韓国旅行を予定していると、空港到着後の入国審査がスムーズに通過できるか不安になる方も多いのではないでしょうか。特に2025年から紙の入国カードが廃止され、電子入国申告書(e-Arrival Card)の登録が必要になるなど、手続きが変わったため最新情報を押さえておきたいところです。 さらに2025年12月からは、日本人も韓国の自動化ゲートSeS(Smart Entry Service)を利用できるようになり、入国審査の所要時間を大きく短縮できる選択肢が増えました。事前準備や審査時の対応を知っておけば、ストレスなく入国できます。 この記事では、韓国の入国審査の流れ、審査官から聞かれる質問例、必要書類、自動化ゲートSeSの使い方、税関での注意点まで2026年最新の情報をわかりやすく解説します。初めての渡韓でも当日迷わないよう、ぜひ最後までご覧ください。
目次

韓国に到着してから空港の外に出るまでには、決められた順序で手続きを進めていきます。流れを事前に把握しておけば、案内表示が韓国語や英語であっても落ち着いて行動できます。
ここでは仁川国際空港を中心に、入国審査ブースから税関を通過するまでの基本的なステップを順番に紹介します。
飛行機を降りたら、「Immigration(入国審査)」と書かれた案内表示に従って移動します。仁川空港の場合、ゲートから入国審査エリアまでは徒歩で5〜15分程度の距離があり、ターミナル間移動が必要なケースもあります。
途中には動く歩道が設置されているので、急いでいる方は活用しましょう。入国審査エリアに到着すると、列が「韓国国民」「外国人」「自動化ゲート」などに分かれています。
日本人観光客は基本的に「外国人(Foreigner)」のレーンに並びます。後述する自動化ゲートSeSの事前登録が済んでいる方は、専用レーンを利用できます。
入国審査の順番が回ってきたら、パスポートを審査官に提示します。電子入国申告書(e-Arrival Card)を事前に提出している場合は、登録時のQRコードや受付番号を求められることもあります。
審査官は指紋採取と顔写真撮影を行います。指紋は両手の人差し指を指紋リーダーに当てる方式が一般的で、顔写真はカウンター前のカメラに視線を向けるだけで完了します。
簡単な質問を口頭で受けることもありますが、ほとんどの場合は1〜2分程度で終了します。問題がなければパスポートにスタンプが押され、入国審査は終わりです。
入国審査を通過した後は、ターンテーブルで預け荷物を受け取ります。電光掲示板で自分が乗ってきた便のターンテーブル番号を確認しましょう。
荷物を受け取ったら税関エリアに進みます。免税範囲内で申告する物がない場合は「申告なし(Nothing to Declare)」のレーンを通過するだけで完了します。
申告が必要な物を持っている場合や検疫対象品を所持している場合は「申告あり」のレーンに進み、税関職員に申告書を提示します。
韓国の入国審査をスムーズに通過するためには、出発前と到着前にいくつかの書類を準備しておく必要があります。特に2025年12月末で紙の入国カードが廃止されたため、電子入国申告書の事前登録が大事なポイントです。
ここでは韓国入国に必要な書類と、e-Arrival Cardの登録方法、K-ETAの免除状況について整理します。
韓国に観光目的で入国する日本人が必ず用意する物は以下の通りです。
パスポートの残存期間は入国時に3か月以上が必要とされており、有効期限ギリギリで渡航しようとすると航空会社のチェックインカウンターで搭乗を断られるケースもあるため注意してください。
復路航空券は審査官に提示を求められる可能性があるため、スマートフォンですぐ表示できるように準備しておくと安心です。
紙の入国カードは2025年12月末で廃止され、2026年以降は電子入国申告書(e-Arrival Card)の登録が原則必要になりました。申請は韓国出入国管理局の公式サイト(e-arrivalcard.go.kr)から行えます。
