韓国旅行を計画している方の中には、「入国カードはオンラインで申請する必要があるの?」「紙のカードはもう使えないの?」と疑問を感じている方も多いのではないでしょうか。 2026年1月1日から、韓国の入国手続きは原則として電子化され、紙の入国カードは廃止されました。代わりに「e-Arrival Card(電子入国申告書)」のオンライン申請が必要となっています。 この記事では、e-Arrival Cardのオンライン申請手順や必要な情報、申請可能期間、K-ETAとの違い、住所入力でつまずきやすいポイント、修正方法までをわかりやすく解説します。 韓国到着後の入国審査をスムーズに進めるためにも、出発前にぜひ最後までチェックしてみてください。
目次
2026年1月1日以降、韓国に入国するすべての外国人は、原則として「e-Arrival Card(電子入国申告書)」のオンライン申請が必要になりました。これまで機内などで配布されていた紙の入国カードは廃止され、入国手続きは完全にデジタル化されています。
ここではまず、変更の背景と新しい仕組みの全体像を整理します。

韓国では2025年2月に電子入国申告(e-Arrival Card)の運用が始まり、2026年1月1日からは紙の入国カードが原則として廃止されました。空港の入国審査場で紙のカードを記入する従来の方式は終了し、現在はオンライン申請が標準となっています。
航空会社の機内で配布される紙の入国カードも順次配布が止まっており、韓国到着前にスマートフォンやパソコンから事前申告を済ませておくのが基本の流れです。
なお、2025年中に渡航した方の体験談を参考にすると古い情報に行き当たることがあるため、必ず最新の公式情報を確認するようにしましょう。
e-Arrival Cardの対象になるのは、韓国に入国するほぼすべての外国人です。観光・出張・親族訪問など、入国目的を問わず原則として申請が必要になります。
一方で、有効なK-ETA(韓国電子渡航許可)を所持している人は、e-Arrival Cardの提出が免除されます。また、韓国国籍者やAPECビジネストラベルカード保持者なども対象外となります。
日本国籍の旅行者は、2026年12月31日までK-ETAの取得が免除されているため、多くの方はK-ETAではなくe-Arrival Cardを申請するルートになる点を押さえておきましょう。
e-Arrival Cardをオンラインで事前申告しておく最大のメリットは、入国審査の時間短縮です。空港到着後に記入時間を確保する必要がなく、混雑する到着便でもスムーズに審査列に並べます。
紙のカードのように記入ミスで書き直すこともなく、自宅のWi-Fi環境でゆっくり情報を入力できるのも利点です。家族旅行の場合は、最大9人まで一括で申請できるため、代表者がまとめて手続きを進められます。
ここでは、韓国の電子入国申告(e-Arrival Card)を実際に申請する手順を、公式サイトの流れに沿って解説します。所要時間は1人あたり5〜10分程度です。
申請は公式サイト「e-arrivalcard.go.kr」からのみ無料で行えます。手数料を請求する第三者サイトは公式ではないため、URLを必ず確認してから手続きしてください。
まずパソコンまたはスマートフォンのブラウザから、公式サイト「https://www.e-arrivalcard.go.kr」にアクセスします。トップページで言語選択ができるため、日本語に切り替えると入力ミスを減らせます。
