「ハワイは物価が高い」と聞いて、どれくらいかかるのか不安に感じていませんか。1ドル156円台の円安が続く2026年は、外食・宿泊・交通のすべてで日本の2倍以上の出費を覚悟する必要があります。 たとえばランチ1食で4,000円、ホテルのリゾートフィーだけで1泊7,000円超など、現地の感覚を知らずに行くと予算オーバーになりがちです。一方で、ABCストアや無料トロリー、ハッピーアワーをうまく使えば、滞在費を3〜4割抑えることも可能です。 この記事では、2026年5月時点の為替・税率・公式料金にもとづき、レストラン・スーパー・交通・観光地・ホテルの相場を一覧で整理します。さらに円安下で実践しやすい節約術と、海外通信費を抑えるポイントも解説します。 初めてのハワイ旅行はもちろん、「最近行っていないけど物価が気になる」というリピーターの方も、出発前のチェックリストとしてお役立てください。
目次

ハワイの物価は2026年も上昇基調にあり、外食やホテルでは日本の2〜3倍の出費が当たり前です。背景には、歴史的な円安、輸入依存、最低賃金の引き上げという3つの要因があります。
まずは「なぜここまで高いのか」という構造を理解しておくと、現地で値札を見たときに冷静に判断できます。節約術を考えるうえでも前提知識として押さえておきましょう。
2026年5月時点のドル円相場は、1ドル156〜157円台で推移しています。米連邦準備制度(FRB)公表のデータでも5月初旬は156円台が続いており、過去5年で最も円安に近い水準です。
2020年は1ドル106円、2022年は131円だったことを考えると、同じドル建て価格でも日本円換算で1.5倍近くになっている計算です。
旅行予算を立てるときは、「現地価格×160円」で粗く見積もると安全です。クレジットカードの請求はカード会社のレートが乗るため、実際は1〜2%ほど上振れする点も覚えておきましょう。
ハワイは島嶼経済のため、食料品や日用品の多くを米国本土やアジアから輸入しています。輸送コストが直接価格に転嫁されるため、本土と比べてもガソリン・食料品が高くなりがちです。
さらに2026年1月1日からハワイ州の最低賃金が時給16ドルに引き上げられ、2028年には18ドルになることが決定しています。サービス業の人件費上昇は、外食・観光価格にも継続的に反映される見込みです。
忘れてはいけないのが、ホノルル市郡の一般消費税(GET)4.712%と、サービス業界のチップ慣習です。日本の消費税と違いメニューや値札は税抜表記が基本で、レジで税金が加算されます。
レストランでのチップは2026年時点で18〜22%が相場で、フルサービス店では18〜20%が標準です。ランチ50ドルの会計でも、税とチップを足すと60ドル超になることが珍しくありません。
ハワイの外食費は、円安と人件費上昇で日本の2〜3倍が現実的なラインです。「とりあえずカフェで朝食」だけでも1人20ドル前後、ディナーは1人50〜80ドルを見込んでおくと安心です。
ファストフードも例外ではなく、ビッグマックセットが日本の2倍近くする水準です。ここでは時間帯別に相場感を整理します。
ワイキキのカフェやダイナーで朝食を取る場合、パンケーキやエッグベネディクトなどの主要メニューは1人20〜30ドル(約3,200〜4,800円)が目安です。これに飲み物・税・チップが加わるため、実支払いは30ドルを超えることが多いです。
ホテルのブッフェ朝食は、中級ホテルで1人35〜45ドル、高級ホテルだと60ドル以上になることもあります。コスパ重視なら、ABCストアやスーパーでマフィン・パン・コーヒーを買って客室で済ませるのが現実的です。
ハワイで人気のフードトラックやプレートランチは、定番メニューが1食15〜25ドル(約2,400〜4,000円)が中心価格帯です。ガーリックシュリンプやロコモコもこのレンジに入ります。
ラーメンは1杯22ドル前後で、税とチップ20%を加えると約27.5ドル(約4,400円)に跳ね上がります。日本では1,000円台前半で食べられる一杯が、ハワイでは4倍近くなる感覚です。
ファストフードチェーンも、ビッグマック単品で約8.5ドル、セットで12〜14ドル程度になります。「マクドナルドだから安い」という日本の感覚は捨てた方が良いです。
ワイキキ周辺のステーキハウスやシーフードレストランでディナーを取ると、1人50〜80ドル(約8,000〜12,800円)が標準的です。ドリンク・税・チップを含めると100ドル超のケースも珍しくありません。
節約したいなら、多くのレストランで実施されているハッピーアワーを活用しましょう。15〜17時など早めの時間帯にメニューが半額〜3割引になる店も多く、同じ料理が大幅に安くなります。
外食費を抑えるうえで欠かせないのが、スーパーやコンビニ的な存在のABCストア活用です。ただしハワイは食料品自体も日本の2〜3倍するため、品目ごとに「割安なもの」と「日本以下になるもの」を見極めることが重要です。
