カナダのお土産は、メープルシロップやチョコバー、カナダ発ブランドといった定番品だけなら、どの紹介記事を見てもだいたい同じ顔ぶれになります。選ぶときは、どこで買うか・誰に渡すか・日本に持ち帰れるかの3つを考えると、絞り込みやすくなります。 ばらまき用のお菓子はスーパーやドラッグストアでまとめて買っておき、空港は買い忘れたものを補う場所として使うのが基本の流れです。 肉製品や乳製品の検疫、お酒などの免税範囲については、農林水産省の動物検疫所・植物防疫所、税関、国土交通省といった公式情報で確認できた内容をもとにしています。
目次

カナダのお土産は、同じ品物でもスーパーで買うかマーケットで買うかで、品揃えや値段、支払い方法まで変わります。旅程の早い段階で、どこで何を買うかを決めておきましょう。
主に次の5点を知っておくと良いでしょう。
買い場ごとの傾向を、向いているお土産と価格の目安で比べると、下の表のようになります。
買い場 | 代表的な店 | 向いているお土産 | 価格の傾向(安い/標準/割高) | 注意点(支払い・営業時間など) |
|---|---|---|---|---|
スーパー | Walmart、Safeway(西部中心)等 | メープル製品、お菓子、ばらまき向けの小袋 | 安い | 店舗によって品揃えが異なる |
ドラッグストア | Shoppers Drug Mart、London Drugs(西部のみ)等 | コスメ、歯磨き粉、個包装のお菓子 | 標準 | 店舗によって営業時間が異なる |
Dollarama | Dollarama | キーホルダー、マグネット、雑貨 | 安い | 品揃えは店舗や時期で変わる |
マーケット | グランビルアイランド、セントローレンスマーケット等 | 生鮮品、職人系の加工食品、ご当地グッズ | 標準〜割高 | 店舗ごとに営業日・定休日が異なる |
ショコラティエ・専門店 | Purdys Chocolatier等 | 箱入りチョコレート、ギフト向けの品 | 割高 | 箱入りのギフト商品がある |
ブランド直営店 | Roots、lululemon等 | アパレル、バッグ | 割高 | セール時期は店舗・時期により異なる |
空港 | 出国後エリアの免税店・ギフトショップ | 買い忘れた定番品 | 標準〜割高 | 空港・店舗によって品揃えが異なる |
ばらまき用のお菓子や雑貨は、スーパーやドラッグストアで旅の前半に買っておきましょう。
空港では、目当ての品が必ず見つかるとは限りません。定番品は市内の店で先に買っておきましょう。支払い方法は海外旅行のクレジットカードの選び方 も参考になります。
スーパーは、Walmartや、西部の州に多いSafewayなどの大型チェーンが代表的です。メープルクッキーやチョコバーなどのお菓子を、まとめて買いやすい売り場です。職場や友人へのばらまき用を揃えるなら、まずここで探してみましょう。
ドラッグストアは、Shoppers Drug Martや、西部4州に店舗があるLondon Drugsが代表的です。お菓子のほか、歯磨き粉やコスメも並んでいます。食品以外のばらまき候補を探すときにも立ち寄ってみましょう。
Dollaramaは、最大5ドルまでの決まった価格で商品を売るディスカウントストアです。キーホルダーやマグネットなど、軽くて割れにくい雑貨も見つかります。
グランビルアイランド・パブリックマーケット(バンクーバー)は、生鮮食品から職人系の加工食品まで扱う屋内市場です。公式情報では、通常は毎日午前9時から午後6時まで営業しています。12月25日・26日・1月1日と、1月の月曜日は休業です。
セントローレンスマーケット(トロント)は、火曜〜金曜が午前9時〜午後7時、土曜が午前7時〜午後5時、日曜が午前10時〜午後5時営業で、月曜は休業です。訪れる曜日によって開いている店が変わるため、事前に公式サイトで確認しておきましょう。
Purdys Chocolatierは、1907年にバンクーバーで創業したチョコレート専門店です。2026年9月には、ニューブランズウィック州とノバスコシア州にも新しい店を開いています。箱入りのチョコレートは、目上の人や特別な相手への1品の候補になります。
周辺の見どころはバンクーバー旅行の基本情報 で確認できます。
都市ごとの主な買い場と、買いやすいものは次のとおりです。
都市 | 主な買い場 | その都市で買いやすいもの | あわせて読む記事 |
|---|---|---|---|
