
韓国一人旅は、日本から近く行きやすい一方で、「一人でも安全?」「準備は何が必要?」「現地で困らない?」と不安を感じやすい旅でもあります。 特に女性の一人旅や海外一人旅が初めての場合、入国条件や治安、食事、移動、費用感など、事前に確認しておきたいポイントは意外と多いものです。 この記事では、韓国一人旅を検討している初心者・女性向けに、最低限の準備や安全対策をはじめ、楽しみ方のコツ、おすすめエリア、2泊3日のモデルコース、費用の目安までをまとめて解説します。
目次

韓国一人旅が人気を集めている理由は、大きく分けて「近さ」「行きやすさ」「一人行動のしやすさ」の3つが揃っていることです。海外ではあるものの、日本からの距離が近く、初めての一人旅として多くの人に選ばれています。
はじめに、旅行をより安心して楽しむために韓国一人旅の3つの魅力を見ていきましょう。
韓国は比較的治安が良いといわれますが、「安全だから大丈夫」と油断しない姿勢が大切です。一人旅では、最低限の注意を前提に行動することで安心感が高まります。
繁華街やクラブ周辺、混雑エリアではスリや置き引きに注意し、デモや集会には近づかないようにしましょう。夜は大通りを選び、終電時間やタクシーの利用方法を事前に把握しておくと安心です。
韓国は地下鉄とバスが発達しており、主要な観光地は公共交通だけで回れます。土地勘がなくても移動しやすく、一人旅でも行動のハードルが低いのが特徴です。
T-moneyなどの交通カードを使えば、乗車や乗り換えがスムーズになり、乗換割引も適用されます。短期旅行者向けのClimate Cardなどの定額制カードを検討するのも一案です。
韓国では一人で食事をする「혼밥(ホンパプ)」が浸透しており、定食屋や麺類、フードコートなどは一人でも利用しやすいです。一人旅でも食事に困りにくい環境が整っています。
一方で、焼肉店などでは「2人前以上」「1人不可」の店も多くあります。メニュー表記やレビューで事前に確認しておくと安心です。

初めての韓国一人旅では、観光情報より先に「入国」と「緊急時対応」を押さえておくことが安心です。
特につまずきやすいのが、入国条件の確認不足や、トラブルが起きたときの対応方法が分からないことです。
一人旅の心理的ハードルを下げるために、入国ルール・緊急連絡先・最低限の準備(パスポート、海外旅行保険、支払い手段、通信環境)を解説します。
韓国入国時に必要とされるK-ETAは、日本国籍者は2026年12月31日まで申請が免除されており、取得なしで入国可能ですが、恒久的な措置ではありません。年によって「必要・不要」が変わるため、必ず最新情報を確認する必要があります。
そのため、この記事では更新日を明記したうえで、「現時点では免除されている」状況を伝えます。ただし、滞在目的や条件によっては対象外となるケースもあるため注意が必要です。
K-ETA(韓国電子渡航認証)は、韓国にビザなしで入国しようとする外国人が、出発前にあらかじめ個人情報や滞在先などを登録し、入国許可を得るシステムです。いわゆる「韓国版のESTA(米国)」のようなもので、不法滞在の防止や空港での検疫・審査を効率化することを目的としています。
通常、日本国籍者が観光目的で渡航する場合はこの申請が必要ですが、観光振興のための特例措置として、2026年12月31日までは日本国籍者の申請が一時的に免除されています。そのため、現在の短期旅行では「取得しなくても入国できる」状態ですが、後述する「電子入国申告書」とは別物である点に注意が必要です。
これまで韓国へ向かう機内で配られていた、あの黄色い「入国申告書(EDカード)」は、2025年12月末をもって完全に廃止されました。2026年1月からは、原則としてオンラインでの「電子入国申告書(e-Arrival Card)」の提出が必要となっています。
従来の紙での申告と、最新のオンライン申告の主な違いは以下の通りです。
項目 | 従来の紙(2025年まで) | オンライン(2026年から) |
記入タイミング | 飛行機の中や到着後の空港内 | 出発の3日前(到着日含む)〜当日 |
記入方法 | 手書き(ペンが必要) | スマホやPCから入力 |
審査のスピード | 審査官による手入力が必要 | QRコード提示のみでスピーディーに完了 |
オンライン申告は、韓国到着の3日前から登録可能です。事前に登録を済ませてQRコードを保存しておけば、空港到着後はスムーズに入国審査を終えることができます。
一人旅では、緊急時に使える電話番号を事前に知っておくことが安心につながります。トラブル時に慌てず行動するためにも、最低限の連絡先は押さえておきましょう。
韓国では、112(警察)/119(消防・救急)が緊急連絡先です。また、1330(観光通訳案内)は旅行者向けの問い合わせ窓口で、日本語対応もあります。落とし物の場合はLOST112が利用できます。
番号を暗記する必要はありませんが、「この記事を見れば確認できる」状態にしておくことが大切です。

