関西在住の方にとって、関空(関西国際空港)から韓国への旅行はもっとも身近な海外旅行のひとつです。フライト時間は約2時間と短く、就航している航空会社や便数も多いため、思い立ったらすぐに計画できる距離感が魅力です。 一方で、いざ予約しようとすると「どの航空会社を選べばいいのか」「ソウルでも仁川と金浦はどう違うのか」「LCCは第2ターミナル発着で良いのか」など、迷うポイントは意外と多くあります。料金やアクセス手段も季節・時間帯によって幅があり、事前の情報整理が旅費と当日のスムーズさを大きく左右します。 この記事では、関空から仁川・金浦・釜山・済州の各空港への直行便情報、航空券の相場感、関西エリアから関空までの主なアクセス手段、ターミナル選びと出国手続きまで、関西発の韓国旅行を計画するときに押さえておきたい情報を順を追ってまとめました。
目次

関空から韓国への直行便は、ソウル(仁川・金浦)・釜山・済州の主要4空港を結ぶ路線が中心です。フルサービスキャリアからLCCまで複数の航空会社が乗り入れており、便数も多いため、出発時間や予算に合わせて柔軟に選べます。
このセクションでは、就航している主な航空会社と、関空発着の韓国路線の全体像を整理します。
関空-ソウル仁川線は、関空発の韓国路線のなかでも特に便数が多い基幹路線です。FlyTeamの時刻表データによると、9社・26便が設定されており、利用しやすい路線です。
運航している主な航空会社は次のとおりです。
なお、関空-仁川線にJAL・ANAは就航していません。フルサービスキャリアを希望する場合は大韓航空またはアシアナ航空が候補になります。LCCでは早朝・深夜便を運航しているピーチが価格面で選ばれることが多い印象です。
また、大韓航空とアシアナ航空は2024年12月にアシアナが大韓航空の子会社となり、2026年12月17日に統合が予定されています。統合後はアシアナ航空ブランドが段階的に消滅していくため、予約時には最新のブランド表記と便名を航空会社公式サイトで確認してください。
ソウル金浦空港は市街地に近く、明洞や江南などソウル中心部までのアクセスが仁川より短いことが特徴です。関空-金浦線は2025年4月10日にピーチが運航を開始し、選択肢が広がりました。
FlyTeamの時刻表データでは大韓航空・アシアナ航空・チェジュ航空の3社・7便が掲載されており、これに2025年4月10日に運航を開始したピーチ・アビエーションが加わり、現在は4社で運航されています。
金浦線は仁川線に比べると便数は少ないものの、ソウル中心部での滞在時間を長く確保したい旅行スタイルとは相性が良い路線です。
ソウル以外の韓国都市へも、関空からは直行便が出ています。釜山(金海空港・PUS)はビジネス・観光どちらの需要も多く、関空-釜山線は複数のLCCが運航しています。
主な就航航空会社は次のとおりです。
釜山線はLCC同士の競合が活発で、繁忙期を外せば1万円台後半から航空券が見つかる路線です。済州線は便数が限られるため、繁忙期は早めの予約が安心です。
関空から韓国の主要都市までは、いずれもフライト時間が短く、日帰りに近い感覚で渡航できます。早朝便・深夜便を活用すれば、限られた休みでも現地での滞在時間を最大化できます。
ここでは、路線ごとのフライト時間と1日あたりの便数の目安をまとめます。
関空-ソウル仁川線のフライト時間は、往路(関空発)が約2時間、復路(仁川発)が約1時間50分です。最短便では大韓航空の関空発1時間55分、ピーチの仁川発1時間40分という記録もあります。
FlyTeamに掲載されている時刻表ベースで、1日あたり9社・合計26便が設定されており、早朝0時台から夜23時台まで幅広い時間帯に出発便があります。早朝便を選べば、ソウルに昼前に着いて初日からたっぷり観光できるスケジュールが組みやすくなります。
関空-金浦線のフライト時間は、仁川線とほぼ同じ約2時間です。便数はFlyTeam時刻表ベースで大韓・アシアナ・チェジュの3社・1日合計7便に、2025年4月就航のピーチ・アビエーションが加わる構成で、仁川線に比べると選択肢は限られますが、午前11時台や夕方〜夜にかけての便が中心となっています。
金浦空港はソウル市街地まで地下鉄5号線・9号線で30〜40分とアクセスが良く、市内ホテルにチェックインしてから動き出すまでの時間を短縮できます。フライト時間に大きな差がないため、便の時間帯とホテルの場所で仁川・金浦を使い分ける選び方が現実的です。
関空-釜山(PUS)線のフライト時間は約1時間30分前後と、韓国路線のなかでも最短クラスです。複数のLCCが1日数便を運航しており、平日昼間の便はビジネス利用、夜便は観光客の利用が多い傾向にあります。
