をまとめて洗いたいときは、コインランドリーが便利です。洗濯機と乾燥機がセットで使えるため、厚手の衣類もしっかり洗って乾かせます。
料金は国や地域によって大きく異なります。アジア圏は比較的リーズナブルで、ヨーロッパやアメリカはやや高めです。詳しい料金相場は後述します。
デメリットとしては、洗濯中にその場で待機する必要があること、場所を探す手間がかかることが挙げられます。Google Mapsで「laundromat」や「coin laundry」と検索すると、近くのコインランドリーを見つけやすいです。
ホテルのランドリーサービスは、洗濯物をランドリーバッグに入れてフロントに渡すだけで済む最も手軽な方法です。朝に出せば夕方〜翌日に仕上がるのが一般的で、プロの仕上がりが期待できます。
一方で料金は割高になりがちです。衣類1点ごとに課金されるため、枚数が多いと合計金額が膨らみます。急ぎの場合はエクスプレス料金が加算されることもあるので、料金表を事前に確認しましょう。
東南アジアでは、街中の洗濯代行サービス(ランドリーショップ)が1kgあたり120〜180円程度と格安で利用できる地域もあります。ホテルのサービスよりも費用を抑えたい場合は、こうした街中のサービスも選択肢になります。

手洗いは海外旅行中の洗濯方法として最も手軽です。正しい手順を覚えておけば、ホテルの部屋で効率よく洗濯できます。
手洗いは以下の5ステップで進めます。夜のうちに洗って干しておけば、翌朝には乾いていることがほとんどです。
1. 洗面台またはバスタブの排水口を塞ぎ、ぬるま湯を溜める
2. 携帯用洗剤を溶かし、衣類を5〜10分ほど浸け置きする
3. 汚れが気になる部分を中心に、やさしく揉み洗いする
4. 洗剤が残らないよう、2〜3回すすぎを繰り返す
5. 軽く絞ったあと、バスタオルに挟んで水分を吸い取る
排水口を塞ぐ栓がない場合は、シリコン製の万能栓を持参すると便利です。100円ショップやトラベル用品コーナーで手に入ります。
手洗い後の乾燥を早めるには、いくつかのコツがあります。まず、バスタオルで挟んで上から体重をかけ、できるだけ水分を取り除くことが大切です。この「タオルドライ」をしっかり行うだけで乾燥時間が大幅に短縮されます。
干す場所は、バスルームよりも室内のほうが空気の循環がよく乾きやすいです。ハンガーに掛けてエアコンの風が当たる位置に吊るすと、さらに効率的に乾かせます。
海外のホテルは日本に比べて室内が乾燥していることが多いため、夜に干しておけば翌朝にはほぼ乾いています。ただし、東南アジアなど湿度の高い地域では乾きにくい場合もあるので、速乾素材の衣類を選ぶとより安心です。
手洗いに向いているのは、下着・靴下・薄手のTシャツ・ハンカチなど、小さくて薄い衣類です。これらは乾きが早く、毎日のローテーションに適しています。
一方、ジーンズやパーカー、厚手のセーターは手洗いに向きません。水を含むと重くなり、脱水も不十分になりがちです。こうした衣類はコインランドリーを利用するか、旅行中は洗わずに済む枚数だけ持っていくのが得策です。
また、色落ちしやすい衣類は他の洗濯物と分けて洗いましょう。初めて洗うカラーTシャツなどは、念のため単独で手洗いするのがおすすめです。

