
海外旅行で快適にインターネットを使うなら、eSIMサービスの利用がおすすめです。空港でSIMカードを買ったりWi-Fiルーターをレンタルしたりする手間がなく、スマートフォンひとつで通信環境を整えられます。 しかし、2026年現在eSIMサービスは10社以上あり、料金や対応国数、データ容量、日本語サポートの有無など比較すべきポイントが多く、どれを選べばよいか迷う方も多いのではないでしょうか。 本記事では、trifa・Airalo・Holafly・Sailyをはじめとする人気の海外eSIMサービス10社を、8つの項目で徹底比較しました。人気渡航先の料金比較や旅行スタイル別のおすすめも紹介しています。 初めてeSIMを使う方から、よりお得なサービスを探している方まで、自分にぴったりのeSIMが見つかる内容になっていますので、ぜひ参考にしてください。
目次
まずは主要10社の特徴を一覧で比較しましょう。サービス選びで特に重要なのは「対応国数」「無制限プラン」「日本語サポート」「決済通貨」の4つです。
サービス名 | 運営国 | 対応国数 | 無制限プラン | 日本語サポート | 専用アプリ | 決済通貨 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
trifa | 日本 | 200か国+ | あり | 24時間有人チャット | あり | 日本円 | JAL・ANAマイル連携の国産eSIM |
Airalo | シンガポール | 200か国+ | 速度制限付き | AI翻訳チャット | あり | 複数通貨 | 世界最大のeSIMストア |
Holafly | アイルランド | 200か国+ | あり(160か国+) | 24時間チャット | あり | 複数通貨 | 160か国以上でデータ無制限 |
Saily | リトアニア | 150か国+ | あり(37か国) | 24/7チャット | あり | USD | Nord Security運営 |
Nomad | 香港 | 200か国+ | 速度制限付き | 英語のみ | あり | USD | $4.50〜の低価格プラン |
World eSIM | 日本 | 200か国+ | あり(59か国) | 24時間電話+LINE | あり | 日本円 | 東証プライム上場企業運営 |
Glocal eSIM | 日本 | 160か国+ | あり(周遊プラン) | メール対応 | なし(QR方式) | 日本円 | 周遊無制限プランあり |
Klook | 香港 | 主要国対応 | 一部あり | 24時間チャット | 旅行アプリ | 複数通貨 | 旅行予約と一括管理 |
KKday | 台湾 | 主要国対応 | 一部あり | チャット対応 | 旅行アプリ | 複数通貨 | アジア圏のeSIMが豊富 |
Ubigi | フランス | 200か国+ | 一部あり | メール(日本語可) | あり | 複数通貨 | NTTグループ子会社が運営 |
比較表を見ても迷う方のために、選び方の基準を整理しておきましょう。
1つ目は対応国数です。複数国を周遊する予定がある方は、対応国数が多く地域別プランがあるサービスを選ぶとコストを抑えられます。2つ目は無制限プランの有無です。動画視聴やSNS投稿が多い方は無制限プランがあるサービスが安心です。
3つ目は日本語サポートです。eSIM初心者は設定トラブル時に日本語で相談できるかどうかが重要な判断材料になります。4つ目は決済通貨です。AiraloやHolaflyなど複数通貨に対応したサービスもありますが、外貨決済は為替変動の影響を受けるため、円安時は日本円決済のサービスが有利です。
5つ目はアプリの使いやすさです。購入から設定、データ残量の確認まで専用アプリで完結できるサービスは、旅行中のストレスが少なくなります。

ここからは各サービスの特徴を、日本発サービス・海外大手・旅行プラットフォーム系の3グループに分けて詳しく解説します。
trifa(トリファ) は、利用者No.1の海外eSIMアプリです。世界200か国以上に対応し、アプリ1つでプランの購入からeSIMの設定、データ残量の確認までが完結します。最大の強みは24時間対応の日本語有人チャットサポートで、設定トラブルや現地での接続問題にも日本語で即座に対応してもらえます。
