旅行やビジネスで韓国へ行く機会がある人は、出国前にさまざまな準備をする必要があります。日用品や充電機器、お金のほか、通信手段も事前に用意しておかなければなりません。 手軽に用意できる通信手段のひとつがeSIMです。eSIMなら韓国でも国内と同じように通信や通話ができます。 この記事では、韓国でのeSIMの使い方やメリット・デメリットなどを解説します。
目次
韓国でのeSIMの設定の仕方を、トリファ(trifa)を例に解説します。設定手順は以下のとおりです。
それぞれの手順を詳しく解説します。
まずは、現在使っている機種がeSIMに対応しているか確認しましょう。eSIMは最新の機種・比較的新しい機種であれば対応していますが、一部機種は非対応です。
iPhoneの場合、iPhone XS、XS Max、XR以降の機種がeSIMに対応していますが、Androidはメーカーや端末のグレードによって対応・非対応が変わります。
iPhone・Androidどちらも設定画面で「EID」という32桁の番号が表示されていれば、eSIMに対応しています。
使用する機種がeSIMに対応しているなら、実際にトリファ(trifa)でeSIM契約を始めましょう。トリファはアプリで契約手続きをします。App StoreまたはGoogle Playでトリファのアプリをダウンロードし、会員登録を済ませてください。
事前にここまで済ませておけば、出国直前にeSIMを契約する際も慌てずに手続きできるでしょう。
会員登録が完了したら、利用する日数やデータ容量を選んで、eSIMを購入しましょう。トリファ(trifa)では、韓国で使えるeSIMとして以下のプランを提供しています。
日数 | 容量別の料金 |
3日間 | 1GB:790円 3GB:2,200円 無制限:2,970円 |
7日間 | 3GB:1,960円 5GB:3,400円 無制限:5,990円 |
15日間 | 3GB:2,360円 5GB:3,900円 無制限:11,900円 |
31日間 | 5GB:3,920円 10GB:7,070円 無制限:16,000円 |
60日間 | 10GB:6,750円 30GB:19,140円 50GB:29,000円 |
※2025年6月時点
プラン契約時の支払いは、クレジットカードやデビットカードで簡単にできます。韓国への滞在期間やスマホの利用頻度にあわせて、適切なプランを選びましょう。
eSIMを契約したら、インストールをしておきましょう。トリファ(trifa)では、QRコードをスマートフォンで読み込めばeSIMプロファイルがインストールされます。
iPhoneでは、アプリで購入したeSIMのQRコードを別の端末に表示し、eSIMを組み込むiPhoneの「設定」「モバイル通信」「eSIMを追加」の順にタップします。QRコードをスキャンして「eSIMをアクティベート」をタップしてモバイル通信プランを追加しましょう。
Androidの場合は「設定」から「ネットワークとインターネット」「SIMを追加」を選択し、QRコードをスキャンします。ダウンロード完了後にSIMの名前を設定し、データローミング設定は韓国到着後にオンにしましょう。
なお、iPhoneでiOS17.4以降のOSを搭載していれば、トリファのアプリから直接eSIMをダウンロードできます。アプリの「マイeSIM」から「eSIMインストール」「ワンタップで設定する」「eSIMインストールへ」「eSIMをインストール」の順に選択してインストールしましょう。
韓国に到着したら、契約したeSIMに回線を切り替えましょう。スマートフォンの設定でトリファ(trifa)のeSIM回線に切り替え、データローミングをオンにすればすぐにインターネットが利用できます。
事前にインストールしたeSIMは、韓国の電波を受信するまで有効化されません。そのため、現地到着後に切り替えをする必要があります。現地で回線を切り替える際は、日本で使っている通信回線のデータローミングをオンにしないよう注意しましょう。
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韓国でeSIMを使うメリットは、以下の3点です。
韓国でのeSIM利用は、すぐに通信ができたり荷物が減ったりと、現地での生活をより快適にしてくれます。
韓国でeSIMを使うメリットは、現地の空港に到着してからすぐにインターネットに接続できる点です。従来の物理SIMカードやWi-Fiルーターのレンタルでは、韓国到着後に空港カウンターでカードやルーターを受け取ってから設定手続きをする必要がありました。
しかし、eSIMであれば事前にインストールしておけば、現地で回線の切り替えさえすればすぐに通信できるようになります。物品を受け取る必要もないため、到着後は目的地へ直行できます。
eSIMを利用すれば、ルーターやアダプターなどのスマートフォン以外の端末を持つ必要がないため、身軽に韓国での生活を楽しめます。
Wi-Fiルーターをレンタルすると、ルーターや充電用のバッテリー、アダプターと複数の荷物を持ち歩かなければなりません。移動が徒歩の場合は疲労しやすくなる可能性もあるでしょう。
eSIMであればスマートフォン1台で通信・通話ができるため、徒歩でも身軽に移動できます。長距離を歩く予定の人ほど、eSIMの利便性を実感できるでしょう。
eSIMはスマホに直接組み込むタイプのSIMであり、紛失や破損する可能性が低いです。物理SIMカードは交換の際に紛失したり、取り出す際に破損したりする可能性があります。また、ルーターは落下による破損や置き忘れといったリスクが考えられます。
eSIMはスマートフォンにSIMが組み込まれており、物理SIMカードをなくしたり壊してしまったりする心配がありません。不具合も本体の再起動などで解消しやすく、低リスクで使用できます。
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韓国でeSIMを使うデメリットは、以下の3つです。
