
韓国は日本から2時間ほどで行ける身近な旅行先として、年間を通じて多くの日本人旅行者が訪れています。しかし「いつ行くのがベストなの?」と迷う方も多いのではないでしょうか。 実は韓国旅行の満足度は、渡航する時期によって大きく変わります。気候が穏やかな時期を選べば観光がぐっと快適になりますし、オフシーズンを狙えば航空券やホテルの費用を大幅に抑えることも可能です。 この記事では、韓国旅行のベストシーズンを月別・目的別にわかりやすく解説します。季節ごとの気候やイベント、避けるべき時期まで網羅しているので、ぜひ旅行計画の参考にしてみてください。
目次

韓国旅行のベストシーズンは、結論から言うと春(4月〜5月)と秋(9月〜11月)です。この2つの季節は気温が穏やかで湿度も低く、観光にぴったりの気候が続きます。
一方で、費用を重視する方には冬(12月〜2月)がおすすめです。航空券やホテルが年間で最も安くなる傾向があり、予算を抑えた旅行が可能になります。それぞれの季節の特徴を確認していきましょう。
韓国の春は4月中旬から本格的に始まります。ソウルの平均気温は4月が約13度、5月が約18度で、日中は半袖でも過ごせる日が増えてきます。桜の見頃は4月上旬〜中旬で、汝矣島(ヨイド)の桜並木は特に有名です。
秋は9月下旬から気温が下がり始め、10月に入ると紅葉が色づきます。10月のソウルの平均気温は約15度で、街歩きにちょうどいい気候です。景福宮や昌徳宮の紅葉は圧巻で、写真映えするスポットとしても人気があります。
どちらの季節も降水量が少なく、天候に恵まれる日が多いのもポイントです。傘の心配が少ないぶん、身軽に観光を楽しめるでしょう。
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韓国旅行の費用を最も抑えられるのは冬の時期です。12月〜2月は観光のオフシーズンにあたるため、航空券は往復2万円台から見つかることもあります。ホテルも繁忙期と比べて30〜50%ほど安くなるケースが多いです。
ただし、ソウルの冬は想像以上に寒く、1月の平均気温はマイナス3度前後まで下がります。ダウンジャケットやヒートテックなどの防寒対策は必須です。
それでも冬の韓国には魅力がたくさんあります。屋台のホットクやタッカンマリといった温かいグルメを楽しんだり、明洞のイルミネーションを満喫したりと、冬ならではの楽しみ方ができます。
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韓国は四季がはっきりしており、月によって気候や楽しめるイベントが大きく変わります。以下の月別カレンダーを参考に、自分に合った渡航時期を見つけてみてください。
月 | 平均気温(ソウル) | おすすめ度 | 特徴 |
|---|---|---|---|
1月 | -3〜2度 | ★★☆☆☆ | 極寒だが費用最安。冬グルメが充実 |
2月 | -1〜4度 | ★★☆☆☆ | 旧正月に注意。徐々に春の気配 |
3月 | 4〜11度 | ★★★☆☆ | 黄砂シーズン。梅の花が見頃 |
4月 | 9〜18度 | ★★★★★ | 桜シーズン。観光ベストシーズン |
5月 | 14〜23度 | ★★★★★ | 新緑が美しく、気候も最高 |
6月 | 19〜27度 | ★★★☆☆ | 梅雨入り前の6月上旬は狙い目 |
7月 | 23〜29度 | ★★☆☆☆ | 梅雨と猛暑。室内観光向き |
8月 | 24〜30度 | ★★☆☆☆ | 高温多湿。海水浴やマリンスポーツ向き |
9月 | 19〜26度 | ★★★★☆ | 残暑あるが徐々に過ごしやすくなる |
10月 | 12〜20度 | ★★★★★ | 紅葉シーズン。秋のベストシーズン |
11月 | 5〜13度 | ★★★★☆ | 紅葉の終盤。航空券が安くなり始める |
12月 | -2〜5度 | ★★★☆☆ | クリスマスイベント。費用が下がる |
1月と2月は韓国が最も寒い時期で、ソウルでは氷点下の日が続きます。屋外観光には厳しい気候ですが、そのぶん航空券やホテルが最も安くなります。チムジルバン(韓国式サウナ)で体を温めたり、冬限定の屋台グルメを楽しんだりするのがおすすめです。
2月は旧正月(ソルラル)の時期にあたることが多く、この期間は多くの店舗や観光施設が休業します。旅行を計画する際は旧正月の日程を必ず確認しましょう。
3月に入ると気温が少しずつ上がりますが、この時期は中国大陸からの黄砂が飛来しやすくなります。マスクや目薬を持参すると安心です。3月下旬には梅や早咲きの桜が楽しめます。
4月は韓国旅行で最も人気の高い月のひとつです。ソウルの汝矣島では桜祭りが開催され、漢江沿いの桜並木が見事に咲き誇ります。気温も日中15〜20度前後で観光に最適です。
5月はさらに暖かくなり、新緑が街を彩ります。ゴールデンウィークと重なるため航空券は高騰しますが、気候のよさを考えると十分に価値があります。宗廟大祭や燃灯会といった伝統的なお祭りも5月に開催されます。
6月は梅雨の始まりに注意が必要です。例年6月下旬から7月にかけて梅雨入りしますが、6月上旬はまだ晴天が多く、梅雨前の穴場シーズンといえます。
7月と8月は高温多湿で、ソウルの最高気温は30度を超える日も少なくありません。梅雨明け後はゲリラ豪雨にも注意が必要です。ただし、釜山の海雲台ビーチや済州島でのマリンスポーツを楽しむなら、この時期が最適です。
夏の韓国グルメも見逃せません。冷麺やコングクス(豆乳冷麺)、パッピンス(かき氷)といった冷たい料理が街中のお店に並びます。
9月は残暑が残るものの、下旬になると気温が下がり始めます。秋夕(チュソク)と呼ばれる韓国の旧盆が9月〜10月にあり、この期間は店舗の休業に注意が必要です。秋夕を避ければ、9月下旬は快適な気候で旅行を楽しめます。
10月は年間を通じて最も過ごしやすい月のひとつです。平均気温は12〜20度で、紅葉が見頃を迎えます。内蔵山や雪岳山の紅葉は韓国屈指の絶景スポットとして知られていますが、ソウル市内の北漢山や徳寿宮の石垣道でも十分に紅葉を楽しめます。
11月は秋の終盤で、朝晩はかなり冷え込みます。ただし、航空券の価格が下がり始めるため、コストパフォーマンスのよい時期です。釜山では11月に花火大会が開催され、多くの観光客でにぎわいます。
12月になるとクリスマスマーケットやイルミネーションが街を華やかに彩ります。明洞や江南エリアのイルミネーションは特に見ごたえがあります。年末年始は航空券が高騰するため、12月前半が費用面ではおすすめです。

