
ベトナム中部に位置するダナンは、美しいビーチと豊かな自然、歴史ある文化が共存するリゾート都市です。近年は日本からの直行便も増え、手軽に行ける海外リゾートとして注目を集めています。 ダナンの魅力は、ビーチリゾートだけにとどまりません。標高1,400mの高原テーマパーク「バーナーヒルズ」や、神秘的な洞窟が広がる「五行山」、世界遺産の街ホイアンへの日帰り旅行など、多彩な楽しみ方ができるのが特徴です。 本記事では、ダナン観光で押さえておきたいスポットやグルメ、費用の目安、ベストシーズンまで幅広く解説します。初めてダナンを訪れる方はもちろん、リピーターの方にも役立つ情報をお届けします。
目次

ダナンといえば、まず思い浮かぶのが美しいビーチです。約30kmにわたって白い砂浜が続く海岸線は、世界的にも高く評価されています。ここでは、ダナンを代表するビーチとその楽しみ方を紹介します。
ミーケビーチはダナン市街地からもっとも近いビーチで、全長約10kmの白い砂浜が特徴です。アメリカの経済誌フォーブスが選ぶ「世界の魅力的なビーチ」に選出されたこともあり、国内外から多くの観光客が訪れます。
ビーチ沿いにはリゾートホテルやレストランが立ち並び、パラセーリングやジェットスキーなどのマリンアクティビティも充実しています。朝は地元の人たちが散歩やヨガを楽しむ姿が見られ、ローカルな雰囲気を味わえるのも魅力です。
サーフィンスポットとしても知られており、9月から3月にかけては波が高くなるため、サーファーに人気のシーズンとなります。ビーチチェアのレンタルは1日あたり50,000VND(約300円)程度で利用できます。
ノンヌオックビーチは五行山のふもとに広がる静かなビーチです。ミーケビーチに比べて観光客が少なく、ゆったりとした時間を過ごしたい方におすすめの場所といえます。
周辺には高級リゾートホテルが点在しており、プライベート感のあるビーチ体験が楽しめます。波が穏やかな時期が多いため、小さなお子さん連れの家族旅行にも向いています。
ビーチの近くには大理石の彫刻村があり、ベトナムの伝統工芸に触れることもできます。五行山の観光とあわせて訪れると、効率よく回れるでしょう。
ダナンのビーチは5月から9月が海水浴のベストシーズンです。この時期は晴天が続き、海水温も上がるため、マリンアクティビティを存分に楽しめます。
一方、10月から12月は雨季にあたり、波が高くなる日もあるため注意が必要です。ビーチで過ごす際は日差しが強いので、日焼け止めや帽子を忘れずに持参しましょう。

