
日本から飛行機で約2時間半とアクセスしやすい韓国は、初めての海外旅行先としても大人気です。グルメにショッピング、歴史的な観光スポットなど、見どころが多いからこそ「限られた日数でどこを回ればいいの?」と迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。 本記事では、ソウル2泊3日・3泊4日、ソウルと釜山を周遊する4泊5日の3パターンに分けて、具体的なモデルコースを紹介します。人気エリアの効率的な回り方や費用の目安もあわせて解説しています。 モデルコースをベースに自分好みのアレンジを加えれば、満足度の高い韓国旅行が実現できるはずです。ぜひ旅行計画の参考にしてみてください。
目次
韓国旅行で最もポピュラーな日程が2泊3日です。週末と有休1日を組み合わせれば気軽に実現でき、ソウルの定番スポットをしっかり押さえられます。ここでは、初めての韓国旅行でも安心して楽しめる王道コースを紹介します。

仁川空港に到着したら、空港鉄道(A'REX)でソウル駅へ向かいましょう。所要時間は直通列車で約43分です。ホテルにチェックインしたら、まずは明洞(ミョンドン)エリアへ。
明洞はコスメショップやファッションブランドが立ち並ぶ、韓国随一のショッピングストリートです。OLIVEYOUNGでコスメをチェックしたり、屋台でトッポッキやホットクなどの韓国グルメを食べ歩きしたりと、到着日から韓国の活気を感じられます。
夕方にはNソウルタワーへ足を運びましょう。南山の頂上に位置するこのランドマークからは、ソウル市街を一望できます。ケーブルカーで上るのがおすすめで、夜景の美しさは格別です。
2日目は朝から景福宮(キョンボックン)へ。朝鮮王朝の正宮であるこの場所では、韓服(ハンボク)をレンタルして散策するのが定番の楽しみ方です。韓服を着て入場すると入場料が無料になる特典もあります。
景福宮を見学したら、徒歩で北村韓屋村(プクチョンハノクマウル)へ移動しましょう。伝統的な韓屋が並ぶ風情ある街並みは写真映えするスポットとして人気があります。近くの三清洞(サムチョンドン)にはおしゃれなカフェやギャラリーも点在しています。
午後は弘大(ホンデ)エリアへ。若者文化の発信地として知られるこのエリアでは、個性的なショップ巡りやストリートパフォーマンスを楽しめます。夕食は弘大周辺の焼肉店でサムギョプサルを堪能するのがおすすめです。
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最終日は朝食を兼ねて広蔵市場(クァンジャンシジャン)を訪れましょう。ユッケやビンデトッ(緑豆チヂミ)、麻薬キンパなど、市場ならではのグルメが楽しめます。活気あふれる雰囲気も旅の思い出になるはずです。
その後は東大門(トンデムン)エリアでお土産探しを。東大門デザインプラザ(DDP)の近代的な建築も見どころです。帰りのフライトに合わせて余裕を持って空港へ向かいましょう。
3泊4日あれば2泊3日では回りきれないエリアまでじっくり楽しめます。聖水や汝矣島など、ソウルのトレンドスポットを加えたプランを紹介します。

1日目は2泊3日プランと同様に、明洞エリアの散策とNソウルタワーからの夜景を楽しみましょう。到着が早い便であれば、南大門市場にも立ち寄れます。南大門市場は地元の人も通う巨大マーケットで、衣料品や雑貨、食材までなんでもそろいます。
ホテルは明洞や弘大、東大門周辺が交通の便がよくおすすめです。地下鉄の駅に近い立地を選ぶと、翌日以降の移動がスムーズになります。
午前中は景福宮と北村韓屋村を見学し、午後は仁寺洞(インサドン)へ。伝統工芸品や韓国茶を楽しめるお店が並び、お土産選びにも最適です。仁寺洞のメインストリートから一本入った路地にも魅力的なカフェが隠れています。
夕方以降は益善洞(イクソンドン)エリアもおすすめです。レトロな韓屋をリノベーションしたカフェやレストランが集まり、フォトジェニックな雰囲気を楽しめます。
3日目はソウルの最新トレンドを感じられるエリアへ。午前中は聖水(ソンス)洞を散策しましょう。倉庫や工場をリノベーションしたカフェやセレクトショップが次々とオープンしており、ソウルで最も勢いのあるエリアとして注目を集めています。
午後はカロスキルへ移動しましょう。並木道沿いにハイセンスなブティックやカフェが並ぶ、大人の雰囲気が漂うストリートです。韓国発のファッションブランドやコスメブランドの旗艦店も多く、ショッピングを存分に楽しめます。
夜は汝矣島(ヨイド)の漢江公園でゆったり過ごすのも素敵です。コンビニでチキンとビールを買って漢江沿いで楽しむ「チメク」は、韓国ならではの体験として人気があります。
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最終日は早起きして広蔵市場の朝ごはんからスタート。その後は買い忘れたお土産をロッテマートやemart24で購入しましょう。空港では免税店での最後のショッピングも楽しめます。
4泊5日の日程があれば、ソウルだけでなく第2の都市・釜山(プサン)まで足を延ばせます。高速鉄道KTXを使えばソウルから釜山まで約2時間15分で移動でき、海の見える街並みやソウルとは異なるグルメを満喫できます。

