ソウル旅行のショッピングプランを考えるなかで「ヒュンダイソウル」という名前を見かけた方は多いのではないでしょうか。正式名称は「ザ・現代ソウル(The Hyundai Seoul、더현대 서울)」で、汝矣島(ヨイド)にある現代百貨店グループの旗艦店です。 2021年2月にオープンした比較的新しい店舗で、ガラス屋根から自然光が差し込む明るい店内や、館内の屋内庭園「Sounds Forest」がSNSで話題となり、観光客にも人気のスポットになっています。 ただ、フロア数が多く扱うジャンルも幅広いため、事前に概要を押さえておかないと「広すぎてどこに行けばいいかわからない」という事態になりがちです。 この記事では、ザ・現代ソウルの基本情報から、各フロアの見どころ、アクセス方法、観光客が知っておきたい免税のポイントまでをまとめて解説します。
目次

まずはザ・現代ソウルがどのような施設なのか、基本的なプロフィールを押さえておきましょう。
ここでは、運営元・開業時期・規模感など、観光プランを立てるときに知っておくと便利な情報を整理します。
ザ・現代ソウルは、韓国を代表する百貨店チェーン「現代百貨店(Hyundai Department Store)」が運営する店舗の一つです。
2021年2月にソウル・汝矣島の複合施設「パークワン(Parc.1)」内にオープンしました。日本のメディアや韓国観光ガイドでは「ザ・現代ソウル」「ヒュンダイソウル」と表記されることが多く、どちらも同じ百貨店を指しています。
比較的新しい店舗ですが、独自のコンセプト設計と話題性から、ソウルの定番ショッピングスポットの一つとして定着しています。
施設の延床面積は約8万9,100平方メートルで、サッカー場およそ13個分に相当します。ソウル市内の百貨店としては最大規模のショッピング空間です。
フロア構成は地下2階から地上6階までの計8フロア(B2〜6F)で、地下3階から地下6階は駐車場として使われています。
「百貨店」と聞いて想像する縦長のビルというよりも、横に大きく広がった大型モールに近いつくりです。
ザ・現代ソウルは開業当初から「全体面積の約半分を物販以外の体験スペースに充てる」というコンセプトで話題になりました。
ガラス屋根のスカイライトから自然光が差し込み、高さ約12メートルの人工滝「Waterfall Garden」や、館内の屋内庭園「Sounds Forest」など、ショッピング以外の見どころも用意されています。
買い物だけでなく、写真撮影や休憩を目的に訪れる現地の若い世代も多く、平日でもにぎわっている百貨店です。

旅行中の限られた時間で訪れるなら、営業時間とレストラン階の閉店時刻はあわせて確認しておきたいポイントです。
ここでは、百貨店本体とレストランエリアの営業時間、定休日のルールをまとめます。
ザ・現代ソウルの百貨店フロア(B2〜6F)の営業時間は以下のとおりです。
曜日 | 営業時間 |
|---|---|
月〜木 | 10:30〜20:00 |
金〜日 | 10:30〜20:30 |
金曜日から日曜日にかけては、平日より30分長く営業しています。週末にじっくり買い物をしたい場合は、夜の時間帯も活用しやすい設定です。
お目当てのブランドやポップアップショップによっては、独自の営業時間を設定している場合もあるため、特定のショップを目的に行く場合は事前に公式サイトのフロアガイドで確認しておくと安心です。
6階を中心としたレストランフロアの営業時間は、曜日を問わず10:30〜22:00です。
百貨店フロアが閉店した後でも、レストランは22:00まで利用できるため、夕食をゆっくり楽しみたいときにも使いやすい設計です。
ただし、店舗ごとにラストオーダーの時間は異なります。閉店間際に向かう場合は、入店前にラストオーダーの時刻を確認すると確実です。
ザ・現代ソウルは、基本的に年中無休で営業しています。公式の英語版観光案内サイトでも「Daily」(毎日営業)として案内されています。
ただし、現代百貨店グループ全体としては不定期に休業日が設定されることがあるため、訪問日が祝日や特殊な日程にあたる場合は、念のため公式サイトのカレンダーで営業日を確認しておくとよいでしょう。
旅行直前に最新情報をチェックする習慣をつけておくと、現地でがっかりするリスクを減らせます。

