海外旅行用のeSIMを選ぶとき、「トリファとHolaflyはどっちがいい?」「Airaloとトリファの違いは?」と迷う方は多いのではないでしょうか。どのサービスも200ヶ国前後に対応しており、一見すると似ているように見えます。 しかし実際には、料金体系・データプランの種類・テザリング対応・日本語サポートの質など、細かい部分で大きな違いがあります。自分の旅行スタイルに合わないサービスを選ぶと、現地で通信トラブルに遭ったり、割高な料金を払うことになりかねません。 この記事では、海外eSIMの主要3社であるトリファ(trifa)・Holafly(オラフライ)・Airalo(エラロ)を、料金・対応国数・テザリング・サポート・口コミの5つの軸で徹底比較します。それぞれの強みと弱みを把握して、あなたに最適な1社を見つけてください。
目次
まずは3社の基本スペックを一覧で確認しましょう。対応国数・データプランの種類・決済通貨・運営元など、サービスの全体像がわかります。
項目 | トリファ(trifa) | Holafly(オラフライ) | Airalo(エラロ) |
|---|---|---|---|
対応国数 | 200ヶ国以上 | 200ヶ国以上 | 200ヶ国以上 |
データプラン | 1GB・3GB・10GB・無制限 | 無制限(旅行向け)/25GB(サブスク型) | 1GB〜20GB・無制限 |
テザリング | 全プラン対応 | 対応(1日500MB〜1GBの共有制限あり) | 対応(プランによる) |
日本語サポート | 24時間有人チャット | 24時間チャット(日本語対応) | メール・チャット(自動翻訳ベース) |
決済通貨 | 日本円 | 日本円対応 | USD(米ドル)基準 |
運営元 | 株式会社トリファ(日本) | Holafly, S.L(アイルランド) | AIRGSM PTE. LTD(シンガポール) |
設立年 | 2020年 | 2018年 | 2019年 |
トリファは日本発の海外eSIMアプリで、利用者No.1の海外eSIMアプリとして知られています。最大の強みは、24時間365日対応の日本語有人チャットサポートです。日本人スタッフが対応してくれるため、eSIMの設定でつまずいても安心して相談できます。
データプランは1GB・3GB・10GB・無制限の4段階から選べるため、短期旅行で少しだけ使いたい方から、動画視聴やテザリングでたっぷり使いたい方まで幅広く対応しています。足りなくなった場合は1GB単位で追加チャージもできます。
決済は日本円で行えるため、為替変動の影響を受けにくい点もメリットです。「あんしんキャンセル保証」を付ければ、旅行が中止になっても開通前ならキャンセルできます。
Holaflyは2018年にアイルランドで設立されたeSIMサービスで、データ無制限プランに特化しているのが最大の特徴です。容量を気にせずSNSや動画を楽しみたい方には魅力的な選択肢です。
日本語でのチャットサポートにも対応しており、LINEでの問い合わせも可能です。公式サイトも日本語化されているため、海外サービスでありながら言語面での不安は少ないでしょう。
ただし、テザリング時のデータ共有には1日あたり500MB〜1GBの制限があります。複数端末でデータを分け合いたい場合はこの点に注意が必要です。また、旅行向けプランはデータ無制限が基本のため、少量のデータで十分な方にはやや割高になる可能性があります。
Airaloは2019年にシンガポールで設立された世界初のeSIMストアで、利用者数は2,000万人を超えるグローバルサービスです。プランの種類が非常に豊富で、1GBから20GBまで細かくデータ量を選べるのが強みです。
料金はUSD(米ドル)建てが基本のため、円安局面では日本円換算で割高になる点には注意が必要です。2026年3月時点で1ドル約149円〜159円で推移しており、為替の影響を受けやすいサービスといえます。
サポートは英語が基本で、チャットでは自動翻訳を介した日本語対応となります。eSIMの設定に慣れている方や英語に抵抗がない方には問題ありませんが、初めてeSIMを使う方にはやや不安が残るかもしれません。
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各サービスの利用者がどのような点を評価しているのか、App StoreやGoogle Playの口コミをもとに整理します。
