ハワイ旅行には、パスポートや航空券、現金、モバイルバッテリーなどが必須の持ち物です。そのほかにも、日焼け対策グッズや常備薬、機内グッズなどを用意しておくと、到着までの機内や現地で快適に過ごすことができます。 本記事では、ハワイ旅行で必須の持ち物やあると便利な持ち物、持ち込めないものなどをまとめています。子連れや女子旅などシーン別の準備ポイントも解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
ハワイ旅行を計画するうえで、まず確認すべきなのが絶対に忘れてはいけない必需品です。
最も重要な持ち物は以下の通りです。
ハワイ旅行で最初に確認すべきはパスポートとESTA(電子渡航認証)です。
パスポートは滞在期間をカバーする十分な残存有効期間がなければ入国できません。
ESTAは日本国籍の観光客に必須で、出発72時間前までに米国税関・国境警備局(CBP)の公式サイトから申請します。
承認番号はスマホに保存するだけでなく、万が一のデータ紛失に備えて印刷して紙でも持参すると安心です。
関連記事:【2025年最新】パスポートのオンライン申請完全ガイド|やり方・メリット・注意点を解説
現在のハワイ旅行では紙の航空券は不要で、Eチケットが主流です。Eチケットとは、紙の航空券に代わって発行される電子データ形式の航空券のことです。
予約後にメールで届くため、航空会社の公式アプリに登録しておくと搭乗がスムーズになります。
スマホの紛失や通信トラブルに備え、PDFをクラウドや端末に保存し、1部は印刷してパスポートと一緒に保管しましょう。
デジタルと紙の両方を用意しておけば、不測の事態にも慌てずチェックインできます。
ハワイはキャッシュレス化が進んでおり、基本はクレジットカード決済で問題ありません。
VisaやMastercardなど異なるブランドを2枚持つと、一部のブランドしか使えない店舗での決済にも対応できます。
ただし、チップ文化が根強いため、少額の現金も必須です。チップの相場は、以下を参考にしてみてください。
シーン | チップの相場 |
レストラン(テーブルサービス) | 15〜20% |
レストラン(セルフサービス) | 約10% |
バー/カフェ | 約1ドル/ドリンク |
タクシー・配車サービス | 10〜15% |
ホテルの清掃スタッフやベルスタッフには1〜5ドル程度が必要になるため、そのほかの場所でのチップや支払いを想定して、日本であらかじめ50〜100ドル分を小額紙幣に両替しておくと安心です。
スマホはハワイ旅行の必需品です。観光中の地図検索や写真撮影、クーポン利用などで利用できるように、充電器も忘れずに用意しましょう。
移動中に充電したいときもあるため、モバイルバッテリーも必須アイテムです。モバイルバッテリーはリチウムイオン電池を使用しているため、必ず機内持ち込みにする必要があります。容量は100Wh以下であれば、一般的に問題ありません。
モバイルバッテリーについては航空会社でルールが定められているため、ハワイ旅行の準備をする際に、持ち込みに対応しているかを確認しましょう。
ハワイ旅行をより快適に楽しむためには、必需品以外にも、現地や機内などで便利な持ち物も事前に準備しておくことが大切です。
ハワイ旅行で便利な持ち物は、以下の通りです。
ハワイの日差しは日本よりも強いとされており、紫外線対策を怠ると短時間でも深刻な日焼けにつながります。
以下のような日焼け対策グッズを活用すれば、肌や目をしっかり守れます。
日焼け止めは、ハワイ州でサンゴ礁を守るために特定成分を含む製品の販売が禁止されているため、現地で購入するのが安心です。
「Zinc Oxide」「Titanium Dioxide」と表記された製品を選ぶと、ルールを守りながら安全に使用できます。
旅先では、食事や環境の違いから体調を崩すことも珍しくありません。ハワイも例外ではないため、普段から使い慣れている日本の常備薬を持参しましょう。
