
海外旅行で不安に感じることの上位に「英語でのコミュニケーション」があります。現地のレストランで注文がうまくできるだろうか、道に迷ったらどうしよう、と心配になる方も多いのではないでしょうか。 実は、海外旅行で必要な英会話は中学レベルの短いフレーズで十分対応できます。難しい文法や長い文章を覚える必要はなく、場面ごとに定番のフレーズをいくつか押さえておくだけで、旅先でのやりとりがぐっとスムーズになります。 この記事では、空港からホテル、レストラン、買い物、交通機関、トラブル対応まで、海外旅行のあらゆるシーンで使える英会話フレーズを厳選して紹介します。翻訳アプリの活用法や出発前の効率的な学習方法もあわせて解説しますので、英語に自信がない方もぜひ参考にしてください。
目次

海外旅行では、複雑な英語を話す必要はありません。まずは挨拶や依頼、確認など、どんな場面でも使える汎用フレーズを覚えておくと安心です。ここでは、旅行全体を通して繰り返し使う基本的な表現を紹介します。
旅先でのコミュニケーションは、まず笑顔と簡単なあいさつから始まります。「Hello」や「Hi」はもちろん、時間帯に合わせた「Good morning」「Good evening」も使い分けると印象が良くなります。
名前を聞かれた場合は「My name is ○○.」、相手の名前を尋ねるときは「What's your name?」でOKです。旅先ではホテルのスタッフやツアーガイドと名前を交わす場面が意外と多いので、スムーズに言えるようにしておきましょう。
別れ際には「Thank you, bye!」や「Have a nice day!」と添えると好印象です。難しい表現は不要で、笑顔とともに短いフレーズを伝えるだけで十分気持ちが伝わります。
海外旅行で最も使用頻度が高いのが、何かをお願いしたり質問したりするフレーズです。以下の表現を覚えておけば、多くの場面で応用できます。
フレーズ | 意味 | 使う場面 |
|---|---|---|
Excuse me. | すみません | 話しかけるとき全般 |
Could you help me? | 手伝っていただけますか? | 困ったとき |
Can I have ~? | 〜をもらえますか? | 注文・依頼 |
Where is ~? | 〜はどこですか? | 場所を尋ねるとき |
How much is this? | これはいくらですか? | 買い物全般 |
特に「Excuse me.」は万能フレーズです。道を聞くとき、店員に声をかけるとき、人混みで通してほしいときなど、あらゆる場面の出だしとして使えます。
相手の英語が聞き取れないことは、英語に慣れている人でもよくあることです。慌てずに以下のフレーズで聞き返しましょう。
「Sorry?」と語尾を上げるだけでも「もう一度お願いします」の意味になります。もう少し丁寧に言いたい場合は「Could you say that again?」や「Could you speak more slowly?」が使いやすい表現です。
完全に理解できなくても、大事な単語だけ聞き取れれば会話は成立します。「I don't understand.」と正直に伝えれば、相手も別の言い方で説明してくれることが多いです。聞き返すことは失礼ではないので、遠慮せず何度でも確認しましょう。

海外旅行で最初に英語が必要になるのが空港です。チェックインから搭乗、機内でのやりとり、到着後の入国審査まで、空港で使うフレーズを押さえておけば旅のスタートで慌てずに済みます。
チェックインカウンターでは、パスポートと予約確認書を見せれば基本的にスムーズに進みます。窓側の席がいい場合は「Could I have a window seat, please?」、通路側なら「An aisle seat, please.」と伝えましょう。
預け荷物がある場合は「I'd like to check this bag.」と言えばOKです。荷物の重量超過を指摘された場合は「Can I rearrange my luggage?」と聞けば、中身を入れ替える時間をもらえることがほとんどです。
搭乗ゲートがわからないときは「Where is Gate ○○?」と尋ねれば案内してもらえます。空港内の案内表示は英語が基本なので、ゲート番号と搭乗時刻をメモしておくと慌てずに済みます。
機内では客室乗務員とのやりとりが発生します。飲み物を頼むときは「Can I have water, please?」のように「Can I have + 欲しいもの」の形で伝えれば通じます。
毛布が欲しいときは「Could I have a blanket, please?」、座席を倒したいときは隣の人に「Do you mind if I recline my seat?」と一声かけるとスマートです。
トイレに行くために通路側の人に声をかけるときは「Excuse me, may I get through?」が定番フレーズです。機内食の選択肢を聞かれたら「Beef, please.」「Chicken, please.」のように一言で答えれば問題ありません。
入国審査では審査官からいくつかの質問をされます。よく聞かれる質問と回答例を事前に確認しておけば、落ち着いて対応できます。
質問 | 意味 | 回答例 |
|---|---|---|
What's the purpose of your visit? | 渡航目的は? | Sightseeing. / Business. |
How long will you stay? | 滞在期間は? | Five days. / One week. |
Where are you staying? | 滞在先は? | At ○○ Hotel. |
Do you have a return ticket? | 帰りの航空券は? | Yes, here it is. |
質問が聞き取れなくても、パスポートとホテルの予約確認書を見せれば審査官が必要な情報を読み取ってくれます。緊張せず、短い単語で簡潔に答えることがポイントです。
入国審査の流れや国別の特徴について詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。
入国審査で聞かれることは?質問内容・英語フレーズ・回答例を徹底解説