ABCストアはワイキキ中心部に多数出店しており、24時間営業の店舗もあります。観光客向けに小分けの飲料・スナック・お土産が揃っているのが強みです。
価格目安は、ミネラルウォーター500mlで約2.5〜3ドル(約400〜480円)、缶ビールで約3〜4ドル(約480〜640円)、スパムむすびが4.5〜5ドル(約720〜800円)です。日本のコンビニの2〜3倍ですが、ホテルから徒歩で行ける手軽さが魅力です。
まとまった量を買うなら、フードランドやホールフーズなどのスーパーが向いています。ABCストアより1〜2割安く、デリ(惣菜)コーナーも充実しています。
相場感としては、卵1ダースが約9.5ドル(約1,500円)、牛乳1ガロン約9.2ドル(約1,470円)、食パン1斤6.5ドル前後(約1,040円)です。卵・パン・牛乳は日本の3〜5倍と覚悟しておきましょう。
フードランドのアロハフライデー(毎週金曜)では、看板商品の弁当が7.99ドルから6ドルに値下げされるなど、独自セールもあります。滞在日程に金曜が含まれるならぜひ立ち寄ってみてください。
意外な点として、カリフォルニア産の日本米はセール時で15ポンド(約6.8kg)約40ドル、1kgあたり約930円です。日本のスーパー価格と大差なく、コンドミニアム滞在で自炊するなら強い味方になります。
醤油や即席麺もアジア系スーパーで日本価格に近いことが多いため、コンドミニアム派は到着日にまとめ買いしておくと食費を抑えやすいです。

ハワイの移動手段は、ザ・バス、ワイキキトロリー、Uber/Lyft、レンタカーが中心です。目的とエリアによって最適な選択肢が変わるため、相場を知ったうえで組み合わせるとコストを抑えられます。
オアフ島内をくまなく走るザ・バスは、2026年7月1日から大人現金運賃が3.25ドルに改定されました。HOLOカード(ICカード)利用でも同額3.25ドルで、1日の上限額は7.50ドルです。
1日に何度乗ってもチャージ上限が7.50ドルで止まる仕組みのため、観光中にバスを多用するなら実質乗り放題と考えて良いでしょう。HOLOカード自体は2ドルで購入でき、最低3ドルから残高をチャージできます。
ワイキキ周辺の主要観光スポットを巡るワイキキトロリーは、ピンクラインの1日乗り放題が6ドル(約960円)です。JCBカードの提示で無料になる特典もあり、対象路線を活用すると交通費がほぼゼロになります。
また2023年に開通したオアフ島の都市鉄道スカイラインも、HOLOカードで利用でき、運賃はザ・バスと共通の3.25ドル制度に統合されています。
ダニエル・K・イノウエ国際空港からワイキキまではUber/Lyftで約20〜30ドル+チップ、定額制タクシーで約34〜38ドルが相場です。荷物が多い家族旅行ではタクシーやシャトルバスの方が安心です。
レンタカーは、ホノルル国際空港受取で1日40〜60ドルからが目安で、繁忙期は1日70〜100ドルに跳ね上がります。これにガソリン代と駐車場代が加わり、ハワイ州のガソリン価格は2026年5月時点で1ガロン5.59ドル(リッター換算約230円)と全米最高水準です。
ホテル駐車場も1泊40〜60ドルかかる施設が多いため、ワイキキ滞在のみならレンタカーは不要なケースもあります。
定番観光地の入場料も、円安でじわじわ負担になっています。ここでは公式サイトで確認した最新の入場料を整理し、お得なツアー選びのヒントも紹介します。
海・山・カルチャー系のうち、優先度の高いものから組み込むと無駄が減らせます。
ダイヤモンドヘッド州立記念公園の入場料は、ハワイ非居住者で1人5ドル、車で乗り入れる場合は1台10ドルが追加されます。3歳以下は無料です。
非居住者は事前予約が必須で、ハワイ州DLNRのGo Wildシステムから30日前0時(HST)に予約を開放します。早朝のサンライズ枠(6〜7時台)は数時間で売り切れることが多いため、予定が決まった時点で押さえておくのが安全です。
シュノーケリングの聖地ハナウマ湾は、入場料25ドル、駐車料3ドルです。12歳以下と現役軍人、州ID保有者は無料、月曜・火曜は閉鎖日です。
予約は48時間前の7時に開放され、人気のため当日券はほぼ手に入りません。入場は4時まで、最終入場は13時30分のため早めの行動が必須です。
ノースショアにあるポリネシア・カルチャー・センターは、入園・ディナー・ショーがセットになったプランで1人150〜200ドル前後(約24,000〜32,000円)が中心です。
ヘリコプター遊覧は1人200〜400ドル、シュノーケリングツアーは1人60〜150ドルが相場で、半日ツアーでも1万円超を見込んでおく必要があります。
ハワイ旅行で最も大きな比重を占めるのが宿泊費です。ワイキキ中心部の中級ホテルでも、リゾートフィーや税を合わせて1泊3〜4万円かかるケースが多く、ここを抑えるかどうかで総額が大きく変わります。
