グアムは日本から飛行機でわずか3時間半ほどで到着できる、もっとも身近なリゾート地のひとつです。ただし、近年の円安と現地のインフレで「思ったより物価が高い」と感じる旅行者が増えています。 グアムの通貨はアメリカと同じ米ドル(USD)です。2026年8月時点では1米ドル=159〜160円前後で推移しており、数年前と比べて日本円換算の負担が大きくなっています。 この記事では、スーパーマーケットや外食、交通費、ホテル代、観光・チップ文化など、グアムの物価をジャンル別に日本と比較しながら解説します。記事内の日本円換算は、わかりやすさを重視して1米ドル=160円を目安にしています。 出発前に現地の価格帯を把握して、無駄な出費を避けながら旅行を楽しみましょう。
目次

グアムの食費を知るうえで欠かせないのが、スーパーマーケットやコンビニの価格帯です。観光客に人気のKマートやペイレススーパーマーケット、タモン地区に多数展開するABCストアを中心に、日常的な品目の値段を見ていきましょう。
滞在中によく購入する飲料やスナック類の価格は以下のとおりです。
商品 | 現地価格 | 日本円換算(約) | 日本の目安 |
|---|---|---|---|
ミネラルウォーター(500ml) | 0.59〜1.39ドル | 90〜220円 | 80〜150円 |
ローカルビール(缶1本) | 1.39〜2.59ドル | 220〜410円 | 200〜250円 |
ポテトチップス(1袋) | 4.99ドル | 約800円 | 200〜300円 |
バナナ(1ポンド・約450g) | 1.19ドル | 約190円 | 200〜300円 |
チャモロクッキー(1箱) | 6.99ドル | 約1,120円 | ー |
ペイレススーパーマーケットなどの大型スーパーは、ABCストアと比べると同じ商品でも10〜20%ほど安い傾向があります。長めに滞在するときや、家族連れで水・飲料をまとめ買いしたいときは、スーパーで一度にそろえるのが経済的です。
Kマートはグアム最大級のディスカウントストアで、お土産用のチョコレートや雑貨を安く入手できます。たとえばマカデミアナッツチョコレートの定番セットは、Kマートで13.99ドル(約2,240円)前後で販売されています。
ビールはペイレススーパーマーケットでハイネケン缶6本が8.25ドル(約1,320円)、バドライト缶10本が16.99ドル(約2,720円)など、まとめ買いするとお得です。一方、ABCストアはタモン地区のホテル前に集中し、24時間に近い営業時間で便利な半面、価格は全体的に高めです。
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タモン地区のドンドンドンキ(ドン・キホーテ)や日系スーパーでは、日本食材も入手できます。おにぎりは1.99〜4.99ドル(約320〜800円)、ドンキ名物のポケ丼は8.99ドル(約1,440円)程度です。
日本では100〜200円で買えるおにぎりが2〜4倍の価格になることもあり、円安の影響を最も体感しやすい品目のひとつです。長期滞在中に和食が恋しくなった際には便利ですが、コストを抑えたい場合は現地のローカルフードを楽しむのがおすすめです。
グアムの外食費は、日本と比べると全体的に1.5〜2倍ほど高めです。アメリカ式のチップ文化や人件費の高さが価格に反映されており、特にホテルレストランでの食事は出費がかさみがちです。
グアムにはアメリカ系のファストフードチェーンが充実しています。代表的なメニューの価格帯を見てみましょう。
メニュー | 現地価格 | 日本円換算(約) | 日本の目安 |
|---|---|---|---|
KFCチキン2ピース | 5.25ドル | 約840円 | 500〜700円 |
タコベル(コンボ) | 8.38ドル〜 | 約1,340円〜 | ー |
パンダエクスプレス(プレート) | 10.90〜13.90ドル | 約1,745〜2,225円 | ー |
チャーリーズサンドイッチ | 7.99ドル〜 | 約1,280円〜 | ー |
フードコートのプレートランチ | 12〜18ドル | 約1,920〜2,880円 | 800〜1,200円 |
