
海外旅行で快適にインターネットを使うなら、eSIMサービスの利用がおすすめです。空港でSIMカードを買ったりWi-Fiルーターをレンタルしたりする手間がなく、スマートフォンひとつで通信環境を整えられます。 しかし、eSIMサービスは種類が多く、どれを選べばよいか迷う方も多いのではないでしょうか。料金や対応国数、データ容量、日本語サポートの有無など、比較すべきポイントは複数あります。 本記事では、trifa・Airalo・Holaflyをはじめとする人気の海外eSIMサービスを料金・機能・使いやすさの観点から徹底比較しました。旅行スタイル別のおすすめも紹介しています。 初めてeSIMを使う方から、よりお得なサービスを探している方まで、自分にぴったりのeSIMが見つかる内容になっていますので、ぜひ参考にしてください。
目次

eSIM(イーシム)とは、スマートフォンに内蔵された電子的なSIMのことです。従来の物理SIMカードとは異なり、カードの差し替えが不要で、オンラインでプランを購入・設定するだけで通信が利用可能になります。
海外旅行でeSIMを利用するメリットを整理しておきましょう。
eSIMは物理的なカードではなく、スマートフォン本体に組み込まれたチップにプロファイル(通信設定情報)をダウンロードすることで利用します。購入後にQRコードを読み取るか、専用アプリからインストールすることで設定が完了します。
設定後はスマートフォンの「モバイル通信」画面でeSIMプランをオンにするだけで通信が開始されます。メインのSIM(日本のキャリア契約)は残したまま、データ通信だけeSIMに切り替えることも可能です。
帰国後はeSIMプランをオフにし、日本のキャリアに戻すだけで元の状態に復帰します。物理SIMのように紛失するリスクがない点も大きな利点です。
eSIMを利用するには、スマートフォンがeSIMに対応している必要があります。iPhoneはiPhone XS以降のモデル、AndroidはGoogle Pixel 3a以降やGalaxy S20以降など、2019年以降に発売された多くの機種が対応しています。
対応状況はスマートフォンの設定画面から確認できます。iPhoneの場合は「設定」→「モバイル通信」→「eSIMを追加」の項目があれば対応しています。Androidの場合は「設定」→「ネットワークとインターネット」→「SIM」で確認できます。
また、SIMロックが解除されていることも条件です。2021年10月以降に販売された端末は原則SIMフリーですが、それ以前の端末はキャリアでSIMロック解除の手続きが必要な場合があります。
関連記事:海外eSIMとは?おすすめの選び方・料金・設定方法を初心者向けに徹底解説
海外eSIMサービスは数多くありますが、以下の5つのポイントを基準に比較すると自分に合ったサービスを見つけやすくなります。
1つ目は料金です。同じデータ容量・利用日数でもサービスによって料金に差があるため、複数のサービスで見積もりを比較しましょう。2つ目は対応国数です。複数国を周遊する場合は、対応国数の多いサービスや周遊プランがあるサービスが便利です。
3つ目はデータ容量の選択肢です。1日1GBの定額制、期間内○GBの容量制、無制限プランなど、サービスによって提供形態が異なります。4つ目は日本語サポートの有無です。トラブル時に日本語で問い合わせできるかどうかは大きな安心材料になります。
5つ目はアプリの使いやすさです。購入から設定、データ残量の確認まで、アプリ内で完結できるサービスは初心者にもおすすめです。