バーナーヒルズ(Ba Na Hills)は、ダナン市内から車で約40分の場所にある標高約1,487mの高原テーマパークです。SNSで話題の「ゴールデンブリッジ」をはじめ、中世ヨーロッパ風の街並みやアトラクションなど、見どころが満載のスポットです。
バーナーヒルズ最大の見どころが、2018年にオープンした「ゴールデンブリッジ」です。巨大な石の手が黄金の橋を支えるデザインはSNSで世界中に拡散され、ダナンを代表するフォトスポットとなりました。
橋の全長は約150mで、標高1,400m地点に架けられています。晴れた日には眼下に広がる山々と雲海の絶景を楽しめます。早朝や夕方は比較的空いているため、写真撮影を楽しみたい方はこの時間帯を狙うとよいでしょう。
バーナーヒルズの園内は「フレンチビレッジ」と呼ばれるヨーロッパ風の街並みが再現されており、まるでフランスの田舎町を歩いているかのような気分を味わえます。教会や石畳の広場、花壇が美しく整備されたガーデンなど、写真映えするスポットが数多くあります。
屋内遊園地「ファンタジーパーク」にはジェットコースターや落下マシン、ゲームセンターなどがあり、雨の日でも楽しめます。また、ロウ人形館やワイナリーなど、大人向けの施設も充実しています。
バーナーヒルズの入場料は大人1名あたり1,000,000VND(約6,000円)で、ケーブルカーの往復料金が含まれています。ケーブルカーは全長約5.8kmで、山頂まで約20分の空中散歩を楽しめます。
ダナン市内からのアクセスは、タクシーやGrabで約40分が目安です。片道の料金は200,000〜300,000VND(約1,200〜1,800円)程度となっています。園内を十分に楽しむには最低4〜5時間は必要なので、午前中に到着するプランがおすすめです。
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五行山(マーブルマウンテン)は、ダナン市内から車で約15分とアクセス抜群の景勝地です。洞窟や寺院が点在する神秘的な空間で、自然と文化の両方を満喫できます。ここでは五行山を中心に、ダナン市内の歴史的スポットもあわせて紹介します。
五行山は石灰岩と大理石でできた5つの山の総称で、それぞれ金・木・水・火・土の名前がつけられています。観光のメインとなるのは最大の「トゥイソン(水山)」で、山内にはいくつもの洞窟や仏教寺院が点在しています。
エレベーターで中腹まで上がれるため、体力に自信がない方でも観光しやすいのがうれしいポイントです。入場料は40,000VND(約240円)、エレベーター利用料は15,000VND(約90円)とリーズナブルな点も魅力でしょう。
山頂の展望台からはダナン市街地とビーチを一望でき、天気がよければ絶景を楽しめます。所要時間は1時間半から2時間程度が目安です。洞窟内は足場が悪い箇所もあるため、歩きやすい靴で訪れることをおすすめします。
ダナン大聖堂は、フランス植民地時代の1923年に建てられたピンク色の外観が印象的な教会です。「ピンク教会」の愛称で親しまれ、ダナンのフォトスポットとしても人気があります。現在も礼拝が行われている現役の教会なので、訪問の際は静かに見学しましょう。
ドラゴンブリッジはハン川にかかる全長約666mの橋で、龍の形をした独特のデザインが目を引きます。毎晩18時からライトアップされ、毎週金曜・土曜・日曜の21時にはドラゴンの口から火と水が噴き出すショーが開催されます。ダナンの夜景を代表するスポットとして、多くの観光客が集まります。
ダナン市内の観光スポットは比較的コンパクトにまとまっています。Grab(配車アプリ)を活用すれば、五行山、ダナン大聖堂、ドラゴンブリッジなどを1日で効率よく巡ることが可能です。
Grabの利用料金は市内の移動で50,000〜100,000VND(約300〜600円)程度と手頃です。こうした移動中にもスマートフォンで地図アプリや配車アプリを使うため、安定した通信環境があると安心です。なかでも利用者No.1の海外eSIMアプリ「トリファ(trifa)」は、渡航前にアプリで購入・設定が完了し、現地に着いたらすぐに使えるのが特徴です。

ダナンから車で約45分の場所にある世界遺産の街ホイアンは、日帰りで気軽に訪れることができます。ランタンが灯るノスタルジックな旧市街は、ダナン旅行のハイライトのひとつです。
ホイアン旧市街は、16〜17世紀に国際貿易港として栄えた歴史地区です。1999年にユネスコ世界遺産に登録され、日本人が建てたとされる「来遠橋(日本橋)」をはじめ、中国風の寺院やフランスコロニアル様式の建物が混在する独特の街並みが広がっています。
旧市街の散策には、観光チケット(120,000VND、約720円)の購入が必要です。チケットで5か所の観光施設に入場できます。昼間はカフェ巡りやショッピング、写真撮影を楽しみ、夕方からはランタンに彩られた幻想的な街並みを堪能するのがおすすめの過ごし方です。
毎月旧暦の14日にはランタン祭りが開催され、街中の電灯が消されてランタンの灯りだけで街が照らされます。この日に合わせて訪れると、より一層特別な体験ができるでしょう。
ダナンからホイアンへの移動手段は主に4つあります。もっとも手軽なのはGrab(配車アプリ)で、所要時間は約45分、料金は片道200,000〜250,000VND(約1,200〜1,500円)が目安です。
そのほか、シャトルバスは片道100,000VND(約600円)前後で利用でき、ホテルのフロントで予約できることが多いです。複数人で旅行する場合はチャーター車が割安になることもあります。オプショナルツアーに参加すれば、移動の手配を気にせず楽しめるのもメリットです。
注意点として、ホイアン旧市街はタクシーの乗り入れが制限されているため、帰りの移動手段をあらかじめ確保しておくと安心です。
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ホイアンには独自の食文化が根付いており、ここでしか味わえない名物料理があります。まず「カオラウ」は、ホイアン発祥のコシのある太い米麺で、少量のスープと豚肉、香草をあわせていただく汁なし麺です。
「ホワイトローズ」はエビのすり身を薄い米粉の皮で包んだ蒸し料理で、花のような見た目が名前の由来です。「揚げワンタン」はカリカリに揚げたワンタンの上にエビやトマトのソースをかけた前菜で、ビールとの相性も抜群です。
いずれの料理も旧市街のレストランで気軽に注文でき、1品あたり50,000〜100,000VND(約300〜600円)と手頃な価格で楽しめます。

