
韓国第二の都市・釜山は、港町ならではの新鮮な海の幸をはじめ、ここでしか味わえないご当地グルメの宝庫です。テジクッパやナッコプセなどの名物料理から、市場の食べ歩きグルメまで、ソウルとはひと味違う食文化が楽しめます。 しかし、いざ釜山でグルメ巡りをしようと思っても「何を食べればいい?」「どこのお店がおすすめ?」と迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。 この記事では、釜山旅行で絶対に外せないおすすめグルメを15品に厳選し、人気店やエリア情報とあわせてわかりやすく紹介します。三大名物から海鮮、屋台グルメ、カフェスイーツまで幅広くカバーしています。 ぜひこの記事を参考に、釜山ならではの食体験を思いっきり楽しんでください。
目次
釜山を訪れたらまず食べておきたいのが、釜山の三大名物グルメです。テジクッパ、ナッコプセ、ミルミョンの3つは地元の方にも愛され続ける定番料理で、どれも釜山でしか味わえない本場の味があります。
テジクッパは豚骨を長時間煮込んだ白濁スープにご飯を入れて食べる、釜山を代表する郷土料理です。濃厚でありながらあっさりとした後味が特徴で、ニラやアミの塩辛などの薬味を自分好みに加えて味を調整します。
西面(ソミョン)エリアにある「テジクッパ通り」には専門店が10軒以上軒を連ねており、食べ比べを楽しめます。1杯9,000〜11,000ウォン(約1,000〜1,200円)と手頃な価格なのも魅力です。24時間営業の店も多く、深夜のシメや早朝のブランチにもぴったりです。
特に人気なのが「松亭3代クッパ(ソンジョンサムデクッパ)」と「浦項テジクッパ(ポハンテジクッパ)」です。松亭3代クッパは1946年創業の老舗で、豚の部位のみを丸一日以上煮込んだ深みのあるスープが特徴です。浦項テジクッパも1941年創業で、韓国や日本のテレビ取材を何度も受けた名店です。どちらも24時間営業で、地元の常連客でいつも賑わっています。
ナッコプセは、ナッチ(テナガダコ)、コプチャン(ホルモン)、セウ(エビ)の頭文字を取って名付けられた釜山発祥の鍋料理です。唐辛子ベースの真っ赤なスープに3種の具材が入り、ピリ辛の濃厚な味わいが食欲をそそります。
食べ進めたあとの締めには、ポックンパッ(炒めご飯)を頼むのが定番です。鍋の残りスープにご飯を入れて炒めることで、旨味が凝縮された絶品の一品が完成します。
1人前12,000〜16,000ウォン(約1,300〜1,800円)程度で、2人前からの注文が一般的です。海雲台(ヘウンデ)エリアや南浦洞(ナンポドン)に人気店が集中しています。
ミルミョンは小麦粉で作った麺を冷たいスープで味わう、釜山独自の冷麺です。一般的な韓国冷麺がそば粉やでんぷんの麺を使うのに対し、ミルミョンは小麦麺のためもちもちとした食感が楽しめます。
すっきりとした酸味のあるスープは夏場に最高の一杯です。辛いタレで和えたビビンミルミョン(混ぜ麺)も人気があり、辛さとコシのある麺の組み合わせがやみつきになります。
1杯6,000〜8,000ウォン(約670〜900円)とリーズナブルなのも嬉しいポイントです。テジクッパとのセットメニューを提供している店もあり、釜山グルメを一度に楽しめます。
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港町・釜山では、水揚げされたばかりの新鮮な海産物を使った料理が豊富です。市場で食べるライブ感あふれる海鮮グルメは、釜山旅行のハイライトとなるでしょう。
チャガルチ市場は韓国最大級の水産市場で、1階にはずらりと並んだ水槽に新鮮な魚介が泳いでいます。好きな魚介を選んで購入すると、2階の食堂で刺身や焼き物に調理してもらえるのがこの市場の楽しみ方です。
ヒラメやタイの刺身盛り合わせは2〜3人前で30,000〜50,000ウォン(約3,400〜5,600円)程度です。刺身を食べ終わった後に残りの魚で作ってくれる海鮮鍋(メウンタン)は、旨味がたっぷり詰まった絶品です。
調理代として1人5,000ウォン程度の「ジャリ代」がかかりますが、新鮮な海の幸をこの価格で味わえるのは港町・釜山ならではです。