バンクーバー | グランビルアイランド、ドラッグストア、Dollarama | ショコラティエのチョコレート(Purdysは同市で創業) | カナダのエリア別の観光スポット |
トロント | セントローレンスマーケット、ショッピングモール | メープル製品、カナダ発ブランドの店舗 | カナダのエリア別の観光スポット |
モントリオール | スーパー、専門店 | ケベック州産のメープル製品、プティン用グレービー | カナダのエリア別の観光スポット |
バンフ | 中心街のギフトショップ・専門店 | アウトドアウェア、地元のアート、カナダらしい雑貨 | カナダのエリア別の観光スポット |
モントリオールのあるケベック州は、2025年にカナダのメープルシロップの90.0%を生産した地域です。現地のスーパーには、メープルシロップ以外のメープル加工品も並びます。プティン(フライドポテトにグレービーとチーズを乗せた料理)用のグレービーソースも、ケベック州ならではの食品土産として見かけます。
バンフの店は、公式観光サイトでも紹介されています。ほかの都市とは品揃えの傾向が異なるので、都市ごとに買いたいものを決めておきましょう。
複数の都市を回るならカナダのエリア別の観光スポット もあわせて確認してください。
バンクーバー国際空港(YVR)の国際線出発エリアには、Dufry(Avolta)が運営する大型の免税店があります。カナダ産のウイスキーやワインを試飲できるコーナーもあり、カナダらしい飲料系のお土産を探すのに向いています。
トロント・ピアソン国際空港(YYZ)では、2025年6月にターミナル3に新しい免税店が開業しました。オンタリオ州産のワインやメープルシロップなど、カナダ産品を扱っています。
出国後エリアで買った液体のお土産(メープルシロップやお酒など)を機内に持ち込めるかどうかは、空港ごとの取り扱いや乗継便の有無によって変わります。
買い忘れに気づいたまま帰国した場合は、日本の通販サイトでカナダ土産を取り扱う特集ページを探す方法もあります。

カナダ土産は、渡す相手と予算を先に決めてから売り場に向かいましょう。同じメープル製品でも、職場用と目上の人用では選ぶべき品が変わります。
渡す相手ごとに、次の5点を押さえておきましょう。
渡す相手ごとの選ぶ基準と予算帯をまとめました。
渡す相手 | 選ぶ基準 | おすすめの品 | 買う場所 | 予算帯(ばらまき/中価格/高級) |
|---|---|---|---|---|
職場 | 個包装、人数分を揃えやすい、常温で日持ちする | メープルクッキー、チョコバー | スーパー、ドラッグストア | ばらまき |
家族 | 分けやすい、子どもも食べられる | 大袋のお菓子、ぬいぐるみ | スーパー、Dollarama | ばらまき〜中価格 |
子ども | 割れない、遊べる | ぬいぐるみ、キーホルダー | Dollarama、ギフトショップ | ばらまき |
女性の友人 | 軽い、かさばらない、液体でない | 雑貨、コスメ、小物 | ドラッグストア、マーケット | 中価格 |
男性の友人 | 実用的、カナダらしさが伝わる | カナダ発ブランドの小物 | ブランド直営店 | 中価格 |
目上・取引先 | 見栄えが良い、持ち帰りやすい容器 | アイスワイン、上質なメープルシロップ | 専門店、酒屋 | 高級 |
自分用 | 長く使える、記念になる | アパレル、ショコラティエのチョコレート | ブランド直営店、ショコラティエ | 中価格〜高級 |
迷ったときは、まず誰に渡すかを決めてから、売り場を絞り込みましょう。
職場のばらまき用には、個包装になっていて人数分を揃えやすいお菓子が向いています。メープルクッキーの小袋や、Coffee Crispなどのチョコバーは、スーパーで箱単位で買える場合があります。
Bath & Body Worksのハンドジェルなどを紹介するカナダ土産の記事も見かけますが、同ブランドはアメリカ発のブランドです。カナダ土産として渡す場合は、アメリカ発のブランドであることも伝えておきましょう。
帰国まで日数がある場合は、常温で日持ちする品を選んでおきましょう。
女性の友人に渡す場合は、軽くてかさばらない雑貨やコスメが選びやすい候補です。液体のコスメは機内持ち込みの制限対象になるため、瓶入りの香水などを選ぶときは、液体の運び方もあわせて確認してください。