韓国旅行の楽しみ方は人それぞれです。観光、グルメ、ショッピング、K-POPイベントなど、目的に合わせたベストシーズンを紹介します。
景福宮や北村韓屋村、明洞といった定番スポットを巡るなら、気候が穏やかな春と秋がベストです。特に4月〜5月は日が長く、夕方まで屋外観光を楽しめます。
10月は紅葉と合わせて宮殿巡りができるため、写真好きの方にもおすすめの時期です。韓服をレンタルして景福宮を訪れれば、紅葉をバックに美しい写真が撮れるでしょう。
韓国グルメには季節ごとの楽しみがあります。春にはヨモギを使った料理やいちごスイーツ、夏には冷麺やパッピンス、秋にはカンジャンケジャン(ワタリガニの醤油漬け)のシーズン、冬にはタッカンマリやソルロンタンといった温かい鍋料理が旬を迎えます。
広蔵市場や通仁市場などの伝統市場は年間を通じて営業していますが、旧正月や秋夕の期間は休業する店が多いので注意しましょう。
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ソウルでショッピングを楽しむなら、韓国のセール時期を押さえておくとお得です。主なセール時期は以下のとおりです。
セール名 | 時期 | 特徴 |
|---|---|---|
コリアグランドセール | 1月〜2月 | 外国人旅行者向けの大型セール |
夏のセール | 7月〜8月 | 夏物の在庫一掃セール |
秋のセール | 9月〜10月 | 秋の新作と夏物割引が同時開催 |
年末セール | 11月〜12月 | ブラックフライデー・年末セール |
明洞や江南のデパート、東大門のファッションビルではセール期間中に30〜70%オフになる商品もあります。免税店での買い物と組み合わせれば、さらにお得に購入できます。
K-POPファンにとっては、コンサートやファンミーティングの開催時期も重要な判断材料になります。大規模なコンサートは年間を通じて開催されますが、特に4月〜6月と9月〜11月にかけて大型フェスやツアーが集中する傾向があります。
毎年10月には仁川で大規模な音楽フェスティバルが開催され、国内外から多くのファンが集まります。チケットの確保が難しいイベントも多いため、早めの情報収集と計画が大切です。

