
3月は卒業旅行を控えた学生にとっても、年度末のリフレッシュを考えている社会人にとっても、海外旅行に最適なタイミングです。ただ、使える日数や予算は人によって大きく異なるため、「結局どこがいいの?」と迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。 実は3月は、東南アジアやビーチリゾートが乾季のベストシーズンを迎え、海外旅行先の選択肢が一年で最も豊富な時期のひとつです。さらに春休みのピーク前となる3月前半なら、航空券やホテルの費用を抑えやすいというメリットもあります。 この記事では、3月におすすめの海外旅行先を学生向け5選・社会人向け5選の合計10か所に厳選し、費用・日数・気候をわかりやすく比較しながら紹介します。 予算やスケジュールに合った旅行先を見つけて、3月の海外旅行を最高の思い出にしましょう。
目次

3月は気候・費用・スケジュールの3つの面で海外旅行に向いている時期です。旅行先選びの前に、まずは3月ならではのメリットを押さえておきましょう。
3月は東南アジアの多くの国が乾季にあたり、雨が少なく観光に適した気候になります。タイやベトナム、フィリピンなどは晴天率が高く、ビーチアクティビティも存分に楽しめる時期です。
また、グアムやハワイといったビーチリゾートも過ごしやすい気温が続きます。ヨーロッパでは夏のハイシーズン前で観光客が少なく、落ち着いた雰囲気の中で旅を楽しめるのも3月の魅力でしょう。
日本はまだ肌寒い日が多い一方、海外に目を向ければ暖かく快適な旅行先がたくさんあります。「寒い日本を抜け出して暖かい場所へ」という旅の動機を叶えやすいのが3月です。
同じ3月でも、前半と後半では旅行費用に大きな差が生まれます。3月前半は大学生の春休みが始まっているものの、卒業旅行のピークはまだこれからという時期で、航空券やホテルの価格が比較的落ち着いています。
一方、3月後半は春休み本番に突入し、特に3月20日の春分の日を含む3連休前後は需要が一気に高まります。2026年は3月20日(金)が祝日のため、この前後は特に混雑が予想されるでしょう。
費用を抑えたい方は3月前半、特に平日出発を狙うのがおすすめです。早めの予約と組み合わせれば、同じ旅行先でも数万円の差が出ることがあります。
3月の海外旅行は、学生と社会人で重視するポイントが異なります。それぞれの特徴を理解しておくと、自分に合った旅行先を選びやすくなります。
学生は春休みを活かして5日以上の長めの旅程を組みやすい反面、予算は限られがちです。そのため、物価の安い東南アジアや、LCCを活用できる近距離の旅行先が人気を集めています。仲間との思い出づくりを重視し、グループで楽しめるアクティビティが充実した場所が好まれる傾向もあります。
社会人は有休の日数に限りがあるため、2泊3日〜3泊4日程度の短期旅行が中心になります。その分、予算には余裕がある方も多く、快適さや効率を重視した旅行先選びがポイントです。フライト時間が短い近場の海外や、時差が小さく帰国後の仕事に影響しにくい場所が選ばれやすいでしょう。

ここからは、学生の卒業旅行や春休み旅行にぴったりの海外旅行先を5つ紹介します。コスパの良さ、グループで楽しめるアクティビティ、長めの日程を活かせる旅行先を厳選しました。
日本から約2時間で到着する韓国は、初めての海外旅行先としても人気があります。3月のソウルは平均気温が5〜12℃と肌寒さが残りますが、明洞や弘大エリアでのショッピングやグルメは天候に左右されにくく、十分に楽しめます。
LCC(格安航空会社)を活用すれば往復2〜3万円台で航空券を確保でき、現地の食費も日本と同程度かやや安い水準です。サムギョプサルやチーズタッカルビ、カフェ巡りなど、グループで楽しめるグルメスポットが豊富なのも学生旅行にぴったりでしょう。
費用目安としては、2泊3日で約3〜5万円(航空券+宿泊+食費)が目安です。友達と部屋をシェアすれば、さらにコストを抑えられます。
関連記事:韓国への旅行費用はいくら?1泊2日〜1週間の予算の目安を紹介
台湾は「食」を中心に楽しみたい学生グループに特におすすめの旅行先です。3月の台北は平均気温が20〜25℃前後で過ごしやすく、夜市での食べ歩きにも最適な季節を迎えます。
士林夜市や寧夏夜市では、小籠包・魯肉飯・豆花・タピオカミルクティーなど、1食あたり数百円で本場の台湾グルメを味わえます。九份のノスタルジックな街並みや、台北101からの眺望など、フォトスポットも充実しています。
