バリ島はリゾート感あふれるビーチや棚田の絶景、スパにグルメと、多彩な楽しみ方ができる人気の旅行先です。物価が日本の約3分の1といわれるバリ島ですが、航空券やホテルのグレード次第で旅行費用は大きく変動します。 「実際にいくらかかるの?」という疑問を解消するために、この記事では2026年最新の情報をもとにバリ島旅行の費用を項目別に整理しました。3泊5日と5泊7日の予算シミュレーションも用意しています。 さらにエリアごとの物価の違いや、航空券・宿泊費を賢く抑えるコツも紹介します。はじめてのバリ島旅行を計画中の方も、リピーターでコスト重視の方も、ぜひ参考にしてください。
目次

バリ島旅行の総額は、渡航日数とスタイルによって大きく異なります。ここでは「節約旅」「スタンダード旅」「ゆったり旅」の3パターンで予算の目安を比較します。
3泊5日はバリ島旅行で最もポピュラーな日程です。成田からの直行便を利用すると往復約7時間半で、現地滞在を効率よく楽しめます。
項目 | 節約旅 | スタンダード旅 | ゆったり旅 |
|---|---|---|---|
航空券(往復) | 5万円 | 10万円 | 15万円 |
宿泊費(3泊) | 0.9万円 | 3万円 | 9万円 |
食費(3日分) | 0.3万円 | 1.5万円 | 3万円 |
交通費 | 0.3万円 | 1万円 | 2万円 |
ビザ・観光税 | 0.6万円 | 0.6万円 | 0.6万円 |
観光・アクティビティ | 0.5万円 | 1.5万円 | 3万円 |
海外旅行保険 | 0.3万円 | 0.3万円 | 0.3万円 |
合計(1人) | 約8万円 | 約18万円 | 約33万円 |
航空券は乗り継ぎ便なら往復5万円台から見つかります。一方、ガルーダ・インドネシア航空の直行便は閑散期でも8〜10万円が目安です。
5泊7日あれば、ウブドの棚田エリアとビーチリゾートの両方をゆっくり満喫できます。滞在日数が増える分、宿泊費と食費の差が広がるのが特徴です。
項目 | 節約旅 | スタンダード旅 | ゆったり旅 |
|---|---|---|---|
航空券(往復) | 5万円 | 10万円 | 15万円 |
宿泊費(5泊) | 1.5万円 | 5万円 | 15万円 |
食費(5日分) | 0.5万円 | 2.5万円 | 5万円 |
交通費 | 0.5万円 | 1.5万円 | 3万円 |
ビザ・観光税 | 0.6万円 | 0.6万円 | 0.6万円 |
観光・アクティビティ | 0.8万円 | 2.5万円 | 5万円 |
海外旅行保険 | 0.5万円 | 0.5万円 | 0.5万円 |
合計(1人) | 約9.5万円 | 約22.5万円 | 約44万円 |
節約旅なら10万円以下も可能ですが、スタンダードなプランでは20万円前後が目安です。
旅行費用に最も大きく影響するのは「航空券の時期」「宿泊先のグレード」「食事スタイル」の3つです。
航空券はゴールデンウィーク・お盆・年末年始の繁忙期に高騰し、直行便で往復15〜20万円になることもあります。逆に4〜6月や10〜11月のオフシーズンなら、直行便でも8万円台で購入できるケースがあります。
宿泊費はエリアとグレードの組み合わせで大きく変わります。クタやレギャンのエコノミーホテルなら1泊3,000円程度、スミニャックやヌサドゥアの高級リゾートなら1泊3万円以上です。
食事をローカルのワルン(食堂)中心にすれば1日1,000円台に抑えられますが、レストランでの食事を毎回楽しむなら1日5,000円以上を見積もっておきましょう。