韓国旅行を最大限に楽しむためには、避けたほうがよい時期を知っておくことも重要です。気候・混雑・文化的な観点から、注意すべきタイミングを解説します。
韓国の二大名節である旧正月と秋夕は、日本のお正月とお盆にあたる大型連休です。旧正月は旧暦1月1日を中心に3日間、秋夕は旧暦8月15日を中心に3日間が祝日になります。
この期間中は多くの飲食店やショップが休業し、観光施設も休館するところがあります。一方で高速道路や鉄道は帰省ラッシュで大混雑します。旅行者にとってはデメリットが多い時期ですので、旧暦カレンダーを事前に確認して避けるのが無難です。
2026年の旧正月は2月17日前後、秋夕は9月25日前後と見込まれます。前後の日程も影響を受けるため、余裕をもって計画しましょう。
韓国の梅雨は例年6月下旬から7月中旬まで続きます。この期間は連日のように雨が降り、湿度も非常に高くなります。屋外観光には不向きで、ゲリラ豪雨による交通機関の乱れも起こりえます。
8月〜9月には台風が朝鮮半島に接近することもあります。飛行機の欠航リスクもあるため、この時期に渡航する場合は旅行保険への加入をおすすめします。
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3月から4月にかけては、中国大陸から黄砂や微細粉塵(PM2.5)が飛来しやすくなります。空がかすんで視界が悪くなるだけでなく、呼吸器系が弱い方には体調への影響も懸念されます。
この時期に渡航する場合は、KF94マスク(韓国規格の高性能マスク)を現地のコンビニや薬局で購入できますので、持参するか現地で調達しましょう。空気清浄機付きのホテルを選ぶのもひとつの対策です。

渡航時期が決まったら、次は旅行の準備です。快適な韓国旅行のために、通信手段の確保や持ち物のチェックを事前に済ませておきましょう。
韓国旅行中にスマホでマップやSNSを使うには、現地での通信手段が欠かせません。主な選択肢としてはWi-Fiレンタル、現地SIMカード、eSIMの3つがあります。
なかでも利用者No.1の海外eSIMアプリ「トリファ(trifa)」は、渡航前にアプリから購入・設定するだけで現地に着いたらすぐに使えるのが特徴です。Wi-Fiルーターのように持ち歩く荷物が増えず、SIMカードの差し替えも不要なので、スマホひとつで身軽に旅行を楽しめます。
関連記事:韓国でのeSIMの使い方|設定の仕方やメリット・デメリットを解説
韓国は日本と同じく四季がありますが、冬の寒さは東京よりも厳しいため、服装選びは重要です。
季節 | 服装の目安 | あると便利な持ち物 |
|---|---|---|
春(3〜5月) | 薄手のジャケット、長袖シャツ | 花粉・黄砂対策マスク |
夏(6〜8月) | 半袖、薄手の羽織り | 折りたたみ傘、日焼け止め |
秋(9〜11月) | カーディガン、ライトコート | ストール、羽織りもの |
冬(12〜2月) | ダウンジャケット、マフラー | カイロ、ヒートテック |
韓国では室内の暖房がしっかり効いているため、冬でも脱ぎ着しやすいレイヤードスタイルが便利です。
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韓国行きの航空券を安く手に入れるには、いくつかのポイントがあります。まず、渡航の2〜3か月前に予約するのが最も価格が安定しやすい時期です。
LCC(格安航空会社)を利用すれば、オフシーズンなら片道5,000〜10,000円台で見つかることもあります。ピーチやチェジュ航空、ティーウェイ航空などが日韓路線を運航しています。
金曜日や日曜日の出発は割高になる傾向があるため、火曜日〜木曜日の出発を選ぶと費用を抑えられます。また、セール情報をこまめにチェックすることで、さらにお得な航空券を見つけられるでしょう。

韓国旅行のベストシーズンは春(4月〜5月)と秋(9月〜11月)ですが、費用重視なら冬、グルメやイベント目的なら季節ごとの楽しみ方があります。どの時期に訪れても、しっかり準備をすれば充実した旅行になるはずです。
快適な韓国旅行に欠かせないのが、現地での通信手段です。利用者No.1の海外eSIMアプリ「トリファ(trifa)」なら、アプリをダウンロードして簡単な設定をするだけで、韓国に到着した瞬間からスマホが使えます。物理SIMカードの交換やWi-Fiルーターの持ち歩きは一切不要です。
24時間対応の日本語サポートもあるので、eSIMが初めての方でも安心して利用できます。次の韓国旅行では、ぜひトリファで快適な通信環境を手に入れてください。

ライター
トリファ編集部(海外旅行の準備・現地情報担当)
海外旅行におけるベストシーズン、持ち物、現地で気をつけることなど、海外旅行の準備と現地情報を初心者にもわかりやすくまとめています。内容は必要に応じてトリファの現地スタッフへのヒアリングを行い、現地の状況も踏まえて整理しています。あわせて季節・制度・営業時間など変わりやすい情報は、公的機関や交通機関・施設の一次情報を確認し、変更があれば記事へ反映します(記事内に最終更新日を明記)。