松山空港には、カードラウンジ2か所と航空会社ラウンジ2か所の合計4つのラウンジがあります。ゴールドカードを持っていれば無料で利用できるラウンジから、上級会員限定の特別なラウンジまで、選択肢はさまざまです。 愛媛県の玄関口である松山空港は、四国で唯一JALサクララウンジとANA LOUNGEの両方が設置されている空港です。カードラウンジでは愛媛名産のポンジュースが無料で楽しめるなど、地方空港ならではのサービスも魅力のひとつとなっています。 この記事では、松山空港にある全4か所のラウンジについて、料金・営業時間・利用条件・設備を詳しく比較しながら紹介します。自分に合ったラウンジを見つけて、搭乗前のひとときを快適に過ごしましょう。
目次

松山空港のターミナルビルには、4つのラウンジが設けられています。大きく分けると、誰でも有料で利用できる「カードラウンジ」が2か所、航空会社の上級会員や対象クラスの搭乗者が利用できる「航空会社ラウンジ」が2か所です。
それぞれの特徴を簡単にまとめると、以下のとおりです。
カードラウンジは、ゴールドカード以上のクレジットカードを持っていれば無料で利用できるラウンジです。松山空港では2階のビジネスラウンジと3階のスカイラウンジの2か所があり、どちらも保安検査場の手前に位置しています。対象カードがなくても、1,100円の利用料を支払えば誰でも入室可能です。
一方、航空会社ラウンジはANAやJALの上級会員、またはプレミアムクラスやファーストクラスの搭乗者が利用できるラウンジです。保安検査場を通過した制限エリア内にあるため、搭乗ゲートに近く搭乗直前まで快適に過ごせます。アルコール類が無料で提供される点もカードラウンジとの大きな違いです。
4つのラウンジの主な違いを一覧で確認しましょう。
ラウンジ名 | 場所 | 営業時間 | 利用条件 | アルコール |
|---|---|---|---|---|
ビジネスラウンジ | 2階(検査前) | 6:30〜19:30 | ゴールドカード以上で無料 | なし |
スカイラウンジ | 3階(検査前) | 8:30〜19:30 | ゴールドカード以上で無料 | あり(有料) |
ANA LOUNGE | 2階(検査後) | 6:25〜最終便出発 | ANA上級会員等 | あり(無料) |
JALサクララウンジ | 2階(検査後) | 6:35〜最終便出発 | JAL上級会員等 | あり(無料) |
松山空港は国内線が中心の空港ですが、ソウル(仁川)・釜山・台北(桃園)への国際線も就航しています。羽田空港や成田空港のように国際線出発エリアのラウンジはなく、カードラウンジではプライオリティパスは利用できません。なお、台湾の台北松山空港にはプライオリティパス対応のラウンジがありますが、名前が似ているだけで別の空港ですのでご注意ください。
松山空港のカードラウンジ(ビジネスラウンジ・スカイラウンジ)は、誰でも有料で利用できます。対象のゴールドカード以上のクレジットカードを持っていれば、2時間まで無料になる優待制度も用意されています。
ビジネスラウンジとスカイラウンジの料金は共通です。
区分 | 料金(税込) |
|---|---|
一般利用(2時間) | 1,100円 |
延長(1時間ごと) | 550円 |
2歳以下 | 無料 |
3歳以上 | 通常料金 |
ゴールドカード会員(2時間) | 無料 |
支払い方法は、現金(日本円)、クレジットカード、みきゃんアプリに対応しています。
カードラウンジを無料で利用するには、対象のゴールドカード以上のクレジットカード(カード現物)と当日の搭乗証明書(搭乗券・航空券・半券など)の提示が必要です。スマートフォン画面でのカード提示は受け付けていないため、必ずカード現物を持参してください。
無料利用の対象となる主なカードブランドは、JCB、VISA、Mastercard、American Express、Diners Clubのゴールドカード以上です。楽天プレミアムカードやdカード GOLDなども対象に含まれます。利用可能なカードの詳細は、各カード会社の公式サイトで事前に確認することをおすすめします。
ゴールドカード会員の無料優待は、原則としてカード会員本人のみが対象です。同伴者は1名につき1,100円の利用料が発生します。ただし、家族カード(ゴールド以上)を持っている方は、その家族カードで別途無料利用が可能です。
2歳以下の子どもは無料ですが、3歳以上は大人と同じ料金がかかります。家族旅行で利用する場合は、同伴者料金も含めた費用を事前に確認しておくとよいでしょう。
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松山空港のカードラウンジは2か所あり、料金や無料利用の条件は同じです。では、どちらを選ぶべきなのでしょうか。営業時間や設備の違いを比較しながら、利用シーンに合った選び方を紹介します。
ビジネスラウンジは、ターミナルビル2階の保安検査場手前にあります。営業時間は6:30〜19:30(最終受付19:15)で、松山空港のラウンジの中では最も早い時間から利用可能です。座席数は24席(うちデスク席16席)で、全席禁煙となっています。
フリードリンクとして、コーヒーや紅茶のほか、愛媛名産のポンジュースが提供されています。無料Wi-Fiや各席の電源コンセント・USBポート、新聞・雑誌の閲覧サービスもあり、搭乗前の作業に適した環境です。通話用の電話ブースが設けられているため、電話をする際も周囲を気にせず利用できます。
保安検査場の手前にあるため、搭乗券を持っていなくても利用できます。送迎や見送りの際に立ち寄れるのも利点です。なお、飲食物やアルコールの持ち込みは禁止されており、アルコールの提供もありません。