アプリのUIはすべて日本語で設計されており、渡航先を選ぶだけで最適なプランが表示されます。データ残量はアプリからリアルタイムで確認でき、残りが少なくなったら追加チャージも簡単です。またJAL・ANAのマイルとも連携しているため、お得にeSIMを購入できる点も大きな強みです。
World eSIM は200か国以上に対応する日本企業(株式会社ビジョン)運営のサービスです。59か国で無制限プランを提供しており、日本円決済に対応しているため為替レートを気にせず購入できます。電話サポート(24時間)とLINE公式アカウントでの問い合わせにも対応しています。
Glocal eSIM はグローカルネットが運営するサービスで、160か国以上に対応しており、アジア周遊やヨーロッパ周遊などの地域別無制限プランを提供しています。QRコード方式のため専用アプリはなく、メールで届くQRコードを読み取って利用開始します。サポートはメール対応のみで、リアルタイムでの問い合わせには対応していません。
Airalo(エアロ) は世界初のeSIMストアとして2019年に設立され、200か国以上に対応し、世界で2,000万人以上の利用実績がある世界最大のeSIMストアです。国別・地域別・グローバルとプラン構成が多く、アジア周遊やヨーロッパ周遊など地域別プランもあります。
日本語チャットはAI翻訳ベースのため、細かいニュアンスが伝わりにくい場合があります。なお「無制限」と表記されているプランは、1日あたり3GBの高速データを使い切ると速度が1Mbps程度に制限される仕組みのため、完全な無制限ではない点に注意が必要です。
Holafly(オラフライ) は160か国以上でデータ無制限プランを提供しているサービスです。容量を気にせず使い放題のプランが中心です。24時間日本語チャットサポートに対応しており、公式サイトも日本語で利用可能です。
テザリングは一部プランで1日500MB〜1GB程度が可能ですが、全プランで対応しているわけではないため事前に確認が必要です。日本からアクセスすると日本円で料金が表示されますが、基準通貨はユーロのため為替レートの影響を受けます。
Saily(セイリー) はVPNサービス大手のNordVPNを運営するNord Security社が2024年に開始したeSIMサービスです。150か国以上に対応し、固定容量プランと無制限プランの両方を提供しており、料金は1GB/7日が$3.99からです。日本語対応は限定的で24/7ライブチャットは英語ベースのため、英語に抵抗がない方向けです。
Nomad eSIM は200か国以上に対応し、シンプルな設計と低価格が売りのサービスです。無制限プランも提供していますが、1日あたり2GBを超えると512kbpsに速度制限がかかる仕組みです。日本語サポートがないため、設定や問い合わせはすべて英語での対応になります。
関連記事:海外eSIMとは?おすすめの選び方・料金・設定方法を初心者向けに徹底解説
Klook(クルック) は香港発の旅行予約プラットフォームで、観光チケットやアクティビティと一緒にeSIMを購入できます。ヨーロッパ40か国以上・アジア主要国など幅広い渡航先に対応し、一部では無制限プランも選べます。24時間チャットサポートがあります。eSIM専門サービスではないため、プランの種類や対応国はサービスによって異なります。
KKday(ケーケーデイ) は台湾発の旅行プラットフォームで、特にアジア圏のeSIMプランが充実しています。eSIM専門サービスではないため対応国に偏りがあり、渡航先によってはプランが見つからない場合もあります。
Ubigi(ユビジ) はフランスのTransatel社が運営し、NTTグループ子会社が運営しており、200か国以上に対応しています。日本語でのメールサポートに対応していますが、リアルタイムチャットはありません。

同じサービスでも渡航先によって料金は大きく異なります。ここでは日本人に人気の渡航先ごとに、主要サービスの料金目安を紹介します。