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ヘムルタンは、ワタリガニやエビ、貝類などの海産物をたっぷり入れた辛い鍋料理です。海鮮の出汁と唐辛子の辛さが絶妙にマッチし、食べ応え抜群の一品です。
海雲台エリアには専門店が多く、2〜3人前で40,000〜60,000ウォン(約4,500〜6,700円)が相場です。仲間とシェアして食べるのにぴったりの料理で、締めの雑炊やラーメンも楽しみのひとつです。
注文時に辛さを調整できる店が多いため、辛いものが苦手な方は「あまり辛くしないでください(トル メプケ ヘジュセヨ)」と伝えるとよいでしょう。
釜山ではフグ料理も名物のひとつです。ポックッ(フグのスープ)は、白身のフグからとった上品な出汁が体にしみわたる優しい味わいが特徴です。二日酔いの朝に飲むスープとしても親しまれています。
海雲台(ヘウンデ)エリアはフグ料理の名所として知られ、専門店が集まっています。1人前12,000〜15,000ウォン(約1,300〜1,700円)程度で、リーズナブルにフグ料理を楽しめるのは釜山ならではです。
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釜山は海鮮だけでなく、肉料理のレベルも高い街です。韓国式焼肉やフライドチキンの名店が多く、肉好きの方にも大満足の食体験が待っています。
釜山の焼肉文化はソウルとは少し異なり、コプチャン(ホルモン)が特に人気です。ヤンコプチャン(牛の小腸)を炭火で香ばしく焼き上げたものは、プリプリの食感と濃厚な旨味がたまりません。
海雲台の「海雲台アムソカルビジプ」では、上質な韓牛のカルビを味わえます。1人前50,000〜60,000ウォン(約5,600〜6,700円)と値は張りますが、口の中でとろける韓牛の味わいは格別です。
サムギョプサル(豚の三枚肉)は釜山でも定番の焼肉メニューです。厚切りのサムギョプサルにニンニクとサムジャン(味噌ダレ)をのせ、サンチュで巻いて食べるのが韓国流の楽しみ方です。
韓国といえばフライドチキンも外せません。釜山にはチキン専門店が数多くあり、ビールとチキンの組み合わせ「チメク(チキン+メクチュ=ビール)」を楽しむ文化が根付いています。
「巨人トンタッ」は鶏一羽を丸ごと揚げた豪快なチキンが名物で、カリカリの衣とジューシーな肉汁が特徴です。1羽24,000〜26,000ウォン(約2,700〜2,900円)前後とコスパも抜群です。
「PURADAK CHICKEN」は全国展開のチキンチェーンで、釜山にも店舗が多く地元で根強い人気を誇ります。ハニーバターチキンやガーリックチキンなど、多彩なフレーバーを楽しめます。
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ナクチポックン(タコの辛味炒め)は、ぶつ切りのテナガダコを唐辛子ベースのタレで炒めた一品です。プリプリのタコに甘辛いタレが絡み、ご飯との相性が抜群です。
辛さのレベルは「普通」でもかなり辛いため、辛いものが苦手な方は「少し辛くしないでください」と伝えることをおすすめします。1人前13,000〜16,000ウォン(約1,500〜1,800円)が相場で、サイドメニューのケランチム(茶碗蒸し)と一緒に注文するのが定番です。
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釜山の街を歩けば、あちこちに屋台や食べ歩きグルメのお店が見つかります。手軽に楽しめる釜山ならではの味を紹介します。
シアホットクは、通常のホットク(韓国式おやき)にひまわりの種をはじめとするナッツ類がたっぷり入った釜山独自の屋台グルメです。もちもちの生地にナッツの香ばしさと黒砂糖の甘さが合わさり、一度食べるとやみつきになります。
BIFF広場(南浦洞)の屋台街が発祥の地とされ、今でも多くの屋台がシアホットクを販売しています。1個2,000〜3,000ウォン(約220〜340円)と手軽な価格で楽しめます。