ザ・現代ソウルは、地下鉄駅から地下通路で直結しており、雨や暑さ・寒さの影響を受けずにアクセスできるのが魅力です。
ここでは、最寄り駅ごとの行き方と所要時間の目安を紹介します。
地下鉄5号線・9号線の「汝矣島(ヨイド)駅」が最寄り駅の一つです。3番出口方面から地下通路へ進み、IFCモールを経由してムービングウォークを使うと、地下2階の入口まで濡れずにたどり着けます。
地下通路の距離は片道およそ600メートルで、駅から地下2階入口までの所要時間は5〜8分が目安です。
地上を歩く場合は、徒歩で約10分前後を見ておくとよいでしょう。
もう一つの最寄り駅が、地下鉄5号線「汝矣ナル(ヨイナル)駅」です。
1番出口を出ると、ザ・現代ソウルが入る複合施設「パークワン」の建物が目の前に見えてきます。徒歩での所要時間は7分前後で、3つあるアクセス手段のなかでは最も短いルートです。
汝矣島漢江公園の散策とあわせて訪れたい場合は、こちらの駅を起点にすると公園と百貨店の両方をスムーズに巡れます。
バスや地図アプリでのナビゲーションを利用する場合の住所は「ソウル特別市永登浦区汝矣大路108」です。
バス停は施設の正門・後門付近に複数設けられているほか、空港リムジンバスや市内タクシーも建物の正面ロータリーから乗り降りしやすい設計になっています。
荷物が多いときや空港・宿泊先から直接向かいたいときは、タクシーや配車アプリ(カカオタクシー等)を使うと便利です。
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ザ・現代ソウルは、フロアごとにテーマが設定されています。事前にざっくりとした構成を把握しておくと、限られた時間でも効率的に回れます。
まずはおすすめの主要フロアと、観光客にとって使いやすい立ち寄り方を紹介します。
ここで紹介するフロア構成は、現代百貨店公式サイトのフロアガイドに記載された各フロアのコンセプトに基づいています。テナントは入れ替わる可能性があるため、特定店舗を目当てに行く場合は最新情報を必ず確認してください。
1階は「Exclusive Label」と名付けられたラグジュアリーゾーンです。海外ハイブランドのブティックや、化粧品・コスメブランドが中心に並んでいます。1階エントランス付近には、シンボル的な存在の人工滝「Waterfall Garden」もあります。
地下1階は「Tasty Seoul」と呼ばれるグルメフロアで、フードコート・デリ・有名ベーカリーなどが集まる場所です。
ランチや軽食、テイクアウトのおやつを買うのに便利で、ショッピング前後の腹ごしらえに使いやすい構成です。
2階は「Modern Mood」、3階は「About Fashion」、4階は「Life & Balance」をテーマにしたフロアです。
2階はインポートを中心としたファッション・時計・アイウェアが並ぶ大人向けのフロアで、3階はレディース・メンズの一般ファッションやシューズ・バッグなどが揃います。4階はスポーツ・アウトドア・ゴルフ用品、家具・寝具などライフスタイル系が中心です。
テーマで「自分が見たい売り場」を絞り込めるため、目的が決まっていれば短時間でも目当てのフロアにたどり着けます。
5階は「Sounds Forest」と呼ばれる屋内庭園エリアです。フロア中央には大きな緑地が広がり、ベンチが点在しているため、買い物の合間に休憩する場所としても人気があります。同フロアにはキッズファッションや家電・玩具なども展開されています。
6階はレストラン・カフェ・ベーカリーなどダイニングが集まる階で、有名レストランや高級飲食店、ティールームなどが並びます。観光客に人気の韓国料理店や、撮影スポットとして話題のカフェもこの階で見つけやすいです。
また、6階には外国人観光客向けのタックスリファンド(免税還付)カウンターも設けられています。買い物の最後にまとめて立ち寄ると効率的です。