ダナン観光を存分に楽しむためには、現地のグルメや旅行費用、ベストシーズンなどの実用的な情報も押さえておきたいところです。ここでは、ダナンならではのグルメと旅行計画に役立つ情報をまとめます。
ダナンを代表するローカルフードといえば「ミークアン(Mi Quang)」です。ターメリックで黄色く色づけした幅広の米麺に、エビや豚肉、ピーナッツ、ライスペーパーのクラッカーをトッピングした汁なし麺で、ダナンのソウルフードとして地元の人々に愛されています。1杯35,000VND(約210円)前後で食べられます。
「バインミー」はベトナムを代表するサンドイッチですが、ダナンのバインミーは甘辛いタレで炒めた焼き豚や目玉焼きを豪快に挟んだスタイルが特徴です。屋台で1つ15,000〜25,000VND(約90〜150円)と驚くほどリーズナブルに味わえます。
シーフードもダナンの大きな魅力です。ミーケビーチ沿いにはシーフードレストランが軒を連ね、新鮮なエビやカニ、貝類を炭火焼きやガーリックバター炒めなど、さまざまな調理法で楽しめます。
ダナン旅行の費用は、旅行スタイルによって大きく変わります。以下は3泊4日の一般的な費用目安です。
項目 | 費用目安(1人あたり) |
|---|---|
航空券(往復) | 45,000〜100,000円 |
ホテル(3泊) | 9,000〜45,000円 |
食費(3泊4日) | 5,000〜15,000円 |
観光・アクティビティ | 5,000〜15,000円 |
交通費(現地) | 3,000〜8,000円 |
合計 | 約70,000〜180,000円 |
航空券は時期によって大きく変動し、GWや夏休み、年末年始は70,000〜100,000円と高めになります。一方、オフシーズンの経由便を選べば45,000円前後まで抑えることも可能です。
ダナンは物価が比較的安いため、現地での食事や移動にかかる費用はかなりリーズナブルです。ローカルレストランなら1食200〜500円程度で満足できるでしょう。
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ダナンのベストシーズンは目的によって異なります。ビーチリゾートを満喫したいなら5月から9月がおすすめで、晴天率が高く海水温も上がります。観光メインなら2月から4月が過ごしやすく、暑すぎず雨も少ない快適な気候です。
10月から12月は雨季にあたり、特に10月と11月は降水量が多くなります。ただし雨季でも1日中降り続くことは少なく、スコールが過ぎればすぐに晴れることがほとんどです。
旅行日数は最低2泊3日あればダナン市内の主要スポットを回れますが、ホイアンやバーナーヒルズも楽しむなら3泊4日がおすすめです。余裕を持った4泊5日のプランにすれば、ビーチでゆったり過ごす時間も確保できます。
日本国籍のパスポートを持つ旅行者は、45日以内の観光目的であればビザなしでベトナムに入国できます。ただし、パスポートの残存有効期限が入国時点で6か月以上必要です。
ダナン国際空港(DAD)には、日本からベトナム航空やベトジェットエアなどの直行便が就航しています。フライト時間は約5時間半から6時間です。空港からダナン市内まではタクシーやGrabで約15分とアクセスも良好です。
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ダナンの主要な観光スポットやグルメ、ホイアンへの日帰りプランなど、ダナン旅行の魅力をお伝えしてきました。ビーチリゾートから世界遺産の街歩きまで、多彩な楽しみ方ができるダナンは、何度訪れても新しい発見がある魅力的な旅行先です。
海外旅行を快適に楽しむうえで欠かせないのが、現地での通信手段です。地図アプリでの移動、Grabの配車、レストランの検索、SNSへの投稿など、ダナン観光ではスマートフォンを使う場面が数多くあります。
そんなときに頼りになるのが、利用者No.1の海外eSIMアプリ「トリファ(trifa)」です。アプリをダウンロードして簡単な設定を済ませるだけで、現地に到着したらすぐにインターネットが使えます。物理SIMカードの交換やWi-Fiルーターの持ち歩きは不要で、荷物を増やさずに快適な通信環境を確保できます。
24時間対応の日本語サポートがあるため、eSIMが初めての方でも安心して利用できます。ダナン旅行の準備として、ぜひトリファを検討してみてください。

ライター
トリファ編集部(海外旅行の準備・現地情報担当)
海外旅行におけるベストシーズン、持ち物、現地で気をつけることなど、海外旅行の準備と現地情報を初心者にもわかりやすくまとめています。内容は必要に応じてトリファの現地スタッフへのヒアリングを行い、現地の状況も踏まえて整理しています。あわせて季節・制度・営業時間など変わりやすい情報は、公的機関や交通機関・施設の一次情報を確認し、変更があれば記事へ反映します(記事内に最終更新日を明記)。