ここからは、海外旅行でおすすめのeSIMサービスを5つ厳選して紹介します。それぞれの特徴・料金・対応国数を比較し、どのサービスがどんな旅行スタイルに向いているかを解説します。
まずは主要サービスの比較表をご覧ください。
サービス名 | 対応国数 | 料金目安(韓国3日) | 無制限プラン | 日本語サポート | アプリ |
|---|---|---|---|---|---|
trifa | 195か国以上 | 約900円〜 | なし | 24時間対応 | あり |
Airalo | 200か国以上 | 約650円〜 | なし | あり(日本語限定的) | あり |
Holafly | 200か国以上 | 約1,400円〜 | あり(120か国以上) | 24時間対応 | あり |
World eSIM | 180か国以上 | 約800円〜 | なし | あり | あり |
Nomad eSIM | 100か国以上 | 約700円〜 | なし | 英語のみ | あり |
trifaは日本企業が運営する海外eSIMアプリで、利用者No.1を誇るサービスです。世界195か国以上に対応しており、アプリ1つでプランの購入からeSIMの設定、データ残量の確認までが完結します。
最大の強みは24時間対応の日本語有人チャットサポートです。eSIMの設定や現地でのトラブルに日本語で対応してもらえるため、海外旅行が初めての方やeSIM初心者の方にとって心強い存在です。
料金は渡航先やプランによって異なりますが、韓国の場合1GB/1日プランが500円台から利用可能です。データ容量は旅行の日数や用途に合わせて柔軟に選べます。アプリのUIも日本語でわかりやすく設計されています。
Airaloは2019年にシンガポールで設立された世界初のeSIMストアで、200か国以上に対応する世界最大級のeSIMサービスです。世界で500万人以上の利用実績があり、対応国数と料金の安さが魅力です。
料金はサービス全体で最安値クラスで、1GB/7日間のプランが650円前後から購入できます。国別プランだけでなく、地域別(アジア・ヨーロッパなど)やグローバルプランも充実しており、複数国を周遊する旅行にも対応しやすいのが特徴です。
アプリは日本語に対応していますが、カスタマーサポートは日本語対応スタッフが限られており、英語でのやり取りが必要になるケースもあります。eSIMの設定に慣れている方や、コスト重視の方に向いています。
Holaflyは120か国以上でデータ無制限プランを提供しているeSIMサービスです。利用期間内であればデータ容量を気にせず使い放題のため、動画視聴やSNSへの写真投稿を頻繁に行う方に人気があります。
料金は他サービスと比べるとやや高めですが、無制限プランでありながら1日あたり500円前後で利用できる国もあり、容量制限のあるサービスと比較してもコストパフォーマンスに優れているケースがあります。
カスタマーサポートは24時間対応で日本語にも対応しています。一方で、テザリング(他デバイスとのデータ共有)が一部プランで制限されている点は事前に確認が必要です。
関連記事:物理SIMカードとeSIMの違いとは?どっちを選ぶべきか徹底比較
World eSIMは日本企業が運営するサービスで、180か国以上に対応しています。シンプルな料金体系と日本語対応が特徴で、初めてeSIMを使う方にも利用しやすいサービスです。
Nomad eSIMは対応国数は100か国程度とやや少ないものの、料金の安さとアプリの使いやすさに定評があります。韓国や台湾など東アジアの主要国はカバーされているため、近場の旅行であれば十分対応可能です。
どちらのサービスも、trifaやAiraloと比較して特化した強みがあるため、渡航先や旅行の目的に応じて検討してみてください。

海外eSIMサービスは数多くありますが、旅行の目的や期間、行き先によって最適なサービスは異なります。ここでは旅行スタイル別にどのeSIMサービスが合っているかを整理しました。
海外旅行が初めての方やeSIMを使ったことがない方には、日本語サポートが充実しているサービスがおすすめです。設定でつまずいたときや現地でトラブルがあったときに、日本語で相談できるかどうかは大きな安心材料になります。
この観点では、24時間日本語有人サポートを提供しているtrifaが最も安心できる選択肢です。アプリの操作画面も日本語でわかりやすく、eSIMのインストールから利用開始まで画面の案内に従うだけで完了します。
Holaflyも日本語サポートが充実しており、データ無制限プランがあるため容量を気にせず使えるという点で初心者には安心感があります。
通信費をできるだけ抑えたい方には、Airaloがおすすめです。1GBあたりの料金が業界最安値クラスで、必要な分だけデータを購入できるため無駄がありません。追加チャージも簡単にできるため、足りなくなったときにも柔軟に対応できます。
ただし、Airaloは日本語サポートが限定的なため、eSIMの設定に自信がある方やある程度英語でのやり取りに抵抗がない方に向いています。
trifaもコストパフォーマンスに優れたプランを提供しており、日本語サポート付きでありながら手頃な料金設定のため、サポートの安心感とコスパを両立したい方にはバランスのよい選択肢です。
ヨーロッパ周遊やアジア複数国の旅行では、国ごとにeSIMプランを購入するとコストが膨らむため、地域別プランやグローバルプランがあるサービスが便利です。
Airaloはアジア・ヨーロッパなどの地域別プランや、137か国対応のグローバルプランを提供しています。1つのプランで複数国をカバーできるため、国境を越えるたびにeSIMを切り替える手間がなくなります。
Holaflyもヨーロッパ周遊プランなど複数国対応のデータ無制限プランがあり、長期滞在者や動画を多く視聴する方に向いています。渡航日数と利用スタイルに合わせて最適なプランを選びましょう。
関連記事:eSIM・ポケットWiFiどっちがいい?海外利用で損しない選び方