フライト時間は約4時間、費用目安は2泊3日で約3〜5万円です。食費の安さが際立つため、限られた予算でもグルメ三昧の旅を楽しめるでしょう。
関連記事:台湾旅行におすすめの時期はいつ?【季節・月別】のベストシーズンを徹底解説
ベトナム中部のダナンとホイアンは、3月に乾季のベストシーズンを迎えます。3月の平均気温は約24℃、日中の最高気温は25〜30℃程度で暑すぎず、ビーチや世界遺産の街並みを快適に楽しめる時期です。
最大の魅力は物価の安さで、日本の約3分の1の水準です。リゾートホテルでも1泊5,000〜8,000円程度で泊まれることが多く、学生の予算でもリッチな気分を味わえます。ホイアンの旧市街では、色とりどりのランタンが灯る幻想的な夜景も見逃せません。
費用目安は3泊4日で約5〜7万円です。日本からダナンへの直行便も増えており、アクセスの良さも年々向上しています。
フィリピンのセブ島は、3月が乾季のベストシーズンにあたります。平均気温は27〜28℃、海の透明度がもっとも高くなるこの時期は、マリンアクティビティを楽しむのに絶好のタイミングです。
アイランドホッピングで離島をめぐったり、オスロブでジンベエザメと一緒に泳いだりと、グループで盛り上がれるアクティビティが豊富に揃っています。体験型のアクティビティは卒業旅行の思い出づくりにもぴったりでしょう。
費用目安は3泊4日で約5〜8万円です。現地ツアーの料金もリーズナブルなので、アクティビティをたくさん詰め込んでも予算内に収まりやすいのがうれしいポイントです。
「卒業旅行といえばハワイ」というイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。3月のハワイは雨季の終盤にあたりますが、平均気温は25℃前後で過ごしやすく、晴れの日も増えてきます。
ワイキキビーチでのんびり過ごしたり、ダイヤモンドヘッドに登って絶景を眺めたり、アラモアナセンターでショッピングを楽しんだりと、過ごし方のバリエーションが豊富です。3月はホエールウォッチングのシーズンでもあり、運がよければザトウクジラに出会えるかもしれません。
費用目安は4泊6日で約12〜18万円と他の旅行先より高めですが、長い日程を確保できる学生だからこそ行ける遠方リゾートです。社会人になると長期休暇は取りにくくなるため、学生のうちに訪れておく価値は大きいでしょう。
関連記事:【2026年最新】ハワイ旅行の費用はいくら?4泊6日の総額予算を徹底解説!

続いて、社会人が週末+有休で楽しめる海外旅行先を5つ紹介します。フライト時間が短い近場のアジアや時差の少ないリゾートなど、仕事への影響を最小限にしながら充実した旅を楽しめる旅行先を厳選しました。
韓国は有休を使わずに週末だけで行ける、社会人にとって最もハードルの低い海外旅行先です。金曜の夜便や土曜の朝便を利用すれば、土日の2日間だけでも十分に楽しめます。
社会人の韓国旅行では、日本より割安な価格で受けられるエステやスパで日頃の疲れを癒したり、話題のカフェやレストランをめぐったりする過ごし方が人気です。明洞でのショッピングもコンパクトにまわれるため、短い滞在でも満足度の高い旅になるでしょう。
費用目安は2泊3日で約5〜8万円です。社会人ならではの予算で少し良いホテルを選べば、よりリラックスした滞在を楽しめます。
台湾は2泊3日の短い日程でも「食・文化・観光」をバランスよく楽しめる旅行先です。台北市内はMRTが充実しており、効率よく観光スポットを回れるのが社会人の短期旅行に向いています。
故宮博物院で世界有数のコレクションを鑑賞し、永康街でマンゴーかき氷や小籠包を堪能し、夜は九份の幻想的な街並みを散策する。こんな充実した一日を、コンパクトに楽しめるのが台北の魅力です。
費用目安は2泊3日で約5〜8万円です。一人旅でも楽しみやすく、台湾は親日的な雰囲気もあって、海外旅行に慣れていない社会人の方にもおすすめできます。
シンガポールは治安の良さと観光スポットの集中度が高く、効率重視の社会人旅行にぴったりの都市です。3月の平均気温は28〜32℃で、マリーナベイサンズのインフィニティプールやガーデンズ・バイ・ザ・ベイなど、非日常を味わえるスポットが揃っています。
フライト時間は約7時間ですが、深夜便を利用すれば機内で睡眠をとって早朝到着が可能です。2泊4日の日程なら有休1日で実現でき、帰国翌日に出社するスケジュールも組みやすいでしょう。
