
海外旅行中にスマホが使えないと、地図アプリやSNS、翻訳ツールが利用できず不安になりますよね。楽天モバイルなら、追加申し込みなしで毎月2GBまで海外データ通信が無料で使えるため、渡航先でもそのままスマホを活用できます。 対象エリアは106の国と地域にのぼり、アジア・ヨーロッパ・北米など主要な旅行先をほぼカバーしています。データ容量が足りなくなっても、1GBあたり500円の追加チャージで手軽に補充できるのも魅力です。 この記事では、楽天モバイルの海外ローミングの料金体系や設定方法、利用時の注意点、さらに他キャリアとの比較まで網羅的に解説します。 出発前にこの記事を読んでおけば、海外での通信手段に迷うことなく安心して旅行を楽しめるはずです。ぜひ参考にしてください。
目次

楽天モバイルの海外ローミングは、Rakuten最強プランに含まれているサービスです。追加の申し込みや月額料金は一切不要で、対象エリアに到着すればそのままデータ通信を利用できます。
まずは料金体系の基本を確認しておきましょう。
楽天モバイルの海外ローミングでは、毎月2GBまでのデータ通信がプラン料金に含まれています。つまり、普段の月額料金を支払っていれば、海外でも追加費用なしでインターネットを使えるということです。
2GBあればLINEのメッセージ送受信やGoogle Mapsでの経路検索、Webサイトの閲覧など、旅行中に必要な基本的な通信は十分にまかなえます。SNSへの写真投稿や動画視聴を控えめにすれば、短期の旅行なら2GBでも不足しないケースが多いでしょう。
なお、2GBの無料枠は毎月1日にリセットされます。月末に渡航する場合はデータ残量を確認しておくのがおすすめです。
無料の2GBを使い切った場合、通信速度は最大128kbpsに制限されます。128kbpsではテキスト中心のメッセージは送れるものの、画像の読み込みや地図アプリの利用にはかなりのストレスを感じるでしょう。
そこで便利なのが「データチャージ」機能です。1GBあたり500円(不課税)で追加購入でき、チャージした容量の有効期限は購入日を含めて31日間となっています。
必要な分だけ追加できるので、旅行日数や使い方に応じて柔軟にデータ量を調整できるのが大きなメリットです。チャージはmy楽天モバイルアプリからいつでも行えます。
関連記事:データローミングとは?仕組み・設定方法・注意点をわかりやすく解説
楽天モバイルの海外ローミングでは、データ通信だけでなく通話やSMSも利用可能です。ただし、通話料金は国や地域によって異なり、データ通信のように無料枠はありません。
海外から日本への通話やRakuten Linkアプリを使った通話は、対象国であれば無料で利用できる場合があります。一方、標準の電話アプリを使った発信や着信には別途料金が発生するため、通話が必要な場面ではRakuten Linkの利用を心がけましょう。
SMSについても、Rakuten Linkアプリ経由であれば海外からの送信が無料になります。渡航前にRakuten Linkアプリをインストールしておくと安心です。

楽天モバイルの海外ローミングは、2025年12月時点で106の国と地域に対応しています。日本人に人気の旅行先はほぼ網羅されており、主要な渡航先で不便を感じることは少ないでしょう。
以下にエリア別の主な対象国をまとめました。
アジア圏では韓国、台湾、中国、タイ、ベトナム、シンガポール、フィリピン、インドネシア、マレーシア、カンボジア、ミャンマー、インドなど、日本人旅行者に人気のエリアが幅広くカバーされています。
オセアニアではオーストラリアやニュージーランド、フィジーなども対象エリアです。ハワイやグアムはアメリカの一部として対象に含まれています。
アジア圏への短期旅行であれば、2GBの無料枠だけでも十分に通信を楽しめるケースが多いでしょう。特に韓国や台湾への週末旅行なら、追加チャージなしで乗り切れる可能性が高いといえます。
ヨーロッパではフランス、イタリア、スペイン、ドイツ、イギリスをはじめ、北欧やバルト三国、東欧まで多くの国が対象です。ヨーロッパ周遊旅行でも、国をまたいでそのまま利用できるのは大きな利点です。
北米ではアメリカ本土とカナダが対象に含まれています。中南米ではメキシコ、ブラジル、ペルー、チリ、コロンビアなども2025年に追加されました。
ただし、ヨーロッパや北米への長期旅行では2GBでは足りなくなることが多いため、データチャージの利用やWi-Fiスポットの併用を計画しておくとよいでしょう。
楽天モバイルの海外ローミングは106カ国に対応していますが、一部の国や地域はカバーされていません。対象外のエリアに渡航する場合は、別途通信手段を確保する必要があります。
対象外エリアでの通信手段としては、現地SIMカードの購入やWi-Fiルーターのレンタル、海外対応のeSIMサービスの利用などが挙げられます。渡航先が対象エリアかどうかは、楽天モバイルの公式サイトや「my楽天モバイル」アプリで事前に確認しておきましょう。
なかでも利用者No.1の海外eSIMアプリ「トリファ(trifa)」は、楽天モバイルの対象外エリアを含む世界200以上の国と地域に対応しているのが特徴です。