以下の常備薬があると便利でしょう。
現地の薬は成分が合わない可能性があり、英語ラベルから用途を判断するのも難しいため、日本で準備するのがおすすめです。小さな子ども連れの場合は子ども用の薬を忘れないよう注意しましょう。
ハワイまでのフライトは7時間以上におよび、機内で快適に過ごせるかが到着後のコンディションを左右します。
おすすめの機内グッズは以下の通りです。
カテゴリー | グッズ |
乾燥対策 | ・マスク ・リップクリーム ・保湿ミスト(100ml以下) |
冷房対策 | ・薄手カーディガン ・パーカー ・ブランケット |
快眠サポート | ・アイマスク ・耳栓 ・ネックピロー |
むくみ防止 | 着圧ソックス |
収納の工夫 | 小物ポーチ |
乾燥対策にマスクやリップクリーム、冷房対策に薄手のカーディガンやパーカーを用意しましょう。
機内での睡眠には、アイマスク・耳栓・ネックピローが役立ちます。むくみ対策には着圧ソックスを併用するとさらに快適です。
100ml以下の化粧水ミストなどをまとめて持ち込めば、機内の乾燥も怖くありません。
近年のスマホやPC、カメラの充電器は100〜240V対応が主流で、ハワイの120Vでもそのまま使えるため変圧器は基本的に不要です。
ただし、日本国内専用のヘアアイロンやドライヤーなど一部製品は使用できないため注意しましょう。
持ち物ラベルに「100Vのみ」と記載されている場合は現地での利用を避けるか、海外対応製品に切り替えるのが安全です。
どうしてもハワイの電圧に対応していない電子機器を使用したい場合は、あらかじめ変圧器を準備しましょう。
1年を通して温暖な気候のハワイですが、乾季と雨季では快適に過ごすための服装や持ち物が少し異なります。
ここでは、ハワイ旅行におすすめの服装を以下にわけて紹介します。
乾季はハワイのベストシーズンで、カラッと晴れた天気が続きます。
乾季のハワイでおすすめの服装は、以下の通りです。
カテゴリー | 持ち物 |
服装 | 夏服(Tシャツ・ショートパンツ・ワンピースなど) |
日差し対策 | ・つば広帽子 ・サングラス ・ラッシュガード |
上着 | ・薄手のカーディガン/パーカー(冷房対策用) |
その他 | ・日焼け止め |
基本はTシャツやショートパンツ、ワンピースなど真夏の服装で快適に過ごせます。
紫外線対策で、つば広の帽子やサングラス、ラッシュガードなど日焼け対策グッズは必須です。
また、屋内のショッピングモールやレストランは冷房が効きすぎているケースもあるため、薄手のカーディガンやパーカーを1枚バッグに入れておくと安心でしょう。
雨季といっても日本の梅雨のように長く雨が続くわけではなく、短時間のスコールがあるのが特徴です。
ハワイの雨季でおすすめの服装は、以下の通りです。
カテゴリー | 持ち物 |
服装 | 夏服(Tシャツ・ショートパンツ・ワンピースなど) |
上着 | 軽量で撥水性のあるウィンドブレーカー/マウンテンパーカー |
足元 | ・滑りにくいスニーカー ・濡れても乾きやすいサンダル |
その他 | ・折りたたみ傘やレインポンチョ(にわか雨用) |
服装は乾季と同じ夏服で大丈夫ですが、急な雨に備えて軽量で撥水性のあるウィンドブレーカーやマウンテンパーカーがあると便利です。
足元は滑りにくいスニーカーや濡れても乾きやすいサンダルを選びましょう。これらのアイテムは冷房対策も兼ねられるため、少ない荷物で準備できます。
ハワイへ一緒に旅行する人によって、必要な持ち物は変わります。それぞれのシーンに合わせた準備を進めましょう。
子ども連れのハワイ旅行では、汚れや汗を考慮して着替えを多めに用意しましょう。
必要な持ち物は、以下の通りです。
カテゴリー | 持ち物 |
着替え | ・子ども用の洋服(多めに準備) ・水着 ・ラッシュガード |
迷子防止 | ・AirTag ・GPSトラッカー ・名前入りリストバンド |