ホーカーズ(屋台街)で安くて美味しいローカルフードを楽しむもよし、高級レストランで贅沢なディナーを味わうもよし。予算に応じて楽しみ方を選べる懐の深さがシンガポールの魅力です。
費用目安は2泊4日で約7〜12万円です。
関連記事:【2026年最新】シンガポール旅行の費用はいくら?2泊4日・3泊5日の予算を徹底解説
「ビーチリゾートに行きたいけど長い休みは取れない」という社会人におすすめなのがグアムです。フライト時間は約3.5時間、時差はわずか1時間と、身体への負担が少ないのが大きなメリットです。
3月のグアムは乾季にあたり、平均気温は27〜30℃で晴天の日が続きます。透明度の高いイパオビーチでシュノーケリングを楽しんだり、タモン湾沿いのホテルでのんびりプールサイドで過ごしたりと、短期間でもリゾート気分を満喫できます。
費用目安は2泊3日で約8〜12万円です。帰国日も時差ボケの心配がほとんどないため、翌日から通常通り仕事に復帰できるのは社会人にとって大きな安心材料でしょう。
関連記事:【2026最新】グアム旅行の時期|ベストシーズンと費用が安いおすすめの時期を解説
タイのバンコクは、異文化体験とグルメを一度に楽しめる社会人旅行の定番です。3月は乾季の終盤にあたり、平均気温は約30℃、日中は35℃に達する日もあります。日中は暑いですが、寺院巡りやナイトマーケットは夕方以降に楽しめるため問題ありません。
社会人のタイ旅行の醍醐味は、日本では考えられないコストパフォーマンスの高さです。5つ星ホテルが1泊1万円台から見つかることも珍しくなく、ルーフトップバーでの夜景ディナーも日本の居酒屋程度の価格で楽しめます。「自分へのご褒美旅行」にぴったりの旅行先です。
費用目安は3泊4日で約6〜10万円です。深夜便を活用すれば有休2日で3泊4日の旅程が組めます。
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ここまで紹介した10の旅行先を、費用・フライト時間・気候などの条件で一覧比較してみましょう。自分の予算やスケジュールに合った旅行先を見つける参考にしてください。
以下の表は、各旅行先の主要な情報を横並びで比較したものです。
旅行先 | フライト時間 | 3月の平均気温 | 費用目安(航空券+宿泊) | おすすめ日数 | おすすめ属性 |
|---|---|---|---|---|---|
韓国(ソウル) | 約2時間 | 5〜12℃ | 3〜8万円 | 2泊3日 | 学生◎ 社会人◎ |
台湾(台北) | 約4時間 | 20〜25℃ | 3〜8万円 | 2〜3泊 | 学生◎ 社会人◎ |
ベトナム(ダナン) | 約5.5時間 | 24〜30℃ | 5〜7万円 | 3泊4日 | 学生◎ |
セブ島 | 約5時間 | 27〜28℃ | 5〜8万円 | 3泊4日 | 学生◎ |
ハワイ | 約7時間 | 24〜27℃ | 12〜18万円 | 4泊6日 | 学生◎ |
シンガポール | 約7時間 | 28〜32℃ | 7〜12万円 | 2泊4日 | 社会人◎ |
グアム | 約3.5時間 | 27〜30℃ | 8〜12万円 | 2泊3日 | 社会人◎ |
タイ(バンコク) | 約6時間 | 29〜35℃ | 6〜10万円 | 3泊4日 | 社会人◎ |
費用目安は2026年3月の相場をもとにした概算です。時期や予約タイミングによって変動するため、あくまで目安として参考にしてください。
同じ3月の海外旅行でも、目的によって最適な旅行先は変わります。以下に目的別のおすすめをまとめました。
卒業旅行(グループ)なら、アクティビティが豊富なセブ島や、定番のハワイがおすすめです。仲間とワイワイ楽しめるスポットが揃っており、一生の思い出になるでしょう。韓国もグループ旅行には人気で、焼肉やチーズタッカルビをみんなでシェアするのも楽しいです。
女子旅には、グルメとショッピングが充実した台湾やシンガポールが向いています。韓国もコスメやカフェ巡りで根強い人気があります。
一人旅なら、治安が良く交通の便が整った台湾がイチオシです。タイやベトナムも一人旅のバックパッカーが多く、旅慣れた方にも新鮮な体験が待っています。
コスパ重視なら、物価の安いベトナム・セブ島・台湾が三強です。いずれも5万円前後から充実した旅行が楽しめます。
旅行先が決まったら、出発前の準備も忘れずに進めましょう。ここでは、3月の海外旅行に共通して必要な準備を3つのポイントに分けて解説します。