日本のマクドナルドやモスバーガーで1,000円以下に収まるランチが、グアムでは1,550〜2,100円ほどかかるイメージです。フードコートのプレートランチはボリュームが大きいので、シェアして食べると割安に感じられるでしょう。
レストランで席に着いて食事をする場合、ランチとディナーで価格帯が異なります。
食事のタイプ | 1人あたりの目安 | 日本円換算(約) |
|---|---|---|
カジュアルレストラン(ランチ) | 15〜25ドル | 約2,400〜4,000円 |
カフェ(ラテ+軽食) | 10〜15ドル | 約1,600〜2,400円 |
ローカルレストラン(ディナー) | 25〜45ドル | 約4,000〜7,200円 |
ホテルレストラン(ディナー) | 45〜70ドル | 約7,200〜11,200円 |
ステーキハウス(ディナー) | 60〜100ドル | 約9,600〜16,000円 |
ここに後述するチップ(料金の15〜20%)と税が加わるため、メニュー表の価格よりも実際の支払いは1〜2割増しになります。家族4人でホテルレストランのディナーを楽しめば、合計で3〜5万円程度になるケースも珍しくありません。
外食費を抑えたい場合は、ショッピングセンター内のフードコート、ローカル食堂、テイクアウトを組み合わせるのが定番です。
なお本記事は、現地で実際に払う「1品あたりの値段」に絞って解説しています。航空券やホテルを含めた旅行全体の総額を組み立てたい場合は、日程別・人数別のシミュレーションをまとめた次の記事が参考になります。
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グアムは公共交通機関が限定的で、観光客は赤いシャトルバスやタクシー、配車アプリ、レンタカーを使い分けるのが一般的です。それぞれのおおよそのコストを把握しておきましょう。
タモン地区のホテル街と主要観光スポットを結ぶ「赤いシャトルバス(Red Guam Shuttle)」は、観光客の移動の主役です。タクシーはメーター制で、初乗りからやや高めの設定になっています。
交通手段 | 料金の目安 | 日本円換算(約) |
|---|---|---|
赤いシャトルバス(1回券・大人) | 7ドル | 約1,120円 |
赤いシャトルバス(1日券・大人) | 15ドル | 約2,400円 |
赤いシャトルバス(1日券・子供6〜11歳) | 7ドル | 約1,120円 |
タクシー初乗り | 2.40ドル+最初の1マイル4ドル | 約1,020円 |
タクシー追加料金 | 1/4マイルまたは2分ごとに0.80ドル | 約130円 |
空港〜タモン地区(タクシー) | 20〜30ドル | 約3,200〜4,800円 |
赤いシャトルバスは1日に複数回利用するなら1日券が圧倒的にお得です。ホテルから「Tギャラリア」「マイクロネシアモール」「Kマート」など主要スポットを巡る場合、1日券があれば追加料金なしで何度も乗り降りできます。
タクシー利用時は、後述するチップ(料金の10〜15%)も含めて予算に組み込んでおきましょう。配車アプリ「Stroll(ストロール)」も普及しており、タクシーより安く利用できる場合があります。
グアムは右側通行のアメリカ式です。レンタカー会社が定める年齢条件(多くは21歳以上)を満たせば、日本の運転免許証だけで入国から30日以内は運転できます(国外運転免許証は不要です)。海岸線をドライブしたい人や、家族連れで移動量が多い人には便利な選択肢です。
移動手段 | 料金の目安 | 日本円換算(約) |
|---|---|---|
コンパクトカー(1日) | 約7,500円〜 | 7,500円〜 |
ミドルクラス(1日) | 約10,000〜15,000円 | 10,000〜15,000円 |
ジャパンレンタカー(24時間) | 38ドル〜 | 約6,080円〜 |
ガソリン代 | 1ガロンあたり約5〜6ドル | 約800〜960円(約3.8L分) |
保険料や追加運転手の登録などオプション費用は別途必要です。タモン地区周辺のみで観光が完結するならシャトルバスで十分ですが、北部のリティディアンビーチや南部のイナラハン天然プールまで行きたい場合はレンタカーの方が時間を有効に使えます。
グアムでスマートフォンをそのまま日本のキャリア回線で使うと、海外パケット通信料は1日2,000〜3,000円ほどかかるのが一般的です。出費を抑えるには、現地SIMカードやWi-Fiルーター、eSIMの活用が有効です。