宿泊先やレストランでは、チェックインや注文など決まったやりとりが中心です。定番フレーズを覚えておけば、英語が苦手な方でも落ち着いて対応できます。
ホテルに到着したら、フロントで「I have a reservation under the name of ○○.」と伝えればチェックインが始まります。予約確認メールをスマートフォンに保存しておくと、名前のスペルを伝える手間が省けます。
Wi-Fiのパスワードを聞くときは「What's the Wi-Fi password?」、朝食の時間を確認するには「What time is breakfast?」が定番の表現です。部屋に問題があった場合は「The air conditioner doesn't work.」のように「○○ doesn't work.」の形で伝えましょう。
チェックアウト時は「I'd like to check out, please.」と言えばOKです。荷物を預けたい場合は「Can I leave my luggage here until ○○?」と時間を添えて依頼できます。
レストランに入ったら「Table for two, please.」のように人数を伝えます。メニューを見て決められないときは「What do you recommend?」と聞けば、おすすめ料理を教えてもらえます。
注文時は「I'll have this one.」とメニューを指差すだけでも通じます。アレルギーがある方は「I'm allergic to ○○.」と事前に伝えることが大切です。追加注文は「Can I have another one?」、会計は「Check, please.」で依頼できます。
チップの文化がある国では、食事代の15〜20%程度を目安に上乗せします。カード払いの場合は、チップ額を端末に入力するよう求められることもあるので、あらかじめ相場を確認しておきましょう。
カフェでの注文は「Can I have a coffee, please?」のようにシンプルでOKです。サイズを聞かれたら「Small / Medium / Large, please.」と答えましょう。テイクアウトなら「To go, please.」、店内利用なら「For here, please.」と伝えます。
屋台やストリートフードの店では、指差しながら「This one, please.」「Two of these, please.」と数を伝えれば十分です。値段がわからない場合は「How much?」と聞きましょう。
現地のカフェや屋台では、Wi-Fiが使えるかどうかも気になるポイントです。「Do you have Wi-Fi?」と聞けば対応状況を教えてもらえます。無料Wi-Fiがない場合でも、モバイルデータ通信が使える環境を用意しておけば、翻訳アプリやマップを問題なく活用できます。

ショッピングや移動は海外旅行の醍醐味でもあります。値段の確認やサイズの相談、タクシーでの行き先の伝え方など、買い物と交通機関で役立つフレーズを紹介します。
お店に入って見ているだけのときは「Just looking, thank you.」と伝えれば、しつこく声をかけられることが減ります。気になる商品があれば「Can I try this on?」で試着を依頼できます。
色やサイズの希望を伝えるときは「Do you have this in a different color?」「Do you have a smaller size?」が役立ちます。値段交渉ができる市場やフリーマーケットでは「Can you give me a discount?」と聞いてみましょう。
支払い方法の確認は「Do you accept credit cards?」でOKです。免税手続きが可能な店舗では「Can I get a tax refund?」と尋ねれば、必要な書類を発行してもらえます。
タクシーに乗る際は「Could you take me to ○○, please?」と行き先を伝えます。住所やホテル名をスマートフォンの画面で見せると、発音の心配なく正確に伝わります。
バスに乗るときは「Does this bus go to ○○?」で行き先を確認できます。降りる場所がわからない場合は「Could you tell me when we get to ○○?」と運転手にお願いしておくと安心です。
料金を事前に確認したい場合は「How much is it to ○○?」と尋ねましょう。タクシーでメーターが動いていない場合は「Could you turn on the meter, please?」と依頼することも大切です。
道に迷ったときは「Excuse me, how do I get to ○○?」と近くの人に尋ねましょう。目的地の名前がわかっていれば、地図アプリの画面を見せながら「Is this nearby?」と聞くのも効果的です。
方角や距離を尋ねるには「Is it far from here?」「How long does it take on foot?」が使えます。案内してもらったら「Thank you so much for your help!」と感謝を伝えましょう。
スマートフォンのマップアプリを活用すれば、道に迷うリスクを大幅に減らせます。海外でもオフラインマップをダウンロードしておくか、利用者No.1の海外eSIMアプリ「トリファ」のようなサービスでモバイルデータ通信が使える環境を準備しておくことをおすすめします。

