ベトナム中部のリゾート都市ダナンへ向かうフライト前後、空港でゆっくり過ごせるラウンジを探している方は多いのではないでしょうか。ダナン国際空港(DAD)には国内線・国際線あわせて複数のラウンジがあり、プライオリティパスや有料利用に対応した施設も用意されています。 2025年にはベトナム航空のロータスラウンジが第2ターミナルに新規オープンし、CIP Orchid Lounge 2はVanda Loungeへとリブランドされました。ラウンジの顔ぶれが変わっているため、最新情報を踏まえた選び方が重要です。 この記事では、ダナン国際空港で利用できる主要ラウンジを国内線T1・国際線T2のターミナル別に整理し、場所・営業時間・料金・利用条件を網羅的に解説します。出発前の通信準備とあわせて、ダナン旅行を快適にスタートさせましょう。
目次


ダナン国際空港(DAD)は、国内線専用の第1ターミナル(T1)と国際線専用の第2ターミナル(T2)の2棟で構成されています。ラウンジもターミナルごとに分かれて配置されており、利用するフライトに応じて行き先が変わる点に注意が必要です。
ターミナル間は徒歩で移動できる距離ですが、保安検査や出国審査を通過した後は行き来できません。自分のフライトがどちらのターミナルから出発するかを事前に確認し、対応するターミナルのラウンジを選びましょう。
T1はベトナム国内線専用のターミナルで、ハノイやホーチミンなど国内主要都市への便が発着します。利用航空会社はベトナム航空(Vietnam Airlines)、ベトジェットエア(VietJet Air)、バンブーエアウェイズ(Bamboo Airways)などです。
ラウンジは保安検査通過後の制限エリアに集中しており、プライオリティパス対応のSH Premium Lounge Da Nangがメインの選択肢になります。早朝便から夜便まで対応する営業時間が魅力です。
T2は国際線専用のターミナルで、日本(成田・関空・福岡など)、韓国、シンガポール、台湾、香港、マレーシアなどへの便が運航されています。20社以上の航空会社が乗り入れる空港の中核施設です。
ラウンジはCIP Orchid Lounge、Vanda Lounge、ベトナム航空ロータスラウンジの3か所が出国後の制限エリアに位置しています。プライオリティパス対応の選択肢が多く、深夜便を待つ際にも頼りになります。
ダナン空港のラウンジは、主に以下の3つの方法で利用できます。それぞれの条件を把握し、自分に合った方法を選びましょう。
第2ターミナルにはプライオリティパスに対応したラウンジが3か所あり、出国審査後にゆったりと過ごせます。それぞれ営業時間や料金、提供サービスに差があるため、フライトの時間帯やニーズに応じて使い分けましょう。
CIP Orchid LoungeはT2の中2階、搭乗ゲート6・7付近に位置しています。出国審査と保安検査を通過後、中央階段またはエレベーターで上がるとアクセスできます。24時間営業のため、深夜便や早朝便でも安心して利用可能です。
プライオリティパス会員は最大3時間まで無料で滞在できます。ウォークイン利用の料金は現地で約25米ドルで、プライオリティパスを持たない方も利用できる柔軟性が魅力です。
シャワー室、ベトナム料理(フォーやインスタント麺、ビーフシチューなど)、缶ビールやワイン、無料Wi-Fi、ほぼ全座席に電源が完備されています。混雑時間帯は午後9時から10時30分頃で、入室制限がかかる場合がある点には注意してください。
Vanda LoungeはT2の中2階、搭乗ゲート4・5付近にあるラウンジです。2024年に旧CIP Orchid Lounge 2からリブランドされ、内装やサービスがアップグレードされました。営業時間は当日の最初のフライトの2時間前から最終便終了までで、プライオリティパス公式では2:30〜23:59と案内されています。
プライオリティパスでの最大滞在時間は3時間です。ウォークイン利用は約31米ドル前後で対応しています。
Wi-Fi、ホットミール(温かい食事)、軽食、シャワー設備、喫煙室、無料マッサージチェア、ワークスペース、iMac利用エリア、雑誌・新聞などサービスが充実しています。CIP Orchid Loungeより落ち着いた雰囲気のため、静かに過ごしたい方に向いています。
