eSIMが繋がらない場合は、まず機内モードのオン・オフや端末の再起動を試してみましょう。 本記事では、上記の対処法以外にも、eSIMが繋がらない原因やiPhone・Android別の設定確認方法を解説します。
目次
インターネットが繋がらないと焦ってしまうかもしれませんが、原因を正しく理解し、対処法を知っていれば現地でもすぐに解決できます。
もし海外旅行中にeSIMが繋がらなくて困っているのなら、トリファ(trifa)のeSIMを試してみてはいかがでしょうか。
eSIMに対応している機種とWi-Fi接続できる環境があれば、海外にいてもアプリのダウンロードと簡単な設定だけで、インターネットが使用できます。
今繋がらない原因が通信事業者(キャリア)側の不具合だった場合、通信事業者を変更すれば解決できるかもしれません。
eSIMに対応している機種をお持ちならすぐに利用できるので、以下からぜひダウンロードしてみてください。
海外旅行や出張先でeSIMが繋がらない原因のよくあるパターンをわかりやすく解説します。
eSIMが繋がらない主な原因は、以下の5つです。
それぞれ詳しくみていきましょう。
海外でeSIMが繋がらない原因のひとつは、データローミングがオフになっていることです。
データローミングとは、自分が契約している携帯会社以外の電波を使って通信する仕組みのことです。
旅行用eSIMは、渡航先でデータローミングをオンにしないとインターネットに繋がりません。
データローミングの設定方法は、以下の通りです。
海外でeSIMが繋がらない場合は、データローミングがオフになっていないか確認しましょう。
APN(アクセスポイント名)の設定が間違っていると、eSIMが有効でもインターネットに接続できません。
通常は自動で設定されますが、機種やOSによっては自動設定がうまくできていない場合があります。
特に、Androidや一部のiPhoneでは、APNの手動入力が必要なこともあるので、以下の方法で設定してみましょう。
手動で入力すれば繋がることも多いので、インターネットに接続できない場合は、まずAPN設定を見直してみてください。
eSIMをインストールしていても、eSIMプロファイルが「無効」や「未選択」の状態では通信できません。
スマートフォンの機種によっては、物理SIMカードとeSIMや、複数のeSIMを併用するデュアルSIM機能があります。
国内で使用している通信事業者(キャリア)と、海外で使用するためのeSIMを併用している場合、使用する回線の選択が必要です。
【確認方法】
出発前に、eSIMプロファイルをインストールし、有効になっているか必ず確認しておきましょう。
海外には複数の通信会社があるため、eSIMが自動で正しい会社に接続できないことがあり、手動で通信会社を選択することで改善する場合があります。
【設定方法】
使用するeSIMの対応通信会社は、購入ページや説明書に記載されています。事前にチェックしておきましょう。
5G対応エリアでない国や地域で「5G」がオンになっていると、eSIMがうまく繋がらないことがあります。
その場合、まずは4G(LTE)に切り替えることで、接続が安定しやすくなります。
【設定方法】
海外でeSIMを使用する時は、まずは4G(LTE)で安定に接続できるかを確認し、必要に応じて5Gに戻すのが安全です。
iPhoneとAndroidそれぞれの端末でeSIMが繋がらないときの対処法を見ていきましょう。
主な対処法は、以下の5つです。
それぞれ詳しく解説します。
iPhoneで通信トラブルが起きた時に手軽で改善を期待できる方法が、機内モードのオン・オフです。通信機能が一度リセットされ、eSIMの接続エラーも解消されることがあります。
特に、海外到着直後や「アクティベート中…」のまま止まってしまった場合に効果的です。日本の通信事業者(キャリア)と併用している場合でも効果がある対処法であるため、一度試してみましょう。
【操作方法】
eSIM利用時、機内モードはいつ切り替える?解除の手順を徹底解説
iPhoneでは、物理SIMカードとeSIMを併用できるデュアルSIM機能があります。デュアルSIM機能を使用するときは、どちらの回線をモバイルデータ通信に使うか手動で設定が必要です。