通信手段 | 料金の目安 | 日本円換算(約) |
|---|---|---|
日本キャリア海外パケット定額 | 1日約980〜2,980円 | 980〜2,980円 |
Wi-Fiルーターレンタル(1日) | ー | 約1,000〜2,000円 |
eSIM(短期データプラン) | 数ドル〜 | 数百円〜 |
ホテル・カフェの無料Wi-Fi | 無料 | 無料 |
なかでもアプリダウンロード数No.1の海外eSIMアプリ「トリファ」は、日本語アプリから事前にグアム用のデータプランを購入でき、Wi-Fiルーターのレンタル代と比べてコストを抑えられます。物価の高いグアムでは、通信費を節約できる手段を選ぶと滞在予算に余裕が生まれます。
関連記事:グアム旅行のベストシーズンはいつ?月別気候・目的別おすすめ時期を徹底解説

グアムの宿泊費は、選ぶホテルのグレードや時期によって大きく変動します。タモン地区のビーチフロントホテルが観光客に人気ですが、エコノミー系の宿やコンドミニアムも選択肢として増えています。
タモン地区のホテルを中心に、グレード別の1泊あたりの目安をまとめました。
ホテルのグレード | 1泊あたりの目安 | 主な特徴 |
|---|---|---|
エコノミー(3つ星) | 13,000〜18,000円 | 街中ホテル、ビーチまで徒歩 |
スーペリア(4つ星) | 15,000〜30,000円 | プール完備、設備充実 |
デラックス(5つ星) | 25,000〜40,000円 | ビーチフロント、複数のレストラン |
ヒルトン グアム リゾート&スパ | 33,000円〜 | 4つの屋外プール、フルサービススパ |
ラグジュアリー | 40,000円〜 | プライベートビーチ、スイート中心 |
ハイシーズン(夏休み・年末年始・ゴールデンウィーク)は同じホテルでも料金が1.5〜2倍に跳ね上がります。一方、4月や11月はオフシーズンで比較的安く泊まれる時期です。
家族や友人グループでの滞在では、キッチン付きのコンドミニアムも選択肢になります。アルパンビーチタワーなど、全室にキッチンや洗濯乾燥機を備えた長期滞在向けの物件が複数あります。
ペイレススーパーマーケットで食材を買い込んで自炊すれば、外食費を大幅に節約できます。子連れの旅行や1週間以上の滞在では、ホテル+外食よりトータルコストを抑えやすくなります。
ホテル予約サイトは早期予約割引やセール、平日と週末の価格差を比較できるため、出発の2〜3カ月前から複数サイトをチェックしておくと、価格差を見つけやすくなります。
また、グアムではホテル料金とは別に「ホテル税(Tax)」やリゾート手数料が加算される場合があります。表示金額だけで判断せず、合計金額(Total)まで確認してから予約しましょう。
食事や交通費以外にも、グアムでは観光やマリンアクティビティ、チップなどの出費が発生します。事前に把握しておくことで、現金やクレジットカードの準備にも役立ちます。
グアムは透明度の高いビーチを活かしたマリンアクティビティが豊富です。代表的な体験の料金は以下のとおりです。
アクティビティ | 料金の目安 | 日本円換算(約) |
|---|---|---|
シュノーケリングツアー(半日) | 60〜100ドル | 約9,600〜16,000円 |
体験ダイビング | 100〜180ドル | 約16,000〜28,800円 |
イルカウォッチング | 60〜100ドル | 約9,600〜16,000円 |
ココパームガーデンビーチ(1日券) | 2026年8月時点で休業中(再開時期未定) | ー |
美術館・歴史博物館 | 無料〜10ドル | 無料〜約1,600円 |
オプショナルツアーは現地の旅行会社や日本の旅行サイトから予約でき、早割や複数アクティビティのセット割引も用意されています。プランによって送迎や保険の有無が変わるため、申し込み前に内容を比較しましょう。
グアムはアメリカ領のため、日本にはないチップ文化があります。レストランや一部サービスでは、メニューに表示された金額に加えて支払う必要があります。
シーン | チップの目安 |
|---|---|
レストラン(着席) | 料金の15〜20%(標準) |
タクシー・配車アプリ | 料金の10〜15% |
