中部国際空港セントレアには、カードラウンジや航空会社ラウンジ、プライオリティパスで利用できる有料ラウンジなど、合計8か所のラウンジがあります。ゴールドカードがあれば無料で使えるラウンジから、ビュッフェやマッサージ付きの国際線制限エリア内のラウンジまで、選択肢が豊富です。 ただし、ラウンジによって利用できるカードブランドや場所が異なるため、事前に確認しておかないと搭乗前に慌てることになりかねません。特に国際線利用時は、出国審査後のエリアにあるラウンジと保安検査前のラウンジを混同しやすいので注意が必要です。 この記事では、セントレアのラウンジ全8か所を「カードラウンジ」「航空会社ラウンジ」「プライオリティパス対応ラウンジ」の3タイプに分けて、料金・営業時間・設備・利用条件をわかりやすく解説します。 自分のカードやステータスでどのラウンジが使えるか、一目でわかる比較表も掲載しているので、セントレアからの出発前にぜひチェックしてみてください。
目次

セントレアには保安検査前の3階出発ロビーにカードラウンジが3か所あります。対象のクレジットカードと当日の搭乗券を提示するだけで、無料でソフトドリンクやアルコールを利用できます。国内線・国際線どちらの利用者も入れるため、出発時だけでなく到着時にも立ち寄れるのが特徴です。
セントレアのカードラウンジは以下の3か所です。
プレミアムラウンジ セントレアは、第1ターミナル3階の出発ロビーに位置するカードラウンジです。営業時間は6:45〜20:45で年中無休のため、早朝便でも利用しやすいのがメリットです。
対象カードはVJAグループ、JCB、ダイナースクラブ、セゾン/UC、dカード、PayPayカード、アメリカン・エキスプレス(個人・法人)、楽天、MUFG、DC、NICOS、au PAYカードなど多数あります。ゴールドカード以上であれば、ほとんどのメジャーブランドで入室できます。
座席はカウンターデスクと個別ソファが中心で、各席にコンセントが備わっています。ビールを含むアルコールやソフトドリンクが無料で提供されるほか、おつまみも用意されています。一般利用料金は1,570円(税込)で、同伴者は3〜11歳が742円、12歳以上が1,485〜1,570円です。
第2プレミアムラウンジ セントレアは、同じく3階出発ロビーにあるカードラウンジです。営業時間は7:00〜20:30で、第1プレミアムラウンジよりやや短くなっています。
対象カードは第1ラウンジと異なり、エポス、イオン、MIカード、UCS、オリコ、ジャックス、ライフ、アプラス、楽天、MUFG、DC、NICOS、au PAYカード、アメリカン・エキスプレス(法人のみ)が対象です。自分のカードがどちらのラウンジに対応しているか、事前に確認しておきましょう。
最大の特徴は、4〜5名で座れるグループ席があることです。家族連れや友人同士での利用に適しています。また、COSTA COFFEEのマシンが設置されており、カフェラテなどのスペシャルティドリンクを味わえるのも第2ラウンジならではです。
QUALIA LOUNGEは、トヨタファイナンスが運営する限定ラウンジです。第1ターミナル3階の搭乗客エリアに位置し、営業時間は7:20〜20:50です。
利用できるのはレクサスカードまたはTS CUBIC CARDゴールドの会員のみで、他のクレジットカードやプライオリティパスでは入れません。同伴者は1名まで無料、2名目以降は1,100円(税込)、18歳未満は無料です。
サービス面では他のカードラウンジより充実しており、ソフトドリンクやビールに加え、おにぎり、ドーナツ、ヨーグルト、お菓子などの軽食も無料で提供されています。トヨタファイナンス系列のカードをお持ちの方にはおすすめのラウンジです。
他の空港のカードラウンジについても知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。
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セントレアには航空会社が運営するラウンジが2か所あります。国内線にはANA・JAL共用のエアラインラウンジ、国際線にはJALのサクララウンジがあり、どちらも対象の搭乗クラスやステータスを持つ方が利用できます。
セントレアエアラインラウンジは、ANAとJALが共同で運営する国内線専用のラウンジです。3階の国内線制限エリア内、8番ゲート付近に位置しています。営業時間は6:00から最終便出発までです。