ワイキキのスタンダードクラスホテルは、1泊2〜4万円が中心レンジです。立地・眺望・築年数で価格差が出るため、ビーチから少し外れるだけで1泊1〜2万円安くなることもあります。
ここに後述するリゾートフィーが加算されるため、提示額が「安い」からといって即決すると、最終請求で想定より高くなる点に注意してください。
海沿いのリゾートホテルは、1泊5〜10万円が一般的です。ヒルトン・ハワイアン・ビレッジやシェラトン・ワイキキなどが該当します。
海外eSIMアプリのトリファは、アプリダウンロード数No.1(2025年4月〜2026年3月、AppTweak調べ、iOS/Android合算)の海外eSIMアプリとしてハワイを含む200以上の国・地域に対応しており、こうしたリゾートホテル滞在中も追加のWi-Fi契約なしで快適にデータ通信を使えます。
ワイキキのほとんどのホテルでは、リゾートフィー(アメニティ料金)が1泊45〜61ドル(約7,000〜9,800円)で別途請求されます。Wi-Fi、ジム、プールなど施設利用料の名目で、宿泊者の利用有無にかかわらず固定で課金されるのが特徴です。
3泊するだけで135〜183ドル(約2.2〜2.9万円)の追加負担になるため、予約時に必ず「Resort Fee」の有無と金額を確認しましょう。一部のコンドミニアムやエアビーアンドビー物件はこのフィーがないため、長期滞在では選択肢に入れる価値があります。
ここまでの相場を踏まえ、滞在日数別の予算目安と、現実的に効く節約術を整理します。家族構成や旅のスタイルによって幅は出ますが、目安として活用してください。
滞在日数別のおおまかな総額目安は次の通りです。航空券は時期で大きく変動するため、ベースラインとして参考にしてください。
日数 | 総額目安(1人) | 内訳の主軸 |
|---|---|---|
3泊5日 | 約23〜38万円 | 航空券+ホテル3泊+食費3〜4万円 |
4泊6日 | 約27〜43万円 | 航空券+ホテル4泊+食費4〜5万円 |
5泊7日 | 約32〜53万円 | 航空券+ホテル5泊+食費5〜6万円 |
オフシーズン(1〜3月、5月、9〜11月)に行くか、繁忙期に行くかで航空券だけで5万円以上の差が生まれます。日程を柔軟に動かせるなら、平日発着・オフシーズン狙いが基本戦略です。
食費を抑えるための鉄板パターンは次の3つです。組み合わせると、1人1日あたりの食費を1万円から6,000円前後まで圧縮できます。
特にハッピーアワーは、同じ店舗の同じメニューでも30〜50%安くなることが多く、「節約しているのに観光感が損なわれない」のが大きなメリットです。
海外用Wi-Fiレンタルは1日500〜1,000円が相場ですが、海外eSIMを使えば設定が事前に完了するため空港受取の手間がなく、価格も抑えやすいのが特徴です。
交通面では、JCBカードでワイキキトロリーのピンクラインが無料になる特典を活用したり、ザ・バス+HOLOカードの1日上限7.50ドルで観光する方法が現実的です。レンタカーはノースショアやハナウマ湾などワイキキ外に行く日だけ借りる、というスポット利用がコスト最適化につながります。

ハワイの物価は、為替・輸入依存・人件費の3要因で日本の2〜3倍が標準ラインです。レストランは1人50〜80ドル、ホテルは中級でも1泊3万円超、リゾートフィーが上乗せされるなど、出発前に押さえておくべきコスト構造があります。
一方で、ABCストアやハッピーアワー、JCBカードのトロリー無料特典など、現地で実践できる節約術は数多く存在します。日数別の予算と節約術を組み合わせれば、円安下でも旅の満足度を維持しながら出費を3〜4割抑えることが可能です。
滞在中の通信手段としては、海外eSIMアプリのトリファが選択肢になります。アプリ上で渡航前にプランを購入してインストールしておけば、現地到着後は機内モードを解除するだけでデータ通信が始まります。Wi-Fiレンタルのような受取・返却の手間がなく、2〜3万円のホテル代に上乗せされる通信費も最低限に抑えられます。
ハワイの物価を正しく把握し、ホテル・食事・交通・通信のそれぞれで賢い選択肢を持っておけば、円安時代でも安心してハワイ旅行を楽しめるはずです。

ライター
トリファ編集部(海外旅行の準備・現地情報担当)
海外旅行におけるベストシーズン、持ち物、現地で気をつけることなど、海外旅行の準備と現地情報を初心者にもわかりやすくまとめています。内容は必要に応じてトリファの現地スタッフへのヒアリングを行い、現地の状況も踏まえて整理しています。あわせて季節・制度・営業時間など変わりやすい情報は、公的機関や交通機関・施設の一次情報を確認し、変更があれば記事へ反映します(記事内に最終更新日を明記)。
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