香港旅行の費用を調べると、同じ2泊3日でも記事によって8万円台から18万円台までばらつきがあります。これは香港の物価そのものが揺れているわけではなく、記事ごとに置いている前提が違うために起きています。 総額で一番差がつくのは航空券です。LCCか大手の直行便か、どの空港から出発するかで、往復の航空券代だけで数万円の差が出ます。誰と行くかによっても、1人あたりの宿泊費が変わります。 航空券の前提別の総額早見表と、一人旅・2人旅・家族4人のディズニー旅行の3つの予算モデルに、自分の条件を当てはめてみてください。現金の用意やカード払いの手数料のように、見落としやすい費用の目安も載せています。 本文中の金額は、1HKD=20円のレートで換算しています(2026年8月時点の実勢レートを基準に設定)。実際の支払い時のレートとは差が出ることがあります。
目次

香港旅行の総額は、航空券の前提をどこに置くかで数万円単位で変わります。航空会社の種類と出発空港を先に決めると、総額の目安を絞り込めます。
総額を見積もる前に、次の4点を確認しておきましょう。
総額に含めたのは、航空券・宿泊・食費・現地交通・観光・通信・保険の7費目です。お土産代は含めていません。宿泊は1人あたり、標準的なクラスのホテルを想定しています。
日数 | LCC利用の総額目安 | 大手直行便利用の総額目安 | 総額に含めた費目 |
|---|---|---|---|
1泊2日 | 7万〜9万円程度 | 11万〜13万円程度 | 航空券・宿泊・食費・現地交通・観光・通信・保険 |
2泊3日 | 9万〜11万円程度 | 13万〜15万円程度 | 航空券・宿泊・食費・現地交通・観光・通信・保険 |
3泊4日 | 11万〜13万円程度 | 15万〜17万円程度 | 航空券・宿泊・食費・現地交通・観光・通信・保険 |
4泊5日 | 12万〜15万円程度 | 16万〜19万円程度 | 航空券・宿泊・食費・現地交通・観光・通信・保険 |
LCCと大手直行便の差額はどの日数でも4万円前後ですが、日数が増えるほど総額に占める航空券代の割合は小さくなります。1泊2日のような短い日程ほど、どの航空券を選ぶかで総額が大きく変わります。
香港への直行便は、羽田・成田・関西・中部・福岡・那覇のほか、新千歳・仙台・石垣などからも出ています。就航している航空会社が多い空港ほど、航空券代は下がりやすくなります。
出発空港 | 直行便・LCC就航の有無 | 往復航空券の目安 | 備考(時間帯・乗継など) |
|---|---|---|---|
羽田 | 大手(キャセイパシフィック航空)とLCC(香港エクスプレス)が直行運航 | 7万〜14万円程度 | 深夜発着の便が多く、到着後すぐに1日を使える日程を組みやすい |
成田 | 大手と複数社(香港エクスプレス・グレーターベイ航空・ジェットスター・ジャパン)が直行運航 | 5万〜13万円程度 | 直行便を運航する航空会社が多い |
関西 | 大手と複数社が直行運航 | 5万〜13万円程度 | 複数社が競合するため運賃の動きが大きい |
中部 | 大手とLCC(香港エクスプレス)が直行運航 | 6万〜13万円程度 | 羽田・成田・関西ほど便数は多くない |
福岡 | 大手(キャセイパシフィック航空は2026年夏ダイヤで増便)、LCC、グレーターベイ航空(2026年3月就航)が直行運航 | 6万〜12万円程度 | 便数はダイヤ改正ごとに変わるため早めの確認が必要 |
那覇 | LCC(香港エクスプレス)、香港航空、グレーターベイ航空(季節運航)が直行運航 | 5万〜10万円程度 | 季節限定便があるため、旅行時期によって選択肢が変わる |
表の航空券の目安は直行便の通常期の幅で、LCCのセールや早期予約ではこれより安くなることがあります。就航状況や便数は時期によって変わります。航空券を探す前に、各航空会社の公式サイトで最新の運航スケジュールを確認してください。
比較サイトごとの総額の差は、主に次の4つの前提の違いから生まれます。
前提の違い | 安く出る前提 | 高く出る前提 |