一人旅に興味はあっても、「本当に大丈夫かな?」という細かい疑問が残っていると、なかなか行動に踏み切れないものです。特に初めての海外一人旅では、不安を一つずつ解消できるかどうかが大きな分かれ道になります。
ここでは、韓国一人旅でよく聞かれる安全面・食事・言葉・費用・入国条件といった定番の疑問をQ&A形式でまとめました。気になるポイントを先に確認して、不安を減らした状態で旅の準備を進めましょう。
韓国は比較的旅行しやすい国ですが、女性一人旅の場合は夜や人混みでは注意が必要です。日本と同じ感覚で行動せず、基本的な防犯意識を持つことが安心につながります。
特に夜の繁華街やクラブ周辺では、酔客やトラブルに巻き込まれる可能性があります。夜は大通りを選び、人混みではスリや置き引きに注意しましょう。
スマホや財布はバッグを前持ちにし、貴重品を分散管理するのがおすすめです。デモや集会を見かけた場合は、近づかず避けるようにしてください。
韓国では一人で食事をする「혼밥(ホンパプ)」が一般化しており、一人でも入りやすい店は多くあります。
特に、麺類や定食、市場、フードコートなどが外しにくいジャンルです。一方で、焼肉や鍋は「1人不可」「2人前以上注文」が条件になっているお店も。
1人OKの店を選ぶ、2人前注文が可能か確認する、セットメニューを利用するなどの回避策を取り、事前にレビューやメニュー表記を確認しておくと安心です。
韓国語が話せなくても旅行は可能ですが、翻訳アプリを前提に行動するのが安心です。観光地では英語表記が多いものの、場所によっては通じにくい場面もあります。
特に困りやすいのは、ローカル食堂やタクシー、地方エリアです。翻訳アプリを使いながら、メニューや画面を指差して伝えるとスムーズです。「これください」「辛さ控えめ」など、定番のフレーズを覚えておくだけでも、やり取りがスムーズになります。
韓国一人旅の費用は、旅行スタイルによって幅があります。航空券や宿泊費に加え、食事・交通・体験・買い物・通信費まで含めて考えると、全体像がつかみやすくなります。
ここで、1泊2日の韓国旅行の場合の節約旅行・スタンダード・贅沢旅行の3パターンに分けて韓国旅行の費用例を見てみましょう。
節約旅行 | スタンダード | 贅沢旅行 | |
航空券 | 3万円 | 4〜6万円 | 4〜6万円 |
宿泊費 | 1〜1.5万円 | 2〜3万円 | 5〜8万円 |
食費 | 8,000〜10,000円 | 1〜2万円 | 2〜3万円 |
交通費 | 3,000〜5,000円 | 5,000〜1万円 | 1〜1.5万円 |
観光費 | 5,000〜8,000円 | 5,000〜1万円 | 1.5〜2万円 |
買い物 | 5,000円 | 5,000〜1万円 | 1.5〜2万円 |
通信費 | 2,000円 | 2,000円 | 2,000円 |
合計目安 | 約6.3〜7.5万円 | 約8.7〜14.3万円 | 約15.2〜22.7万円 |
航空券の時期やホテルのランク、カフェや買い物の回数によって金額は大きく変動します。
また、通信費はeSIMやWi-Fiレンタルを使えば、1日数百円〜1,000円台で利用できます。
2026年2月時点、日本国籍を含む外国人が韓国に行く際、観光目的で90日以内の滞在であればK-ETAの申請は不要です。現時点では、2026年12月31日までの申請免除が決定しています。
ただし、この措置は今後変更される可能性があります。そのため、渡航前には必ず最新情報を確認し、免除状況や条件が変わっていないかをチェックするようにしましょう。