海外のコインランドリーは国や地域によって設備・料金・利用方法が異なります。事前に特徴を知っておけば、現地で戸惑うことなくスムーズに利用できます。
主な旅行先でのコインランドリー料金相場を以下にまとめました。洗濯と乾燥を合わせた目安です。
国・地域 | 洗濯 | 乾燥 | 合計目安 |
|---|---|---|---|
韓国 | 3,000〜5,000ウォン | 3,000〜5,000ウォン | 約700〜1,100円 |
台湾 | 40〜70元 | 10元/5分 | 約500〜650円 |
タイ | 30〜50バーツ | 30〜50バーツ | 約300〜500円 |
アメリカ | 2〜5ドル | 1.5〜3ドル | 約500〜1,200円 |
フランス | 4〜7ユーロ | 1〜3ユーロ | 約800〜1,600円 |
イギリス | 5〜8ポンド | 3〜6ポンド | 約1,500〜2,700円 |
アジア圏は全体的にリーズナブルで、ヨーロッパやアメリカは日本と同等かやや高めの料金設定です。また、ベトナムでは洗濯代行サービスが主流で、1kgあたり120〜180円程度と非常に安価に利用できます。
海外のコインランドリーの利用手順は、基本的に日本と大きく変わりません。以下の流れで進めます。
1. 空いている洗濯機に衣類を入れる
2. コインまたはカードで料金を支払う(国によって支払い方法が異なる)
3. 洗剤を投入する(備え付けの場合と持参する場合がある)
4. コース(水温・水量)を選んでスタートする
5. 洗濯完了後、乾燥機に移して乾燥させる
支払い方法は国によって異なり、コイン式・カード式・アプリ決済式などがあります。現地通貨のコインを多めに用意しておくと安心です。洗剤は備え付けでない店舗が多いため、携帯用洗剤を持参するか、併設の自販機で購入しましょう。
海外のコインランドリーで最も気をつけたいのが洗濯物の盗難です。洗濯中はその場を離れず、洗濯機のそばで待機するのが基本です。やむを得ず離れる場合は、貴重品を洗濯機に入れないよう注意してください。
ヨーロッパをはじめとする硬水地域では、日本の洗剤が泡立ちにくいことがあります。現地のスーパーで洗剤を購入するか、硬水でも使える旅行用洗剤を持参すると失敗が少ないです。
また、海外の乾燥機は日本と比べて高温設定のものが多く、衣類が縮む可能性があります。デリケートな素材は低温設定(Low)を選ぶか、乾燥機を使わずに部屋干しにするなどの使い分けが大切です。
利用者No.1の海外eSIMアプリ「トリファ」を出発前にインストールしておくと、現地でのコインランドリー探しや操作方法の確認がはかどります。旅先でスマホが使えると洗濯以外の場面でも何かと助かります。

旅先での洗濯をスムーズにするために、出発前に揃えておきたいアイテムを厳選して紹介します。すべてコンパクトで軽量なので、スーツケースの場所を取りません。
旅行用の洗剤には、個包装の粉末タイプ、チューブ式のジェルタイプ、シートタイプの3種類があります。個包装は1回分ずつ分かれているため計量不要で使いやすく、液漏れの心配もありません。
シートタイプは近年人気が高まっている形態で、水に溶かすだけで使えます。薄くて軽いため荷物を極限まで減らしたい人に向いています。
液体洗剤を持参する場合は、機内持ち込みの液体物制限(100ml以下の容器、ジッパー付き透明袋に収納)に注意しましょう。粉末やシートタイプならこの制限を気にせず手荷物に入れられます。
洗濯ロープはホテルの部屋に干す場所がないときに活躍します。吸盤式やフック式のものを選べば、バスルームの壁やドアに簡単に設置できます。
折りたたみハンガーは靴下や下着を干すのに便利なピンチハンガータイプがおすすめです。使わないときはコンパクトに折りたためるため、持ち運びの負担になりません。
100円ショップでも十分な品質のものが手に入るので、出発前に揃えておくとよいでしょう。
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手洗い後の脱水に欠かせないのが、吸水性の高いマイクロファイバータオルやセームタオルです。洗った衣類をタオルに挟んで水分を吸い取ることで、乾燥時間を大幅に短縮できます。速乾タオルは体を拭くのにも兼用できるので、一石二鳥のアイテムです。
ジッパー付きポリ袋(ジップロックなど)は、洗濯前の汚れ物を分けて収納するのに便利です。袋の中に水と洗剤を入れて揉み洗いすれば、洗面台が使えない場面でも簡易的な洗濯ができます。
大きめのサイズを2〜3枚持っていくと、洗濯だけでなく濡れた水着の収納やパッキングの仕分けにも使えて重宝します。

海外旅行中の洗濯方法を3つ紹介しました。手洗い・コインランドリー・ランドリーサービスを旅行スタイルに合わせて使い分ければ、少ない荷物で快適な旅を楽しめます。
旅先でコインランドリーを探すときや、洗濯機の使い方を調べるときには、スマホのインターネット接続が欠かせません。トリファ(trifa)のeSIMなら、渡航先に到着してすぐにネットが使えるので、Google Mapsでの検索や翻訳アプリの利用がスムーズです。
アプリから渡航先と日数を選ぶだけで簡単にプランを購入でき、SIMカードの差し替えも不要です。出発前の準備として、ぜひチェックしてみてください。

ライター
トリファ編集部(海外旅行の準備・現地情報担当)
海外旅行におけるベストシーズン、持ち物、現地で気をつけることなど、海外旅行の準備と現地情報を初心者にもわかりやすくまとめています。内容は必要に応じてトリファの現地スタッフへのヒアリングを行い、現地の状況も踏まえて整理しています。あわせて季節・制度・営業時間など変わりやすい情報は、公的機関や交通機関・施設の一次情報を確認し、変更があれば記事へ反映します(記事内に最終更新日を明記)。