ホテルのベッドメイク | ベッド1台につき1〜2ドル/日 |
ベルボーイ(荷物運び) | 荷物1個につき1〜2ドル |
ルームサービス | 料金の10〜15% |
観光地のレストランでは、伝票に「Service Charge(サービス料)」が10〜15%程度すでに含まれていることがあります。その場合は重ねて満額のチップを払う必要はないため、伝票の内訳を必ず確認しましょう。
チップは硬貨ではなく紙幣で渡すのがマナーです。1ドル札・5ドル札を多めに用意しておくと、いざというときに困りません。
グアムのレストランやホテルでは、表示価格に税金やサービス料が加算されるケースが多くあります。会計時に「思ったより高い」と感じる旅行者が少なくありません。
グアム政府はBPT(Business Privilege Tax、現地の事業税)を採用しており、商品の表示価格に税金が含まれているケースもあれば、別途加算されるケースもあります。レシートを確認する習慣をつけておくと安心です。
また、ホテルでは1泊あたりのリゾート料金や駐車料金などが別途請求される場合があります。予約時の総額にこれらが含まれているか、必ず明細を確認しましょう。
グアムの物価が日本と比べて高めに感じられる背景には、いくつかの構造的な要因があります。理由を知っておくと、出費の予測も立てやすくなります。
グアムは島国で、生活物資の多くをアメリカ本土・日本・東南アジアからの輸入に頼っています。船便や航空便の輸送コストが価格に上乗せされるため、同じ商品でもアメリカ本土や日本で買うより高くなる傾向があります。
とくに生鮮食品や日用品は、店頭価格に物流費が反映されやすい品目です。観光客の多いエリアでは、利便性を理由にさらに価格が高めに設定されることもあります。
グアムはアメリカ準州であり、最低賃金や時給はアメリカ式の水準に近い設定です。レストランの料金が高めに見える背景には、人件費の高さがあります。
加えて、チップ文化があるため、料金にサービス料が含まれるか別途加算される構造です。日本のように「サービス料込み・チップ不要」の感覚で会計をすると、想定より2〜3割高い支払いになることがあります。
2026年8月時点で1米ドル=159〜160円前後と、数年前の1ドル=110円台と比べて日本円換算の負担は大幅に増えています。さらにアメリカ全体のインフレで現地価格そのものも上昇傾向にあり、日本人旅行者は「円安×インフレ」のダブルで割高感を覚えやすい状況です。
ただし、グアムは航空券が比較的安く、フライト時間も短いというメリットがあります。航空券・ホテル・通信などを早めに手配して固定費を抑えれば、現地での出費は工夫次第でコントロールできます。

グアムの物価は日本と比べてやや高めですが、価格帯を事前に押さえておけば、無駄な出費を避けて計画的に旅行を楽しめます。スーパーの活用、フードコート中心の食事、赤いシャトルバスの1日券など、ちょっとした工夫で出費を抑えることは十分可能です。
快適なグアム旅行には、現地でのスマートフォンの通信環境も欠かせません。地図アプリでの移動、レストランの検索、為替レートのチェック、Uber代わりの配車アプリなど、旅行中のあらゆる場面でインターネットが必要になります。
アプリダウンロード数No.1の海外eSIMアプリ「トリファ」なら、アプリをダウンロードして簡単な設定をするだけで、グアム到着後すぐにインターネットが使えます。物理SIMカードの交換やWi-Fiルーターの持ち歩きは不要で、24時間対応の日本語サポートもあるため、海外eSIMが初めての方でも安心です。
物価が気になるグアム旅行だからこそ、通信手段は手軽で確実な方法を選んで、限られた予算と時間を有効に使いましょう。

ライター
トリファ編集部(海外旅行の準備・現地情報担当)
海外旅行におけるベストシーズン、持ち物、現地で気をつけることなど、海外旅行の準備と現地情報を初心者にもわかりやすくまとめています。内容は必要に応じてトリファの現地スタッフへのヒアリングを行い、現地の状況も踏まえて整理しています。あわせて季節・制度・営業時間など変わりやすい情報は、公的機関や交通機関・施設の一次情報を確認し、変更があれば記事へ反映します(記事内に最終更新日を明記)。
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