最初の2日間はソウルで過ごしましょう。1日目は明洞と景福宮エリア、2日目は弘大と聖水エリアを巡るのがおすすめです。2泊3日コースの1〜2日目をベースにしつつ、自分の興味に合わせてアレンジしてみてください。
ソウルでの宿泊はソウル駅周辺が便利です。3日目のKTX移動を考えると、ソウル駅へのアクセスがよいエリアに泊まっておくとスムーズに出発できます。
3日目の午前中にソウル駅からKTXに乗車し、釜山駅へ。KTXの一般席は片道約59,800ウォン(約6,400円)で、事前にオンライン予約しておくと安心です。
釜山に到着したら、まず海雲台(ヘウンデ)ビーチへ向かいましょう。韓国を代表するリゾートビーチで、海岸線沿いの散歩が気持ちよいエリアです。海雲台ブルーラインパークのスカイカプセルに乗れば、海の上を走る絶景を楽しめます。
夕食は釜山名物のデジクッパ(豚クッパ)がおすすめです。白濁したスープにご飯を入れて食べる釜山のソウルフードで、1杯8,000〜10,000ウォン程度とリーズナブルに味わえます。
午前中は甘川文化村(カムチョンムナマウル)を訪れましょう。カラフルに彩られた家々が山の斜面に連なる景観は「韓国のマチュピチュ」とも呼ばれ、アート作品が点在する散策路を歩けばフォトスポットの連続です。
昼食はチャガルチ市場で新鮮な海産物を堪能しましょう。釜山最大の魚市場で、刺身やウニ、アワビなどの海鮮を市場価格でいただけます。
午後は西面(ソミョン)エリアでショッピングを楽しみましょう。地下街やデパートが充実しており、コスメやファッションアイテムがそろいます。夜はナッコプセ(タコとホルモンの鍋)やミルミョン(釜山式冷麺)など、釜山ならではのグルメも試してみてください。
帰国日は朝から海東龍宮寺(ヘドンヨングンサ)へ足を運ぶのがおすすめです。海辺の断崖に建つこの寺院は、韓国で最も美しい寺のひとつとして知られています。波の音を聞きながらの参拝は、旅の締めくくりにふさわしい体験です。
帰りは金海国際空港から直接日本へ帰国するか、KTXでソウルに戻って仁川空港から帰国するか、航空券に合わせてスケジュールを組みましょう。
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モデルコースをより快適に楽しむためには、事前の準備と現地での工夫が大切です。ここでは移動手段やお役立ちアプリ、費用を抑えるポイントなどを紹介します。