楽天モバイルの海外ローミングを利用するには、出発前にいくつかの設定を済ませておく必要があります。現地に着いてから慌てないよう、日本にいるうちに準備を完了させましょう。
設定は大きく分けて3つのステップがあります。
最初に「my楽天モバイル」アプリを開き、契約プランの画面から「海外ローミング(データ通信)」をオンに切り替えます。初期状態ではオフになっていることがあるため、必ず出発前に確認してください。
設定変更は即時反映されるので、出発の直前でも間に合います。ただし、空港の混雑やバタバタを考えると、前日までに済ませておくのが安心です。
なお、この設定はデータ通信のみに関わるもので、音声通話やSMSは別途WORLD WING(国際ローミング)の設定が必要です。
楽天モバイル側の設定が完了したら、次はスマホ端末のデータローミングをオンにします。設定方法はiPhoneとAndroidで異なります。
iPhoneの場合は「設定」→「モバイル通信」→「通信のオプション」→「データローミング」をオンにします。Androidの場合は「設定」→「ネットワークとインターネット」→「SIM」→「ローミング」をオンにしてください。
現地の空港に到着してからデータローミングをオンにすると、自動的に現地のネットワークに接続されます。接続に時間がかかる場合は、機内モードのオン・オフを試すとスムーズにつながることがあります。
海外旅行から帰国したら、「my楽天モバイル」アプリで海外ローミング(データ通信)をオフに戻しておきましょう。オンのまま放置しても国内利用に大きな影響はありませんが、誤って海外ネットワークに接続するリスクを避けるためです。
また、スマホ端末のデータローミング設定もオフに戻すことをおすすめします。これにより、次回の海外渡航時に改めて設定を確認するきっかけにもなります。
データ使用量の確認は、my楽天モバイルアプリのトップ画面からいつでも行えます。帰国後に実際にどのくらいのデータを消費したかチェックしておくと、次回の旅行計画に役立つでしょう。

楽天モバイルの海外ローミングは手軽で便利なサービスですが、利用前に知っておくべき注意点もあります。想定外の出費やトラブルを防ぐために、デメリットも把握しておきましょう。
2GBの無料枠は短期旅行なら十分ですが、1週間以上の滞在や動画視聴、テザリングの利用が多い場合はすぐに使い切ってしまいます。
データ消費量の目安として、Google Mapsのナビ利用で1時間あたり約5〜10MB、SNSの閲覧で1時間あたり約100〜200MB、動画視聴(中画質)で1時間あたり約500MB〜1GBが消耗します。動画をよく見る方は、ホテルのWi-Fiに接続してから視聴するのが賢い使い方です。
また、渡航前にオフラインマップをダウンロードしておくと、データ消費を大幅に抑えられます。Google Mapsでは事前に地図データを保存できるので、ぜひ活用してください。
関連記事:海外eSIMとは?おすすめの選び方・料金・設定方法を初心者向けに徹底解説
データ通信については2GBの無料枠があるため高額請求の心配は少ないですが、注意すべきは音声通話です。海外では着信にも料金が発生するため、知らないうちに通話料が膨らむケースがあります。
高額請求を防ぐためには、Rakuten Linkアプリを活用して通話を行うことが重要です。また、不要な着信を避けるために、旅行中は必要のない電話番号からの着信をブロックしておくのも有効な対策です。
データチャージの使いすぎにも注意が必要です。1GBあたり500円とリーズナブルではありますが、何度もチャージすると費用がかさみます。旅行前にデータ使用量の上限を決めておくとよいでしょう。
楽天モバイルの海外ローミングでは、現地の提携キャリアのネットワークを利用するため、通信速度や品質は渡航先によって異なります。都市部では快適に使えても、郊外や離島では接続が不安定になることもあります。
特に、2GB超過後の128kbpsという速度制限は、テキストメッセージのやりとり程度しかできない速度です。地図アプリやウェブサイトの閲覧にも支障が出るため、速度制限がかかる前にデータチャージを検討するのがおすすめです。
また、一部の国や地域では4G LTEに対応していない場合もあります。渡航先の通信規格については、楽天モバイルの公式サイトで事前に確認しておきましょう。

