
韓国は日本から飛行機で約2〜3時間と、気軽に行ける海外旅行先として人気を集めています。特に福岡からは約1時間で到着できるため、週末を利用した弾丸旅行も十分に可能です。 ただし、出発する空港や到着空港の選び方、航空会社によってフライト時間や料金は大きく変わります。LCC(格安航空会社)を上手に利用すれば往復2万円台からソウルに行けることもある一方、フルサービスキャリアならではの快適さを重視する方もいるでしょう。 この記事では、日本の主要空港から韓国各都市へのフライト時間や航空券の料金相場、航空会社の選び方、仁川空港・金浦空港の違い、航空券を安く手に入れるコツまで幅広く解説します。 初めて韓国に行く方はもちろん、リピーターの方にも役立つ情報をまとめていますので、旅行計画の参考にしてみてください。
目次

日本から韓国への飛行時間は、出発空港と到着空港の組み合わせによって約1時間〜3時間10分と幅があります。ここでは主要都市からの所要時間を目的地別にまとめます。
東京からソウルへは、成田空港・羽田空港のどちらからも直行便が運航しています。成田空港から仁川空港までの飛行時間は約2時間30分〜3時間で、羽田空港から金浦空港までは約2時間〜2時間10分が目安です。
復路(ソウルから東京)は偏西風の影響を受けるため、往路よりも30分〜1時間ほど短くなることが多く、2時間前後で到着するケースもあります。成田発は仁川空港行きの便が中心で、羽田発は仁川空港行きに加えて金浦空港行きも選べます。
金浦空港はソウル市内に近いため、到着後すぐに観光を始めたい方には羽田発の金浦空港行きが便利です。成田発の仁川空港行きはLCCの便数が多く、料金を抑えたい方に向いています。
関西国際空港からソウル(仁川空港)までのフライト時間は約2時間〜2時間30分で、東京発よりもやや短いのが特徴です。関西国際空港からは仁川空港行きに加え、金浦空港行きの直行便も就航しています。
中部国際空港(セントレア)からは仁川空港まで約2時間〜2時間10分が目安です。2025年4月からはPeach(ピーチ)が金浦空港への毎日運航の直行便を就航しており、ソウル市内へのアクセスがさらに便利になりました。
関西・中部ともにLCCの路線が充実しているため、航空券の選択肢が豊富です。出発時間帯や曜日によっても運賃は変動するので、複数の便を比較してみてください。
福岡空港から韓国へのフライトは距離が近いため非常に短く、仁川空港まで約1時間30分〜1時間50分、釜山(金海空港)まではわずか約50分〜1時間15分です。福岡発の韓国行きは「国内旅行感覚」で行ける手軽さが最大の魅力といえます。
新千歳空港(札幌)からは仁川空港まで約2時間50分〜3時間10分で、日本国内では最も長いフライト時間になります。そのほか、仙台・新潟・小松・岡山・広島・長崎・熊本・鹿児島・那覇など、多くの地方空港からも韓国への直行便が運航されています。
地方空港発は便数が限られる場合がありますが、乗り継ぎなしで韓国に行けるメリットがあります。お住まいの地域から直行便があるかどうか、各航空会社の公式サイトで確認してみましょう。
出発空港 | ソウル(仁川)行き | 釜山行き |
|---|---|---|
成田空港 | 約2時間30分〜3時間 | 約3時間 |
羽田空港 | 約2時間〜2時間10分 | - |
関西国際空港 | 約2時間〜2時間30分 | 約1時間40分〜2時間 |
中部国際空港 | 約2時間〜2時間10分 | - |
福岡空港 | 約1時間30分〜1時間50分 | 約50分〜1時間15分 |
新千歳空港 | 約2時間50分〜3時間10分 | - |
韓国にはソウル以外にも釜山・済州島・大邱(テグ)など、日本から直行便が就航している都市があります。釜山(金海空港)へは福岡から約50分〜1時間15分、大阪から約1時間40分〜2時間で到着できます。
済州島(チェジュ)へは大阪(関西空港)から約1時間50分〜2時間10分、成田空港からも直行便が運航されています。済州島は「韓国のハワイ」とも呼ばれるリゾート地で、ビーチや自然を楽しみたい方に人気です。
大邱国際空港へは成田空港から約2時間15分、関西空港からは約1時間40分で到着できます。ソウルや釜山に比べると便数は少ないものの、観光客が少なくゆったりと過ごせる穴場の目的地です。
関連記事: 韓国の空港完全ガイド!仁川空港・金浦空港の違いとソウルへの行き方