トリファの口コミで最も多く見られるのは、日本語サポートの手厚さに対する評価です。「設定がうまくいかなかったとき、チャットですぐに日本語で対応してもらえた」「深夜でも返答が来て助かった」といった声が目立ちます。



料金面では、1GBなど小容量プランのコスパの良さを評価する声もあります。「2〜3日の短い旅行なら、無制限プランより1GBプランのほうが圧倒的に安い」「使った分だけ払えるのがいい」という意見です。
アプリの使いやすさも高評価のポイントです。日本語で設計されたUIのため、プラン選択から設定まで迷わずに進められると好評です。
Holaflyで最も評価されているのは、データ無制限という安心感です。「容量を気にせず地図アプリやSNSを使えた」「動画通話もストレスなくできた」という声が多く見られます。
返金対応の柔軟さも好評です。「旅行がキャンセルになったが、すぐに返金してもらえた」「購入から6ヶ月以内なら返金に応じてもらえる」という口コミがあります。
また、LINEでの問い合わせに対応している点も、日本のユーザーから好評を得ています。
Airaloで最も評価されているのは、プランの豊富さと料金の安さです。「1GBで$4.00からと、少量プランが非常に安い」「渡航先ごとに最適なプランを選べる」という声が多く見られます。
世界中で利用者が多いため、各国の通信品質に関するレビューが豊富に蓄積されている点も強みです。「購入前にほかの利用者のレビューを確認できるので安心」という意見もあります。
アプリ内で購入から設定まで完結するシンプルさも評価されています。eSIMの設定に慣れている方にとっては、余計な機能がなく使いやすいと感じるようです。
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良い面だけでなく、各サービスのデメリットや不満の声も確認しておきましょう。事前に弱点を把握しておくことで、現地でのトラブルを防げます。
トリファの悪い口コミで見られるのは、無制限プランの料金が他社と比較するとやや高めに感じるという声もあります。データ使用量が多い長期旅行者にとっては、コスト面で気になるポイントかもしれません。
Holaflyの悪い口コミで目立つのは、テザリング時のデータ共有制限です。1日あたり500MB〜1GBという制限があるため、複数端末でデータを共有したい場合に不便を感じるという声があります。
また、旅行向けプランは無制限が基本のため「少しだけ使いたいのに最低でも3日間の無制限プランを買う必要がある」「短期旅行では割高に感じる」という意見もあります。
さらに、「無制限」とはいえ一定量を超えると速度制限がかかるケースがあるとの報告も見られます。
Airaloの悪い口コミで最も多いのは、サポートの日本語対応が不十分という点です。自動翻訳ベースのため、複雑なトラブル時にコミュニケーションが取りにくいという声があります。
USD建て決済のため、円安局面では実質的な費用が上がる点も不満として挙がっています。為替レートによっては、購入時と実際の請求額に差が出ることもあります。
返金・キャンセルの条件が厳しい点もデメリットです。未使用・未インストール・有効期限内の3条件を全て満たさなければ返金に応じてもらえないため、Holaflyの柔軟な返金対応と比べると見劣りします。

前のセクションで紹介したデメリットについて、実際にどの程度深刻なのか、そしてどう対処すればよいのかを整理します。
eSIMの通信速度は、サービス提供会社だけでなく、渡航先の現地キャリアのネットワーク品質に大きく左右されます。これはトリファ・Holafly・Airaloの3社に共通する課題です。
対処法としては、購入前に渡航先の対応キャリアを確認することが有効です。トリファやAiraloでは、アプリ内で渡航先ごとの対応キャリア名を確認できます。また、現地で通信が不安定な場合は、手動でキャリアを切り替えることで改善するケースもあります。
Holaflyのテザリング制限(1日500MB〜1GB)は、同行者とデータを共有したい場合に不便です。ただし、1人で利用する分にはメインデバイスのデータ量に制限はないため、実用上の問題は限定的です。
複数端末でたっぷりテザリングしたい場合は、トリファの方が適しています。トリファは全プランでテザリングに対応しており、共有データ量の日次制限もありません。