日本のSIMが通信回線に設定されたままだと、海外用eSIMが有効でも繋がりません。以下の手順でeSIMの回線状況を確認しましょう。
【確認方法】
ここまでの対処法を試しても繋がらない場合は、eSIMプロファイルを一度削除し、再インストールしてみましょう。
eSIMプロファイルが破損していたり、設定エラーが起きていたりすると、削除して再設定することで問題が解消されることがあります。
ただし、注意すべきポイントがあるので、必ず以下の内容を確認してから実行してください。
eSIMプロファイルを削除・再設定する際は、以下の手順で進めていきましょう。
【操作手順】
「設定」→「モバイル通信」→ 該当のeSIM →「eSIMを削除」→ 事前に入手したQRコードで再スキャン
Android端末でeSIMが繋がらない場合、ネットワーク設定のリセットが効果的です。
この操作で、Wi-FiやBluetooth、モバイル通信の設定が初期状態に戻り、接続エラーが解消されることがあります。
機種やOSによって違いはあるものの、基本的な設定手順は以下の通りです。
【操作手順】
操作後はWi-Fiパスワードが削除されてしまうため、再入力できるよう準備しておきましょう。
eSIMを正しくインストールしていても、モバイルデータ通信がオフになっているとインターネットには繋がりません。
特にデュアルSIM対応端末では、どちらのSIMをモバイルデータ通信に使うかを選択する設定が必要です。
モバイルデータ通信は、以下の方法で有効化されているかを確認しましょう。
【代表的な確認方法】
機種によって操作手順が異なるため、端末の取扱説明書やメーカーサイトの確認も大切です。
eSIM設定中に表示される主なエラーメッセージと、それぞれに応じた対処法をわかりやすく解説します。
表示されることが多いエラーメッセージは、以下の通りです。
それぞれのエラー内容と対処法を詳しくみていきましょう。
「モバイル通信プランは追加できません」というエラーの主な原因は、以下の通りです。
ほとんどのスマホでは、8〜10個ほどのeSIMを保存できますが、上限を超えると新しいeSIMは追加できません。
対処法は以下の通りです。
通信事業者(キャリア)によっては、eSIMの再インストールができない場合もあるため、削除する前に再発行が可能か必ず確認しましょう。
「QRコードはもう有効ではありません」と表示される場合は、QRコードの使用期限が切れている、もしくは、すでに一度読み取ったQRコードを再度読み取ろうとした場合に表示されます。
eSIMを提供している通信事業者(キャリア)では、基本的に安全のためQRコードの使い回しができません。また、購入から時間が経っている場合も、有効期限が切れて使用不可になることがあります。
このエラーが表示された場合は、契約している通信事業者に連絡してQRコードの再発行を依頼しなければいけません。
eSIMの再発行には手数料が発生する場合があるので、依頼時に確認しましょう。
「eSIMをアクティベートできません」が表示されている場合は、ネットワーク環境や、設定のミスによって発生します。主な原因は次の通りです。
以下の対処法を、順に試してみてください。
対処法を試しても解決しない場合は、通信事業者のサポートに連絡しましょう。
「アクティベート中」で停止している場合は必ずしもエラーではなく、処理が完了するまでの待機状態である可能性があります。
海外の通信事業者の場合、接続に時間がかかることがあり、数時間〜最大24時間程度かかることもあるでしょう。
「アクティベート中」で停止している場合には、以下の対処法があります。
24時間経っても状況が変わらない場合は、通信事業者(キャリア)に早めに連絡しましょう。eSIMの再発行やプロファイル更新など、個別の対応を受けられます。
ここでは、海外旅行中にeSIMが繋がらなくなる原因と解決方法をわかりやすく解説します。
海外旅行でeSIMが繋がらなくなる主な原因は、以下の3つです。
トラブルの内容を詳しくみていきましょう。
海外でeSIMが繋がらない原因で最も多いのが、スマートフォンが現地の正しい通信事業者(キャリア)に接続できていないケースです。
多くのeSIMは、現地の特定の通信事業者とだけ接続できるようになっており、誤った会社に繋がるとインターネットが使えなくなります。
