仙台空港には、ゴールドカードで利用できるカードラウンジと、ANAやJALの航空会社ラウンジの合計3か所があります。搭乗までの待ち時間を、無料のドリンクやWi-Fiがそろった落ち着いた空間で過ごせるのは大きなメリットです。 ただし、ラウンジごとに場所や利用条件が異なるため、事前に把握しておかないと「入れなかった」という失敗も起こりがちです。保安検査の前後どちらに位置するかによって、利用できるタイミングも変わります。 この記事では、仙台空港にある3つのラウンジの料金・営業時間・設備・利用条件を比較しながら、目的に合ったラウンジ選びのポイントを解説します。 海外旅行で仙台空港を利用する方にも役立つ情報をまとめていますので、ぜひ出発前の参考にしてください。
目次

仙台空港で利用できるラウンジは、カードラウンジ1か所と航空会社ラウンジ2か所の合計3か所です。それぞれ場所や入室条件が異なるため、自分が利用できるラウンジを事前に確認しておくことが大切です。
ビジネスラウンジ EAST SIDEは、仙台空港で唯一のカードラウンジです。ターミナル3階の保安検査場手前に位置しており、国内線だけでなく国際線の利用者も入室できます。
対象のゴールドカードを持っていれば無料で利用でき、カードがなくても1時間1,100円(税込)の有料利用が可能です。出発時だけでなく、到着後にも立ち寄れる点が便利です。
座席数は約33席とコンパクトな空間ですが、ソファ席やビジネスデスク席が用意されています。フライト前にひと息つきたいときや、簡単な作業をしたいときに活用できます。
ANA LOUNGEは、2階の国内線搭乗待合室内にあるANA利用者向けのラウンジです。保安検査を通過した後、5番ゲート付近に位置しています。
利用できるのは、ANAプレミアムクラス搭乗者やANAマイレージクラブのプラチナ以上の上級会員、スーパーフライヤーズカード(SFC)会員、スターアライアンスゴールド会員などに限られます。一般のゴールドカードでは入室できません。
座席数は約30席で、全席にコンセントが備わっています。ソフトドリンクに加えてビールやウイスキーなどのアルコール類も無料で提供されるため、搭乗前にゆったりとくつろげます。
JALサクララウンジも2階の国内線搭乗待合室内にあり、6番搭乗口付近に設置されています。こちらも保安検査通過後のエリアです。
利用条件は、JALファーストクラス搭乗者、JMBサファイア以上の上級会員、JALグローバルクラブ(JGC)会員、ワンワールドのサファイア以上の会員などが対象です。JAL CLUB EST会員は年間5回まで利用できます。
約30席の落ち着いた空間で、ソフトドリンクとアルコール類、おつまみが提供されます。搭乗ゲートにも近く、ぎりぎりまでくつろいでから飛行機に乗れるラウンジです。
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仙台空港のカードラウンジであるビジネスラウンジ EAST SIDEは、対象のクレジットカードを持っていれば無料で利用できます。カードの種類によって条件が異なるため、事前に確認しておきましょう。
ビジネスラウンジ EAST SIDEの基本料金は、1時間1,100円(税込)です。3歳未満の子どもは無料で入室できます。
以下のカード会社が発行するゴールドカード以上を保有し、当日の搭乗券とあわせて提示すると1時間無料で利用できます。
カード会社 | 無料利用条件 |
|---|---|
JCB | ゴールド以上(時間無制限) |
三井住友(VISA/Mastercard) | ゴールド以上(1時間) |
ダイナースクラブ | 会員カード(1時間) |
アメリカン・エキスプレス | 対象カード(1時間) |
MUFG / DC / NICOS | ゴールド以上(1時間) |
UC | ゴールド以上(1時間) |
TS3(トヨタファイナンス) | ゴールド以上(1時間) |
セゾン | ゴールド以上(1時間) |
楽天カード | プレミアム以上(1時間) |
エムアイカード | ゴールド以上(1時間) |
JACCS | ゴールド以上(1時間) |
ライフカード | ゴールド以上(1時間) |
オリコ | ゴールド以上(1時間) |
アプラス | ゴールド以上(1時間) |
au PAYカード | ゴールド(1時間) |
dカード | GOLD以上(1時間) |
PayPayカード | ゴールド(1時間) |
JCBが発行するプロパーカード(ゴールド以上)のみ、利用時間に制限がない点が特徴です。ほかのカード会社は1時間が無料の上限となります。
