
韓国旅行の準備で「ahamoのスマホは韓国でもそのまま使えるの?」と気になっている方は多いのではないでしょうか。地図アプリで道を調べたり、SNSで旅の様子をシェアしたりと、海外旅行でもスマホは欠かせない存在です。 ahamoは追加料金なし・事前手続き不要で韓国でのデータ通信に対応しています。月額2,970円(税込)のプランに含まれる30GBのデータ容量を、日本にいるときと同じ感覚でそのまま使えるのが大きな魅力です。 ただし、15日を超える長期滞在での速度制限や、通話・SMSにかかる別途料金など、事前に知っておきたい注意点もあります。 この記事では、ahamoを韓国で使うための設定方法から料金の仕組み、注意点、ほかの通信手段との比較まで、渡航前に押さえておきたい情報をわかりやすくまとめました。
目次

ahamoは韓国を含む世界91の国と地域でデータ通信が利用できます。韓国での利用にあたって押さえておきたい料金体系や対応キャリアについて解説します。
ahamoの月額2,970円(税込)のプランには、海外データ通信が標準で含まれています。日本国内と韓国での利用分を合算して月間30GBまで、追加料金なしで高速データ通信を利用できます。
事前の申し込みや追加オプションの契約は一切不要です。韓国に到着してスマホのデータローミングをオンにするだけで、すぐにインターネットが使えるようになります。
Wi-Fiルーターのレンタルや現地SIMの購入と比べて、手間がかからない点がahamoの海外利用の大きなメリットです。普段使い慣れた電話番号やLINEアカウントもそのまま使えるため、旅行中の連絡手段に困ることはありません。
ahamoを韓国で利用すると、現地の大手通信キャリア3社のネットワークに接続されます。接続先は以下のとおりです。
キャリア名 | 特徴 |
|---|---|
SK Telecom | 韓国最大手。全土をカバーする安定した通信網 |
KT | 都市部を中心に高速通信が充実 |
LG U+ | 地下鉄やビル内でも比較的つながりやすい |
通常は電波状況に応じて自動的に最適なキャリアに接続されます。特定のキャリアを手動で選択することも可能ですが、基本的には自動接続のままで問題ありません。
ソウル市内では4G(LTE)でのデータ通信が安定しており、地図アプリやSNS、動画視聴なども快適に利用できます。
ahamo大盛りオプション(月額1,980円追加、合計4,950円で110GB)に加入している場合でも、海外で利用できるデータ容量は30GBまでに制限されます。大盛りオプションの追加分80GBは国内利用専用です。
そのため、韓国旅行のためだけに大盛りオプションを契約する必要はありません。月額2,970円の基本プランで30GBをフルに使えるため、短期の韓国旅行であれば十分な容量です。
国内で大量にデータを使う方が大盛りオプションに加入している場合は、韓国到着前に国内でのデータ使用量を確認しておくとよいでしょう。国内で25GB使っていれば、韓国で使える残量は5GBになります。
ahamoの海外データ通信は追加料金不要ですが、通話とSMSには別途料金がかかります。韓国滞在時の料金は以下のとおりです。
項目 | 料金(税込) |
|---|---|
韓国から日本への発信 | 125円/分 |
韓国国内への発信 | 50円/分 |
韓国での着信 | 70円/分 |
SMS送信 | 100円/通 |
SMS受信 | 無料 |
ahamoの国内向け5分間無料通話は、海外では適用されません。韓国で電話をかけると、通話時間にかかわらず上記の国際通話料金が発生します。
通話料を抑えたい場合は、LINEやFaceTimeなどの通話アプリを活用しましょう。これらはデータ通信を利用するため、30GBの範囲内であれば追加料金はかかりません。
関連記事:ahamoは海外でそのまま使える!設定方法・注意点・15日制限を徹底解説

