バリ島は1年を通して温暖な熱帯気候ですが、乾季と雨季で旅の快適さが大きく変わります。せっかくの旅行を晴天で楽しみたい、混雑や雨を避けたい、サーフィンや観光をしっかり満喫したい。そんな希望に合わせて時期を選ぶことが、バリ島旅行を成功させる鍵になります。 この記事では、バリ島のベストシーズンを月別の気温・降水量データとともに整理します。3月のニュピ(静寂の日)や6月のガルンガンといったヒンドゥー祭事の日程、サーフィンや観光に最適な時期、航空券・ホテル料金が高騰するハイシーズンまで網羅的に解説します。 旅の目的や予算に合わせて、自分にとってのベストシーズンを見つけてください。
目次

バリ島は熱帯モンスーン気候に属し、4〜10月の乾季と11〜3月の雨季の2つの季節があります。観光のベストシーズンは乾季のなかでも特に5〜9月で、晴天が続き湿度も比較的低く過ごしやすいのが特徴です。
年間を通して気温は20〜32℃の範囲で推移し、寒さを感じることはほとんどありません。一方で雨季は短時間にまとまった雨(スコール)が降ることが多く、観光プランが崩れやすい季節です。
まず押さえておきたいポイントを以下にまとめます。
乾季は南東からの貿易風が吹き、湿度が下がって過ごしやすくなります。8月の月間降水量はわずか15mm程度で、ほぼ雨を気にせず観光できます。海も穏やかで、マリンスポーツやサンセットを存分に楽しめる季節です。
雨季は北西モンスーンの影響で湿った空気が流れ込み、午後を中心にスコールが発生します。1日中雨が降り続くことは少ないものの、1月の月間降水量は350mm前後と乾季の20倍以上に達します。
バリ島のベストシーズンは「何を優先するか」で変わります。天候を優先するなら7〜9月、コストを優先するなら4〜6月や10月、混雑回避なら雨季の1〜2月が候補になります。
以下のh2で月別の気候データと目的別のおすすめ時期を詳しく見ていきます。

バリ島の月別気候データを把握しておくと、服装の準備や観光計画が立てやすくなります。気温は年間を通じて大きく変化しませんが、降水量は月ごとに大きく差があります。
以下はバリ島(デンパサール周辺)の月別気候データです。
月 | 最高気温 | 最低気温 | 降水量 | 湿度 |
|---|---|---|---|---|
1月 | 30.8℃ | 24.8℃ | 350mm | 82% |
2月 | 31.0℃ | 24.8℃ | 280mm | 81% |
3月 | 31.1℃ | 24.8℃ | 215mm | 81% |
4月 | 31.2℃ | 24.8℃ | 90mm | 81% |
5月 | 30.7℃ | 24.5℃ | 75mm | 80% |
6月 | 29.9℃ | 24.1℃ | 70mm | 79% |
7月 | 29.2℃ | 23.8℃ | 50mm | 78% |
8月 | 29.2℃ | 23.5℃ | 15mm | 77% |
9月 | 30.1℃ | 23.6℃ | 40mm | 78% |
10月 | 31.1℃ | 24.4℃ | 90mm | 79% |
11月 | 31.7℃ | 25.0℃ | 150mm | 80% |
12月 | 31.0℃ | 25.1℃ | 290mm | 81% |
気温は年間を通して20〜32℃と安定していますが、乾季の7〜8月は朝晩がやや涼しく感じられます。逆に雨季は湿度が80%超で蒸し暑さを感じやすい季節です。
乾季は降水量が15〜90mmの範囲に収まり、晴天日が多くなります。8月は月間降水量わずか15mm前後で、年間で最も雨が少ない月です。湿度も77〜80%と雨季より下がり、過ごしやすさが増します。
夕方以降は風が涼しく感じられることもあり、長袖の薄手の羽織りがあると安心です。日中の日差しは強いため、日焼け止めとサングラスは必携です。
雨季は月間降水量が150〜350mmに達し、特に1月は最も雨が多くなります。雨は午後〜夜にかけて短時間降ることが多く、午前中は晴れているケースも珍しくありません。
雨季は緑が美しく、観光地が比較的空いている穴場時期でもあります。スコール対策として折りたたみ傘やレインジャケットを準備し、屋内で楽しめるスパやマッサージを組み合わせると充実した旅になります。

バリ島のベストシーズンは旅の目的によって異なります。サーフィンや観光、ハネムーンなど、目的別に最適な時期を整理します。
バリ島はサーファーの聖地として知られ、季節によってベストなポイントが変わります。乾季の5〜9月は西海岸(ウルワツ・チャングー・パダンパダン等)に貿易風が吹き、世界クラスのスウェルが入る最高のシーズンです。
雨季の11〜3月は東海岸(サヌール・ヌサドゥア・クラマス)が好条件になります。風向きが変わるため、季節に合わせてポイントを選ぶのがコツです。初心者向けには風が穏やかで波がコンスタントな4月や10月のショルダーシーズンもおすすめです。
寺院巡りやウブドの棚田散策、クタやスミニャックでのショッピングを目的とするなら、晴天が続く5〜9月が最適です。雨に濡れず歩き回れるため、ロケーションフォトやインスタ映えも狙いやすくなります。
ただし7〜9月は欧米からの観光客も増え、人気スポットは混雑します。比較的空いている時期を狙うなら5〜6月や10月が狙い目です。
プライベートヴィラでゆったり過ごすハネムーンには、晴天率が高く湿度も低めの6〜8月がベストです。プールサイドやサンセットディナーを存分に楽しめます。
11月や3月の雨季入り・雨季明けの境目はホテル料金が下がりやすく、コスパ重視のハネムーンにも向いています。