まず確認したいのがパスポートの残存有効期間です。旅行先によっては「入国時に6か月以上の残存期間が必要」というルールがあるため、出発日から逆算して余裕があるか確認しましょう。
ビザについては、今回紹介した10の旅行先はいずれも短期観光であれば日本国籍の方はビザ不要です。ただし、ハワイ・グアムへ渡航する場合はESTA(電子渡航認証)の事前申請が必要になります。申請は出発の72時間前までに済ませておくのが安心です。
パスポートをまだ取得していない方は、申請から受け取りまで1〜2週間程度かかるため、早めの準備をおすすめします。
海外旅行では万が一の病気やケガに備えて、旅行保険に加入しておくと安心です。学生の方はクレジットカードの付帯保険だけで十分かどうか、補償内容と補償額を事前にチェックしておきましょう。カードによっては「利用付帯」で、旅行代金をそのカードで支払わないと保険が適用されないケースもあります。
社会人の方は、ゴールドカードやプラチナカードに付帯する海外旅行保険が充実していることが多いです。手持ちのカードの補償内容を確認し、不足があれば別途加入を検討するとよいでしょう。
現地での支払いについては、韓国・台湾・シンガポールなどキャッシュレス化が進んでいる国ではクレジットカードやQRコード決済が広く使えます。一方で、タイやベトナムの屋台やローカルショップでは現金が主流のため、ある程度の現地通貨も用意しておくと安心です。
海外旅行で意外と見落としがちなのが、現地での通信手段の準備です。地図アプリやSNS、翻訳アプリなど、スマホのインターネット接続は快適な旅行に欠かせません。
海外での通信手段は大きく3つの選択肢があります。
通信手段 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
Wi-Fiレンタル | 複数人でシェアできる | 端末の持ち運び・充電が必要、受取返却の手間 |
現地SIMカード | 料金が安い場合がある | SIMカードの差し替えが必要、設定がやや複雑 |
eSIM | アプリで購入・設定が完結、端末1台で完了 | eSIM対応スマホが必要 |
なかでも近年注目を集めているのがeSIMです。物理的なSIMカードの差し替えが不要で、アプリから購入・設定するだけで渡航先のインターネットに接続できます。利用者No.1の海外eSIMアプリ「トリファ(trifa)」なら、出発前にアプリで設定を済ませておくだけで、到着後すぐにインターネットが使えるため、空港での通信手段探しに手間取ることがありません。
学生はコスパの観点から、社会人は手軽さとスピードの観点から、eSIMは幅広い層におすすめの通信手段です。
関連記事:海外eSIMとは?おすすめの選び方・料金・設定方法を初心者向けに徹底解説
関連記事:海外旅行で必要なスマホの設定と注意点

3月は乾季のベストシーズンを迎える旅行先が多く、費用面でも3月前半なら航空券やホテルを抑えやすい、海外旅行に最適な時期です。
学生の方は長めの休みを活かして韓国・台湾・ベトナム・セブ島・ハワイなどコスパの良い旅行先で思い出を作り、社会人の方は週末+有休の短期旅行で韓国・台湾・シンガポール・グアム・タイなど効率よく楽しめる旅行先でリフレッシュしてみてはいかがでしょうか。
旅行先が決まったら、快適な旅のために通信手段の準備も忘れずに行いましょう。利用者No.1の海外eSIMアプリ「トリファ(trifa)」なら、アプリをダウンロードして渡航先のプランを購入するだけで、かんたんに海外でのインターネット接続が可能です。物理SIMカードの差し替えやWi-Fiルーターの持ち運びは不要で、スマホ1台で設定が完結します。
24時間対応の日本語サポートがあるため、eSIMが初めての方でも安心して利用できます。3月の海外旅行を快適に楽しむために、ぜひトリファを活用してみてください。

ライター
トリファ編集部(海外旅行の準備・現地情報担当)
海外旅行におけるベストシーズン、持ち物、現地で気をつけることなど、海外旅行の準備と現地情報を初心者にもわかりやすくまとめています。内容は必要に応じてトリファの現地スタッフへのヒアリングを行い、現地の状況も踏まえて整理しています。あわせて季節・制度・営業時間など変わりやすい情報は、公的機関や交通機関・施設の一次情報を確認し、変更があれば記事へ反映します(記事内に最終更新日を明記)。