個人申告と団体申告の選択画面が表示されたら、家族や友人と一緒に申請する場合は団体申告を選びましょう。スマートフォンからは最大9人まで、パソコンからは最大1,000人まで一括で申請可能です。
なお、画面の指示は日本語化されていますが、住所などの入力欄では韓国語または英語での入力が求められます。
申請を進めると、個人情報の利用に関する同意画面が表示されます。内容を確認のうえチェックを入れて次に進みましょう。
メールアドレスは申請完了通知や受付番号の受信に使われるため、確実に受信できるアドレスを登録します。スマートフォンで普段使っているGmailや、キャリアメールなど好きなアドレスで問題ありません。
メール認証コードが届いたら入力して、本人確認を完了させます。
次にパスポートの顔写真ページをアップロードします。アップロードが完了すると、氏名・生年月日・パスポート番号などの基本情報が自動で読み取られます。
読み取りが正しく行われたかを必ず目視で確認し、誤りがあれば手動で修正してください。特にミドルネームのスペルや、パスポート番号の英数字に注意しましょう。
スマートフォンのカメラで撮影する場合は、影や反射で文字が読みにくくならないよう、明るい場所で平らに置いて撮影するのがおすすめです。
続いて、入国日・出国予定日・利用するフライトの便名と出発空港、韓国での滞在先住所を入力します。出国便の便名は任意項目のため、未定の場合は空欄でも問題ありません。
滞在先は、ホテル名と韓国語または英語表記の住所を入力します。複数のホテルに泊まる場合は最初に宿泊する施設を、宿泊が決まっていない場合は初泊予定地を記入すれば問題ありません。
最後に渡航目的(観光・出張など)を選択し、入力内容を確認して送信します。
送信が完了すると、画面に受付番号が表示され、登録したメールアドレスにも申請完了通知が届きます。入国審査で提示を求められることは基本的にありませんが、念のため画面のスクリーンショットや確認メールを保存しておくと安心です。
受付番号は、後から入力内容を修正する際にも必要になります。メールアドレスとあわせて控えておきましょう。
ここまでで基本の申請手順は完了です。実際に申請してから現地で困らないために、申請可能期間や住所入力など、つまずきやすいポイントを整理しておきます。
e-Arrival Cardは、韓国到着予定時刻の72時間前(3日前)から申請可能です。提出された申告は提出から72時間で自動的に無効になるため、フライト直前ではなく出発前日や当日朝に余裕を持って申請するのがおすすめです。
申請が遅れて72時間を過ぎてしまった場合は、再度新しい申告を行えば問題ありません。万一ネット環境が不安な場合に備えて、空港のWi-Fiでも申請できるよう、公式サイトのURLをブックマークしておくと安心です。
住所入力欄では、全角数字や日本語と英語の混在によってエラーが起きやすい仕様になっています。半角英数字または韓国語のみで入力するのが基本です。
ホテルの住所がわからない場合は、予約サイトに記載された英語表記の住所をそのままコピーペーストすると確実です。NAVERマップなどで宿泊先を検索し、英語住所を確認するのも一つの方法です。
候補住所が表示されない場合は、ホテル名だけでも入力すれば審査時に問題視されることはほとんどありません。