カナダらしいデザインの小物(メープルリーフのモチーフや、ご当地のロゴが入った雑貨)は、雑貨店やギフトショップで見つかります。
目上の人や取引先には、アイスワインや上質なメープルシロップのような、見栄えの良い品が向いています。アイスワインの産地は、オンタリオ州のナイアガラ地域が中心です。ブリティッシュコロンビア州のオカナガン地域でも作られています。
メープルシロップは、等級によって味の印象が変わります。相手の好みが分かっていれば、それに合わせて等級を選びましょう。
アイスワインを含むお酒は、日本入国時の免税範囲の対象になります。
家族や子どもへのお土産には、大袋のお菓子を小分けにして配る方法や、ビーバー・ムースといったカナダらしい動物のぬいぐるみが向いています。
ぬいぐるみやキーホルダーは、ギフトショップなどで扱っています。品揃えは店によって違うので、気に入ったものは見つけたときに買っておくのも一つの方法です。

カナダの食べ物・飲み物の定番土産は、メープル製品を軸に、お菓子・サーモン・お酒まで幅があります。
品目ごとの選び方のポイントは、次の5つです。
カナダのメープルシロップは、2014年12月のメープル製品規則の改正により、色と風味で4段階に分けられています。等級による味の傾向をまとめると、下の表のようになります。
等級(色・風味の区分) | 味の特徴 | 向いている使い方 | お土産にするときのポイント |
|---|---|---|---|
ゴールデン(Golden・繊細な味) | 色が最も薄く、風味も繊細 | ヨーグルトや飲み物にかける | 初めてメープルシロップを贈る相手に選びやすい |
アンバー(Amber・豊かな味) | バランスの良い甘さとコク | パンケーキ、ワッフル | 定番として選びやすい中間グレード |
ダーク(Dark・しっかりした味) | 色が濃く、メープルらしい風味が強い | 料理の味付け、焼き菓子 | はっきりした風味が好きな相手に |
ベリーダーク(Very Dark・濃厚な味) | 最も色が濃く、濃厚な風味 | 煮込み料理、ソース | メープルシロップを使い慣れた相手に |
現在、この区分はカナダ食品検査庁(CFIA)の等級規格に定められています。カナダ産の多くの商品はボトルに色区分が書かれているので、味の好みに合わせて選べます。表の「向いている使い方」「お土産にするときのポイント」は目安です。
容器は瓶・缶・プラスチックボトル・小分けボトルなどがあります。瓶は割れる可能性があるため、スーツケースに入れる場合は緩衝材で包んでおきましょう。機内に持ち込む場合は、液体物の制限も確認が必要です。
メープルクッキーやメープルキャンディーは、スーパーなどで見かける定番の加工品です。常温で日持ちしやすく、ばらまき用にも向いています。
メープルバター(メープルクリーム)は、乳製品のバターではなく、メープルシロップを加工して作られることが多い商品です。ただし、原材料は商品によって違います。乳成分が含まれるかどうかは、パッケージの原材料表示で確認しておきましょう。
Coffee Crispは、ウエハースにコーヒー風味のクリームを挟んだチョコバーです。ネスレカナダが、トロントの工場で作っています。スーパーでまとめ買いしやすい、定番のばらまき候補です。
ナナイモバーは、ブリティッシュコロンビア州のナナイモという街が発祥とされる、焼かずに作れるお菓子です。ウエハース・ナッツ・ココナッツの土台に、カスタードクリームとチョコレートを重ねた3層構造が特徴です。完成品はベーカリーなどで見かけますが、崩れやすいため持ち帰るときは箱入りのものを選びましょう。
ケチャップ味のポテトチップスは、カナダでよく見かけるフレーバーです。かさばる・割れやすいという弱点があるため、スーツケースの中では衣類などで囲んで保護しておくと良いでしょう。
スモークサーモンは、魚介類が主原料のため、肉製品を対象とする動物検疫の対象にはなりません。ただし、肉エキスなど肉由来の原材料が加えられている加工品の場合は、原材料表示を確認しておく必要があります。
持ち帰りやすさの点では、缶詰や真空パックで常温保存できるタイプと、要冷蔵のタイプで扱いが変わります。長時間の移動がある場合は、常温保存できるタイプを選んでおきましょう。
Tim Hortonsはカナダ発のコーヒーチェーンで、2026年にも国内で約80店の新規出店を予定しています。量販店では同ブランドの粉のコーヒーやカプセルも売られていて、持ち帰りやすいお土産の候補になります。