韓国でahamoのデータ通信を使うための設定はとてもシンプルです。iPhone・Androidそれぞれの手順と、現地で電波がつながらない場合の対処法をまとめました。
韓国に出発する前に、以下の3点を確認しておきましょう。
まず、ahamoの契約が有効で、利用停止や料金未払いがないことを確認してください。my docomoアプリまたはahamoのWebサイトから契約状況をチェックできます。
次に、スマホのソフトウェアが最新バージョンに更新されているか確認します。古いバージョンのままだと、海外の通信キャリアにうまく接続できない場合があります。
最後に、データ使用量の残量を確認しておきましょう。30GBを国内と海外で共有するため、出発時点での残量が韓国で使えるデータ容量の上限になります。
iPhoneでの設定は3ステップで完了します。
韓国に到着したら、まず「設定」アプリを開きます。次に「モバイル通信」から「通信のオプション」をタップし、「データローミング」をオンに切り替えてください。
これだけで韓国の通信キャリアに自動接続され、データ通信が使えるようになります。接続まで数秒から数分かかる場合がありますが、機内モードのオン・オフを切り替えると接続が早まることがあります。
帰国後は忘れずにデータローミングをオフに戻しましょう。オンのままだと、経由地の空港などで意図しないデータ通信が発生する可能性があります。
Androidスマホでも設定は簡単です。メーカーや機種によって画面の名称が若干異なりますが、基本的な手順は同じです。
「設定」から「ネットワークとインターネット」を開き、「モバイルネットワーク」をタップします。「データローミング」の項目をオンに切り替えれば設定完了です。
Galaxyシリーズの場合は「設定」から「接続」、「モバイルネットワーク」と進み、「データローミング」をオンにしてください。Pixelシリーズでは「設定」から「ネットワークとインターネット」、「SIM」と進む手順になります。
iPhoneと同様に、帰国後はデータローミングをオフに戻すことを忘れないようにしましょう。
韓国に到着してデータローミングをオンにしても電波がつながらない場合は、以下の対処法を順番に試してみてください。
まず、機内モードをオンにしてから5秒ほど待ち、再度オフにします。これだけで電波をつかみ直して接続されることが多いです。
次に、スマホを再起動してみましょう。再起動後にデータローミングがオンになっているか再確認してください。設定がリセットされている場合があります。
それでもつながらない場合は、ネットワークを手動で選択します。iPhoneでは「設定」から「モバイル通信」、「ネットワーク選択」と進み、「自動」をオフにして表示されるキャリア一覧からSK Telecom・KT・LG U+のいずれかを選んでください。
関連記事:データローミングとは?設定方法やオン・オフの違い・注意点をわかりやすく解説

ahamoの韓国利用はメリットが多い一方で、知っておかないと困るポイントもあります。高額請求や速度制限を避けるために、以下の注意点を事前に確認しておきましょう。
ahamoの海外データ通信には、利用開始から15日間という期間制限があります。海外で最初にデータ通信を行った日から数えて15日を経過すると、翌日の日本時間午前0時以降に通信速度が最大128kbpsに制限されます。
128kbpsはメールやテキストメッセージの送受信がかろうじてできる程度の速度です。地図アプリの読み込みや画像の表示には時間がかかり、動画の視聴はほぼ不可能になります。
この速度制限はデータ容量の追加購入では解除できません。解除するには日本に帰国してデータ通信を行う必要があります。2泊3日や3泊4日程度の韓国旅行であれば問題になりませんが、2週間以上の長期滞在を予定している場合は別の通信手段を検討しましょう。
30GBの月間データ容量を使い切ると、韓国に限らず国内外を問わず通信速度が最大1Mbpsに制限されます。1Mbpsであればテキスト中心のWebサイト閲覧やメッセージのやり取りは可能ですが、動画視聴やビデオ通話はストレスを感じる速度です。
速度制限を解除するには、1GBあたり550円(税込)でデータ容量を追加購入できます。my docomoアプリまたはahamoのWebサイトから手続きが可能です。
容量不足を防ぐためには、出発前にデータ使用量を確認し、残りの容量を把握しておくことが重要です。動画視聴やテザリングの利用が多い場合は、ホテルや飲食店のWi-Fiを積極的に活用して、モバイルデータの消費を抑えましょう。
データ通信は30GBまで追加料金がかかりませんが、電話の発着信やSMS送信には料金が発生します。高額な通話料を防ぐために、いくつかの設定を行っておきましょう。
不要な着信を避けるため、留守番電話サービスに転送されないよう設定を確認しておくことをおすすめします。海外での着信には70円/分の料金がかかり、留守番電話に転送された場合も着信料が発生します。
また、アプリの自動アップデートはWi-Fi接続時のみに設定しておきましょう。バックグラウンドで大容量のアップデートが行われると、データ容量を一気に消費してしまいます。iPhoneでは「設定」から「App Store」、「自動ダウンロード」で「Wi-Fi のみ」に設定できます。
クラウドサービスの自動バックアップ(iCloud、Googleフォトなど)もWi-Fi接続時のみに変更しておくと、データ消費をさらに抑えられます。