関空-済州(CJU)線はティーウェイ航空が1日1往復を運航しています。済州島まで直行便で行けるルートは日本国内でも限られているため、関空発は関西からアクセスする際の貴重な選択肢になります。
関空から韓国行きの航空券は、季節・航空会社・予約タイミングによって料金が大きく変動します。LCCを中心に選べば、繁忙期を外したタイミングで2万円前後の往復航空券も狙えます。
ここでは、トラベルコ掲載の料金データをもとに、関空発韓国行きの相場感と予約のコツを整理します。
トラベルコの集計データによると、関空発韓国行きの直近の最安値は次の水準です(諸税込・往復・大人1名、2026年5月時点で確認)。
行き先 | 月別最安値の例 | 備考 |
|---|---|---|
ソウル仁川(ICN) | 17,020円(6月) | 直行便最安も同水準 |
釜山(PUS) | 19,013円(6月) | LCC各社の競合で変動大 |
済州(CJU) | 33,319円(6月) | 便数が限られるため割高傾向 |
料金がもっとも安くなりやすいのは梅雨〜真夏前(6月〜8月の閑散期)と、年明けすぐの1月後半などです。一方、4月の桜シーズンやゴールデンウィーク、年末年始は料金が上がりやすく、4〜5月は片道4万円台後半の例も確認できます。
ピーチ・チェジュ航空・ジンエアー・ティーウェイ航空・エアプサンなどLCC各社は、早割や深夜便でとくに安い航空券を出すことが多く、最安値帯はほぼLCCで占められます。
一方、大韓航空・アシアナ航空のフルサービスキャリアは、機内サービスや受託手荷物の扱いを含めた総額で比較すると、繁忙期にはLCCとの差が縮まる場合があります。手荷物が多い旅行や、深夜便を避けたい場合はフルサービスキャリアも検討の価値があります。
航空券の比較では、トラベルコ・スカイスキャナー・Tripなどの横断検索サイトを使うと、複数航空会社の料金とフライト時間を一度に比較できます。検索時のポイントは次のとおりです。
この予約の段階で、現地で使う通信手段(eSIM)の準備までセットで計画しておくと、出発直前にあわてずに済みます。海外eSIMアプリのトリファ(trifa)であれば、出発前に韓国プランをアプリで購入しておき、現地到着後に電源を入れるだけで通信が始まる手軽さがあります。利用者No.1の海外eSIMアプリとして韓国でも利用されており、関空発の弾丸旅行とも相性のいい準備の仕方です。

関空までのアクセス手段は、出発地と荷物の量、早朝・深夜便かどうかで選び方が変わります。鉄道2路線(南海・JR)とリムジンバスが主な選択肢で、それぞれに料金と所要時間のメリットがあります。
ここでは、関西の主要エリアから関空までの代表的なアクセス手段を整理します。
南海ラピートは、なんば駅から関西空港駅までを直通で結ぶ特急列車です。所要時間は約38分です。2026年4月1日に特急料金が改定され、紙のきっぷとチケットレスサービスで料金が異なります。なんば〜関西空港の運賃と料金の組み合わせは次のとおりです。
合計はレギュラーシートでチケットレス1,520円・紙のきっぷ1,670円、スーパーシートでチケットレス1,730円・紙のきっぷ1,880円が目安です。なお特急列車内で購入する場合は一律300円の車内加算料金が発生します。
南海公式の「関空トク割ラピートきっぷ」を使うと、なんば・新今宮・天下茶屋・堺駅からの片道がレギュラーシート1,560円、スーパーシート1,740円で利用できます。デジタル版もあり、窓口に並ばずスマートフォンで購入できる点が便利です。
JR特急はるかは、京都駅・新大阪駅・天王寺駅などから関西空港駅までを結ぶ特急列車です。大阪駅から関空までの所要時間は約50分で、自由席利用の場合は片道2,380円程度(運賃+特急料金)が目安です。京都・新大阪方面から動く場合は、はるかのほうが乗り換えが少なく便利です。
関西国際空港のリムジンバスは、京都・大阪駅・神戸三宮など、関西の主要ターミナルから関空まで直行で結ぶ路線が運行されています。関西空港交通の公式サイトに掲載されている主な路線の片道運賃は次のとおりです。
出発地 | 関空までの片道運賃 |
|---|---|
京都駅・高速京田辺 | 2,800円 |
大阪駅前(梅田) | 1,800円 |
神戸三宮・六甲アイランド | 2,200円 |
リムジンバスは大型のスーツケースを預けてそのまま乗れるため、荷物が多い家族旅行・グループ旅行と相性が良い手段です。一方、渋滞の影響を受けやすいため、ピーク時間帯は鉄道との所要時間差にも注意してください。