以下の料金は2026年3月6日時点の各社公式サイト掲載価格です。為替レートの変動やキャンペーンにより実際の料金は異なる場合があるため、正確な最新料金は各サービスの公式サイト・アプリでご確認ください。
韓国は日本人に最も人気のeSIM利用先で、各サービスとも競争力のあるプランを用意しています。
Airaloは1GB/3日が$4.00、3GB/7日が$9.00と容量制で低価格です。Holaflyはデータ無制限/3日が2,090円、無制限/5日が3,390円で、容量を気にせず使えます。Glocal eSIMは3日1,680円、5日2,480円と日本円決済で手軽です。Sailyは1GB/7日が$3.99、3GB/30日が$8.99と長めの有効期間が特徴です。
2泊3日の韓国旅行でのデータ使用量の目安は、地図検索やSNS閲覧が中心なら3〜5GB、動画視聴やライブ配信もするなら無制限プランが安心です。
なお、trifaの料金は渡航先やプランによって異なるため、公式アプリから最新の料金を確認してください。手頃な価格で日本語サポート付きのプランが用意されています。
台湾とタイも韓国に次ぐ人気渡航先です。台湾ではeSIM購入時に実名登録(パスポート情報の提出)が必要なため、実名登録に対応しているサービスを選ぶ必要があります。
Airaloは台湾1GB/3日を$4.00、台湾3GB/3日を$8.50で提供しています。タイは1GB/3日が$4.00、3GB/3日が$5.50です。Holaflyは台湾・タイともに無制限/5日が3,390円(公式サイト円建て価格)です。
タイではGrab(配車アプリ)やGoogleマップの利用頻度が高いため、3GB以上のプランを選ぶと余裕があります。台湾の実名登録はサービス側が代行してくれるケースが多いですが、購入前に対応状況を確認しておくと安心です。
関連記事:eSIM・ポケットWiFiどっちがいい?海外利用で損しない選び方
アメリカやヨーロッパは滞在期間が長く、データ使用量も増える傾向にあります。7日間プランでの料金目安を見てみましょう。
Holaflyはアメリカ・ヨーロッパともに無制限/7日が4,790円(公式サイト円建て価格)です。Airaloはアメリカ・ヨーロッパともに1GB/3日が$4.00〜$4.50と低価格からプランが用意されており、データ容量や日数で料金が変わるため公式サイトでの確認をおすすめします。
ヨーロッパ周遊の場合、国ごとにeSIMを買うよりも地域プランの方がコストを抑えられます。Holaflyのヨーロッパプランは33か国対応です。アメリカ本土とハワイで同じプランが使えるかどうかもサービスによって異なるため、渡航先が複数ある場合はプランの適用範囲を事前に確認しましょう。

サービスや料金の情報を見ても、結局どれを選べばよいか決められない方のために、旅行スタイル別におすすめを整理しました。
eSIMを初めて使う方に最も重要なのは、日本語サポートの充実度です。QRコードの読み取りやデータローミングの設定など、慣れていないと戸惑う場面が多いため、日本語で即座に相談できる環境があると安心です。
この観点では、24時間日本語有人チャットを提供しているtrifaが最も安心できる選択肢です。アプリの操作画面もすべて日本語で、画面の案内に従うだけでeSIMの購入からインストールまでが完了します。日本円決済に対応している点も、初心者には安心材料です。
Holaflyも日本語チャットサポートがありますが、基準通貨がユーロのため為替変動の影響を受けます。World eSIMは電話サポートとLINE対応がありますが、アプリの操作性はサービスによって差があるため、事前に確認しておくとよいでしょう。
通信費をできるだけ抑えたい方は、料金だけでなくサポートや決済通貨も含めた総合的なコストで比較することが大切です。Airaloは$4.50〜のプランがありますが、日本語サポートはAI翻訳のみで、外貨決済のため為替手数料がかかります。NomadやKKdayも低価格なプランはありますが、日本語サポートがない・対応国が限られるといった制約があります。
コスパとサポートの安心感を両立したい方には、日本円決済で24時間日本語有人チャットが使えるtrifaがおすすめです。