|---|---|---|
航空券 | LCC利用 | 大手直行便利用 |
ホテル代の数え方 | 1室の料金を人数で割った1人あたりの金額 | 1人1室・1泊あたりの金額 |
為替レートの時点 | 円高だった時期のレートで計算 | 円安が進んだ時期のレートで計算 |
含める費目 | お土産やディズニーの入場料を含めない | お土産やディズニーの入場料を含める |
自分が見ている総額がどの前提に近いかを確認すると、他の記事の数字と比べやすくなります。
費用だけで見ると、香港は宿泊費が高くつきやすい都市です。中心部に近いホテルほど1泊の料金が上がりやすく、そのぶん総額も高くなります。
一方で、ローカルの麺店や飲茶の店で食事をしたり、オクトパスを使って地下鉄やトラムで移動したりすれば、食費と現地交通費は抑えられます。高いと感じたときは、まず宿泊エリアやホテルのクラスから見直してみてください。
治安面の不安から「やめたほうがいいか」を迷っている場合は、費用とは別の判断材料が必要です。
香港の治安は大丈夫?危険エリアと防犯対策を最新版で徹底解説【2026年】

総額は航空券の前提だけでなく、誰と行くかでも変わります。ホテル1室を何人で割れるか、子供料金が使えるかどうかで、1人あたりの金額が変わります。
予算モデルは、いずれも2泊3日を基準にした次の3つです。
一人旅で費用を切り詰めるなら、航空券・宿泊・食費のすべてを下限に寄せる組み方になります。
費目 | 金額の目安 | 前提(宿・航空券・食事の選び方) |
|---|---|---|
航空券 | 3万〜4万円程度 | LCC往復、早期予約 |
宿泊 | 6,000〜10,000円程度(2泊計) | ゲストハウスのドミトリーまたは個室 |
食費 | 4,000〜6,000円程度(2泊3日計) | ローカルの麺店・食堂中心 |
現地交通 | 1,000〜1,500円程度 | MTR・トラム中心、オクトパス利用 |
観光 | 0〜2,000円程度 | 無料エリア中心、有料施設は最小限 |
通信・保険 | 1,500〜2,500円程度 | eSIMまたは格安プラン、保険は最低限 |
合計(2泊3日) | 4万2,500〜6万2,000円程度 | 上記の積み上げ |
この下限を実現するには、深夜発着のLCCや相部屋のドミトリーを受け入れる必要があります。到着後すぐ観光に動きたい人は、少し予算を上げて個室や時間帯の良い便を選ぶほうが無理がありません。
2人旅では、ホテル1室を2人で割れることが一人旅との大きな違いになります。下の表では、1人あたりの金額と2人合計の金額を分けています。
費目 | 1人あたりの目安 | 2人合計の目安 | 前提 |
|---|---|---|---|
航空券 | 4万〜6万円程度 | 8万〜12万円程度 | LCCまたは大手直行便、2人分 |
宿泊 | 9,000〜15,000円程度(2泊計) | 18,000〜30,000円程度(2泊計) | 中級ホテルの1室を2人で利用 |
食費 | 8,000〜14,000円程度 | 16,000〜28,000円程度 | ローカル〜中級レストランを使い分け |
現地交通 | 1,500〜2,500円程度 | 3,000〜5,000円程度 | オクトパス利用、一部タクシー併用 |
観光 | 3,000〜6,000円程度 | 6,000〜12,000円程度 | 有料施設を1〜2カ所 |
通信・保険 | 2,000〜3,000円程度 | 4,000〜6,000円程度 | eSIM・海外旅行保険 |
合計(2泊3日) | 6万3,500〜10万500円程度 | 12万7,000〜20万1,000円程度 | 上記の積み上げ |
他の記事の総額と比べるときは、1人あたりと2人合計のどちらで書かれているかを先に確かめてください。ホテル代だけで見ると、1人あたりの金額は1室の金額のおよそ半分です。
香港観光は回り方が9割|定番スポットと移動・時間割の上手な組み立て方