韓国一人旅では、「一人でも満足度が高いエリア」に絞って回ることで、移動のストレスや迷いを減らせます。回遊しやすく、カフェや買い物が充実しているエリアは、一人行動と相性が良いのが特徴です。
ここでは、初めてでも外しにくいソウルの定番エリアに加え、落ち着いて過ごせる穴場、時間に余裕があれば検討したい釜山まで紹介します。旅の目的や滞在日数に合わせて、無理のないエリア選びを意識しましょう。
初めての韓国一人旅なら、明洞はまず外しにくい定番エリアです。買い物・両替・屋台・コスメショップが集まり、「とりあえず来れば必要なものが揃う」安心感があります。
街全体がコンパクトで、目的を決めなくても歩きやすいのが特徴です。昼〜夕方はショッピングやカフェ巡り、夜は屋台が並び観光客で一気に賑わいます。一人でも行動しやすい反面、人が多いためスリや置き引きには注意が必要です。
宿泊する場合は、空港アクセスや移動のしやすさが大きなメリットです。一方で価格はやや高めで、人通りが多く落ち着きにくい点はデメリットといえるでしょう。
弘大は、街歩きやカフェ巡りを楽しみたい一人旅に向いているエリアです。若者文化の発信地として知られ、ストリート、雑貨店、個性のあるカフェが集まっています。
目的を決めずに歩くだけでも楽しめるのが弘大の魅力です。昼はカフェや買い物、夕方以降はストリートパフォーマンスなどで雰囲気が一変します。一人で過ごしていても浮きにくく、自分のペースで動きやすい街です。
ただし夜遅くまで賑わうため、帰りの導線や終電時間は事前に確認しておきましょう。夜の移動は大通りを選び、人通りの多いルートを歩くと安心です。
聖水洞は、にぎやかさよりも落ち着いた雰囲気でひとり時間を楽しみたい人に向いているエリアです。近年はトレンド感のあるポップアップやおしゃれなカフェが増え、感度の高い人に人気があります。
エリア自体は広すぎず、徒歩で移動しながらカフェ休憩を挟む回り方がしやすいのが特徴です。観光地化されすぎていないため、一人でも気負わず過ごせる空気感があります。
観光案内所もあり、初めて訪れても迷いにくい点は安心材料です。ただし週末は人気店が混雑しやすいため、時間に余裕を持って回るのがおすすめです。
時間に余裕があるなら、釜山は一人旅でも満足度が高い都市です。ソウルのような大都市の賑わいとは違い、海と街が近く、開放感のある雰囲気を楽しめるのが特徴です。
釜山の魅力は、海沿いの景色と生活感のある街歩きが両立している点にあります。ビーチ周辺では海を眺めながら散策やカフェ巡りができ、市場エリアではローカルグルメを気軽に楽
しめます。にぎやかすぎず、ぼーっと過ごす時間を取りやすいのも一人旅向きです。
景色を重視するなら海沿いエリア、グルメを楽しみたいなら市場周辺を中心に回るのがおすすめです。ソウルに1泊追加する形で訪れるだけでも、旅の空気が大きく変わります。ただし都市間移動が発生するため、日程には余裕を持って組み込みましょう。

韓国一人旅は、「自分のペース」を最大化できる過ごし方を選ぶことで、満足度がぐっと高まります。予定を詰め込みすぎず、疲れにくく、癒されながら没入できる体験は一人旅と相性が良いのが特徴です。
ここでは、カフェ・サウナ・美容・アートなど、一人行動を前提に楽しめる過ごし方を厳選しました。移動や待ち時間が少ない体験を選ぶことで、旅全体が楽になり、心にも余白が生まれます。
韓国一人旅では、カフェ巡りが最も気軽で満足度の高い過ごし方です。一人客が多く、長居しやすい店が多いため、周りを気にせず自分の時間を楽しめます。
雰囲気重視なら弘大や聖水洞、落ち着いて過ごしたいなら安国など、エリアごとに個性があります。コーヒーを飲みながら次の予定を考えたり、写真を整理したりと「何もしない時間」を挟めるのも一人旅ならではです。混雑を避けたい場合は、午前中や平日、開店直後の利用がおすすめです。
移動や歩き疲れを感じたら、チムジルバンで一度リセットするのがおすすめです。入浴から休憩、食事まで一か所で完結するため、予定を詰め込まなくても満足感があります。
初めてでも、受付→着替え→入浴→休憩という基本の流れを把握しておけば困りません。仮眠スペースや軽食コーナーでぼーっと過ごす時間は、一人旅の疲れを一気に回復させてくれます。女性の場合は、深夜帯の帰り道や貴重品管理に注意し、無理のない時間帯に利用すると安心です。
一人旅なら、時間を気にせずコスメを試せるのも大きなメリットです。人に合わせる必要がないため、成分表示を見比べたり、テスターをゆっくり試したりできます。
明洞は店舗が集中しており、ブランド比較やまとめ買いに便利なエリアです。免税やキャンペーンを活用しつつ、敏感肌の人は香料やアルコールの有無なども確認しておくと安心です。急がず選べるのは、一人旅ならではの特権といえるでしょう。
静かに過ごしたい日や雨の日は、美術館や博物館が最適です。一人でも浮くことがなく、気になる展示だけを自分のペースで鑑賞できます。
ソウル中心部にはアクセスの良い文化施設が多く、移動距離を短く抑えやすいのも魅力です。展示を見終えたあと、そのまま併設カフェで休憩できる施設もあり、気持ちを切り替える時間としても使いやすい過ごし方です。
写真映えと体験性を両立できる韓服レンタルは、一人でも挑戦しやすい過ごし方です。着付けから返却まで基本的に一人行動で完結するため、周りに合わせる必要がありません。
午前中は人が少なく、古宮の雰囲気を落ち着いて楽しめるためおすすめです。スタッフに撮影をお願いしたり、三脚を使って写真を撮ったりと、一人でも十分思い出を残せます。周辺観光とセットで回ると、移動が少なく効率よく楽しめます。