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2025年にT2へ新たにオープンしたベトナム航空のビジネスラウンジです。ベトナム航空のビジネスクラス搭乗者、ロータスマイルのゴールド・プラチナ・ミリオンマイラー会員、スカイチームエリートプラス会員が無料で利用できます。
提供されるのはベトナム料理を中心としたビュッフェ、各種飲料、快適な座席、ワークスペースです。プライオリティパスやウォークインには対応していないため、上記の利用条件を満たす方が対象となります。
スカイチーム加盟航空会社(大韓航空、デルタ航空、エールフランスなど)のビジネスクラスやエリートプラス会員も利用できる点が特徴です。
T1にはプライオリティパス対応のSH Premium Lounge Da Nangと、ベトナム航空のロータスラウンジ、その他のビジネスラウンジが配置されています。国内線利用時に空港で待ち時間を快適に過ごしたい方は、これらの選択肢を押さえておきましょう。
SH Premium Lounge Da Nangは、T1の出発エリア3階・搭乗ゲート6付近に位置するラウンジです。旧名称はSong Han Business Loungeで、現在はSHエアポートラウンジ運営のプレミアムブランドとして展開されています。
営業時間は4:00〜23:59と早朝便から夜便まで幅広くカバーしています。プライオリティパス会員は無料で利用でき、ウォークインの場合は約19米ドルが目安です。
ソフトドリンクやビール、ベトナム料理(フォーなど)、軽食、無料Wi-Fi、電源、座席が用意されています。シャワー設備はないため、長時間のリフレッシュには向きませんが、出発前の食事や休憩には十分な内容です。
T1の出発エリアにあるベトナム航空のビジネスラウンジです。営業時間は4:00〜23:50で、国内線の早朝便にも対応します。利用条件はT2のロータスラウンジと同じく、ビジネスクラス搭乗券・ロータスマイル上級会員・スカイチームエリートプラスが必要です。
ベトナム料理中心の食事とアルコール、シャワー設備が整っており、国内線ラウンジとしては設備が充実しています。プライオリティパス非対応のため、対象資格を持たない方は他のラウンジを検討しましょう。
T1には、ナム・エー銀行(Nam A Bank)やベトコムバンク(Vietcombank)のラウンジ、Da Nang Business Loungeも存在します。ナム・エー銀行とベトコムバンクのラウンジは銀行の特定会員向けで、一般旅行者は利用できません。
Da Nang Business Loungeは航空会社の搭乗者やビジネスクラス利用者向けで、約14米ドルでウォークイン利用も可能です。プライオリティパスには対応していませんが、軽食とWi-Fiが提供されます。SH Premium Loungeが満席の際の代替候補として覚えておくと便利です。
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ダナン空港の主要ラウンジを一覧で比較すると、利用するターミナルや滞在目的に合った選び方がしやすくなります。料金は変動する場合があるため、最新情報は各ラウンジの公式サイトやプライオリティパスのアプリで確認してください。
ラウンジ名 | ターミナル | 営業時間 | ウォークイン料金(目安) | プライオリティパス | シャワー | アルコール |
|---|---|---|---|---|---|---|
CIP Orchid Lounge | T2 国際線 | 24時間 | 約25米ドル | 対応 | あり | あり |
Vanda Lounge | T2 国際線 | 2:30〜23:59 | 約31米ドル | 対応 | あり | あり |
ロータスラウンジ T2 | T2 国際線 | フライトに準拠 | 非対応 | 非対応 | 一部あり | あり |
SH Premium Lounge | T1 国内線 | 4:00〜23:59 | 約19米ドル | 対応 | なし | あり(限定的) |
ロータスラウンジ T1 | T1 国内線 | 4:00〜23:50 | 非対応 | 非対応 | あり | あり |