子連れ家族の総額は、香港ディズニーランドの入場料をどのティアの日付で買うかで変わります。チケットは日付ごとに4段階のティアに分かれていて、ティア1(オフピーク)が最も安く、ティア4(最も混み合う時期)が最も高くなります。
費目 | 大人1人 | 子供1人 | 家族4人合計 | 前提(子供の年齢・チケット日付区分) |
|---|---|---|---|---|
航空券 | 4万5,000〜7万円程度 | 3万〜5万円程度 | 15万〜24万円程度 | 大手直行便、子供は座席利用の割引運賃を想定 |
宿泊 | - | - | 4万8,000〜8万円程度(2泊計) | ファミリールームまたは隣接する2室 |
ディズニー入場料 | 約1万3,000〜1万9,000円程度 | 約1万〜1万4,000円程度 | 約4万6,000〜6万6,000円程度 | 3〜11歳が子供料金。日付のティア(1〜4)により変動 |
食費 | 6,000〜10,000円程度 | 4,000〜7,000円程度 | 2万〜3万4,000円程度 | ローカル〜中級店を併用 |
現地交通・観光 | 2,000〜4,000円程度 | 1,500〜3,000円程度 | 7,000〜1万4,000円程度 | オクトパス利用、一部タクシー併用 |
通信・保険 | 2,000〜3,000円程度 | 1,000〜2,000円程度 | 6,000〜1万円程度 | 家族分のeSIM・保険 |
合計(2泊3日) | - | - | 約27万7,000〜44万4,000円程度 | 大人2人・子供2人(3〜11歳)の4人家族 |
4人分になると、ディズニーの入場料はティアの違いだけで数万円単位の差になります。日付を決める前に、公式サイトのチケットページで各日のティアを確認しておきましょう。

総額の大半を占めるのは航空券と宿泊ですが、残りの費目も選び方次第で数千円から数万円の差が出ます。
差が出やすいのは、主に次の4つです。
パッケージツアーやダイナミックパッケージで航空券とホテルをまとめて予約するか、別々に手配するかは、価格だけでなく変更・キャンセルのしやすさにも差が出ます。
予約方法 | 価格の傾向 | 変更・キャンセルの条件 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
セット予約(ツアー・ダイナミックパッケージ) | 個別に探すより総額が抑えられる傾向にあるとされる | 航空券分とホテル分を別々に取り消せない組み合わせが多く、取消料も一体で発生することがある | 日程と宿泊エリアがすでに決まっている人 |
個別予約(航空券とホテルを別々に手配) | セット予約より高くなる傾向があるが、セール時期に当たれば逆転することもある | 航空券・ホテルそれぞれの規約に従って個別に変更・キャンセルできる | 日程変更の可能性がある人、宿泊先を自由に選びたい人 |
日程が固まっているならセット予約、予定が変わる可能性があるなら個別予約、という分け方で考えると選びやすくなります。
香港国際空港から市内への主な移動手段は、エアポートエクスプレス・空港バス・タクシーの3つです。往復で使うと数千円の差になるので、予算に入れておきましょう。
移動手段 | 片道料金(HKD/円) | 所要時間 | 往復割などの割引 | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|
エアポートエクスプレス(オクトパス利用) | HK$73〜120程度/約1,500〜2,400円 | 約13〜24分 | 2〜4人同時購入でグループ割引(最大42%引き) | 荷物が多く最短時間で市内に着きたい人 |
エアポートエクスプレス(単程票・紙の乗車券) | HK$130程度(香港駅まで)/約2,600円 | 約24分 | 上記と同じグループ割引が利用可能 | 複数人で移動するグループ |
空港バス(A系統) | HK$35〜40程度/約700〜800円 | 約45〜90分 | - | 料金を抑えたい人、時間に余裕がある人 |