韓国でeSIMを使う際は、複数端末が利用できない点や機種が限られる点などに注意が必要です。
eSIMは基本的に1つの端末にしかインストールできません。そのため、複数のデバイスでのインターネット接続には適していません。物理SIMカードのように差し替えて使うこともできないため、スマートフォンのほかにタブレットやパソコンを使う人にとっては、不便に感じるでしょう。
ポケットWiFiのレンタルであれば、複数の端末が同時にインターネット接続できるため、家族や友人と韓国に行く際も、1台のルーターで通信環境が整います。eSIMの場合は個別に契約する必要があり、結果的に支出の総額が増える可能性があります。
eSIMはすべてのスマートフォンで利用できるわけではなく、対応機種が限られています。新しい機種では利用できる可能性が高いですが、中古端末では使えない場合があるため、注意が必要です。
とくにAndroidはGoogle Pixel 3以降の機種、Samsung Galaxy S20以降の機種、OPPOの一部機種など、メーカーによって対応状況が変わります。非対応の場合は物理SIMカードを購入するか、ポケットWiFiをレンタルしなければなりません。
現在使用している機種がeSIMに対応するかどうか、渡航前によく確かめておきましょう。
韓国で利用できるeSIMには、日頃利用する通信プランと同じく、データ容量の制限があるプランが存在します。データ使用量が予想以上に多くなると追加料金が発生したり、速度制限により快適な通信ができなくなったりするため、注意しましょう。
とくに現地で容量を使い切ってしまうと、マップの読み込みやSNSへの投稿などが遅くなり、必要以上に時間がかかってしまいます。追加でデータを購入することは可能ですが、購入に都度料金がかかります。
現地でも頻繁にスマートフォンを使うのであれば、容量の大きいプランか無制限プランの契約がおすすめです。コストも考慮するなら、価格とデータ容量のバランスが取れたプランを契約するようにしましょう。
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韓国でのeSIM利用は、トリファ(trifa)がおすすめです。トリファはアプリからeSIMの契約・設定ができる手軽さやプランラインナップの豊富さ、充実したサポートが魅力です。韓国へ行く機会のある人は、利用を検討してみましょう。
トリファ(trifa)は専用アプリを使ってeSIMの契約や設定ができます。申込から設定完了まで最短3分でできるため、渡航直前でも簡単に手続きできるのが特徴です。
eSIMを使うには、アプリから直接eSIMをダウンロードするか、QRコードを読み込んでインストールします。出発前に契約を済ませておけば、現地ですぐに通信ができます。仕事などで急に韓国に行くことになった際にも利用しやすいでしょう。
トリファ(trifa)の韓国eSIMのプランは3日間・7日間・31日間など、さまざまなプランが提供されています。短期旅行はもちろん、留学のような長期滞在にも対応可能です。
あらためて、トリファの韓国eSIMのプランラインナップを見てみましょう。
日数 | 容量別の料金 |
3日間 | 1GB:790円 3GB:2,200円 無制限:2,970円 |
7日間 | 3GB:1,960円 5GB:3,400円 無制限:5,990円 |
15日間 | 3GB:2,360円 5GB:3,900円 無制限:11,900円 |
31日間 | 5GB:3,920円 10GB:7,070円 無制限:16,000円 |
60日間 | 10GB:6,750円 30GB:19,140円 50GB:29,000円 |
日数やデータ容量などから、自分に合うものを契約しましょう。
トリファ(trifa)では24時間日本語対応のチャットサポートを提供しています。チャットでのやり取りで言語が障壁にならないため、現地でeSIMに関する不具合やトラブルがあった際にも、疑問を解決しやすいでしょう。
インターネットにうまくつながらない、設定がうまくいかないといった場合でも、スピーディーに対応してもらえます。不具合が続くストレスも溜まりにくく、安心して現地での生活を楽しめます。
韓国でeSIMを利用したユーザーの口コミとして、トリファ(trifa)のユーザーの評価を見てみましょう。
よい口コミ
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悪い口コミ
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すぐにインターネットにつながる点や、簡単に設定ができる点、アプリの見やすさなどが好評です。
一方、無制限プランはキャリアローミングと変わらない値段の場合もあるため、やや高いと感じる人もいるかもしれません。また、一部つながりにくさを感じている人もいました。
とはいえ、韓国でのeSIM利用は好評です。利便性や簡単に設定できる気軽さを重視したいのであれば、トリファで韓国用のeSIMプラン契約を検討してみてください。
韓国でのeSIM利用に関する質問や疑問をまとめました。渡航前の参考としてください。
韓国で電話番号付きのeSIM利用は可能ですが、サービスを提供するプロバイダーは限られています。
通話が可能になる分、料金も高くなる傾向にあるため、通話はLINEのような無料でできるアプリをeSIM経由で利用したほうがよいでしょう。
韓国でのeSIMは通常のものと同様、機内モードがオンの状態では使用できません。韓国到着後には以下の手順で操作することで、eSIMでの通信が可能になります。
また、eSIMに不具合がある際に、一度機内モードに設定することで解消する場合があります。もし使っていて不具合が起きた際は、試してみてください。
ライター
トリファ編集部
海外旅行の際に知っておくと良い情報や、通信に関する疑問点を解消できる情報を提供させていただきます。皆様の海外渡航がより良いものになるための手助けとなれればと思います。