海外ローミングサービスは楽天モバイル以外のキャリアでも提供されています。それぞれの特徴を比較して、自分の旅行スタイルに合った通信手段を選びましょう。
主要キャリアの海外ローミングを以下の表で比較します。
キャリア | 無料データ容量 | 追加料金 | 対象国数 |
|---|---|---|---|
楽天モバイル | 月2GB | 1GB/500円 | 106カ国 |
ahamo | 月30GB(15日間) | 追加不可 | 91カ国 |
povo | なし | トッピング制 | 160カ国以上 |
ドコモ(世界そのままギガ) | なし | 24時間980円〜 | 200カ国以上 |
ソフトバンク(海外あんしん定額) | なし | 24時間980円〜 | 対応エリアによる |
ahamoは月間30GBのデータ容量を海外でもそのまま使える点が最大の強みです。追加料金なしで大容量が使えるため、データ消費量が多い方にはahamoが向いています。
ただし、ahamoの海外利用は15日間を超えると速度制限がかかるため、長期滞在には不向きです。また、対象国は91カ国と楽天モバイルの106カ国より少ない点にも注意が必要です。
一方、楽天モバイルは無料枠こそ2GBと少ないものの、データチャージで柔軟に対応できる点がメリットです。短期旅行で通信量が少ない方や、必要に応じて追加したい方には楽天モバイルの方が使いやすいでしょう。
ドコモの「世界そのままギガ」やソフトバンクの「海外あんしん定額」は、24時間あたり980円からの従量課金制です。1日だけの利用なら手軽ですが、1週間の旅行では6,860円以上のコストがかかります。
楽天モバイルなら、2GBの無料枠で足りれば追加費用ゼロ。仮に3GBまで使っても500円しかかかりません。費用を抑えたい方にとって、楽天モバイルのコストパフォーマンスは非常に高いといえます。
ただし、ドコモやソフトバンクは対応エリアが200カ国以上と広く、旅先を選ばない安心感があります。渡航先や旅行スタイルに応じて、最適なキャリアを選ぶことが大切です。
楽天モバイルの海外ローミングに加えて、海外eSIMを併用するという選択肢もあります。eSIMなら渡航先に特化したプランを選べるため、より大容量のデータ通信をリーズナブルに利用できます。
例えば、楽天モバイルの2GB無料枠をベースにしつつ、足りない分はeSIMで補うという使い方が可能です。デュアルSIM対応のスマホであれば、楽天モバイルのSIMとeSIMを同時に利用できます。
楽天モバイルで通話・SMSを受けながら、データ通信はeSIMで行うという組み合わせが、コストと利便性のバランスがよくおすすめです。

楽天モバイルの海外ローミングは月2GBまで無料で使える手軽さが魅力です。対象106カ国と幅広いエリアをカバーしており、短期旅行であれば追加費用なしで通信環境を確保できます。データが足りない場合は1GBあたり500円のチャージで補えるため、コストパフォーマンスにも優れたサービスといえるでしょう。
さらに快適な海外通信を実現したい方には、利用者No.1の海外eSIMアプリ「トリファ(trifa)」との併用がおすすめです。トリファならアプリをダウンロードして簡単な設定を行うだけで、物理SIMカードの交換やWi-Fiルーターの持ち歩きは不要。世界200以上の国と地域に対応しているため、楽天モバイルの対象外エリアでも安心して利用できます。
24時間対応の日本語サポートも用意されているので、eSIMが初めての方でも安心です。楽天モバイルの無料枠と組み合わせれば、海外旅行中の通信をよりお得に、より快適に楽しめるでしょう。

ライター
トリファ編集部(海外旅行の準備・現地情報担当)
海外旅行におけるベストシーズン、持ち物、現地で気をつけることなど、海外旅行の準備と現地情報を初心者にもわかりやすくまとめています。内容は必要に応じてトリファの現地スタッフへのヒアリングを行い、現地の状況も踏まえて整理しています。あわせて季節・制度・営業時間など変わりやすい情報は、公的機関や交通機関・施設の一次情報を確認し、変更があれば記事へ反映します(記事内に最終更新日を明記)。