便利グッズ | ・ベビーカー ・抱っこ紐 ・帽子・サングラス |
娯楽 | シールブック・タブレット |
長時間の移動や観光中には、退屈な時間に遊べるシールブックやタブレットがあると便利です。
さらに、迷子防止のためにAirTagやGPSトラッカーを子どものバッグにつけたり、目立つ色の服を着せたりすると安心です。
赤ちゃん連れのハワイ旅行では、以下の持ち物を準備しましょう。
カテゴリー | 持ち物 |
紫外線対策 | ・ベビー用日焼け止め ・ラッシュガード ・帽子 |
食事 | ・離乳食 ・哺乳瓶 ・ミルク ・洗浄グッズ |
衛生 | ・オムツ ・おしりふき ・ビニール袋 |
移動 | ・ベビーカー ・抱っこ紐 |
健康管理 | ・ベビー用常備薬 ・体温計 |
オムツや離乳食などのかさばる消耗品は最低限だけ持参し、残りは現地のスーパーで調達すると荷物を減らせます。
機内持ち込みでは粉ミルクや離乳食は申告すれば持ち込めるため、到着初日に必要な分だけ準備しておくのが賢明です。
ハワイへの女子旅では、おしゃれと写真映えを意識した持ち物が旅を盛り上げます。主に用意しておきたいアイテムは、以下の通りです。
カテゴリー | 持ち物 |
コスメ・美容 | ・UVコスメ ・日焼け止め ・ヘアケア用品 |
美容家電 | ・海外対応ヘアアイロン ・ドライヤー |
写真映えグッズ | ・サングラス ・防水スマホケース |
日焼け止め効果のあるUVコスメや海外対応のヘアアイロンは、現地でのケアや身だしなみを整えるために欠かせないアイテムです。。
防水スマホケースやデザイン性の高いサングラスを用意すれば、スマホの水没や日焼けなどに備えながら、インスタ映えする写真を撮影できるでしょう。
ハワイへの渡航では、日本から持ち込めない物品がいくつか定められています。
トラブルを避けるために、出発前には以下を持ち込まないように必ずチェックしておきましょう。
ハワイを含むアメリカでは、病害虫や家畜伝染病の流入を防ぐために、肉製品や生の果物・野菜の持ち込みが厳しく制限されています。
ビーフエキスやチキンエキスを含むレトルト食品やカップ麺、カレールウなども没収対象になる場合があります。
具体的には以下の通りです。
区分 | 具体例 |
肉製品 | 生肉、加工肉(ハム・ソーセージ・ビーフジャーキーなど) |
卵・乳製品 | 卵、生乳、チーズ、バター |
果物・野菜 | リンゴ、オレンジ、バナナ、トマトなどの生鮮食品 |
加工食品 | カップ麺やレトルト食品に含まれる肉エキス・卵成分 |
禁止品であっても税関申告書で申告していれば没収のみで済みますが、未申告の場合は高額な罰金を科される可能性があります。
航空機内への安全対策の一環として、ガスボンベや殺虫剤、ペンキ、防水スプレーなどの可燃性スプレーや液体は全面的に持ち込み禁止です。
機内の気圧変化による爆発や発火の危険があるためです。
ただし、化粧用のヘアスプレーや制汗剤、医薬品の冷却スプレーなどは例外的に持ち込み可能で、1容器あたり0.5L以下・合計2L以下という制限の範囲で預け荷物に入れられます。
必ず容量を確認し、航空会社の規定を事前にチェックしておきましょう。
ハワイは独自の生態系をもつため、動植物やそれらを原料とした製品の持ち込みも厳しく制限されています。
具体的には以下の通りです。
区分 | 具体例 |
動物 | ・ペット(犬・猫・鳥など) ・未加工の動物製品 |
植物 | ・植物 ・花の種や球根 ・苗木 |
動植物製品 | ・昆虫 ・生鮮の肉製品 ・未加工の木材・竹製品・藁製品 |
加工品(条件付き) | ・検疫証明がない自然素材製品 ・未処理のドライフラワーなど |
植物、花の種や球根、昆虫、生鮮の肉製品や未加工の動物製品などはすべて禁止です。
お土産として持ち帰りたくなる自然素材の品も、検疫証明書がなければ没収されます。
正規の店舗で加工・梱包された商品を選ぶのが安心です。ハワイの自然を守るためにも、ルールを守って買い物をしましょう。