Airaloのサポートが英語ベースである点は、事前準備で十分にカバーできます。eSIMの設定方法は各社ともアプリ内にガイドが用意されており、基本的な操作で困ることは少ないでしょう。
それでも不安な場合は、日本語有人サポートのあるトリファを選ぶのが確実です。日本人スタッフが24時間チャットで対応してくれるため、深夜の渡航先からでも落ち着いて問い合わせできます。
関連記事:テザリングとは?仕組み・種類・設定方法から海外旅行での活用術まで徹底解説

実際の料金を比較しながら、各サービスがどんな旅行者に向いているのかを整理します。料金比較は条件を揃えるため、韓国(3日間・7日間)を例に見ていきましょう。
※為替レート: 1ドル=約150円で換算(2026年3月時点の参考値。実際のレートは変動します)
サービス | プラン | 料金 |
|---|---|---|
トリファ | アプリで確認 | アプリで確認 |
Holafly | 無制限/3日間 | 2,090円 |
Airalo | 1GB/3日間 | $4.00(約600円) |
Airalo | 3GB/3日間 | $8.00(約1,200円) |
サービス | プラン | 料金 |
|---|---|---|
トリファ | アプリで確認 | アプリで確認 |
Holafly | 無制限/7日間 | 4,790円 |
Airalo | 5GB/7日間 | $10.00(約1,500円) |
Airalo | 無制限/3日間(3GB/日+低速) | $11.50(約1,725円) |
少量データで短期旅行ならAiraloが最安となりますが、無制限で比較するとHolaflyが割安です。トリファの料金は渡航先や時期によって異なるため、アプリで最新価格をご確認ください。
トリファが向いている人:
初めてeSIMを使う方(日本語サポートで安心)
日本円で決済したい方(為替変動リスクなし)
使う分だけ無駄なく払いたい方(1GB〜無制限まで選択可能)
テザリングを制限なく使いたい方
Holaflyが向いている人:
データ容量を気にせず使いたい方(無制限プラン専門)
1週間以上の中長期旅行者(日数が長いほどコスパ向上)
旅行キャンセルの可能性がある方(柔軟な返金対応)
Airaloが向いている人:
少量データで十分な方(1GB $4.00〜と最安級)
eSIMの設定に慣れている方(英語サポートでも問題なし)
渡航先ごとに最安プランを比較したい方(プランの選択肢が豊富)
トリファが向いていない人:
とにかく最安のプランを求める方(少量プランはAiraloが安い場合あり)
Holaflyが向いていない人:
少量のデータで十分な方(旅行向けは無制限プランが基本で割高になる)
テザリングでデータをたくさん共有したい方(日次制限あり)
Airaloが向いていない人:
eSIM初心者で日本語サポートが必要な方
円安局面でコストを抑えたい方(USD建て決済)
キャンセル・返金の柔軟性を重視する方
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トリファ・Holafly・Airaloの3社を比較してきましたが、それぞれに強みがあり、旅行スタイルによって最適なサービスは異なります。
その中でも、初めてeSIMを使う方や、現地でのトラブルに不安を感じる方には、トリファがおすすめです。日本人スタッフによるチャットサポートが24時間利用できるため、設定方法がわからないときや通信トラブルが起きたときも、母国語ですぐに相談できます。
料金面でも、1GBから無制限まで幅広いプランが用意されているため、旅行の日数やデータ使用量に合わせて無駄なく選べます。日本円決済で為替リスクがない点も、心強いポイントです。
プリペイド式なので後から高額請求が届く心配もなく、テザリングも全プランで制限なく利用できます。まずはアプリをダウンロードして、渡航先のプランと料金をチェックしてみてください。

ライター
トリファ編集部(海外旅行の準備・現地情報担当)
海外旅行におけるベストシーズン、持ち物、現地で気をつけることなど、海外旅行の準備と現地情報を初心者にもわかりやすくまとめています。内容は必要に応じてトリファの現地スタッフへのヒアリングを行い、現地の状況も踏まえて整理しています。あわせて季節・制度・営業時間など変わりやすい情報は、公的機関や交通機関・施設の一次情報を確認し、変更があれば記事へ反映します(記事内に最終更新日を明記)。