同伴者の利用料金は1名につき1,100円(税込)で、カード会員と同じく1時間の利用が基本です。ただし、カード会社によって同伴者の料金や条件が異なる場合があるため、利用前にカード会社へ確認しておくと安心です。
3歳未満の子どもは無料で入室できます。小さな子ども連れの場合でも利用しやすい環境です。
アメリカン・エキスプレスの一部カードでは同伴者1名まで無料になる特典があります。家族や同行者と一緒に利用したい場合は、カードの付帯特典を事前にチェックしておきましょう。
営業時間は7:00から20:30までで、年中無休で営業しています。早朝便や夕方以降の便を利用する場合も、出発前に立ち寄りやすい時間帯です。
利用の流れは、3階の受付で搭乗券と対象カードを提示するだけです。有料利用の場合はクレジットカードまたは現金で支払います。保安検査の前に位置しているため、チェックイン後すぐに向かえます。
仙台空港のビジネスラウンジは到着後にも立ち寄れる点がユニークです。帰りのフライト後にドリンクを飲みながら一息つきたいときにも活用できます。
航空会社ラウンジはカードラウンジとは異なり、特定の搭乗クラスや上級会員資格が必要です。利用できる対象者が限られる分、サービスの質は高くなっています。
ANA LOUNGEを利用できるのは、以下の条件に該当する方です。
営業時間は6:35から最終便出発までです。早朝便にも対応しているため、朝一番のフライトでも搭乗前にラウンジを利用できます。
ANAグループ運航便またはANA便名でのコードシェア便に搭乗する方が対象です。他社便名での搭乗ではANAの上級会員であっても利用できない場合があるため注意してください。
JALサクララウンジの利用対象者は以下のとおりです。
営業時間は6:20から最終便出発までです。ANAラウンジより15分早く開くため、早朝便利用時にはやや余裕があります。
JAL CLUB ESTは20代限定のカードで、年間5回までサクララウンジを利用できる特典が付いています。若い世代でラウンジ体験をしたい方にとっては貴重な選択肢です。
航空会社ラウンジとカードラウンジの大きな違いは、場所・サービス・利用条件の3点です。
比較項目 | ビジネスラウンジ EAST SIDE | ANA LOUNGE / JALサクララウンジ |
|---|---|---|
場所 | 3階(保安検査前) | 2階(保安検査後) |
利用条件 | ゴールドカード or 有料 | 上級会員 / 対象搭乗クラス |
アルコール | 有料(缶ビール300〜340円) | 無料 |
コンセント | ビジネスデスク席のみ | 全席(ANA) |
到着時利用 | 可能 | 不可 |
保安検査後にあるエアラインラウンジは搭乗ゲートに近いため、ラウンジで過ごしたあとスムーズに搭乗できるメリットがあります。一方、カードラウンジは保安検査前にあるため、到着時にも利用できる自由度の高さが魅力です。
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カードラウンジであるビジネスラウンジ EAST SIDEでは、無料のドリンクサービスやWi-Fiなど、搭乗前のひとときを快適に過ごすための設備が整っています。コンパクトな空間ながら、必要なサービスは一通りそろっています。
ソフトドリンクは無料で提供されています。コーヒーやお茶、ジュースなど、基本的な飲み物がそろっています。アイスコーヒーや紅茶も用意されており、好みに合わせて選べます。
アルコールは有料で、缶ビールが300〜340円程度の自動販売機方式です。航空会社ラウンジのように無料のアルコール提供はありませんが、搭乗前に軽く一杯楽しみたい方には手軽な選択肢です。
食事の提供はありません。軽食が必要な場合は、ラウンジに入る前にターミナル内のレストランや売店で購入しておくとよいでしょう。
ラウンジ内では無線LAN(Wi-Fi)が無料で利用できます。搭乗前にメールチェックや調べものをしたいときに便利です。
電源コンセントはビジネスデスク席に備わっています。ただし、ソファ席にはコンセントがないため、スマートフォンやパソコンの充電が必要な場合はデスク席を選びましょう。
パソコンが2台設置されており、プリントサービスも利用可能です。コピーやFAXは有料ですが、急な書類の印刷にも対応できます。仕事で利用する方には助かる設備です。
海外旅行の出発前にスマートフォンの通信準備をしておきたい方には、利用者No.1の海外eSIMアプリ「トリファ(trifa)」が便利です。ラウンジのWi-Fi環境を使って、渡航先のeSIMを事前にダウンロードしておけば、到着後すぐにインターネットが使えます。