バリ島旅行でかかる費用を、項目ごとに詳しく見ていきます。それぞれの相場感を把握しておくと、予算配分がしやすくなります。
日本からバリ島(デンパサール)への直行便は、ガルーダ・インドネシア航空が成田から毎日運航しています。フライト時間は約7時間半です。
航空券タイプ | 往復相場 |
|---|---|
直行便(閑散期) | 8〜13万円 |
直行便(繁忙期) | 15〜22万円 |
乗り継ぎ便(通年) | 5〜8万円 |
乗り継ぎ便はシンガポール航空やマレーシア航空、エアアジアなどが選択肢になります。所要時間は12〜18時間と長くなりますが、費用を大幅に抑えられます。
チケットは出発の2〜3か月前に予約するのが比較的安く購入できるタイミングです。ガルーダ・インドネシア航空は年に数回セールを実施しており、直行便が往復6万円台で出ることもあります。
バリ島のホテルは日本と比べて非常にリーズナブルで、同じ予算でもワンランク上の宿に泊まれます。
グレード | 1泊あたりの目安 |
|---|---|
ゲストハウス・ホステル | 1,000〜3,000円 |
3つ星ホテル | 3,000〜8,000円 |
4〜5つ星リゾート | 8,000〜30,000円 |
プライベートヴィラ | 15,000〜50,000円以上 |
ウブドの自然に囲まれたヴィラや、スミニャックのおしゃれなブティックホテルなど、エリアによって雰囲気も価格帯も異なります。
バリ島の食事は選択肢が広く、予算に応じて幅広い食体験ができるのが魅力です。
食事の場所 | 1食あたりの目安 |
|---|---|
ワルン(ローカル食堂) | 150〜500円 |
カフェ・中級レストラン | 800〜2,000円 |
高級レストラン | 3,000〜10,000円 |
ビーチクラブ | 5,000円以上 |
ワルンでのナシゴレン(焼き飯)やミーゴレン(焼きそば)は150〜300円程度です。スミニャックやチャングーにはおしゃれなカフェも多く、ランチセットで800〜1,500円ほどかかります。
バリ島ではミネラルウォーター(500ml)が約30〜50円、ビンタンビール(大瓶)が約300〜500円と、飲み物の価格も手頃です。
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バリ島には電車がないため、移動はタクシーやカーチャーター、配車アプリが中心になります。
移動手段 | 料金目安 |
|---|---|
メータータクシー(初乗り) | 約75円 |
Grab(短距離) | 250〜500円 |
カーチャーター(6時間) | 5,000〜8,000円 |
カーチャーター(12時間) | 8,000〜12,000円 |
空港タクシー(ヌサドゥア方面) | 2,300〜2,800円 |
空港から主要エリアへはメータータクシーが使えないため、空港タクシーまたは事前に手配したカーチャーターを利用します。Grabなどの配車アプリは一部の観光エリアでは利用制限があるので注意が必要です。
複数の観光地を1日で巡るなら、カーチャーターがコストパフォーマンスに優れています。日本語ガイド付きのプランもあり、移動と観光案内を同時にお願いできます。
日本人がバリ島に入国するには、VOA(Visa on Arrival)の取得が必要です。30日以内の観光滞在が対象で、事前にオンラインで申請できるe-VOAが便利です。
項目 | 費用 |
|---|---|
VOA(到着ビザ) | 50万ルピア(約4,700円) |
e-VOA(オンライン申請) | 519,000ルピア(約4,800円) |
バリ島観光税 | 15万ルピア(約1,400円) |
海外旅行保険(1週間) | 3,000〜5,000円 |
2024年2月から導入されたバリ島観光税は、外国人旅行者1人あたり15万ルピア(約1,400円)です。「Love Bali」の公式サイトまたは空港のカウンターで支払えます。クレジットカードにも対応しています。
海外旅行保険はクレジットカード付帯のものを活用する方法もありますが、補償内容を事前に確認しておくことをおすすめします。
関連記事:インドネシア旅行ガイド|費用・おすすめ都市・準備を徹底解説【2026年】