関連記事:eSIMの設定方法・使い方を完全ガイド!iPhone・Android対応
ヨーロッパ周遊やアジア複数国の旅行では、国ごとにeSIMを購入するとコストが膨らみます。地域別プランやグローバルプランがあるサービスを選びましょう。
Airaloは137か国対応のグローバルプラン、Holaflyはヨーロッパ33か国対応の周遊プランがありますが、いずれも外貨決済のため為替変動リスクがあります。
2か国以上を訪れる旅行なら、まず周遊プランの料金を確認し、国別プランの合計と比較するのがコツです。trifaは200か国以上に対応しており、アプリから追加購入も簡単にできるため、周遊旅行でも柔軟に対応できます。

eSIMは便利なサービスですが、利用前に確認しておくべきポイントがいくつかあります。現地で慌てないために、出発前にチェックしておきましょう。
eSIMを利用するには、スマートフォンがeSIMに対応している必要があります。iPhoneはXS以降のモデル、AndroidはGoogle Pixel 3a以降やGalaxy S20以降など、2019年以降に発売された多くの機種が対応しています。
iPhoneの場合は「設定」→「モバイル通信」→「eSIMを追加」の項目があれば対応しています。また、SIMロックが解除されていることも条件です。2021年10月以降に販売された端末は原則SIMフリーですが、それ以前の端末はキャリアでSIMロック解除の手続きが必要な場合があります。
関連記事:eSIM対応機種の確認方法|iPhone・Android別に徹底解説
タブレットやPCでもインターネットを使いたい場合、eSIMのテザリング対応は重要な確認ポイントです。サービスやプランによってテザリングの可否が異なり、対応していても速度制限や容量制限がかかる場合があります。
trifaやAiraloはテザリングに対応していますが、Holaflyは一部プランで1日あたりの制限があります。KlookやKKdayで購入するeSIMはプランごとに対応が異なるため、購入前に商品ページで確認しましょう。
eSIMのインストールは出発前にWi-Fi環境で済ませておくのがおすすめです。QRコードの読み取りやプロファイルのダウンロードにはインターネット接続が必要なため、現地でのインストールは通信環境によって時間がかかる場合があります。
インストール後はeSIMプランをオフにしておき、現地到着後にオンに切り替えてデータローミングを有効にすれば利用開始です。帰国後はeSIMプランをオフにし、日本のキャリアに戻すだけで元の状態に復帰します。
なお、サービスによってはeSIMプロファイルに有効期限があり、インストールした時点からカウントが始まるものもあります。出発直前にインストールするか、有効期限の開始タイミングをサービスごとに確認しておくと無駄なく利用できます。

10社を比較してきましたが、初めてeSIMを使う方から旅行上級者まで幅広くおすすめできるのが「トリファ(trifa)」です。
トリファは世界200か国以上に対応し、アプリをダウンロードして簡単な設定を行うだけで、渡航先ですぐにインターネットが利用できます。物理SIMカードの交換やWi-Fiルーターのレンタルは一切不要です。
24時間対応の日本語有人チャットサポートがあるため、eSIM初心者でも安心して利用できます。設定方法がわからないときや接続トラブルが起きたときでも、すぐに日本語で相談できます。日本円決済に対応しているため、為替レートを気にする必要もありません。
料金・サポート・使いやすさのバランスに優れた海外eSIMをお探しの方は、ぜひトリファを試してみてください。

ライター
トリファ編集部(海外旅行の準備・現地情報担当)
海外旅行におけるベストシーズン、持ち物、現地で気をつけることなど、海外旅行の準備と現地情報を初心者にもわかりやすくまとめています。内容は必要に応じてトリファの現地スタッフへのヒアリングを行い、現地の状況も踏まえて整理しています。あわせて季節・制度・営業時間など変わりやすい情報は、公的機関や交通機関・施設の一次情報を確認し、変更があれば記事へ反映します(記事内に最終更新日を明記)。