マッサージチェアが2台設置されており、10分100円で利用できます。フライト前に体をほぐしたいときに手軽に使えます。
ラウンジ内に喫煙室が設けられているため、喫煙者にも配慮された設計です。非喫煙エリアとは区切られているので、たばこの煙が気になる方も快適に過ごせます。
注意点として、ラウンジ内にトイレはありません。トイレを利用する場合は一度ラウンジの外に出る必要があります。また、携帯電話での通話はマナーとして控えるよう案内されています。
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仙台空港のラウンジに関して、利用者から多く寄せられる疑問をまとめました。初めてラウンジを使う方や、国際線を利用する方はぜひチェックしてください。
仙台空港にはプライオリティパスに対応したラウンジはありません。ビジネスラウンジ EAST SIDEはカード会社のゴールドカード特典としての無料利用が基本であり、プライオリティパスでの入室はできません。
プライオリティパスを活用したい場合は、成田空港や羽田空港など対応ラウンジのある空港を経由する方法があります。海外の空港ではプライオリティパス対応ラウンジが多いため、帰国後や乗り継ぎ時に利用するとよいでしょう。
成田空港のラウンジについて詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
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ビジネスラウンジ EAST SIDEは保安検査前の3階にあるため、国際線利用者でも入室可能です。当日の搭乗券を提示すれば、出発便が国際線であっても利用できます。
ただし、ANAラウンジとJALサクララウンジは国内線の搭乗待合室内に位置しています。国際線を利用する場合、これらの航空会社ラウンジは原則として利用できません。国際線出発前にラウンジを使いたい場合は、ビジネスラウンジ EAST SIDEが唯一の選択肢となります。
仙台空港から海外へ出発する際は、早めにチェックインを済ませ、保安検査前のビジネスラウンジで出発までの時間を過ごすのがおすすめです。
ビジネスラウンジ EAST SIDEは出発時だけでなく到着時にも利用できます。当日の搭乗券(半券)を提示すれば、到着後に立ち寄ることが可能です。
長時間のフライトで疲れたときや、次の移動までに少し休憩したいときに便利です。ドリンクを飲みながらスマートフォンの充電もできるため、到着後の移動準備にも活用できます。
ANAラウンジとJALサクララウンジは保安検査後のエリアにあるため、到着後の利用はできません。到着時にラウンジを使いたい場合は、ビジネスラウンジ EAST SIDEを利用しましょう。

仙台空港から海外へ出発する方にとって、現地での通信手段の準備は忘れてはならないポイントです。空港のラウンジでくつろぐ時間を利用して、渡航先のインターネット環境を整えておきましょう。
eSIMは、物理的なSIMカードの差し替えが不要なデジタルSIMです。対応スマートフォンがあれば、アプリからプランを購入してすぐに利用開始できます。空港のラウンジや搭乗待合室のWi-Fiを使えば、出発直前でもダウンロードが間に合います。
レンタルWi-Fiのように返却の手間がなく、荷物が増えないのも旅行者にとってうれしいメリットです。現地に着いたらモバイルデータ通信をオンにするだけで、すぐにインターネットが使えます。
トリファ(trifa)は、世界200以上の国と地域に対応した海外eSIMアプリです。日本語対応のアプリで、渡航先を選んでプランを購入するだけのシンプルな操作で通信準備が完了します。
24時間対応の日本語カスタマーサポートも用意されているため、設定に不慣れな方でもスムーズに始められます。仙台空港のラウンジで搭乗を待つ間に、スマートフォンひとつで海外の通信準備を終わらせましょう。

ライター
トリファ編集部(海外旅行の準備・現地情報担当)
海外旅行におけるベストシーズン、持ち物、現地で気をつけることなど、海外旅行の準備と現地情報を初心者にもわかりやすくまとめています。内容は必要に応じてトリファの現地スタッフへのヒアリングを行い、現地の状況も踏まえて整理しています。あわせて季節・制度・営業時間など変わりやすい情報は、公的機関や交通機関・施設の一次情報を確認し、変更があれば記事へ反映します(記事内に最終更新日を明記)。