eSIMの購入から利用開始までの流れは、サービスによって多少異なりますが基本的な手順は共通しています。ここでは一般的なeSIMの設定方法をステップごとに解説します。
eSIMの利用は、大きく分けて「購入」「インストール」「有効化」の3ステップで完了します。
まず、利用したいeSIMサービスのアプリまたはウェブサイトから、渡航先に対応したデータプランを購入します。支払いはクレジットカードやデビットカード、一部サービスではApple PayやGoogle Payにも対応しています。
購入後にQRコードが発行されるので、スマートフォンの設定画面からQRコードを読み取ってeSIMプロファイルをインストールします。アプリ経由の場合はQRコード不要で、アプリ内のボタン操作だけでインストールが完了するサービスもあります。
インストールは出発前に自宅のWi-Fi環境で済ませておくのがおすすめです。現地でのインストールも可能ですが、通信環境によっては時間がかかる場合があります。
iPhoneでeSIMを設定する手順は以下のとおりです。「設定」アプリを開き、「モバイル通信」をタップします。「eSIMを追加」を選択し、QRコードを読み取るかアプリの指示に従ってプロファイルをインストールします。
インストール完了後、「モバイル通信プラン」の画面でeSIMの名称(「旅行」など)を設定します。データ通信に使用する回線としてeSIMを選択すれば準備完了です。
現地に到着したら、「設定」→「モバイル通信」でeSIMのプランをオンにし、「データローミング」もオンに切り替えます。メインの日本キャリアSIMは「この回線をオフにする」か、データ通信のみeSIMに切り替える設定にしておくと、日本のプランのデータ消費を防げます。
AndroidでのeSIM設定は機種によって画面の名称が若干異なりますが、基本的な流れは同じです。「設定」→「ネットワークとインターネット」→「SIM」→「eSIMを追加」の順に進みます。
QRコードの読み取り画面が表示されたら、eSIMサービスから提供されたQRコードをスキャンします。プロファイルのダウンロードが始まり、完了するとSIM一覧にeSIMが追加されます。
データ通信に使用するSIMとしてeSIMを選択し、現地到着後にデータローミングをオンにすれば利用開始です。Google Pixel、Galaxy、Xperiaなど主要なAndroid端末はeSIMに対応しているため、多くの方が利用できます。

海外eSIMサービスは複数ありますが、初めてeSIMを使う方から旅行上級者まで幅広くおすすめできるのが、利用者No.1の海外eSIMアプリ「トリファ(trifa)」です。
トリファは世界195か国以上に対応し、アプリをダウンロードして簡単な設定を行うだけで、渡航先ですぐにインターネットが利用できます。物理SIMカードの交換やWi-Fiルーターのレンタルは一切不要で、スマートフォン1台で通信環境が整います。
24時間対応の日本語有人チャットサポートは、eSIM初心者にとって最大の安心材料です。設定方法がわからないときや現地で接続トラブルが起きたときでも、すぐに日本語で相談できます。
料金・サポート・使いやすさのバランスに優れた海外eSIMをお探しの方は、ぜひトリファを試してみてください。

ライター
トリファ編集部(海外旅行の準備・現地情報担当)
海外旅行におけるベストシーズン、持ち物、現地で気をつけることなど、海外旅行の準備と現地情報を初心者にもわかりやすくまとめています。内容は必要に応じてトリファの現地スタッフへのヒアリングを行い、現地の状況も踏まえて整理しています。あわせて季節・制度・営業時間など変わりやすい情報は、公的機関や交通機関・施設の一次情報を確認し、変更があれば記事へ反映します(記事内に最終更新日を明記)。