Da Nang Business Lounge | T1 国内線 | 4:00〜最終便 | 約14米ドル | 非対応 | なし | なし |
プライオリティパスを持っている方は、国際線ならCIP Orchid LoungeまたはVanda Lounge、国内線ならSH Premium Loungeを選ぶのが基本です。深夜便を利用する場合は24時間営業のCIP Orchid Loungeが便利です。
ベトナム航空のビジネスクラスを利用する方やロータスマイル上級会員、スカイチームエリートプラス会員の方は、国際線・国内線どちらのターミナルでもロータスラウンジが第一候補となります。
ラウンジの利用資格を持たない方も、各ラウンジは現金またはクレジットカードでウォークイン利用ができます。SH Premium Loungeは比較的リーズナブルで、国内線利用時のコストパフォーマンスが高い選択肢です。
ダナン空港のラウンジを使う方法は主に3つあります:①航空会社の上級会員、②プライオリティパスなどの年会費型ラウンジサービス、③トリファのラウンジパス(年会費なし・使う日だけ料金を払う仕組み)。アプリで予約してQRを提示するだけで入室でき、カード発行や会員登録は不要です。 → トリファのラウンジパスを詳しく見る
ダナン空港のラウンジを快適に利用するために、事前に押さえておきたい注意点を整理します。営業時間や混雑状況、最新の改装情報など、現地で困らないためのポイントを確認しておきましょう。
プライオリティパスでの最大滞在時間は、CIP Orchid Lounge・Vanda Loungeともに3時間です。長時間のトランジットでは、滞在時間を超える分は退出するか、追加料金で延長する必要があります。
国際線の出発が集中する午後9時〜10時30分頃のCIP Orchid Loungeは特に混雑しやすく、入室制限がかかる場合があります。フライトの時間帯によっては、Vanda Loungeを第2候補として検討するとスムーズです。
Vanda Loungeのリブランドや、2025年に新規オープンしたベトナム航空ロータスラウンジT2のように、ダナン空港のラウンジ事情はここ数年で更新が続いています。古いガイド記事や旧称のままの情報源も残っているため、利用前にプライオリティパス公式アプリやベトナム航空の公式サイトで最新の営業時間・サービス内容を確認すると安心です。
プライオリティパスで同伴者を連れて入室する場合は、1名あたり約25〜35米ドルの追加料金が発生します。家族旅行などで複数名利用するときは、事前に料金を計算しておきましょう。
ウォークイン利用の場合、料金は現地で米ドルまたはベトナムドンで支払います。クレジットカード対応のラウンジが多いものの、念のため現金も用意しておくと安心です。


ラウンジでフライトを待つ間、ベトナムでの通信手段も準備しておきましょう。利用者No.1の海外eSIMアプリ「トリファ(trifa)」なら、アプリをダウンロードしてベトナム向けのプランを購入するだけで、面倒な初期設定なしにダナン到着後すぐデータ通信を始められます。
全世界200カ国対応で、ベトナム向けのプランも容量・日数のバリエーションが豊富にそろっています。SIMカードの差し替えやWi-Fiルーターのレンタル受け取りが不要なため、空港での手間がかかりません。
ラウンジのWi-Fiを使ってeSIMの設定を済ませておけば、飛行機を降りた瞬間から地図アプリや配車アプリ、翻訳アプリをすぐに活用できます。ホイアンやミーソン遺跡への移動もスムーズに進められます。
搭乗前のひとときに通信準備も完了させて、万全の状態でダナン旅行のスタートを切りましょう。

ライター
トリファ編集部(海外旅行の準備・現地情報担当)
海外旅行におけるベストシーズン、持ち物、現地で気をつけることなど、海外旅行の準備と現地情報を初心者にもわかりやすくまとめています。内容は必要に応じてトリファの現地スタッフへのヒアリングを行い、現地の状況も踏まえて整理しています。あわせて季節・制度・営業時間など変わりやすい情報は、公的機関や交通機関・施設の一次情報を確認し、変更があれば記事へ反映します(記事内に最終更新日を明記)。