外国人観光客にとってありがたいのが、韓国のタックスリファンド(VAT還付)制度です。ザ・現代ソウルでも対象店舗で利用できます。
ここでは、利用条件と支払い手段で知っておきたい基本を紹介します。
韓国では、外国人観光客が一定額以上の買い物をした場合に、付加価値税(VAT)の一部が還付される仕組みがあります。
還付の条件はおおむね次のとおりです。
ザ・現代ソウルでは、対象店舗で買い物をした際にレシートと一緒に「Tax Refund」用の書類が発行されます。書類とパスポート、購入した商品を持参して、空港の税関と還付カウンターで手続きするのが基本的な流れです。
一部の店舗やフロアでは、購入時にパスポートを提示することで税金分が即時値引きされる「即時還付(Immediate Refund)」が利用できます。
また、ザ・現代ソウルの6階には観光客向けのタックスリファンドカウンターが設けられており、館内で対象店舗の買い物の還付手続きをまとめて行うことも可能です。
どの店舗が即時還付対応か、まとめ手続きが可能かはレジでの案内が確実です。買い物の最後に6階のカウンターに立ち寄ると、空港での手続きの負担を減らせます。
ザ・現代ソウルでは、主要な国際クレジットカード(VISA・Mastercard・JCB・Amex等)が使えるほか、最近ではPayPayの海外支払いモードや、現地のキャッシュレス決済アプリにも対応するレジが増えています。
ただし、レート確認やキャンペーン、ナビゲーション、SNSへの投稿などを快適に行うには、現地で安定したインターネット接続が欠かせません。
通信手段の選択肢としては、ポケットWi-Fi・現地SIM・eSIMなどがあり、それぞれにメリットと注意点があります。事前に自分のスマホでどの方法が使えるかを確認しておくと、現地で慌てずに済みます。
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ザ・現代ソウルは汝矣島エリアの中心部に位置しており、周辺には公園や夜景スポットが集まっています。半日〜1日かけて、ショッピングと観光を組み合わせるのもおすすめです。
ここでは、周辺観光と組み合わせやすい簡単なモデルプランを紹介します。
汝矣島駅・汝矣ナル駅から徒歩圏内には、ソウル市民の憩いの場として知られる「汝矣島漢江公園」があります。
午前中にザ・現代ソウルでショッピングと食事を楽しみ、午後は漢江沿いの公園を散歩する、というプランが定番です。
春は桜並木、夏は花火大会や噴水ショーなど、季節ごとに楽しみ方が変わるエリアでもあるため、旅行時期に合わせてプランを調整するのもおすすめです。
汝矣島駅周辺には、ザ・現代ソウルが入る「パークワン」のほか、「IFCモール」などのショッピング施設もあります。
地下通路でつながっているため、雨の日でも複数の施設を続けて回れるのが汝矣島エリアの強みです。
ブランドや雰囲気が異なる施設をはしごすれば、よりバリエーション豊かなショッピング体験が楽しめます。
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ザ・現代ソウルの周辺は、夜になると汝矣島ハンガン公園や63ビルディングなどの夜景スポットも近く、夕方以降の散策にも向いています。
レストランフロアで夕食を楽しんだあと、漢江沿いの夜景を見に行く、という流れもおすすめです。
旅程の最終日に、お土産のまとめ買いとセットで訪れるのにも適したスポットです。

ここまで、ザ・現代ソウル(ヒュンダイソウル)の基本情報やアクセス、フロアごとの見どころ、免税の利用ポイント、周辺観光とのセットプランを紹介しました。
ソウル最大級の規模を誇る最新スポットで、ショッピングだけでなく、屋内庭園や絶景フロアなど「観光地」としての魅力も詰まった百貨店です。事前に各フロアのテーマと営業時間を押さえておけば、滞在時間を最大限活用できます。
そして、ザ・現代ソウルでの買い物や周辺観光をストレスなく楽しむためには、現地での安定したインターネット環境も欠かせません。地図アプリや翻訳アプリ、SNS、決済アプリなど、スマホを快適に使えるかどうかで体験の質は大きく変わります。
そこで活用したいのが、海外eSIMアプリのトリファ(trifa)です。トリファは利用者No.1の海外eSIMアプリで、全世界200カ国に対応しており、韓国でも到着後すぐに通信を始められます。アプリ上でプランを選んでQRコードを読み込むだけで設定が完了するため、SIMピンの差し替えやWi-Fiルーターの受け取りといった手間がありません。
旅行前にプランを購入しておけば、現地に着いた瞬間からマップ・SNS・キャッシュレス決済をフル活用しながら、ザ・現代ソウルでのショッピングや汝矣島散策を思い切り楽しめます。
ソウル旅行を快適に楽しむ通信手段の選択肢として、ぜひトリファ(trifa)も検討してみてください。

ライター
トリファ編集部(海外旅行の準備・現地情報担当)
海外旅行におけるベストシーズン、持ち物、現地で気をつけることなど、海外旅行の準備と現地情報を初心者にもわかりやすくまとめています。内容は必要に応じてトリファの現地スタッフへのヒアリングを行い、現地の状況も踏まえて整理しています。あわせて季節・制度・営業時間など変わりやすい情報は、公的機関や交通機関・施設の一次情報を確認し、変更があれば記事へ反映します(記事内に最終更新日を明記)。