2泊3日の韓国一人旅は、「迷わない順番」で回ることで、無理なく満足度の高い旅になります。到着日は移動で体力を使いやすく、最終日は時間制約があるため、日ごとに役割を分けて組むのがおすすめです。
ここで、1日目に定番エリア、2日目に街歩き、3日目に買い物中心のモデルコースと予算を見てみましょう。
項目 | 費用 |
航空券 | 4〜6万円 |
宿泊費 | 2〜3万円 |
食費 | 1〜2万円 |
交通費 | 5,000〜1万円 |
観光費 | 5,000〜1万円 |
通信費 | 2,000円 |
合計 | 約8.7〜14.3万円 |
到着日は、移動が少なく分かりやすい明洞に絞ると疲れにくくなります。買い物・食事・両替が一か所で完結するため、土地勘がなくても行動しやすいエリアです。
明洞駅周辺を起点に、屋台や飲食店で軽めに食事をしてからホテルへ戻る、短い動線で回るのがおすすめです。初日は「全部回ろう」とせず、気になる店を2〜3軒覗くくらいで十分です。
人が多いエリアなので、バッグ前持ちなどスリ・置き引き対策をしながら楽しみましょう。
2日目は、歩く楽しさを重視したエリアでゆったり過ごすのがおすすめです。安国・三清洞周辺は、街歩き・カフェ・美術館が近接しており、移動距離を抑えながら観光できます。
午前中に街を散策し、昼前後にカフェで休憩、その後に美術館を1か所訪れる流れにすると無理がありません。
路地が多いエリアなので、地図を見すぎず気の赴くまま散策してみるのも楽しみ方のひとつです。体力や気分次第では、夜は早めにホテルへ戻る選択肢を持っておくと安心です。
最終日は、アクセスが良く買い物しやすい弘大が向いています。雑貨店やカフェが集まっており、短時間でも「今っぽさ」を感じられるエリアです。
昼頃に弘大でカフェに立ち寄りつつ、雑貨やファッションをチェックしてから空港へ向かうと、時間にも気持ちにも余裕が生まれます。荷物が増えすぎないよう、ここを「最後の買い物ポイント」に決めておくと判断が楽になります。
流行アイテムやお土産探しに適しており、旅の締めくくりにちょうどいい場所です。

韓国一人旅を成功させる最大の鍵は、実は「常にネットに繋がっていること」にあります。 2026年現在、韓国への入国には「電子入国申告書(e-Arrival Card)」の提示が欠かせず 、現地での移動もデジタルカードが主流となっています 。一人で迷わず、スマートに旅を楽しむなら、eSIMアプリ「トリファ」での事前準備が最もおすすめです。
記事内の予算表でも触れた通り、韓国旅行の通信費目安は約2,000円です 。トリファなら、数日間の滞在に必要なデータをこの予算内で、しかも最高品質の回線で確保できます。
「Wi-Fiルーターを持ち歩いて荷物を増やしたくない」「現地での手続きに時間を取られたくない」という方は、ぜひ出発前にトリファをインストールして、ストレスフリーな韓国一人旅をスタートさせてください。

ライター
トリファ編集部(海外eSIM・通信担当)
海外旅行中の通信トラブルを減らすことを目的に、eSIMアプリ「トリファ」を提供する中で得られた知見(設定時のつまずきポイントや問い合わせ傾向)をもとに、海外eSIMの選び方や設定手順(iPhone/Android)、周遊時の回線切替、テザリング可否などをわかりやすく解説しています。料金・対応国・利用条件など変わりやすい情報は、各サービスの公式サイト・運営会社の最新情報を確認し、更新があれば記事へ反映します。