韓国旅行中にどれくらいのデータ容量が必要になるかは、スマホの使い方によって大きく変わります。用途別のデータ消費量の目安と、賢く節約するコツを紹介します。
韓国旅行でよく使うアプリのデータ消費量は以下が目安です。
用途 | 1時間あたりの消費量 |
|---|---|
LINEメッセージ(テキスト) | 約0.3MB |
LINE音声通話 | 約25MB |
LINEビデオ通話 | 約300MB |
SNS閲覧(Instagram等) | 約200MB |
地図アプリ(NAVERマップ等) | 約30MB |
Web検索・サイト閲覧 | 約100MB |
動画視聴(標準画質) | 約500MB |
地図アプリでの経路検索やLINEでのメッセージのやり取りが中心であれば、1日あたり500MB〜1GB程度で収まります。SNSへの写真投稿や動画視聴が多い場合は、1日2〜3GB程度を見込んでおくとよいでしょう。
一般的な韓国旅行での必要データ量の目安をまとめました。
旅行日数 | ライトユーザー | 標準的な利用 | ヘビーユーザー |
|---|---|---|---|
2泊3日 | 1.5〜3GB | 3〜6GB | 6〜9GB |
3泊4日 | 2〜4GB | 4〜8GB | 8〜12GB |
ライトユーザーは地図検索とメッセージが中心、標準的な利用はSNS閲覧や写真投稿も含む使い方、ヘビーユーザーは動画視聴やテザリングも行う使い方を想定しています。
ahamoの30GBは日本国内との合算ですが、出発時に15GB以上の残量があれば、3泊4日のヘビーユーザーでも容量不足になる心配はほとんどありません。
韓国はWi-Fiインフラが充実しており、多くの場所で無料Wi-Fiを利用できます。ahamoのデータ容量を節約するために、積極的に活用しましょう。
仁川国際空港と金浦国際空港では、ターミナル全域で無料Wi-Fiが提供されています。到着時の情報収集やホテルへの連絡に便利です。
カフェチェーン(スターバックス、EDIYA COFFEE、A TWO SOME PLACEなど)やファストフード店では、店舗のWi-Fiを無料で使えます。ソウルの地下鉄駅構内でも「Seoul Wi-Fi」という公共Wi-Fiが整備されており、移動中のデータ消費を抑えられます。
ただし、公共Wi-Fiはセキュリティリスクがあるため、オンラインバンキングやパスワードの入力が必要な操作はモバイルデータ通信で行うことをおすすめします。
関連記事:韓国のWi-Fi事情を徹底調査!Wi-FiレンタルとeSIMどっちがいいかも解説