タクシー | HK$300〜400程度(市内中心部まで)/約6,000〜8,000円 | 約40〜60分 | - | 荷物が多い人、深夜早朝に到着する人 |
エアポートエクスプレスの運賃は2025年6月に改定されているため、それ以前の情報とは金額が違う場合があります。2人以上で移動するなら、グループ割引の対象になるかも確かめてください。
食事やMTRなどの個別の単価を1つずつ積み上げるより、節約型・標準型・ゆとり型の3段階で1日あたりの配分を決めてしまうほうが、予算組みは早く済みます。
費目 | 節約型(1日) | 標準型(1日) | ゆとり型(1日) |
|---|---|---|---|
食費 | 2,000〜3,000円程度 | 5,000〜7,000円程度 | 10,000円以上 |
交通費 | 500〜1,000円程度 | 1,000〜2,000円程度 | 3,000円以上 |
観光費 | 0〜1,000円程度 | 2,000〜4,000円程度 | 5,000円以上 |
節約型はオクトパスでの移動とローカル食に絞った配分、ゆとり型はタクシー移動と有料施設を複数回る配分です。食事やMTRなど品目ごとの単価まで知りたい場合は、こちらの記事が参考になります。
【2026年版】香港の物価は高い?食費・交通費・宿泊費を徹底比較
通信手段は、日数が延びるほど費用の増え方に差が出ます。
手段 | 費用のかかり方(日数による増え方) | 準備するタイミング | 向いている人 |
|---|---|---|---|
eSIM | 日数・データ容量に応じたプラン料金が積み上がるが、1日あたりの単価は上がりにくい | 出発前にアプリやオンラインで購入・設定を完了できる | 身軽に移動したい人、複数台持ちたくない人 |
レンタルWi-Fi | レンタル日数分の日額料金が積み上がり、延泊すると割高になりやすい | 出発前に予約し、空港などで受け取る | 複数人・複数端末でデータを共有したい人 |
国際ローミング | 契約プランによっては日数に応じて高額になりやすい | 契約している携帯会社でそのまま使える | 普段の電話番号を維持したい人 |
フリーWi-Fi | 無料だが対応エリアが限られ、速度や安定性にばらつきがある | 現地到着後にその都度接続 | 通信量を最小限に抑えたい人 |
延泊するかもしれない人や身軽に動きたい人は、eSIMを軸に考えると費用の増え方を抑えやすくなります。トリファのような海外eSIMなら、プランの購入から設定まで出発前に終えられます。

「香港旅行が安い時期」を調べると、記事によって挙げている月がまちまちです。これは、航空券が高くなる理由とホテル代が高くなる理由が別々に動いているために起きています。
高い時期と安い時期は、次の3つに分けて確認できます。
航空券の値上がりは、日本側の連休と、香港・中国側の連休の、どちらと重なるかで起きます。
時期 | 航空券の傾向 | 高くなる理由(日本側/香港・中国側の連休) |
|---|---|---|
年末年始(12月28日頃〜1月3日頃) | 通常期より大きく上がりやすい | 日本側の年末年始休暇と重なるため |
春節(旧正月。2027年は2月6日が元日) | 直行便は早い段階で満席・高額化しやすい | 香港・中国本土側の大型連休と重なるため |
ゴールデンウィーク(4月29日頃〜5月5日頃) | 通常期より上がる傾向 | 日本側のゴールデンウィークと重なるため |
夏休み(7月中旬〜8月) | 連休ほどの急騰はないが、高め傾向が続く | 日本の学校の長期休暇と重なるため |
国慶節(10月1日〜10月7日) | LCCも含めて値上がりしやすい | 中国本土からの旅行者が集中するため |
日本の連休と香港・中国の連休は日付がずれることが多いため、どちらの連休に当たるかを先に確認すると、値上がりの理由が見えてきます。
ホテル代は連休よりも、香港貿易発展局(HKTDC)などが主催する大型見本市の開催時期に影響されます。
時期・イベント | ホテル代の傾向 | 高くなる理由 |
|---|---|---|