バリ島は滞在するエリアによって物価が大きく異なります。予算に合わせてエリアを選ぶことで、同じ費用でも旅の満足度が変わります。
クタは空港から車で約20分とアクセスが良く、バリ島で最も旅行者が多い繁華街です。ホテルやレストランの選択肢が豊富で、価格競争が激しい分だけ全体的にリーズナブルです。
ゲストハウスなら1泊1,000〜2,000円、3つ星ホテルでも1泊3,000〜5,000円で泊まれます。ワルンやナイトマーケットも多く、食費を抑えやすいのが特徴です。
サーフィンやショッピングを中心に楽しみたい方、費用を最小限に抑えたい方に向いています。
ウブドは棚田の絶景や伝統芸能で知られる内陸のエリアです。空港からは車で約1時間かかりますが、バリ島のなかでも独特の雰囲気が楽しめます。
宿泊費はクタよりやや高めで、3つ星ホテルが1泊5,000〜8,000円、ヴィラタイプは1泊10,000〜30,000円が目安です。カフェ文化が根づいていて、オーガニック料理やヘルシーメニューが充実しています。
スパやヨガリトリートの施設も豊富で、街中のスパなら1回1,000〜3,000円ほどで本格的なトリートメントを受けられます。
スミニャックはバリ島のなかでもファッションやグルメの最先端が集まるエリアです。隣接するチャングーもカフェやサーフスポットで人気が高まっています。
物価はクタより高めで、カフェのランチが1,000〜1,500円、ディナーは2,000〜5,000円が相場です。ブティックホテルやデザイナーズヴィラが多く、1泊10,000〜30,000円の価格帯が中心になります。
洗練された雰囲気のなかで過ごしたい方、カフェ巡りが好きな方に特におすすめです。
ヌサドゥアはバリ島南部に位置する高級リゾートエリアです。大手チェーンの5つ星ホテルが並び、敷地内にプライベートビーチを持つ施設も多くあります。
宿泊費は1泊15,000〜50,000円以上と、バリ島のなかでは最も高い価格帯です。ただし日本の同グレードのリゾートと比べれば、半額以下で利用できるケースがほとんどです。
治安が良くセキュリティも整っているため、ファミリーやハネムーンにも人気があります。

物価の安いバリ島ですが、工夫次第でさらに旅費を節約できます。ここでは特に効果が大きい5つのポイントを紹介します。
航空券とホテルの価格が最も下がるのは、4〜6月と10〜11月のオフシーズンです。繁忙期と比べて航空券が3〜5万円安くなることも珍しくありません。
バリ島の乾季は4〜10月で、このうち4〜6月は旅行者が少なく、天候も安定しています。乾季かつオフシーズンの4〜6月は、費用と気候の両面でベストな時期といえます。
ホテルもオフシーズンなら通常の30〜50%引きで予約できることがあります。早期予約割引と組み合わせるとさらにお得です。
航空券は旅行費用のなかで最も大きな割合を占めます。直行便にこだわらなければ、乗り継ぎ便やLCCで大幅にコストダウンできます。
シンガポール経由やクアラルンプール経由の便は、往復5〜8万円が相場です。乗り継ぎ時間を利用してトランジット観光を楽しむこともできます。
SkyscannerやGoogle Flightsなどの比較サイトで日程をずらしながら検索すると、数万円安いチケットが見つかることがあります。
食費を抑えるなら、観光客向けレストランだけでなくワルン(ローカル食堂)やパサール(市場)を積極的に利用しましょう。
ワルンのナシチャンプル(おかず盛り合わせご飯)は1食150〜300円程度で、ボリュームも十分です。ローカル市場では朝食用のパンやフルーツが50〜100円で手に入ります。
スミニャックやウブドにはコンビニ(サークルK、アルファマート)もあり、飲み物やスナック類は日本のコンビニより安く購入できます。
海外での通信手段は、レンタルWi-Fiよりも海外eSIMアプリ「トリファ」のようなサービスを使うと、手間なく準備でき費用も抑えやすくなります。
空港でSIMカードを購入する方法もありますが、言葉の壁や時間のロスが気になる方にはeSIMが便利です。日本にいるうちにスマホで設定を済ませておけるので、現地に着いたらすぐに地図や翻訳アプリを使い始められます。
近距離の移動にはGrab、1日かけて複数スポットを巡るならカーチャーターと使い分けるのがコツです。
Grabはアプリ上で料金が事前に確定するため、メータータクシーのようなぼったくりの心配がありません。一方、カーチャーターは6時間5,000〜8,000円で利用でき、3人以上のグループなら1人あたりの負担はGrabより安くなることもあります。
空港送迎は事前にホテルやカーチャーター会社に依頼しておくと、到着後の移動がスムーズです。