韓国行きの航空券は時期や航空会社によって大きく価格が変動します。ここでは往復航空券の相場感と、安く購入できるタイミングについて解説します。
東京発ソウル行きの往復航空券は、通常シーズンのエコノミークラスで約5万〜7万円が一般的な相場です。ただしLCCを利用すれば、セール時には往復2万円台で購入できることもあります。
大阪発の場合はやや安い傾向にあり、LCC利用で往復1万円台後半から見つかることもあります。福岡発は距離が近い分さらに安くなりやすく、セール時には片道数千円のチケットが出ることも珍しくありません。
航空券の料金は「出発日の曜日」でも変わります。一般的に火曜日・水曜日出発の便は週末出発に比べて安い傾向があります。平日に休みが取れる方は、曜日をずらすだけでかなりの節約が可能です。
出発地 | LCC往復相場 | FSC往復相場 |
|---|---|---|
東京(成田・羽田) | 約2万〜4万円 | 約5万〜7万円 |
大阪(関西) | 約1.5万〜3.5万円 | 約4万〜6万円 |
福岡 | 約1.5万〜3万円 | 約4万〜5.5万円 |
関連記事: 韓国への旅行費用はいくら?1泊2日〜1週間の予算の目安を紹介
韓国行き航空券が最も安くなるのは1月中旬〜2月と、4月〜6月のローシーズンです。年末年始の繁忙期が過ぎた1月中旬以降は旅行需要が一気に下がり、LCC各社がセールを実施する時期でもあります。
9月〜10月の秋シーズンも比較的安く購入できる穴場の時期です。気候も過ごしやすいため、航空券代と旅行の快適さの両方を重視したい方にはおすすめの時期といえます。
一方、ゴールデンウィーク・お盆・年末年始は最も航空券が高くなります。韓国の旧正月(ソルラル、1月下旬〜2月中旬)や秋夕(チュソク、9月中旬〜10月上旬)も韓国側の需要が高まるため、料金が上がりやすい点に注意してください。
航空券を安く購入するための第一のコツは、出発日の30〜45日前を目安に予約することです。特にLCCはこの時期に最安値が出やすい傾向があります。直前の予約は価格が上がりがちです。
各航空会社の公式サイトやメールマガジンに登録しておくと、セール情報をいち早くキャッチできます。チェジュ航空やジンエアーなどの韓国系LCCは定期的にセールを開催しており、片道700円からという破格のチケットが出ることもあります。
スカイスキャナーやトラベルコなどの比較サイトを活用するのも有効です。同じ路線でも航空会社や出発時間によって数千円〜数万円の差が出るため、必ず複数のサイトで比較してから予約しましょう。