関空発の早朝便(6時台出発など)や深夜便(23時台出発など)を利用する場合、鉄道・バスの始発・終発が便に間に合わないことがあります。とくにピーチが運航する早朝便・深夜便は、関空着の前泊や前夜入りが現実的な選択肢になります。
関空には24時間営業のラウンジや仮眠スペースのある施設もあり、深夜便利用者向けの動線が整っています。事前に空港内の仮眠環境や前泊ホテルを調べておくと、出発当日に困りません。
関空には第1ターミナル(T1)と第2ターミナル(T2)があり、利用する航空会社によって発着ターミナルが異なります。第2ターミナル発着の便を選ぶ場合は、移動時間を見越したスケジュール組みが欠かせません。
このセクションでは、ターミナルの違いと出国手続きの基本動線を整理します。
第1ターミナルは、フルサービスキャリアと多くのLCCが発着する関空の中心ターミナルです。大韓航空・アシアナ航空・ジンエアー・ティーウェイ航空・エアプサン・エアソウル・イースター航空の関空-韓国便はT1からの発着が中心です。
第2ターミナルは、ピーチ・アビエーションとチェジュ航空、中国系の春秋航空が発着するLCC専用ターミナルです。免税店やレストランも備えていますが、規模はT1より小さく、シンプルな動線が特徴です。
ピーチを利用する場合は、関空-韓国路線も第2ターミナル発着になります。「LCCはとにかく安いT2発」と覚えておくと迷いません。
関西空港駅から第2ターミナルへは、エアロプラザを経由する無料シャトルバスで移動します。所要時間は約7〜9分で、便数も多めですが、ピーク時は混雑するため、シャトル待ち時間も含めて余裕を持って動くことが大切です。
第2ターミナルにはT1にあるラウンジは設置されていません。出発前にラウンジ利用を考えている場合は、T1側で済ませてから移動するか、T2では一般の飲食店や売店で時間を調整するスタイルになります。
出国手続きはチェックイン→保安検査→出国審査の順で進みます。第2ターミナルの保安検査では、待ち時間を短縮する「スマートセキュリティ」が導入されており、複数レーンで荷物検査とボディチェックを並行して処理できます。
手続きのポイントは次のとおりです。
出国手続きまで終えたら、現地で使う通信や決済の準備状況を最終チェックしておくと、到着後すぐに動けます。

関空から韓国までは2時間ほどの短いフライトで、思い立ったらすぐに出発できる距離感が大きな魅力です。一方で、現地での通信手段は出発前に準備しておかないと、空港でWi-Fiルーターを借りたり高額なローミングを使ったりすることになりがちです。
そんなときに便利なのが、海外eSIMアプリのトリファ(trifa)です。アプリで韓国プランを購入してインストールしておけば、関空を出発する前に通信の準備が完了し、現地到着後はそのままスマートフォンを使い始められます。
トリファは利用者No.1の海外eSIMアプリで、全世界200カ国に対応しています。韓国プランは1GB・3GB・5GB・10GB・20GB・30GB・80GB・無制限の8段階から選べ、3日・7日・15日・31日・60日と滞在日数に合わせたプランが用意されています。短い週末旅行から長期滞在まで、関空発韓国旅行のスタイルに合わせて選べる柔軟さがあります。
設定は最短3分で完了し、24時間365日の日本語チャットサポートに対応しています。万が一の繋がらないトラブルがあっても、滞在中に日本語スタッフへ相談できる安心感は、初めての韓国旅行の方にも頼りになります。
App Store評価4.6・国内eSIMアプリDL数No.1(2024年5月〜2025年4月、Sensor Tower調べ)の実績があり、まとめ買いで最大10%OFFになる機能や、家族アカウント機能(最大7名まで)も用意されています。家族・友人グループでの旅行にも使いやすい構成です。
関空から韓国への旅行を計画している方は、航空券・アクセス手段の準備とあわせて、現地の通信手段も出発前に整えておくと、到着後のストレスをぐっと減らせます。

ライター
トリファ編集部(海外旅行の準備・現地情報担当)
海外旅行におけるベストシーズン、持ち物、現地で気をつけることなど、海外旅行の準備と現地情報を初心者にもわかりやすくまとめています。内容は必要に応じてトリファの現地スタッフへのヒアリングを行い、現地の状況も踏まえて整理しています。あわせて季節・制度・営業時間など変わりやすい情報は、公的機関や交通機関・施設の一次情報を確認し、変更があれば記事へ反映します(記事内に最終更新日を明記)。