iPhoneとAndroidの、通信会社の選択方法は以下の通りです。
旅行前にeSIMを契約した通信事業者に対応している事業者を確認しておきましょう。
海外では、5Gのエリアが限られている国や地域も多く、5Gがオンになっていると通信できないことがあります。
端末が5Gの電波を探し続けてしまい、4G(LTE)接続にうまく切り替えられないのが主な原因です。
4G(LTE)の設定方法は、以下の通りです。
現地に到着した際にeSIMが繋がらないトラブルを避けるために、出発前に4G(LTE)へ切り替えておくのがおすすめです。
一部のeSIMでは、QRコードを読み込んだだけでは使えないことがあります。
通信事業者(キャリア)によっては、以下のような追加の開通手続きが必要です。
購入時に届くマニュアルや案内メールをよく確認し、必要な手続きは忘れずに行いましょう。
「トリファ(trifa)」なら、アプリ上の簡単な設定でeSIMの購入・インストールが可能です。さらに、24時間365日の日本語対応チャットサポートがあるので、万が一トラブルが起きた場合も安心です。
また、海外旅行時にeSIMがおすすめな理由は、以下の記事で詳しく解説しています。あわせてチェックしてください。
海外旅行にはeSIMがおすすめ!7つのメリットを一挙紹介します。
最後に、eSIMが繋がらないときは、以下の基本項目をまずチェックしましょう。
それぞれの項目を詳しく解説します。
使っているスマートフォン自体がeSIMに対応していないと、当然ながら使用できません。
eSIMに対応している機種か確認する方法は、以下の通りです。
eSIMを購入する前に、対応している機種かどうか確認しておきましょう。
AndroidがeSIM対応かどうか確認するには?手順を解説
SIMロックがかかっているスマートフォンでは、他社のeSIMは使用できません。
以下の方法で、SIMロックが解除されているか事前に確認しておきましょう。
2021年10月以降のスマートフォンは原則SIMフリーですが、それ以前の機種や中古端末は要注意です。SIMロック解除は、通信会社のWebサイトから無料で申請できます。
古いバージョンのOSでは、eSIMが正しく認識されないことがあります。
OSのアップデート方法は、以下の通りです。
アップデートは、安定したWi-Fiと充電が十分な状態で行いましょう。
eSIMプロファイルがインストールされていない、または有効になっていないと接続ができません。
eSIMプロファイルの確認方法は、以下の通りです。
複数のeSIMプロファイルがある場合、正しいプロファイルが選ばれているかも確認しましょう。
うまく接続できない場合は、QRコードを再スキャンするか、通信事業者(キャリア)に再発行可能か問い合わせてみましょう。
eSIMが繋がらない原因の多くは、データローミングの設定忘れやAPNの入力ミス、プロファイルの選択・有効化の不備、通信事業者(キャリア)の自動選択ミス、5G設定による接続不具合など、基本的な設定の見落としにあります。
海外でeSIMをスムーズに使うためには、出発前に以下のポイントをチェックしておくことが大切です。
現地に着いてから繋がらない場合は、次のような操作を順番に試してみてください。
もしエラーメッセージが表示された場合は、プロファイルの削除と再設定やeSIMを契約した通信事業者への問い合わせが効果的です。
しかし、現在海外旅行先で上記の対処法を実施してもeSIMが繋がらない場合は、通信事業者側に問題が発生しているかもしれません。
その場合は、新たなeSIMを契約することで、繋がるようになる可能性があります。
トリファ(trifa)は、eSIMに対応している機種とWi-Fi接続できる環境があれば、アプリをダウンロードし、簡単な設定だけでeSIMの購入・使用ができます。
さらに、24時間365日の日本語対応チャットサポートがあるので、万が一トラブルが起きた場合も安心です。
ご紹介した対処法で改善しない方は、ぜひトリファの利用を検討してみてください。
ライター
トリファ編集部
海外旅行の際に知っておくと良い情報や、通信に関する疑問点を解消できる情報を提供させていただきます。皆様の海外渡航がより良いものになるための手助けとなれればと思います。