日本から韓国への路線には、LCC(格安航空会社)とFSC(フルサービスキャリア)の両方が数多く就航しています。それぞれの特徴を理解して、自分に合った航空会社を選びましょう。
日本から韓国への路線には、日系・韓国系を合わせて15社以上の航空会社が就航しています。フルサービスキャリアではJAL(日本航空)・ANA(全日本空輸)・大韓航空・アシアナ航空の4社が代表的です。
LCCは日系のPeach(ピーチ)・ZIPAIR(ジップエア)に加え、韓国系のチェジュ航空・ジンエアー・ティーウェイ航空・エアプサン・エアソウル・イースター航空・エアプレミアなどが就航しています。
韓国系LCCは日本の多くの空港に就航しているため、地方空港からの直行便も充実しています。特にチェジュ航空は金浦空港行きの便を運航しており、ソウル市内へのアクセスの良さで人気があります。
LCCの最大のメリットは運賃の安さです。セール時には片道数千円のチケットが販売されることもあり、フルサービスキャリアの3分の1以下の価格で韓国に行ける場合があります。
ただし注意点もあります。LCCは預け荷物が有料の場合が多く、機内食や座席指定も別料金になるのが一般的です。機内持ち込み手荷物の重量制限も日系LCCは7kg以内、韓国系LCCは10kg未満と差があるため、事前に確認しておきましょう。
ZIPAIRは全席に電源とWi-Fiが無料で使える点が特徴です。LCCでも快適に過ごしたい方は、こうした設備面もチェックしてみてください。
関連記事: 国際線の手荷物ルールまとめ|機内持ち込み・預け荷物の制限を徹底解説
フルサービスキャリアは機内食・預け荷物・座席指定がすべて運賃に含まれています。大韓航空やアシアナ航空では韓国らしい機内食が提供されることもあり、搭乗した瞬間から韓国旅行の気分を味わえます。
マイルを貯めている方にとっても、FSCは大きなメリットがあります。JALはワンワールド、大韓航空はスカイチームと異なるアライアンスに所属しています。ANAはスターアライアンスでアシアナ航空と同じグループのため、マイルの相互利用が可能です。
荷物が多くなりがちな韓国旅行(お土産のコスメや食品など)では、預け荷物の無料枠があるFSCのほうが総額で安くなるケースもあります。運賃だけでなく、荷物の追加料金も含めたトータルコストで比較することをおすすめします。
関連記事: JALとANAはどっちがいい?国際線サービスの違いを7項目で徹底比較

ソウルには仁川国際空港(ICN)と金浦国際空港(GMP)の2つの空港があります。どちらを利用するかで市内へのアクセスや利便性が変わるため、それぞれの特徴を把握しておきましょう。
仁川国際空港は韓国最大の国際空港で、ソウル市内中心部から西に約50km離れた仁川広域市に位置しています。日本を含む世界各国からの国際線が発着するハブ空港で、ターミナルは第1・第2の2棟があります。
ソウル市内へのアクセスには空港鉄道A'REX(エーレックス)が便利です。直通列車(エクスプレス)はソウル駅まで約43分で、料金は13,000ウォン(約1,430円)です。一般列車(各駅停車)なら約59分で4,750ウォン(約520円)と、より安く移動できます。
そのほか、空港リムジンバス(約60〜90分、1.5万〜1.8万ウォン)やタクシー(約60〜80分、5.5万〜7万ウォン)も利用可能です。利用者No.1の海外eSIMアプリ「トリファ」を出発前にインストールしておけば、到着直後から地図アプリや交通情報を使えるため、空港からの移動もスムーズです。
金浦国際空港はソウル市内の江西区に位置しており、市中心部まで約20kmと仁川空港よりも大幅に近い点が最大のメリットです。主に羽田空港と関西国際空港からの便が就航しています。
地下鉄5号線・9号線・空港鉄道A'REXが乗り入れており、ソウル駅まで一般列車で約22分、料金は交通カード利用で1,750ウォン(約190円)です。到着後すぐにソウル市内で観光を始めたい方には、金浦空港利用がおすすめです。
ただし仁川空港に比べて国際線の便数が少なく、就航する航空会社も限られます。チェジュ航空やティーウェイ航空など一部の韓国系LCCが運航していますが、選択肢の多さでは仁川空港に軍配が上がります。
空港選びのポイントは「料金重視」か「時間重視」かで分かれます。LCCの安い航空券を使いたいなら、便数が圧倒的に多い仁川空港発着の便を選ぶのが合理的です。到着後の移動時間を含めても、料金差が大きければ仁川空港のほうがトータルでお得になります。
一方、ソウル市内での滞在時間を最大化したいなら金浦空港が有利です。空港から市内中心部まで30分以内で移動できるため、1泊2日や2泊3日の短期旅行では特に大きなアドバンテージになります。
羽田空港を利用できる方は金浦空港行きの便を検討してみてください。羽田〜金浦は「都心の空港同士」を結ぶルートのため、自宅から韓国のホテルまでの総移動時間を大幅に短縮できます。
関連記事: 韓国旅行に必須のtマネーカードとは?買い方・チャージ・使い方を解説