アイスワインは、樹についたまま自然に凍ったブドウを使う甘口ワインです。オンタリオ州の規格では、気温が氷点下8℃以下のうちに収穫して搾ることが求められています。
カナダでお酒を購入する際は、州によって法定飲酒年齢が異なります(アルバータ州・マニトバ州・ケベック州は18歳以上、それ以外の州は19歳以上)。年齢確認のため、パスポートの提示を求められる場合があります。

食べ物以外のカナダ土産は、雑貨・ブランド品・コスメに分かれます。あわせて、日本でも買えるものとカナダで買った方が得なものの違いも整理しておきましょう。
知っておきたいのは次の5点です。
キーホルダー、マグネット、エコバッグ、イヌクシュク(イヌイットの道しるべを模した置物)など、軽くて割れにくい雑貨はギフトショップなどで見つかります。
先住民(Indigenous)のアートをモチーフにした雑貨は、ラベルに作家の名前や出身のネーション(民族)が書かれているかを見て選ぶ方法があります。
ハドソンズ・ベイ(HBC)の多色ストライプ柄のグッズは、カナダ土産として長く紹介されてきた定番でした。しかし2025年6月、HBCは創業355年の歴史で全店舗を閉店しました。ストライプのブランドはカナディアン・タイヤ(Canadian Tire)が知的財産を引き継ぎ、2025年末以降は同社がストライプ柄の商品を出しています。Canadian Tireの店舗やオンラインストア、一部のMark'sの店舗で扱われています。
Roots、lululemon、Herschel Supply、Canada Goose、Arc'teryxは、いずれもカナダで創業したブランドです。lululemon・Arc'teryx・Herschel Supplyはバンクーバー周辺、RootsとCanada Gooseはトロントで創業しました。
ブランド | ジャンル | お土産として選ばれやすい物 | 日本での入手性(執筆時点で確認できた範囲) |
|---|---|---|---|
Roots | アパレル | ビーバーのロゴが入ったパーカーやバッグ | 日本国内の常設店は確認できず |
lululemon | アパレル | ヨガウェア、バッグ | 日本国内に直営店あり |
Herschel Supply | バッグ | バックパック、ポーチ | 日本での取扱状況は確認できず |
Canada Goose | アパレル | ダウンジャケット | 日本国内に直営店あり |
Arc'teryx | アウトドア用品 | ジャケット、バックパック | 日本国内に直営店あり |
日本国内にも直営店があるブランドを買うなら、現地限定カラーやカナダ国内限定モデルがあるかどうかで判断するのが現実的です。限定モデルの有無は、訪問時に各ブランドの店舗で確認してください。
The Ordinaryは、トロントを拠点とするDECIEM社が2016年に立ち上げたスキンケアブランドです。カナダでは、直営店や化粧品店のSephoraで扱われています。
カナダの歯磨き粉を土産として紹介する記事も見かけますが、歯磨き粉は機内持ち込みの液体制限の対象になります。預け荷物に入れるか、持ち込む場合は100ml以下の容器にまとめる必要があります。
「カナダで買った方が安いもの」は、為替レートやセール時期で結果が変わります。金額よりも、日本でも買えるかどうかで比べてみましょう。
品目・ブランド | 日本での入手性(直営店・正規取扱・通販) | カナダで買う利点 | 注意点 |
|---|---|---|---|
lululemon等のカナダ発ブランド | 直営店あり(Rootsは日本の常設店を確認できず) | 現地限定カラー・限定モデルがある場合がある | 限定品の有無は訪問時に店舗で確認が必要 |
メープルシロップ・メープル加工品 | 輸入食品店・通販で見かける | 現地では種類や等級を選びやすい | 為替や時期によって価格差は変わる |
Coffee Crisp等カナダでよく見かけるお菓子 | 日本の店頭では見かけにくい | 現地のスーパーでまとめて買える | 日本での正規取扱は確認できず |
Canada Goose、Arc'teryx | 直営店あり | 現地限定モデルがある場合がある | 日本での価格優位性は為替次第で変わる |
迷ったら、「現地限定かどうか」「日本でいつでも買えるか」の2点で決めましょう。
カナダの多くの店では、値札は税抜き価格で表示されています。レジで会計するときに、州ごとの消費税(GST・HST・PST)が加算されます。