利用条件は航空会社によって異なります。ANA側ではプレミアムメンバー、スーパーフライヤーズ会員、スターアライアンスゴールドメンバーなどが対象です。JAL側ではJMBダイヤモンド、JGCプレミア、ワンワールドエメラルド/サファイア会員などが利用できます。
座席数は約77席で、カウンター席やソファ席があり、全席にコンセントが備わっています。ビールやハイボールなどのアルコール、コーヒー、ソフトドリンクが無料です。軽食はクラッカーとチョコレート程度で、食事メニューはありません。
サクララウンジは、第1ターミナル2階の国際線制限エリア内にあるJAL運営のラウンジです。2025年3月にリニューアルオープンし、内装とメニューが大幅に刷新されました。営業時間は7:00〜21:30です。
利用対象はJALのビジネスクラス・プレミアムエコノミークラス搭乗者、JMBダイヤモンド・サファイア会員、ワンワールドエメラルド・サファイア会員などです。対象外の方でも8,250円(税込)を支払えば利用できます。
座席数は128席で、全席にコンセントとUSB充電ポートが備わっています。リニューアル後はフードメニューが充実し、JAL特製オリジナルビーフカレーのほか、ひつまぶしやきしめんなどの名古屋めしも提供されています。約40種類のメニューが揃っているため、出国後の食事をここで済ませることも可能です。ただし、シャワールームはありません。
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セントレアはプライオリティパス対応施設が充実した空港として知られています。国際線制限エリア内のラウンジに加え、保安検査前のレストランや温浴施設でも利用できるため、出発までの待ち時間を有効に活用できます。
ザ・コーラル・ファイネスト・ビジネスクラス・ラウンジ名古屋は、2025年4月にオープンしたタイ国外初のコーラルラウンジです。第1ターミナル2階の国際線制限エリア内、19番ゲート付近に位置しています。営業時間は7:00〜22:00です。
プライオリティパスやDragon Passで追加料金なしで利用できます。一般利用の場合は大人6,050円(税込)、子供(2〜12歳)4,400円です。タイ式ミルクティーのウェルカムドリンクに始まり、本格的なタイ料理やビュッフェ、各種アルコールが提供されます。さらに、無料のタイ式肩マッサージ(15分間)も受けられるのが大きな魅力です。
プラザ・プレミアム・ラウンジは、第1ターミナル2階の国際線制限エリア内、18番ゲート付近にあります。営業時間は7:00〜21:00です。
プライオリティパスで利用可能なほか、一般利用は大人5,830円、子供4,070円です。名古屋めしを含む食事メニューとアルコールが無料で提供されます。Wi-Fi、電源、新聞・雑誌、喫煙室、電話ブースなどの設備が整っています。ただし、シャワールームはありません。
KALラウンジは、第1ターミナル2階の国際線制限エリア内にある大韓航空運営のラウンジです。営業時間は7:30〜14:30と短いため、午後の便を利用する場合は注意が必要です。
大韓航空のビジネスクラス・ファーストクラス搭乗者、スカイチームエリートプラス会員のほか、プライオリティパスでも利用可能です。生ビールやアルコール、コーヒー、ソフトドリンク、パン、スナックがセルフサービスで提供されています。比較的空いていることが多く、静かに過ごしたい方に向いています。

セントレアのラウンジを選ぶ際は、料金・営業時間・設備を比較して自分に合ったラウンジを見つけることが大切です。ここではカードラウンジと国際線ラウンジに分けて、主要な情報を表にまとめました。
ラウンジ名 | 営業時間 | 一般料金(税込) | アルコール | 軽食 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|---|
プレミアムラウンジ セントレア | 6:45〜20:45 | 1,570円 | 無料(ビール) | スナック | 対象カード多数・個別席 |
第2プレミアムラウンジ | 7:00〜20:30 | 1,570円 | 無料(ビール) | スナック | グループ席・COSTA COFFEE |
QUALIA LOUNGE | 7:20〜20:50 | 会員専用 | 無料(ビール) | おにぎり・菓子等 | TS CUBIC/レクサスカード限定 |