韓国は日本から近いとはいえ、国際線のフライトには守るべきルールがあります。出発前に確認しておきたい注意点をまとめました。
韓国行きの国際線であっても、出発の2時間前には空港に到着しておくのが安心です。チェックイン・保安検査・出国審査の手続きに時間がかかるため、余裕をもって行動しましょう。
LCCの場合、チェックインカウンターの締め切りが出発の50分〜1時間前に設定されていることが多く、フルサービスキャリアよりも早めに手続きを済ませる必要があります。ウェブチェックインを事前に済ませておくと、当日の手続きがスムーズです。
ゴールデンウィークや年末年始などの繁忙期は、保安検査場が混雑して通常よりも時間がかかります。繁忙期は2時間30分〜3時間前の到着を目安にしてください。
国際線では液体物の機内持ち込みに制限があります。液体類は1容器あたり100ml以下で、縦横合計40cm以内のジッパー付き透明プラスチック袋(容量1L以内)にまとめて入れる必要があります。
モバイルバッテリーは預け荷物に入れることができず、必ず機内持ち込みにしなければなりません。2025年からの韓国の新規制では、モバイルバッテリーを機内の手荷物棚に収納することも禁止されており、座席の下やポケットなど手の届く場所に保管する必要があります。
韓国旅行ではお土産として化粧品やお菓子を大量に購入する方も多いため、帰りの荷物が増えることを想定して、預け荷物の重量制限も確認しておきましょう。LCCは預け荷物が有料なので、事前にオプションを追加しておくと当日カウンターで追加するよりも安く済みます。
韓国へのフライトは最短1時間程度と短いですが、フルサービスキャリアでは軽食やドリンクが提供されます。大韓航空やアシアナ航空ではビビンバなどの韓国料理が機内食として出ることもあるので、旅の楽しみの一つになります。
入国に必要な税関申告書は機内で配布されることが多いため、ペンを持参しておくと便利です。電子申請に対応している場合もありますが、事前に「Q-code」(韓国入国時の検疫情報事前入力システム)を登録しておくと、到着後の手続きが楽になります。
機内は乾燥しやすいため、リップクリームや目薬を持参すると過ごしやすくなります。短いフライトとはいえ、到着後すぐに観光を楽しむためにも、機内ではしっかり水分を取っておきましょう。

韓国での通信手段を確保しておくことは、充実した旅行のために欠かせません。現地でのお店探しや翻訳アプリの利用、SNSへの写真投稿など、スマートフォンのデータ通信は韓国旅行の必需品です。
韓国でスマートフォンを使うには、eSIM・SIMカード・ポケットWi-Fi・海外ローミングなどの方法があります。中でもeSIMは物理的なカードの差し替えが不要で、アプリから購入・設定するだけで渡航先のデータ通信が使えるため、手軽さの面で優れています。
eSIMなら出発前に自宅で設定を済ませておけるため、韓国到着直後から通信が使えます。空港でSIMカードを購入するために行列に並ぶ必要がなく、到着後すぐにタクシーの配車アプリや地図アプリを起動できます。
ポケットWi-Fiのように端末を持ち歩く必要がなく、充電切れを心配する必要もありません。荷物をできるだけ減らしたい短期旅行には特に相性のよい通信手段です。
トリファは200以上の国と地域に対応した海外eSIMアプリで、日本語のサポートが充実しているのが特徴です。アプリをダウンロードして韓国のプランを選ぶだけで、すぐに利用を開始できます。
設定はアプリの画面に沿って進めるだけなので、eSIMを初めて使う方でも迷うことはありません。渡航前に設定を済ませておき、韓国に到着したらeSIMの回線をオンにするだけでデータ通信が使えるようになります。
24時間対応の日本語カスタマーサポートがあるため、設定方法がわからないときや通信トラブルが起きたときにも安心です。韓国旅行の通信手段をまだ決めていない方は、ぜひチェックしてみてください。

ライター
トリファ編集部(海外旅行の準備・現地情報担当)
海外旅行におけるベストシーズン、持ち物、現地で気をつけることなど、海外旅行の準備と現地情報を初心者にもわかりやすくまとめています。内容は必要に応じてトリファの現地スタッフへのヒアリングを行い、現地の状況も踏まえて整理しています。あわせて季節・制度・営業時間など変わりやすい情報は、公的機関や交通機関・施設の一次情報を確認し、変更があれば記事へ反映します(記事内に最終更新日を明記)。