韓国旅行のeSIMは選択肢が多く、どれを選んでも「つながらなくて困った」という話はあまり聞きません。3つの通信キャリアが全国をカバーしていて、旅行者向けeSIMはそのいずれかを借りているからです。 差が出るのは、買ったあとにできることのほうです。帰国日がずれたときにプランを延ばせるのか、データを買い足せるのか、1泊だけの滞在に合うプランがあるのか。ここは会社ごとにかなり違います。 主要6サービスの公式サイトを2026年9月25日に確認し、条件だけを並べました。料金は為替やキャンペーンで動くうえ各社の販売ページで確認できるため、この記事では扱っていません。
目次
韓国は SK Telecom・KT・LG U+ の3社が全国をカバーしていて、旅行者向けのeSIMはどれもそのいずれかを借りて提供されています。どのサービスも同じ回線の上に乗っているということです。
差が出るのは、買ったあとに何ができるかです。使い始めたプランを延長できるか、データを買い足せるか、何日から買えるか、無制限の速度制限が1日単位なのかプラン全体の総量なのか。このあたりは各社でかなり違います。
見るべき条件は次の5つです。
各社の公式サイトで2026年9月25日に確認した内容です。料金は変動が大きく各社の販売ページで確認できるため、ここでは条件だけを並べています。
サービス | 最短日数 | 使用中プランの延長 | データ追加 | 容量の選択肢 | 韓国の接続キャリア |
|---|---|---|---|---|---|
トリファ | 1日(アプリ内) | できる(利用開始から最長31日・回数制限なし) | できる | 1GB〜無制限の8段階 | SK Telecom / LG U+ |
Airalo | 3日 | できない(公式に「有効期間の延長はできない」と明記) | できる | 1GB〜50GBと無制限 | 「SK」とのみ記載 |
Holafly | 1日 | できない(新しいプランを買い直す) | できない(従来型のトップアップは提供終了) | 無制限のみ(選ぶのは日数だけ) | SK Telecom, LGU+ |
Nomad | 3日(無制限)/7日(定額データ) | 延長ではなくアドオン。アドオンのあるプランに限り、元のプランが切れると自動で切り替わる | 一部のプランのみ(アドオンのあるプランに限る) | 1GB〜50GBと無制限 | 無制限プランは SKTelecom / KT olleh / LG U+、定額データプランは LG U+ / SKTelecom |
Saily | 5日(無制限)/7日(定額データ) | 公式に記載なし(期限が切れると残データも失効) | できる | 1GB〜20GBと無制限 | 公式に記載なし |
Ubigi | 7日 | 公式に記載なし | できる | 1GB〜25GBと無制限(単発プランの場合。月額・年間プランもある) | SK Telecom / LGU+ |
帰国日がずれる可能性があるなら、延長の列を先に見てください。Airalo は「有効期間の延長はできない」と明記しています。Holafly は延長の可否そのものは書いておらず、日数が足りなくなったら新しいプランを買い直すよう案内しています。Nomad は延長ではなく、アドオンが用意されているプランならそれを買い足す方式です。Saily と Ubigi は記載そのものがありません。買い直しになると、eSIMのプロファイルを入れ直すところからやり直しになります。
テザリングは表に入れていませんが、ここも各社で条件が違います。Airalo は無制限プランで台数・通信量の上限なし、Saily も制限なしと明記しています。Nomad と Ubigi は可能とだけ書いています。Holafly は共有できるのが1日1GBまでで、共有できる総量はプランの日数分(7日プランなら最大7GB)です。トリファは Wi-Fi・Bluetooth 経由で使えますが、プランによって可否が異なるため、アプリで確認してください。
無制限プランには、どの会社にも速度が落ちるラインがあります。問題は、その数え方が各社でそろっていないことです。
Airalo は1日3GBを超えると1Mbpsに落ちて、24時間ごとにリセットされます。Saily は韓国では1日5GBまでが速度制限なしで、超えると1Mbpsになります。Nomad は1日2GBを使い切ると512kbpsになり、こちらも24時間ごとにリセットされます。
Ubigi だけ数え方が違います。7日プランなら25GB、15日プランなら30GB、30日プランなら60GBと、プラン期間を通した総量で数えます。1日あたりに直すと他社より多い日もあれば、使いすぎた翌日もリセットされない、という差になります。
今回比較した6サービスに、韓国の電話番号が付くものはありません。トリファ・Holafly・Ubigi・Airalo はデータ通信専用と明記していて、Nomad も韓国の全10プランがプラン詳細でデータ専用の扱いになっていて、現地番号は付きません。Saily が別売りで用意しているのは米国の番号です。
困るのは、韓国の番号あてにSMSを送ってくる本人確認です。配車アプリやデリバリーのアカウントは、日本にいるうちに自分の番号で登録を済ませておくと、現地で詰まりません。韓国の番号そのものが必要な場合は、現地のプリペイドSIMを選ぶことになります。
SIMカードの購入場所については韓国SIMカードはどこで買う?で紹介しています。
トリファは200以上の国と地域に対応した海外eSIMアプリで、韓国では SK Telecom と LG U+ につながります。容量は1GBから無制限まで8段階、利用日数は1日から60日まで1日単位で選べます。
今回の比較でほかと差が出たのは、使っている途中のプランを延ばせる点です。アプリの「マイeSIM」から、利用開始日から最長31日まで、回数の制限なく延長できます。データの追加と日数の延長を1回の決済でまとめることもできます。
設定は購入から最短3分で、サポートは24時間チャットで対応しています。プランと料金は商品ページで確認できます。

ライター
トリファ編集部(海外eSIM・通信担当)
海外旅行中の通信トラブルを減らすことを目的に、eSIMアプリ「トリファ」を提供する中で得られた知見(設定時のつまずきポイントや問い合わせ傾向)をもとに、海外eSIMの選び方や設定手順(iPhone/Android)、周遊時の回線切替、テザリング可否などをわかりやすく解説しています。料金・対応国・利用条件など変わりやすい情報は、各サービスの公式サイト・運営会社の最新情報を確認し、更新があれば記事へ反映します。
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