申請可能期間は韓国到着の3日前(72時間前)から到着直前までです。スマートフォン・パソコン・タブレットのいずれからでも申請でき、日本語表示にも対応しているため迷うことなく入力できます。
登録時に必要な情報は以下の通りです。
申請費用は無料で、所要時間は5〜10分程度です。公式サイトのURLは末尾が「.go.kr」になっているか必ず確認し、手数料を請求する代理サイトを利用しないよう注意しましょう。
本来、韓国に短期滞在する場合は電子旅行許可制(K-ETA)の事前申請が必要ですが、日本国籍の方は2026年12月31日まで免除措置が継続されています。免除対象は観光・短期商用などを目的とした90日以内の滞在です。
免除期間中はK-ETA申請の代わりに、前述のe-Arrival Cardを登録すれば入国できます。逆にK-ETAを取得している場合は、e-Arrival Cardの提出が不要になる仕組みです。
免除措置は当初2025年末で終了予定でしたが、2025年12月に2026年末まで延長が決定しました。それ以降の対応は韓国政府の判断次第なので、渡航時期によっては在韓国日本国大使館や外務省海外安全ホームページで最新情報を確認してください。
韓国の入国審査では、質問されないケースの方が多いものの、稀に審査官から渡航に関する確認を受けることがあります。事前に想定される質問と回答例を知っておけば、突然英語で話しかけられても慌てずに対応できます。
ここでは実際によくある質問と、シンプルで通用しやすい英語の回答例を紹介します。
韓国の入国審査で聞かれる質問は、主に以下の3つです。
回答例としては、観光目的なら「Sightseeing.(観光です)」、滞在期間は「Three days.(3日間です)」、滞在先は「○○ Hotel in Seoul.(ソウルの○○ホテルです)」のように短い英文で十分です。
滞在先は具体的なホテル名を答えられるように、e-Arrival Cardで登録した情報と一致させておきましょう。
海外の入国審査全般で聞かれる定番の質問と英語フレーズについては、別の記事で詳しく解説しているのでそちらもあわせて確認してみてください。
海外渡航で押さえておきたい入国審査の質問例と英語フレーズ
稀にですが「韓国からいつ出国しますか?(When will you leave Korea?)」「帰りの航空券はありますか?(Do you have a return ticket?)」と質問されるケースもあります。
これは韓国に不法滞在せず、確実に出国する意思があるかを確認するための質問です。回答方法は「I have a return ticket on(日付).(○月○日の帰国便があります)」と伝えるか、スマートフォンで航空券の予約画面を見せれば問題ありません。
LCCで航空券をスマホ管理している方は、機内モードでも見られるようにスクリーンショットを保存しておくと、空港のWi-Fi接続を待たずに提示できて便利です。
入国審査での質問を最小限に抑えるためには、いくつかのちょっとしたポイントを意識すると効果的です。
まず、e-Arrival Cardで登録した滞在先と渡航目的を頭の中で整理しておきましょう。質問された際にスムーズに答えられないと、追加質問につながりやすくなります。
また、審査官と目を合わせて落ち着いた態度で対応することも大事です。スマートフォンを操作したまま審査ブースに進むと印象が悪く、質問が増える可能性があるため、列に並んでいる間にパスポートと必要情報を手元に準備しておきましょう。

2025年12月1日から、日本人も韓国の自動化ゲートSeS(Smart Entry Service)を利用できるようになりました。事前登録さえ済ませておけば、有人カウンターに並ばずに自動ゲートを通過できるため、混雑する時間帯でも入国審査の時間を大きく短縮できます。
ここではSeSの仕組み、登録条件、登録方法、実際の通過手順について解説します。
SeS(Smart Entry Service)とは、韓国の空港で利用できる自動入国審査システムです。事前に指紋と顔写真を登録しておくと、入国時にパスポートを機械にかざして指紋と顔認証を行うだけでゲートを通過できます。