焼きたてアツアツの状態で提供されるため、やけどに注意しながら食べましょう。冬場の食べ歩きにもぴったりの、体が温まるおやつです。
釜山はオムク(韓国式練り物)の本場としても知られています。日本のさつま揚げに似た食感ですが、釜山のオムクは魚の含有量が高く、素材の味がしっかり感じられるのが特徴です。
BIFF広場周辺や海雲台エリアには、老舗のオムク専門店が点在しています。「古来思オムク」は釜山を代表するオムクブランドで、店内で焼きたてのオムクを試食しながら購入できます。お土産としても人気があります。
屋台のオムクタン(おでんスープ)は1串1,500〜2,000ウォン(約170〜220円)程度で、スープは無料で飲めるのが嬉しいポイントです。
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釜山の朝食には、韓国式トーストやキンパがおすすめです。韓国式トーストは食パンにハム、チーズ、目玉焼き、キャベツを挟んで甘めのケチャップソースで味付けした独特の一品で、日本のサンドイッチとは違った美味しさがあります。
キンパ(韓国式海苔巻き)は1本2,500〜4,000ウォン(約280〜450円)で、持ち歩きにも便利です。チャムチキンパ(ツナキンパ)やチーズキンパなどバリエーションが豊富で、小腹が空いたときのおやつにもぴったりです。
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釜山でグルメ巡りを楽しむには、人気店の場所を調べたり、メニューを翻訳したりと、スマートフォンの活用が欠かせません。現地での通信環境を事前に整えておくと、お店探しがぐっとスムーズになります。
韓国ではGoogle Mapsよりもネイバーマップやカカオマップの方が正確な情報を得られます。お店の営業時間、口コミ評価、メニュー写真などの情報が充実しており、地元の方が実際に使っているレビューを参考にできます。
利用者No.1の海外eSIMアプリ「トリファ」でデータ通信を確保しておけば、現地でもアプリをサクサク使えます。渡航前にeSIMを設定しておけば、釜山に到着した瞬間からお店検索や地図アプリを使い始められるので便利です。
ネイバーマップの使い方について詳しくは、以下の記事で解説しています。
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釜山のローカル食堂では、メニューが韓国語のみということも珍しくありません。スマートフォンのカメラ翻訳機能を使えば、メニュー表にかざすだけで日本語に翻訳できます。
注文時に便利な韓国語フレーズをいくつか覚えておくとスムーズです。「イゴ ジュセヨ(これください)」と指差しで注文する方法が最も簡単です。人数分の注文は「イインブン(2人前)」「サミンブン(3人前)」と伝えましょう。
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釜山は、テジクッパやナッコプセなどの三大名物から、チャガルチ市場の新鮮な海鮮、シアホットクの食べ歩きまで、ソウルとは一味違う食の魅力にあふれた街です。港町ならではの食文化は、一度体験すると何度も訪れたくなる奥深さがあります。
釜山でのグルメ巡りを満喫するには、人気店の検索やメニューの翻訳など、スマートフォンの通信環境が重要です。トリファ(trifa)のeSIMなら、アプリで簡単に設定するだけで釜山到着後すぐにデータ通信を使えるため、お店探しも移動もストレスフリーです。
ぜひこの記事を参考に、釜山の絶品グルメを心ゆくまで堪能してください。

ライター
トリファ編集部(海外旅行の準備・現地情報担当)
海外旅行におけるベストシーズン、持ち物、現地で気をつけることなど、海外旅行の準備と現地情報を初心者にもわかりやすくまとめています。内容は必要に応じてトリファの現地スタッフへのヒアリングを行い、現地の状況も踏まえて整理しています。あわせて季節・制度・営業時間など変わりやすい情報は、公的機関や交通機関・施設の一次情報を確認し、変更があれば記事へ反映します(記事内に最終更新日を明記)。