ラウンジ名 | 営業時間 | 一般料金(税込) | 食事 | シャワー | プライオリティパス |
|---|---|---|---|---|---|
サクララウンジ | 7:00〜21:30 | 8,250円 | ビュッフェ(約40種) | なし | 非対応 |
コーラルラウンジ | 7:00〜22:00 | 6,050円 | タイ料理ビュッフェ | なし | 対応 |
プラザプレミアム | 7:00〜21:00 | 5,830円 | 名古屋めし含む | なし | 対応 |
KALラウンジ | 7:30〜14:30 | 非公開 | パン・スナック | なし | 対応 |
利用するラウンジは、手持ちのカードや搭乗クラスによって決まります。ゴールドカードを持っている方は、まず自分のカードがどちらのプレミアムラウンジに対応しているか確認しましょう。JCBやダイナースなら第1プレミアム、エポスやイオンなら第2プレミアムです。
国際線を利用する方でプライオリティパスをお持ちなら、コーラルラウンジがおすすめです。食事の質が高く、タイ式マッサージも無料で受けられます。営業時間が最も長い(7:00〜22:00)ため、深夜便の出発前にも利用しやすいです。
なお、セントレアの国際線ラウンジにはシャワールームが設置されていません。シャワーを浴びたい場合は、保安検査前にプライオリティパスで利用できる「くつろぎ処」の温浴施設を利用するとよいでしょう。
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ラウンジの基本情報がわかったら、実際に使う際のポイントも押さえておきましょう。事前の準備次第で、出発前の過ごし方が大きく変わります。
カードラウンジは朝の7:00〜9:00と夕方の17:00〜19:00が混雑しやすい傾向にあります。特にプレミアムラウンジ セントレアは対象カードが多い分、利用者も集中しがちです。平日の昼間や20時以降は比較的空いているため、ゆったり過ごしたい方はフライト時間をずらすのも一つの方法です。
国際線のラウンジは、午前中の国際線出発が集中する時間帯に混み合います。コーラルラウンジやプラザ・プレミアム・ラウンジを利用する場合は、出国審査を早めに済ませて開店直後に入るのがおすすめです。
セントレアでは、ラウンジ以外にもプライオリティパスで利用できる施設があります。レストランの「海膳空膳」や「ぼてぢゅう」「The Pike Brewing Restaurant」などでは、所定の金額分の飲食が可能です。ラウンジで軽く休憩した後にレストランで食事をとるなど、複数施設を組み合わせて利用するのが賢い使い方です。
また、保安検査前のエリアにある「くつろぎ処」では、温泉やリラクゼーションがプライオリティパスで利用できます。長時間のフライト前にリフレッシュしたい方にはぴったりです。
ラウンジで出発前のひとときを過ごしたら、渡航先での通信手段も確認しておきましょう。利用者No.1の海外eSIMアプリ「トリファ(trifa)」なら、アプリをダウンロードして渡航先のプランを購入するだけで、到着後すぐにインターネットが使えます。ラウンジのWi-Fiに接続している間に設定を済ませておくと、現地での通信がスムーズです。
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セントレアのラウンジで出発前の時間を満喫したら、渡航先でもストレスなく過ごしたいものです。トリファ(trifa)は、200以上の国と地域に対応した海外eSIMアプリで、物理SIMの購入やレンタルWi-Fiの手配は一切不要です。
スマホにeSIMを設定するだけで、現地到着後すぐに地図検索や連絡手段を確保できます。返却の手間もないため、帰国日まで身軽に旅を続けられます。
24時間対応の日本語カスタマーサポートもあるため、海外旅行に慣れていない方でも安心して利用できます。セントレアから海外へ出発する前に、ぜひ準備しておきましょう。

ライター
トリファ編集部(海外旅行の準備・現地情報担当)
海外旅行におけるベストシーズン、持ち物、現地で気をつけることなど、海外旅行の準備と現地情報を初心者にもわかりやすくまとめています。内容は必要に応じてトリファの現地スタッフへのヒアリングを行い、現地の状況も踏まえて整理しています。あわせて季節・制度・営業時間など変わりやすい情報は、公的機関や交通機関・施設の一次情報を確認し、変更があれば記事へ反映します(記事内に最終更新日を明記)。