1月下旬(教育・キャリア関連の見本市など) | 会期中はビジネス客需要でホテル代が上がりやすい | 香港会議展覧中心で大型見本市が開催されるため |
3月〜4月(ジュエリーフェア・エレクトロニクスフェア・ギフト見本市など) | 春の見本市シーズンは1年の中でもホテル代が上がりやすい時期の一つ | 複数の国際見本市が連続して開催され、海外からのビジネス客が集中するため |
8月〜9月(食品博覧会など) | 夏休みの観光需要と見本市需要が重なりやすい | 大型見本市の開催が重なる時期にあたるため |
見本市の日程は年によって前後するため、宿泊日を決める前に香港貿易発展局の公式カレンダーで会期を確認しておきましょう。
航空券もホテルも高くなりにくいのは、連休と見本市のどちらからも外れる時期です。
時期 | 航空券 | ホテル | 気候・注意点 |
|---|---|---|---|
6月 | 連休から外れるため比較的下がりやすい | 春の見本市が一巡した後で落ち着く時期 | 梅雨明け前後で降水量が多く、台風が発生し始める |
9月下旬〜11月上旬 | 連休から外れる期間は下がりやすい | 10月中旬〜下旬の見本市会期を外せば落ち着きやすい | 台風シーズンの終盤に当たるため、予定変更に備えておく |
1月中旬〜2月上旬(春節直前まで) | 春節に向けて値上がりする直前は比較的落ち着く | 見本市の会期を外せば落ち着きやすい | 一年で最も気温が低く乾燥する時期 |
安い時期を選ぶ場合も、台風などで予定が変わる可能性は見込んでおきましょう。月別の気候や服装まで含めて計画したい場合は、こちらの記事も読んでみてください。
香港のベストシーズンはいつ?月別気候と目的別のおすすめ時期を解説

香港はキャッシュレス化が進んだ都市ですが、現金しか使えない場面はまだ残っています。カードの手数料や両替手数料といった、総額に入れ忘れやすい費用もあります。
支払いまわりで押さえておきたいのは、次の4点です。
2026年4月からタクシーへの電子決済導入が義務化されましたが、場面によって対応状況にはまだ差があります。
場面 | 現金 | オクトパス | クレジットカード・スマホ決済 |
|---|---|---|---|
流しタクシー | 使える | 使える場合が増えている | 使える場合が増えているが運転手による |
屋台・市場 | 使える、店によっては必須 | 店により対応にばらつき | 対応している店は限られる |
ミニバス(緑バス・赤バス) | 緑バスはオクトパス・一部電子決済、赤バスは現金が基本 | 緑バスは対応、赤バスは非対応の場合が多い | 基本的に非対応 |
スーパー・コンビニ | 使える | 使える | 使える |
レストラン(中級以上) | 使える | 店により対応にばらつき | 使える |
キャッシュレスだけで済ませる前提は避け、少額の現金を持っておくと無難です。
現金で払う前提を、屋台・市場・ミニバスなど現金のみの場面に絞ると、用意する額はそれほど大きくなりません。
日数 | 現金の目安(HKD) | 円換算 | 前提(現金で払うもの) |
|---|---|---|---|
2泊3日 | 400〜600HKD程度 | 約8,000〜12,000円程度(1HKD=20円換算) | 屋台・市場・ミニバスなど現金のみの場面に限定 |
3泊4日 | 600〜900HKD程度 | 約12,000〜18,000円程度(1HKD=20円換算) | 同上 |
オクトパスやカードで払える場面まで現金で見積もると、必要以上に両替することになります。
オクトパスには、物理カードとスマホ版があり、初期費用と返金の仕組みが違います。
種類 | 初期費用・デポジット | チャージ方法 | 残高・デポジットの返金 | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|
スタンダード・オンローンカード(物理) | HK$200程度(利用可能額HK$150+デポジットHK$50) | 空港・MTR各駅の窓口や自動チャージ機、コンビニで現金チャージ | 出発前にMTR窓口等で申請可能(HK$1,000未満は即日、以上は後日) | 現金でシンプルに管理したい人 |