州(主な都市) | かかる税の種類(GST/HST/PST等) | 合計税率 |
|---|---|---|
ブリティッシュコロンビア州(バンクーバー) | GST+PST | 12% |
オンタリオ州(トロント) | HST | 13% |
ケベック州(モントリオール) | GST+QST | 14.975% |
アルバータ州(バンフ) | GSTのみ | 5% |
税率は変更されることがあるため、訪問前に州政府や現地の最新情報を確認しておきましょう。
なお、個人旅行者向けの消費税還付制度(Visitor Rebate Program)は、2007年4月に廃止されています。2026年時点でも、一般の旅行者が買い物の消費税を取り戻せる制度は確認できていません。還付を前提に買い物をする場合は、事前に制度の有無を確認しておく必要があります。
会計前にスマートフォンの計算機で税率をかけておけば、税込みの支払額を先に確かめられます。
日本の通販サイトでの価格を調べて比較したい場合も、店頭でスマホがつながっている状態にしておくと、その場で確認できます。トリファのような海外eSIMを使っておけば、現地のWi-Fiを探さなくても、店頭でそのまま価格や在庫を調べられます。
トロントの物価と旅行の準備 では、トロントの物価をさらに詳しく確認できます。

買ったお土産を日本に持ち帰れるかどうかは、品目によって扱いが分かれます。肉製品や乳製品は検疫、液体は機内持ち込みの制限、お酒は免税範囲と、確認する決まりも品目ごとに違います。
確認したいのは次の3点です。
品目ごとの扱いを確認できた範囲でまとめると、下の表のようになります。
品目 | 日本への持ち込みの扱い | 確認先(一次ソース) | 注意点 |
|---|---|---|---|
肉製品(ジャーキー・ソーセージ・ハム等) | 輸出国政府機関発行の検査証明書がない場合は持ち込み不可 | 動物検疫所 | カナダで売られているビーフジャーキー等の牛肉加工品は輸入停止中。免税店購入品・真空パックも対象 |
肉エキス入りの加工品(スープの素等) | 肉由来の原材料を含む場合は肉製品と同様の扱いになる可能性がある | 動物検疫所 | 原材料表示で肉由来成分の有無を確認 |
乳製品(チーズ・バター・ヨーグルト等) | 個人消費用・非売買目的・10kg以下は動物検疫の対象外 | 動物検疫所 | 10kgを超える場合や販売目的の場合は証明書取得が望ましい |
スモークサーモン(缶・真空パック・要冷蔵) | 肉を含まない魚介類は動物検疫の対象外 | 動物検疫所(家畜伝染病予防法の対象動物に魚類は含まれない) | 肉エキス等が加えられている場合は原材料表示を確認 |
メープルシロップ・メープル加工品 | 品目名での公式な記載はない。植物防疫所は、高度に加工された植物加工品を検疫の対象外としている | 植物防疫所 | 乳成分を含む加工品は、乳製品の行もあわせて確認 |
生の果物・野菜 | りんご・さくらんぼ・もも・すもも・じゃがいも・パプリカは持ち込み不可。ぶどう・ブルーベリー・かんきつ類などは輸出国発行の検査証明書と輸入検査が必要で、証明書がない場合は廃棄 | 植物防疫所 | 個人の少量であっても対象 |
土付きの植物・キノコ類 | 土や土の付いた植物は、全ての国・地域からの持ち込みが禁止 | 植物防疫所 | カナダ産のまつたけは、植物防疫所の国別案内で「検査なしで持ち込めます」とされている(土付きは不可) |
コーヒー豆・茶葉 | 緑茶・紅茶は検査なしで持ち込める。生のコーヒー豆は入国時に検査が必要 | 植物防疫所 | 焙煎済みの豆の扱いは、植物防疫所に確認すると確実 |
表に載っていない品目や、原材料が複雑な加工品を持ち帰りたい場合は、出発前に動物検疫所・植物防疫所のウェブサイトか窓口で確認しておくと確実です。
液体のお土産を、機内持ち込みと預け入れのどちらに入れるかで、ルールが変わります。
品目 | 機内持ち込み | 預け入れ | 梱包のポイント |
|---|---|---|---|
メープルシロップ | 100ml以下の容器にまとめ、1Lのジッパー袋に入れれば可能 | 液体物としての容量制限はない(瓶は破損対策が必要) | 緩衝材や衣類で瓶を包む |
アイスワイン・ワイン | 同上(出国後の免税店購入品は例外あり) | アルコール度数24%以下は容量制限なし | 瓶ごと緩衝材で包み、ビニール袋で液漏れ対策をする |