ここでは、ハワイ旅行への出発前に知っておくと安心できる代表的な質問とその答えを整理しました。
ハワイはキャッシュレス化が進んでおり、支払いの大半はクレジットカードで問題ありません。そのため、大量の現金は不要ですが、チップ文化があるため少額紙幣は必須です。
7泊程度ならひとりあたり50〜100ドルを目安に、1ドル札と5ドル札を中心に準備すると安心です。出発前に日本で両替しておくと、到着直後からスムーズに対応できます。
基本的に、肉エキスを含む食品や生の果物・野菜は持ち込み禁止です。未開封のスナック菓子やせんべい、飴などは持ち込める場合があります。
ただし、未申告で禁止品が見つかると高額な罰金が科される可能性があるため、必ず税関申告書に正直に記入するようにしましょう。
処方薬は元の容器に入れたまま持参し、可能なら英文の診断書や薬剤証明書を医師に発行してもらうと安心でしょう。
液体薬やインスリン注射は例外的に機内持ち込み可能ですが、保安検査で申告してください。
必ず機内持ち込み用のバッグに入れ、スーツケースには入れないようにしましょう。紛失やロストバゲージで薬が手元に届かない事態を防ぐためです。
ハワイ滞在中は、地図アプリやSNS、現地情報の検索など、安定したインターネット接続が欠かせません。
ここでは、ハワイ旅行中に便利な3つのインターネット接続方法について解説します。
スマホに内蔵されたSIM機能を利用するeSIMは、手続きがシンプルで身軽に旅行したい人に最適です。
オンラインで事前購入し、QRコードを読み込むだけで利用開始できます。物理SIMカードの差し替えが必要ない点も魅力で、紛失リスクがないのも安心材料になるでしょう。
トリファ(trifa)のeSIMはハワイ旅行にもおすすめです。専用アプリでプランを選ぶだけでQRコード不要で設定可能、7日間1GBが790円程度からと料金もリーズナブルです。eSIMをハワイで利用するならトリファの利用を検討してみてはどうでしょうか。
関連記事:海外旅行はeSIMがおすすめ!メリット・デメリットや利用手順を紹介
eSIM非対応の端末を使っている人や、物理SIMカードの差し替えに慣れている人には物理SIMカードがおすすめです。
Amazonなどで事前購入でき、現地でも空港やABCストアで購入可能です。設定はシンプルですが、日本で使用していた物理SIMカードを紛失しないよう、ケースなどで保管しましょう。
関連記事:物理SIMカードとは?仕組み・対応端末・メリット・設定方法まで解説
複数人で旅行する場合は、1台で複数端末を同時接続できるレンタルWi-Fiがコスパの面でおすすめです。
ルーターと接続することで複数人で同時にインターネットを利用でき、スマホとタブレットを同時接続できたりします。
ただし、常に持ち歩く必要があり、充電切れで全員が通信できなくなるリスクがあります。
グループ旅行では、レンタルWi-Fiを用意しつつ、それぞれがeSIMや物理SIMカードを用意するのが安心です。
関連記事:海外旅行はWi-FiレンタルとSIMカードどっちがいい?選び方やおすすめの通信方法も解説
ハワイ旅行で便利な通信手段の中でも、とくに初心者や英語に不安がある人には「トリファ(trifa)」のeSIMがおすすめです。
日本企業が運営しており、購入から設定、トラブル対応まで日本語で完結するため安心感が抜群です。専用アプリからプランを選んで購入し、QRコード不要で設定できる手軽さも、ユーザーに支持されています。
ハワイ旅行での通信手段に悩んでいて、物理SIMカードの紛失リスクや、Wi-Fiルーターを持ち運ぶ手間などを避けたい場合は、スマホひとつで利用できるトリファ(trifa)のeSIMをぜひ検討してみてください。
ライター
トリファ編集部
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