スカイラウンジは、ターミナルビル3階の送迎デッキ付近にあります。営業時間は8:30〜19:30(最終受付19:15)で、ビジネスラウンジより2時間遅い開場です。座席数は18席(うちデスク席6席)で、全席禁煙となっています。
最大の魅力は、窓から滑走路や離着陸する航空機を間近に眺められることです。フリードリンクのソフトドリンクに加え、有料メニューとして愛媛の地ビールや地酒が楽しめます。地ビールとおつまみのセットが600円、日本酒とおつまみのセットが300円で、愛媛ならではの味覚を搭乗前に堪能できるのはスカイラウンジだけの特典です。
無料Wi-Fiや電源コンセント、USBポートも完備されています。ビジネスラウンジと同様に保安検査場の手前にあるため、搭乗券なしでも利用可能です。
利用シーン | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
早朝便の利用 | ビジネスラウンジ | 6:30開店で朝一番に対応 |
仕事・作業 | ビジネスラウンジ | デスク席16席+通話ブース |
景色を楽しみたい | スカイラウンジ | 滑走路ビュー |
お酒を飲みたい | スカイラウンジ | 有料で地ビール・地酒 |
送迎・見送り | ビジネスラウンジ | 2階で移動が少ない |
到着後の利用 | どちらも可 | 保安検査前のため利用可 |
時間に余裕があれば、2階のビジネスラウンジで作業を済ませてから3階のスカイラウンジで景色を楽しむという使い分けも可能です。
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松山空港には、ANA LOUNGEとJALサクララウンジの2つの航空会社ラウンジがあります。どちらも保安検査後の制限エリア内に位置しており、搭乗ゲートからも近いのが特徴です。四国の空港でANA・JAL両方のラウンジが揃っているのは松山空港だけです。
ANA LOUNGEは、ターミナルビル2階の保安検査場を通過した先にあります。営業時間はANAの運航ダイヤに連動しており、始発便の出発前から最終便の出発まで利用可能です。
利用できるのは、以下の条件に該当する方です。
対象会員は同行者1名まで同伴利用も可能です。ラウンジ内ではビールやウイスキーなどのアルコール類、コーヒーやジュースなどのソフトドリンクが無料で提供されます。無料Wi-Fiと電源コンセントも完備されています。
JALサクララウンジも、ターミナルビル2階の保安検査場通過後の制限エリアにあります。営業時間は6:35から最終便の出発までです。赤を基調とした和のデザインが取り入れられた落ち着いた空間です。
利用できるのは、以下の条件に該当する方です。
対象会員は同行者1名まで同伴できます。ドリンクはビールやウイスキーなどのアルコール類とソフトドリンクが無料です。松山空港のサクララウンジでは、愛媛名産のポンジュースと山田屋まんじゅうが楽しめる点が特徴となっています。
松山空港の航空会社ラウンジには、いくつか共通の注意点があります。まず、シャワー設備はANA LOUNGE・JALサクララウンジともに設置されていません。羽田空港や伊丹空港のラウンジとは異なるため、シャワー利用を想定している方は注意が必要です。
また、航空会社ラウンジは保安検査後の制限エリアにあるため、到着後に利用することはできません。到着時にラウンジを使いたい場合は、保安検査前にあるカードラウンジを選びましょう。
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松山空港を利用した旅行では、渡航先でのインターネット接続も出発前に準備しておくと安心です。ラウンジでフライト前のひとときを楽しんだ後は、到着先でもスムーズにスマートフォンを使えるよう通信環境を整えておきましょう。
海外でスマートフォンを使うなら、eSIMを活用するのが手軽です。利用者No.1の海外eSIMアプリ「トリファ(trifa)」なら、アプリから簡単にデータプランを購入でき、現地に着いたらすぐにインターネットに接続できます。SIMカードの差し替えやWi-Fiルーターの受け取り・返却といった手間がかかりません。
松山空港のラウンジでフライト前の時間を過ごしながら、旅先の通信手段をアプリで設定しておくのもおすすめです。出発前に準備を済ませておけば、到着後すぐに地図アプリやSNSを利用できます。
eSIMの設定にはインターネット接続が必要です。松山空港のカードラウンジには無料Wi-Fiが完備されているため、ラウンジ内で設定を完了させるのが効率的です。ビジネスラウンジなら6:30から利用できるため、早朝便でも余裕を持って準備を進められます。
事前に設定を済ませておけば、渡航先の空港に着いた瞬間から地図アプリで移動ルートを確認したり、交通機関の予約をしたりできます。

松山空港には、カードラウンジ2か所(ビジネスラウンジ・スカイラウンジ)と航空会社ラウンジ2か所(ANA LOUNGE・JALサクララウンジ)の合計4つのラウンジが用意されています。ゴールドカードがあればカードラウンジを2時間無料で利用でき、愛媛名産のポンジュースや地酒も楽しめます。
出発前のひとときをラウンジで過ごしながら、現地でのインターネット接続もあわせてチェックしておくとスムーズです。空港での時間を上手に使うことが、旅全体の満足度を高める第一歩になります。

ライター
トリファ編集部(海外旅行の準備・現地情報担当)
海外旅行におけるベストシーズン、持ち物、現地で気をつけることなど、海外旅行の準備と現地情報を初心者にもわかりやすくまとめています。内容は必要に応じてトリファの現地スタッフへのヒアリングを行い、現地の状況も踏まえて整理しています。あわせて季節・制度・営業時間など変わりやすい情報は、公的機関や交通機関・施設の一次情報を確認し、変更があれば記事へ反映します(記事内に最終更新日を明記)。