カナディアンウイスキー等(高濃度のお酒) | 同上 | 度数24〜70%は1人5L以下(元のラベル・容器のまま)、70%超は持ち込み不可 | 開封せず、購入時のパッケージのまま運ぶ |
歯磨き粉・液体コスメ | 同上 | 液体物としての容量制限はない | 漏れ防止のためチューブの口を上向きにして収納する |
出国手続き後に免税店で買った液体は、100mlの制限とは別に機内へ持ち込めます。乗継がある場合は、専用の封印袋に入れたままレシートを添えておきましょう。それでも、別の国の空港で保安検査を受けると没収されることがあります。乗継便を使う場合は、事前に航空会社にも確認しておきましょう。
100ml制限の詳細は機内持ち込み液体の100ml制限と例外 で確認できます。
日本入国時の主な免税範囲は、下の表のとおりです。酒類とたばこは、20歳未満の場合は免税になりません。
品目 | 免税範囲 | 超えた場合の扱い |
|---|---|---|
酒類 | 3本(1本760ml換算) | 超えた分は課税対象になる |
たばこ(紙巻き) | 200本 | 超えた分は課税対象になる |
香水 | 2オンス(約56ml) | 超えた分は課税対象になる |
その他の物品 | 海外市価の合計20万円まで | 20万円以内に収まる品物を除いた残りが課税対象(1個で20万円を超える品物は全額が課税対象) |
免税範囲を超える場合は、入国時に税関へ申告します。100万円相当額を超える現金等や、1kgを超える金の地金を持ち込む場合も申告が必要です。Visit Japan Webで申告情報を入力しておくと、対応する空港では電子申告ゲートを使えます。
アイスワインの小瓶など、760mlと容量の違うボトルの数え方は、税関に問い合わせてください。

お土産を探すときは、店の場所を地図で調べたり、営業時間や在庫を公式サイトで確認したり、原材料を翻訳アプリで確かめたりと、スマホを使う場面が多くあります。通信手段は、出発前に準備しておきましょう。
通信の準備で押さえたいのは、次の3点です。
マーケットや専門店を回るときは、地図アプリで現在地から最寄りの店を調べたり、営業日・定休日を公式サイトで確認したりする場面が多くなります。
お菓子や加工品の原材料表示をカメラで翻訳するアプリを使えば、乳成分や肉由来の原材料が含まれるかどうかも、その場で確認しやすくなります。
空港やマーケットへの移動で、配車アプリや地図アプリを使う場面もあります。
カナダで使える通信手段は、準備のタイミングと使い勝手に違いがあります。
手段 | 手続きのタイミング | 使い勝手 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
eSIM | 出発前にオンラインで設定を完了できる | 対応端末なら物理カードの差し替えが不要 | 身軽に移動したい人、空港での受け取りを省きたい人 |
SIMカード | 現地到着後、店舗やカウンターで差し替える | 物理カードの入れ替えが必要 | 現地で直接購入したい人 |
レンタルWi-Fi | 出発前に予約し、空港などで受け取る | 契約した機器を持ち歩く必要がある | 複数人・複数端末でデータをシェアしたい人 |
eSIMを選ぶ場合は、申し込み前に手持ちの端末が対応しているかを確認しておきましょう。
トリファはアプリダウンロード数No.1の海外eSIMアプリ(2025年4月〜2026年3月、AppTweak調べ、iOS/Android合算)で、200以上の国と地域に対応しています。カナダも対応エリアに含まれており、出発前にアプリで申し込みを済ませておけます。
購入から設定、利用開始までの目安は最短3分です。日本にいるうちにアプリで設定を終えておけば、カナダに到着した時点からお土産探しでもスマホを使い始められます。

ライター
トリファ編集部(海外旅行の準備・現地情報担当)
海外旅行におけるベストシーズン、持ち物、現地で気をつけることなど、海外旅行の準備と現地情報を初心者にもわかりやすくまとめています。内容は必要に応じてトリファの現地スタッフへのヒアリングを行い、現地の状況も踏まえて整理しています。あわせて季節・制度・営業時間など変わりやすい情報は、公的機関や交通機関・施設の一次情報を確認し、変更があれば記事へ反映します(記事内に最終更新日を明記)。
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