バリ島はヒンドゥー教徒が多く、独自の祭事が観光に影響を与えることがあります。特にニュピ(静寂の日)は外出禁止になるため、旅行日程を組む際は必ず確認しましょう。
2026年のニュピは3月19日(木)です。3月19日午前6時から3月20日午前6時までの24時間、島全体が静寂に包まれ、観光客もホテルから外出が禁止されます。空港もこの日は閉鎖されるため、フライトの予約には注意が必要です。
ニュピ前夜(2026年3月18日)には「オゴオゴ」と呼ばれる巨大な張り子人形のパレードが各地で行われ、これ自体は観光客にとっても見ごたえがあります。
ガルンガンは祖先が地上に降り立つ日とされ、2026年は6月17日です。10日後のクニンガン(2026年6月27日)は祖先を見送る日で、この期間は街中に「ペンジョール」と呼ばれる竹の装飾が飾られ、独特の雰囲気が楽しめます。
ガルンガン前後はバリ人が帰省するため、寺院やレストランの営業時間が変動することがあります。
2026年は祝日の並びの関係で、3月16日〜25日がインドネシアの大型連休と重なります。ニュピの3月19日を含むこの期間は国内外からの観光客で混雑するため、ホテル予約は早めに行うのが安心です。

バリ島旅行の費用は、渡航時期によって2倍以上の差が出ることもあります。航空券・ホテルの相場を把握して、賢く時期を選びましょう。
日本発バリ島行きの航空券相場は、通常期で約11〜13万円ですが、ハイシーズンには大きく跳ね上がります。
時期 | 航空券相場(往復) |
|---|---|
ゴールデンウィーク | 約19万円 |
お盆(8月中旬) | 約20万円 |
年末年始 | 約16〜22万円 |
通常期(4〜6月・10〜11月) | 約11〜13万円 |
ホテル料金もハイシーズンは1.5〜2倍に高騰し、人気リゾートは数ヶ月前から予約が埋まります。
気候が安定していて費用も抑えられるのは、ゴールデンウィークを除く4〜6月と10〜11月上旬です。乾季のメリットを享受しつつ、混雑とコストを避けられるバランスの良い時期です。
8月でもお盆期間(8月10日〜18日頃)を外せば、上旬や下旬は約11〜12万円で渡航できるケースもあります。
人気リゾートやヴィラは特に乾季の予約が早く埋まる傾向にあります。渡航時期が決まったら、3〜6ヶ月前にはフライトとホテルを押さえておくと、選択肢が広がり料金も抑えやすくなります。

バリ島では地図アプリでの移動、配車アプリ(GrabやGojek)、SNSへの投稿など、スマートフォンの通信が観光体験を大きく左右します。空港到着後すぐに使える通信手段を、出発前に準備しておくのが安心です。
バリ島で使える通信手段は主に以下の3つです。
なかでも近年主流になっているのが、SIMカードの差し替え不要で使える「eSIM」です。
eSIMはスマートフォン本体に直接書き込まれるデジタルSIMで、出発前にアプリで購入してQRコード読み取りやワンタップでインストールできます。物理SIMの差し替えが不要なため、日本のSIMを抜かずにそのまま使え、帰国後の入れ替え忘れの心配もありません。
バリ島の空港は到着後の移動で混雑しがちなので、現地SIM購入の手間を省けるeSIMは特に便利です。
海外eSIMアプリのトリファ(trifa)は、利用者No.1の海外eSIMアプリで、全世界200カ国に対応しています。アプリでプランを選んで購入すれば、現地到着と同時にデータ通信が使えます。
出発前に必ず以下を確認しておきましょう。
バリ島は観光客向けの通信環境が整っていますが、移動中に圏外になることもあります。事前準備を済ませておけば、現地で慌てることなくスムーズに行動できます。

バリ島のベストシーズンは乾季の5〜9月、特に晴天と低湿度を求めるなら7〜9月が最適です。一方で、混雑回避やコスパ重視なら4〜6月や10月、雨季の穴場狙いなら1〜2月といった選び方もあります。
2026年のニュピ(3月19日)やガルンガン(6月17日)といったヒンドゥー祭事の日程、ハイシーズンの航空券相場も踏まえて、自分の旅の目的に合った時期を選んでください。
渡航が決まったら、現地での通信手段の準備も忘れずに。海外eSIMアプリのトリファ(trifa)を使えば、出発前にアプリでプランを購入し、バリ島到着と同時に快適な通信環境を確保できます。

ライター
トリファ編集部(海外旅行の準備・現地情報担当)
海外旅行におけるベストシーズン、持ち物、現地で気をつけることなど、海外旅行の準備と現地情報を初心者にもわかりやすくまとめています。内容は必要に応じてトリファの現地スタッフへのヒアリングを行い、現地の状況も踏まえて整理しています。あわせて季節・制度・営業時間など変わりやすい情報は、公的機関や交通機関・施設の一次情報を確認し、変更があれば記事へ反映します(記事内に最終更新日を明記)。