これまでは主に韓国国民や永住者向けの制度でしたが、2025年12月から日本を含む対象国の短期滞在者にも利用が拡大されました。これにより、有人カウンターの列に並ばずに済むようになり、入国までの時間を大幅に短縮できます。
通常時の入国審査が30分〜1時間かかるところを、SeS利用なら数分で完了するケースもあります。混雑する週末や昼前後の時間帯ほど、SeSを使うメリットは大きくなります。
SeSの登録条件は以下の通りです。
登録時に必要な物はパスポートのみです。事前にウェブで申請する必要はなく、仁川空港の入国審査エリア内に設置された登録カウンターでその場で登録できます。
登録手続きは指紋と顔写真の撮影が中心で、所要時間は約5分程度です。一度登録すれば、次回以降は仁川・金浦・釜山金海・済州など韓国全土の主要空港で自動化ゲートが利用できます。
SeSの登録が完了している方は、入国審査エリアで「Smart Entry Service」と書かれた専用ゲートに向かいます。手順は以下の通りです。
1. パスポートを開いて顔写真ページをリーダーにかざす
2. 指紋リーダーに登録した指(通常は両手の人差し指)を当てる
3. 顔認証カメラを見る
4. ゲートが開いたら通過する
顔認証は表情を作らず正面を向くだけで完了します。マスクや帽子は外して撮影してください。
注意点として、SeSはあくまで入国審査を簡略化する制度であり、e-Arrival Cardの登録は別途必要です。SeSの登録ができていても、電子入国申告書を出していないと結局有人カウンターに回されることがあるため、両方の準備を忘れずに行いましょう。
入国審査を無事に通過したら、すぐにスマートフォンで地図アプリやSNS、配車アプリなどを使いたい方が多いのではないでしょうか。海外で通信を確保する方法として、近年急速に普及しているのが「eSIM」です。
トリファ(trifa)は利用者No.1の海外eSIMアプリで、出発前にスマホで購入・設定しておけば、韓国に到着してSIM入れ替えなどの面倒な作業をすることなく、機内モードを解除するだけで現地通信を始められます。空港のフリーWi-Fiを探したり、街中のSIM販売店を巡ったりする必要がありません。
対応国・地域は全世界200カ国以上で、韓国旅行の後に別の国へ周遊する予定がある方にも便利です。24時間365日の日本人スタッフによるチャットサポートが用意されているため、設定で困った時もすぐに相談できます。
アプリのダウンロードからプラン購入、設定完了まで最短3分で済むため、空港の待ち時間に登録して入国当日から快適にスマートフォンを利用できます。
海外旅行に便利なeSIMアプリの選び方とおすすめ

韓国の入国審査は2025年から大きく変わり、紙の入国カード廃止・e-Arrival Card登場・SeS対象拡大など、知っておくべき新ルールが増えました。事前準備のポイントを最後にまとめます。
書類準備や手続きを事前に済ませておけば、空港到着から最短30分以内で韓国国内に入れます。出発前のスケジュールに余裕を持って、e-Arrival Cardの登録とパスポートの確認を行ってください。
韓国到着後にすぐ使える通信手段として、トリファ(trifa)のeSIMもあわせて準備しておくと、入国審査を通過した瞬間から地図アプリや配車サービスを使い始められます。
アプリ内で購入から開通まで完結し、現地空港でカウンターを探す手間も発生しません。仁川到着便が深夜・早朝でも、店舗営業時間を気にせず出発前に準備しておけます。

ライター
トリファ編集部(海外旅行の準備・現地情報担当)
海外旅行におけるベストシーズン、持ち物、現地で気をつけることなど、海外旅行の準備と現地情報を初心者にもわかりやすくまとめています。内容は必要に応じてトリファの現地スタッフへのヒアリングを行い、現地の状況も踏まえて整理しています。あわせて季節・制度・営業時間など変わりやすい情報は、公的機関や交通機関・施設の一次情報を確認し、変更があれば記事へ反映します(記事内に最終更新日を明記)。