ソールド・ツーリストオクトパス(物理、返金不可) | カード代は返金不可、利用可能額のみ使い切る前提 | 同上 | カード代は返金されない。残高のみ返金できる場合がある | 滞在が短く、返金の手続きを省きたい人 |
スマホ版(Apple Payのオクトパスなど) | HK$150以上(初回チャージHK$100以上+デポジットHK$50) | アプリ上でクレジットカード等からチャージ | 発行から90日以内の返金は手数料がかかる場合がある | 対応端末を持っていて身軽に管理したい人 |
オンローンカードを選ぶ場合は、出発前にMTR窓口などで返金する時間を見込んでおきましょう。
カードや現金を用意する段階では見えにくい手数料が、支払い方法ごとに発生します。
支払い方法 | かかる手数料の種類 | 手数料の目安 | 注意点 |
|---|---|---|---|
カード払い | 海外事務手数料(国際ブランドの為替手数料+カード会社の手数料) | 1.6〜4.5%程度(カード会社・ブランドにより差がある) | 決済時に日本円換算を選ぶDCCは不利なレートになりやすいため、現地通貨(HKD)での決済を選ぶ |
海外キャッシング | 利息、ATM設置会社の手数料 | カードごとに異なるため事前確認が必要 | 早めに繰り上げ返済すると利息を抑えられる場合がある |
日本での両替 | 両替手数料(レートに上乗せ) | 両替所・銀行により差がある | 出発前に両替しておくと現地での両替の手間が省ける |
現地両替所 | 手数料(レートに上乗せ) | 場所により差が大きい | 空港や観光地の両替所はレートが不利になりやすい |
カードと現金のどちらを使う場面が多いかによって、トータルでかかる手数料は変わります。カードの選び方から見直したい場合は、こちらの記事をご覧ください。
海外旅行のクレジットカード完全ガイド|選び方・手数料・安全対策まで

旅行の費目の中でも、通信は出発前に準備を終えておける項目です。
香港に着いてから真っ先に使うのは、地図アプリと配車アプリです。空港から市内への移動手段を選ぶ段階で、もう通信が必要になります。
トリファはアプリダウンロード数No.1の海外eSIMアプリ(2025年4月〜2026年3月、AppTweak調べ、iOS/Android合算)で、200以上の国と地域に対応しています。出発前にアプリで申し込みと設定を終えておけば、空港に着いた時点でオクトパスのスマホ版や配車アプリをそのまま使い始められます。
香港は、当局の規制によりeSIM利用時にパスポート情報とeSIM番号の登録が義務づけられている地域です。現地の通信事業者のサイトで外国語の登録フォームを入力するのは、旅行前の負担になりがちです。
トリファはこの実名認証にも対応しており、パスポートを撮影して送るだけでアプリ内で手続きが完了します。登録した情報は次回の香港旅行でも使えるため、2回目以降はさらに手間が減ります。
香港からマカオや深圳まで足を延ばす旅程を組む人も少なくありません。マカオや中国本土は香港とは別の通信ネットワークで運用されているため、香港向けのプランがそのまま使えるとは限りません。
複数の国や地域を移動する旅程を組む場合は、立ち寄る先ごとにプランが対応しているかを、出発前にアプリや公式サイトで確認しておきましょう。

ライター
トリファ編集部(海外旅行の準備・現地情報担当)
海外旅行におけるベストシーズン、持ち物、現地で気をつけることなど、海外旅行の準備と現地情報を初心者にもわかりやすくまとめています。内容は必要に応じてトリファの現地スタッフへのヒアリングを行い、現地の状況も踏まえて整理しています。あわせて季節・制度・営業時間など変わりやすい情報は、公的機関や交通機関・施設の一次情報を確認し、変更があれば記事へ反映します(記事内に最終更新日を明記)。
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