ソウル観光の移動は地下鉄が最も便利です。主要な観光地はほぼすべて地下鉄でアクセスできるため、T-moneyカード(交通系ICカード)を空港のコンビニで購入しておきましょう。カードは3,000〜5,000ウォン程度で購入でき(デザインにより異なる)、チャージして地下鉄やバス、コンビニでの支払いに使えます。
ソウルと釜山を移動するKTXは、乗車日の1カ月前から予約が可能です。連休や週末は混雑するため、早めの予約をおすすめします。外国人向けの「コレールパス」を利用すれば、期間内のKTX乗り放題でお得に移動できます。
こうした不安を解消してくれるのが、利用者No.1の海外eSIMアプリ「トリファ(trifa)」です。現地でスマホをそのまま使えるので、地図アプリでの経路検索や翻訳アプリがいつでも利用でき、はじめての韓国旅行でも安心して移動できます。
韓国旅行で活躍するアプリをいくつか紹介します。地図・ナビゲーションは「NAVERマップ」が韓国国内では最も正確で、バスや地下鉄の乗り換え案内も充実しています。Googleマップは韓国では経路検索が制限されているため、NAVERマップの利用が必須です。
翻訳には「Papago」が便利です。韓国のNAVER社が開発した翻訳アプリで、日韓翻訳の精度が高く、カメラ翻訳でメニューや看板もすぐに読み取れます。
グルメ検索には「Kakao Map」や予約アプリ「Catch Table(キャッチテーブル)」がおすすめです。Catch Tableは日本語にも対応しており、現地の人気店の予約やレビューを参考にしながらお店選びができます。
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韓国旅行2泊3日の費用目安は1人あたり約7万円からが一般的です。航空券が約3万5,000円、宿泊費が1泊5,000〜10,000円、食費が1日3,000〜5,000円程度が相場となっています。
費用を抑えるコツとしては、航空券は2〜3カ月前の早期予約が効果的です。LCCを利用すれば往復2万円台で購入できることもあります。宿泊はゲストハウスやホステルを選べば1泊3,000円程度に抑えることも可能です。
食事はローカルな食堂や市場を積極的に利用しましょう。観光地から少し離れるだけで同じ料理でも2〜3割安くなることがあります。コンビニのキンパやラーメンも種類が豊富で、手軽に韓国の味を楽しめます。
モデルコースを決めたら、出発前の準備も忘れずに行いましょう。パスポートやビザ、通信手段など、韓国旅行に必要な基本情報をまとめます。

日本国籍の方は、90日以内の観光目的であればビザなしで韓国に入国できます。2026年12月31日まではK-ETA(電子渡航認証)も免除されているため、パスポートさえあれば手続きは簡単です。ただし、パスポートの残存有効期間が入国時に3カ月以上あることを確認しておきましょう。
2026年1月より紙の入国カードが廃止され、e-Arrival Card(電子入国カード)のオンライン事前登録が必須となりました。入国日を含む3日前から公式サイトで登録できるため、出発前に必ず済ませておきましょう。
韓国は日本と同様に四季がはっきりしています。観光のベストシーズンは春(3〜5月)と秋(9〜11月)です。桜や紅葉を楽しめるだけでなく、気温も過ごしやすく観光に適しています。
夏(6〜8月)は高温多湿で梅雨もありますが、海雲台ビーチなど夏ならではの楽しみ方もあります。冬(12〜2月)は氷点下まで冷え込むことがあるため、防寒対策が必須です。
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韓国旅行中もスマートフォンでインターネットが使える環境は必須です。地図アプリや翻訳アプリ、SNSなど、スマホが使えるかどうかで旅の快適さが大きく変わります。通信手段としてはeSIM、現地SIMカード、Wi-Fiレンタルの3つが主な選択肢です。
両替は韓国到着後に明洞の公認両替所を利用するのがおすすめです。空港の両替所よりもレートがよいことが多く、明洞エリアには競争が激しい分、好レートの両替所が集まっています。最近はクレジットカードやデビットカードが広く使えるため、少額の現金を用意しておけば十分です。
韓国の観光モデルコースを存分に楽しむためには、現地での通信環境が重要な鍵を握ります。地図アプリで次のスポットへの行き方を調べたり、翻訳アプリでメニューを読んだり、SNSに旅の写真をアップしたりと、スマートフォンが使えるかどうかで旅行の満足度は大きく変わります。

そんな海外旅行中の通信手段としておすすめなのが、利用者No.1の海外eSIMアプリ「トリファ(trifa)」です。アプリをダウンロードして簡単な設定を済ませるだけで、韓国到着後すぐにインターネットが使えるようになります。
物理SIMカードの交換やWi-Fiルーターの持ち運びは不要で、スマートフォン1台で完結するのが大きな魅力です。eSIMの設定に不安がある方でも、24時間対応の日本語サポートがあるので安心して利用できます。
2泊3日でも4泊5日でも、旅行日数に合わせたプランを選べるため、無駄のない通信環境を整えられます。韓国旅行のモデルコースをスムーズに楽しむために、出発前にトリファでeSIMの準備を済ませておきましょう。

ライター
トリファ編集部(海外旅行の準備・現地情報担当)
海外旅行におけるベストシーズン、持ち物、現地で気をつけることなど、海外旅行の準備と現地情報を初心者にもわかりやすくまとめています。内容は必要に応じてトリファの現地スタッフへのヒアリングを行い、現地の状況も踏まえて整理しています。あわせて季節・制度・営業時間など変わりやすい情報は、公的機関や交通機関・施設の一次情報を確認し、変更があれば記事へ反映します(記事内に最終更新日を明記)。