費用面だけでなく、バリ島旅行をスムーズに楽しむための基本情報をまとめました。出発前にチェックしておきましょう。
バリ島の通貨はインドネシアルピア(IDR)です。2026年4月時点のレートは1円あたり約100〜110ルピアが目安です。
両替は空港よりも市街地の公認両替所のほうがレートが良い傾向にあります。クタやウブドには日本語対応の両替所もあります。
注意点として、街中の個人両替商はレートが極端に良く見えても、手数料を後から上乗せしたり枚数をごまかしたりするケースがあります。「Authorized Money Changer」の表示がある公認店を選びましょう。
クレジットカードは中級以上のホテルやレストランで使えますが、ワルンやローカル市場では現金が必要です。
バリ島は熱帯性気候で、乾季(4〜10月)と雨季(11〜3月)に分かれます。旅行のベストシーズンは乾季の4〜10月です。
乾季は晴天が続きやすく、湿度も比較的低いため観光に適しています。特に7〜8月は最も過ごしやすい時期ですが、航空券やホテルの価格は高くなります。
雨季でも1日中雨が降り続くことは少なく、スコールが1〜2時間降った後は晴れるパターンがほとんどです。雨季は旅行者が減るため、静かな環境でリゾートを過ごしたい方には穴場の時期です。
2026年現在、日本人がバリ島に入国するには以下の準備が必要です。
e-VOAは事前にオンラインで申請・決済しておくと、空港での手続きがスムーズです。クレジットカード(Visa・Mastercard・JCB・AMEX)で支払えます。
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バリ島では食あたりや交通事故のリスクがゼロではないため、海外旅行保険への加入をおすすめします。
保険料の相場は1週間で3,000〜5,000円程度です。クレジットカード付帯の保険を利用する場合は、補償額や利用条件(利用付帯か自動付帯か)を事前に確認しましょう。
バリ島の医療費は日本より安いものの、外国人向けのクリニックでは1回の診察で数万円かかることもあります。万が一の入院や緊急搬送に備えて、治療費用の補償が充実したプランを選ぶのが安心です。

バリ島は物価が手頃で、工夫次第で予算を抑えながらリゾートを満喫できる旅行先です。3泊5日なら8〜18万円、5泊7日でも10〜23万円が目安で、節約旅なら10万円以下も実現可能です。
航空券はオフシーズンや乗り継ぎ便を活用し、宿泊はエリアとグレードのバランスを考えて選ぶのがポイントです。食事もワルンを活用すれば、バリ島ならではの味を低価格で楽しめます。
渡航先での通信手段も事前に準備しておくと安心です。トリファ(trifa)なら、アプリから簡単にeSIMを購入・設定でき、バリ島到着後すぐにインターネットが使えます。レンタルWi-Fiのように受取・返却の手間がかからず、荷物も増えません。
しっかり予算を立てて、バリ島の魅力を存分に楽しんでください。

ライター
トリファ編集部(海外旅行の準備・現地情報担当)
海外旅行におけるベストシーズン、持ち物、現地で気をつけることなど、海外旅行の準備と現地情報を初心者にもわかりやすくまとめています。内容は必要に応じてトリファの現地スタッフへのヒアリングを行い、現地の状況も踏まえて整理しています。あわせて季節・制度・営業時間など変わりやすい情報は、公的機関や交通機関・施設の一次情報を確認し、変更があれば記事へ反映します(記事内に最終更新日を明記)。