韓国旅行の通信手段はahamo以外にも選択肢があります。Wi-Fiレンタル・海外eSIM・現地SIMカードとの違いを比較し、自分に合った方法を選ぶ参考にしてください。
韓国旅行で使える主な通信手段を比較すると以下のとおりです。
項目 | ahamo | Wi-Fiレンタル | 海外eSIM | 現地SIMカード |
|---|---|---|---|---|
事前準備 | 不要 | 受取・返却が必要 | アプリで購入・設定 | 現地で購入 |
追加費用 | なし(プラン内) | 500〜1,500円/日 | 数百〜数千円 | 数千ウォン〜 |
データ容量 | 30GB(国内共有) | プランによる | プランによる | プランによる |
電話番号 | 日本の番号をそのまま利用 | 利用不可 | 一部対応 | 現地番号が付与 |
複数端末 | テザリングで共有可 | 複数台接続可 | 1端末のみ | 1端末のみ |
荷物 | なし | ルーター持ち歩き | なし | なし |
ahamoの最大の強みは「追加費用ゼロ」で「事前準備不要」という手軽さです。すでにahamoを契約しているユーザーにとっては、もっともコストパフォーマンスに優れた選択肢といえます。
ahamoの海外データ通信が特に向いているのは、以下のような方です。
普段からahamoを契約していて、追加の出費を抑えたい方にはもっとも適しています。月額料金の範囲内で利用できるため、短期の韓国旅行なら通信費の追加負担はゼロです。
日本の電話番号をそのまま使いたい方にもおすすめです。仕事の連絡が入る可能性がある方や、緊急時に日本の番号で連絡を取りたい方には安心感があります。
荷物を増やしたくない方にも向いています。Wi-Fiルーターの持ち歩きが不要で、SIMカードの差し替えも必要ありません。利用者No.1の海外eSIMアプリ「トリファ」のようにアプリで完結するeSIMサービスもありますが、ahamoならそもそも追加の契約自体が不要です。
一方で、ahamo以外の通信手段が適しているケースもあります。
ahamo以外のキャリアを契約している方は、韓国向けのeSIMやWi-Fiレンタルを検討しましょう。韓国旅行のためだけにahamoに乗り換えるのは現実的ではないため、旅行期間中だけ使える通信手段を別途用意する方が合理的です。
グループ旅行で複数人とインターネット環境を共有したい場合は、Wi-Fiレンタルが便利です。1台のルーターで5〜10台の端末を接続でき、1人あたりのコストを抑えられます。
15日を超える長期滞在の場合も、ahamoだけでは速度制限がかかるため、現地SIMカードやeSIMとの併用を検討する必要があります。
関連記事:海外でスマホを使う方法は?2026年最新の通信手段と料金を徹底比較

ahamoの海外データ通信は、月額料金の範囲内で韓国でもスマホをそのまま使える心強いサービスです。30GBのデータ容量、面倒な事前手続きが不要な点、韓国3大キャリアへの自動接続など、短期の韓国旅行には十分な機能を備えています。
ただし、15日を超える長期滞在での速度制限や、大盛りオプションの追加分が海外では使えない制約があるため、旅行の日数やデータ使用量に応じた通信手段の選択が大切です。
ahamo以外のキャリアを利用している方や、ahamoユーザーでも長期滞在を予定している方には、海外eSIMという選択肢があります。トリファ(trifa)なら、アプリから韓国向けのデータプランを購入し、QRコードを読み取るだけで設定が完了します。渡航前にスマホ1台で準備が済むため、空港でのSIMカード購入やWi-Fiルーターの受け取りといった手間がかかりません。
自分の旅行スタイルに合った通信手段を選んで、韓国旅行を存分に楽しんでください。

ライター
トリファ編集部(海外旅行の準備・現地情報担当)
海外旅行におけるベストシーズン、持ち物、現地で気をつけることなど、海外旅行の準備と現地情報を初心者にもわかりやすくまとめています。内容は必要に応じてトリファの現地スタッフへのヒアリングを行い、現地の状況も踏まえて整理しています。あわせて季節・制度・営業時間など変わりやすい情報は、公的機関や交通機関・施設の一次情報を確認し、変更があれば記事へ反映します(記事内に最終更新日を明記)。