申請後に内容を修正したい場合は、入国審査前であれば公式サイトの照会・修正ページから変更できます。受付番号とメールアドレスでログインし、滞在先や出国予定日などを更新しましょう。
ただし、到着日の変更は元の申告から3日以内の範囲でしか修正できない点に注意が必要です。航空券の日程が大きく変わった場合は、新規申請を行うほうが確実です。
氏名やパスポート番号など、個人を特定する情報の修正には制限があるため、入力時のダブルチェックを心がけましょう。
韓国の入国手続きには、e-Arrival Cardとは別に「K-ETA(韓国電子渡航許可)」という制度があります。両者は混同されやすいですが、目的も申請タイミングも異なるため、違いを整理しておきましょう。

K-ETAは「韓国に渡航してよいか」を事前に審査するための電子渡航許可制度で、入国前に審査が行われます。一方、e-Arrival Cardは「入国時に申告する情報をオンライン化したもの」で、審査ではなく入国カードの提出にあたります。
つまり、K-ETAは渡航前のビザに近い制度、e-Arrival Cardは入国カードの電子版という位置づけです。両方とも事前にオンラインで手続きする点は共通していますが、役割はまったく異なります。
K-ETAは申請料が必要で、申請から審査結果が出るまでに時間を要します。原則として、渡航の72時間以上前までに申請しておく必要があります。
e-Arrival Cardは無料で申請できます。事前審査がないため、到着の3日前から到着直前まで好きなタイミングで申請可能です。出発前日や当日朝でも対応できる手軽さがあります。
申請料金や審査の有無を考えると、e-Arrival Cardのほうが負担の少ない手続きと言えます。
日本国籍の旅行者は、2026年12月31日までK-ETAの取得が免除されています。そのため、観光や90日以内の短期出張で訪問する場合は、K-ETAではなくe-Arrival Cardの申請が必要です。
もしK-ETAを取得済みであれば、e-Arrival Cardの提出は免除されます。K-ETAは取得から3年間有効なので、過去に取得した方は有効期限を確認しておくとよいでしょう。
どちらの制度も今後変更される可能性があるため、渡航前には外務省や公式サイトで最新情報を確認しておくと安心です。
e-Arrival Cardの申請が完了したら、当日は通常通りに韓国へ向かいます。ここでは、空港到着から入国審査までの流れを解説します。
紙の入国カードが廃止されたため、機内で記入する書類は基本的にありません。電子申告を済ませている場合は、機内ではゆっくり過ごしながら到着を待つだけです。
ただし、税関申告書については従来通り紙の用紙を使うケースが多いため、申告対象の物品を持ち込む場合は機内で記入しておくとスムーズです。免税範囲内の旅行者であれば、税関申告書も省略できる場合があります。
空港到着後は外国人専用の入国審査列に並び、パスポートと航空券(または搭乗券の控え)を提示します。e-Arrival Cardの受付番号の提示は基本的に求められませんが、念のためメールやスクリーンショットをすぐ見せられるようにしておくと安心です。
審査官から滞在先や滞在日数について質問されることがあるため、ホテル名や帰国便の日付などを答えられるよう準備しておきましょう。指紋採取と顔写真の撮影が行われ、問題がなければ入国スタンプが押されます。
入国審査を通過したら、まず通信手段を整えるのがおすすめです。e-Arrival Cardの受付メールやホテル予約情報をすぐ確認できるよう、空港でWi-FiやSIMの設定を済ませておきましょう。
海外用のeSIMを事前に設定しておけば、到着後すぐにスマートフォンで地図アプリや翻訳アプリを使えます。WOWPASSや交通系ICカードの登録、タクシーアプリのインストールなど、現地で必要な準備もスムーズに進められます。
空港のフリーWi-Fiは混雑しやすいため、自分のスマートフォンで安定した通信環境を確保しておくと、入国直後の動きが格段に楽になります。
韓国到着後の通信を快適にするなら、海外eSIMアプリ「トリファ(trifa)」の利用がおすすめです。出発前にアプリでプランを購入し、設定しておけば、韓国の空港に着いた瞬間からインターネットに接続できます。

トリファは日本にいる間にアプリからeSIMを購入・設定できるため、到着後に空港のSIMカウンターを探す必要がありません。韓国に到着して機内モードを解除するだけで、すぐにモバイル通信を利用できます。
e-Arrival Cardの受付メールの確認や、ホテルへの道のり検索、配車アプリの起動などをスムーズに行えるので、入国直後のバタバタを軽減できます。家族旅行で誰か1人だけが通信できれば十分という場合にも、必要な人数分だけ柔軟に契約できます。
トリファは韓国を含む全世界200カ国に対応しており、韓国旅行以外の海外渡航でも同じアプリを使い続けられます。1つのアプリで複数のプランを管理できるため、出張や旅行の機会が多い方ほど使い勝手の良さを実感できます。
海外eSIMアプリ利用者No.1(2024年5月〜2025年4月、Sensor Tower調べ、iOS/Android合算)の実績があり、App Store評価も4.6と高評価です。プリペイド式で追加料金や解約手続きが不要なので、初めての海外eSIM利用でも安心して使えます。
決済はクレジットカードのほか、Apple Pay・Google Pay・PayPay・コンビニ決済にも対応しているので、好みの方法で支払いできます。

ライター
トリファ編集部(海外旅行の準備・現地情報担当)
海外旅行におけるベストシーズン、持ち物、現地で気をつけることなど、海外旅行の準備と現地情報を初心者にもわかりやすくまとめています。内容は必要に応じてトリファの現地スタッフへのヒアリングを行い、現地の状況も踏まえて整理しています。あわせて季節・制度・営業時間など変わりやすい情報は、公的機関や交通機関・施設の一次情報を確認し、変更があれば記事へ反映します(記事内に最終更新日を明記)。