英語のフレーズを覚えることも大切ですが、言葉だけに頼らないコミュニケーション方法を知っておくと、旅の安心感がさらに高まります。翻訳アプリやジェスチャーなど、英語力に自信がなくても無理なく意思疎通できる方法を紹介します。
2026年現在、翻訳アプリの精度は飛躍的に向上しています。Google翻訳は249言語に対応しており、テキスト入力だけでなく音声入力やカメラ翻訳も利用できます。レストランのメニューにカメラをかざせばリアルタイムで翻訳される機能は、旅行者にとって非常に便利です。
翻訳精度を重視するならDeepLもおすすめです。また、韓国旅行にはNAVERが提供するPapagoが韓国語の翻訳精度に優れています。事前に複数のアプリをインストールしておき、渡航先の言語に合わせて使い分けると良いでしょう。
翻訳アプリはインターネット接続が必要なものが多いため、海外でもデータ通信を使える環境を整えておくことが重要です。オフライン翻訳に対応したアプリもありますが、機能が制限される場合があるため、安定した通信環境を用意しておくのがおすすめです。
海外で通訳アプリを快適に使うための通信手段の選び方については、こちらの記事で詳しく解説しています。
海外旅行の通訳アプリおすすめ5選|無料で使える翻訳ツールを徹底比較
言葉が通じなくても、ジェスチャーや表情で多くのことが伝わります。指差しは世界共通のコミュニケーション手段で、メニューや地図、商品を指差すだけでも十分意思疎通できます。
数字を伝えるときは指で数を示すのが確実です。ただし、国によって指の立て方が異なる場合があるため、紛らわしいときはスマートフォンの画面に数字を表示して見せる方法もあります。
笑顔は万国共通のコミュニケーションツールです。多少英語がたどたどしくても、笑顔で話しかければ相手も親切に対応してくれることが多いです。完璧な英語を話そうとするより、伝えたい気持ちを表現することを意識しましょう。
旅行前に準備しておくと、現地でのコミュニケーションがさらに円滑になるアイテムがあります。
まず、宿泊先の住所と名前を現地語で書いたメモやスマートフォンのスクリーンショットがあると、タクシーの運転手にそのまま見せるだけで目的地に到着できます。アレルギーや持病がある方は、英語と現地語で症状を記載したカードを用意しておくと緊急時に役立ちます。
また、よく使うフレーズを単語帳アプリやメモ帳に保存しておけば、とっさのときにすぐ確認できます。完璧に暗記する必要はなく、スマートフォンで見せながら会話するのも立派なコミュニケーションです。
翻訳機の活用もひとつの選択肢です。音声翻訳に対応した専用機は、スマートフォンとは異なるメリットがあります。
【2026年】翻訳機おすすめ5選|海外旅行の人気モデルを徹底比較

海外旅行で英会話フレーズを活用するためには、翻訳アプリやマップアプリをいつでも使えるインターネット環境が欠かせません。
トリファ(trifa)は、渡航前にアプリからeSIMプランを購入するだけで、現地到着後すぐにデータ通信が使える海外eSIMサービスです。SIMカードの差し替えが不要で、アプリ上の操作だけで開通できるため、スマートフォンの設定が苦手な方でも手軽に利用できます。
200以上の国と地域に対応しているため、複数の国を周遊する旅行でも渡航先ごとにプランを追加するだけで対応可能です。安定したデータ通信があれば、翻訳アプリで現地の人とスムーズにコミュニケーションを取ったり、地図アプリで目的地まで迷わず移動したりと、旅の快適さが格段に向上します。
英語に自信がなくても、通信環境を整えておけばスマートフォンが頼もしい旅の相棒になります。海外旅行の準備として、英会話フレーズの学習とあわせて通信手段の確保もぜひ検討してみてください。

ライター
トリファ編集部(海外旅行の準備・現地情報担当)
海外旅行におけるベストシーズン、持ち物、現地で気をつけることなど、海外旅行の準備と現地情報を初心者にもわかりやすくまとめています。内容は必要に応じてトリファの現地スタッフへのヒアリングを行い、現地の状況も踏まえて整理しています。あわせて季節・制度・営業時間など変わりやすい情報は、公的機関や交通機関・施設の一次情報を確認し、変更があれば記事へ反映します(記事内に最終更新日を明記)。