
韓国旅行でタクシーを利用するなら、配車アプリ「カカオタクシー(Kakao T)」が欠かせません。韓国語が話せなくても、アプリ上で目的地を入力するだけでタクシーを呼べるため、言葉の壁を気にせずスムーズに移動できます。 カカオタクシーは韓国国内で月間3,000万人以上が利用する最大手の配車サービスです。日本の電話番号でも登録でき、乗車前に料金の目安がわかるため、ぼったくりの心配もありません。 この記事では、カカオタクシーの登録方法から実際の配車手順、料金体系、支払い方法、利用時の注意点まで、日本人旅行者が知っておきたい情報をわかりやすくまとめました。 渡韓前の準備にぜひお役立てください。
目次

カカオタクシーは、韓国のIT大手カカオが運営するタクシー配車アプリです。正式名称は「Kakao T(カカオティー)」で、韓国国内で圧倒的なシェアを誇ります。ここでは、カカオタクシーの基本的な特徴と、日本人旅行者にとってのメリットを紹介します。
カカオタクシーは、スマートフォンのアプリから出発地と目的地を入力するだけで、近くのタクシーを呼べるサービスです。ソウルはもちろん、釜山・済州島・大邱など韓国全土で利用できます。
アプリは日本語表示に対応しており、直感的に操作できるのが大きな特徴です。配車を依頼すると、ドライバーの顔写真や車両ナンバーがアプリに表示されるため、乗り間違いの心配もありません。
また、リアルタイムでタクシーの現在地を確認できるので、あとどれくらいで到着するかも一目でわかります。配車から降車までの一連の流れがアプリ内で完結する安心感は、海外旅行において非常に心強いといえるでしょう。
韓国では道端でタクシーを拾うこともできますが、カカオタクシーを使うことで得られるメリットは大きいです。
まず、乗車前に目安料金が表示されるため、料金トラブルを未然に防げます。流しのタクシーでは、メーターを倒さなかったり遠回りされたりするケースがまれにありますが、アプリ経由なら経路と料金が記録に残るため安心です。
さらに、韓国語が話せなくても目的地をアプリで指定できるため、ドライバーに行き先を伝える必要がありません。深夜や早朝などタクシーが捕まりにくい時間帯でも、アプリから配車できる可能性が高いのもメリットです。
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カカオタクシーを利用するには、まずアプリの登録が必要です。日本にいるうちに済ませておけば、韓国到着後すぐにタクシーを呼べます。ここでは、登録に必要な準備と手順を解説します。
カカオタクシーの利用には、韓国の国民的メッセンジャーアプリ「カカオトーク(KakaoTalk)」のアカウントが必要です。まだお持ちでない方は、先にカカオトークをインストールしましょう。
カカオトークは日本の電話番号(+81)で登録できます。アプリをダウンロードしたら、電話番号を入力してSMS認証を行い、名前やメールアドレスなどの基本情報を登録するだけで完了です。
渡韓後にSMS認証を行おうとすると、通信環境によっては認証コードが届かないケースがあります。必ず日本にいるうちに登録を済ませておくことをおすすめします。
カカオトークのアカウントを作成したら、次に「Kakao T」アプリをダウンロードします。App StoreまたはGoogle Playで「Kakao T」と検索すれば見つかります。
アプリを起動すると、カカオアカウントでのログインを求められます。カカオトークと同じアカウントでログインしましょう。外国人ユーザーの場合は、国番号を選択して携帯電話番号を入力します。日本の番号なら「+81」を選び、先頭の「0」を除いた番号を入力してください。
SMS認証が完了すれば登録は終了です。アプリの言語設定は、設定画面から日本語に変更できます。クレジットカードの登録画面が表示された場合、VISAやMastercardなど国際ブランドの日本発行カードは登録できるケースが増えています。登録できればアプリ内決済が利用でき、降車時の支払いがスムーズになります。認証に失敗する場合はスキップして、車内での直接支払いに切り替えましょう。
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アプリの登録が完了したら、実際にタクシーを呼んでみましょう。カカオタクシーの配車は、出発地と目的地を設定して車種を選ぶだけのシンプルな操作です。ここでは、配車依頼から乗車までの具体的な手順を説明します。
カカオタクシーの目的地検索は、基本的に韓国語(ハングル)または英語で入力します。主要な観光地や有名ホテルなどは日本語キーワードでもヒットするようになっていますが、個人経営の飲食店やローカルなスポットは韓国語で検索するのが確実です。
おすすめの方法は、Googleマップやネイバーマップで目的地を検索し、表示されたハングルの施設名をコピーしてカカオタクシーの検索欄に貼り付けることです。ホテル名であれば英語表記でもヒットしやすいでしょう。
住所ではなく施設名や建物名で検索すると、候補が表示されやすくなります。よく訪れる場所はアプリ内でお気に入り登録しておくと、次回以降スムーズに配車できます。
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目的地を設定すると、車種の選択画面に進みます。カカオタクシーでは、用途に応じて複数の車種から選べます。
車種 | 特徴 | 初乗り料金(ソウル) |
|---|---|---|
一般呼び出し | 最も一般的。台数が多く配車されやすい | 4,800ウォン(約530円) |
模範タクシー | 黒塗りの高級車。サービスが丁寧 | 7,000ウォン(約770円) |
ベンティ(大型) | 5人以上や荷物が多いとき向け | 7,000ウォン(約770円) |
通常の観光であれば「一般呼び出し」で十分です。車種を選んだら「呼び出し」ボタンをタップするだけで配車が完了します。ドライバーが見つかると、車両ナンバー・ドライバー名・到着予想時間が表示されます。
タクシーが到着したら、アプリに表示されている車両ナンバーと一致しているか確認してから乗車しましょう。ドライバーはアプリで目的地を把握しているため、改めて行き先を伝える必要はありません。
走行中もアプリ上でルートを確認できるので、遠回りされていないかチェックできます。目的地に到着したら、料金を支払って降車します。支払い方法については次のセクションで詳しく解説します。
なお、配車確定から1分以上経過してからキャンセルすると、2,000〜4,000ウォン程度のキャンセル料が発生する場合があります。配車後のキャンセルはできるだけ避けましょう。

韓国のタクシーは日本と比べてかなりリーズナブルです。カカオタクシーなら乗車前に目安料金を確認できるため、安心して利用できます。ここでは、料金体系と日本人旅行者が使える支払い方法をまとめます。
ソウルの一般タクシーの場合、初乗り料金は1.6kmまで4,800ウォン(約530円)です。その後は131mごと、または30秒ごとに100ウォンずつ加算されます。日本のタクシーと比較すると、かなり手頃な料金設定です。
深夜は割増料金が適用されるため注意が必要です。午後10時〜11時と午前2時〜4時は20%割増、午後11時〜午前2時は40%割増となります。深夜にタクシーを利用する際は、通常より料金が高くなることを覚えておきましょう。
カカオタクシーでは配車前に目安料金が表示されますが、実際の料金は走行距離や渋滞状況によって変動します。あくまで参考値として確認しておくとよいでしょう。
日本人旅行者がカカオタクシーで使える支払い方法は、主に以下の3つです。
アプリ内でのクレジットカード事前登録は、以前は韓国発行のカードのみ対応でしたが、現在はVISAやMastercardなどの国際ブランドカードであれば日本発行のカードでも登録できるケースが増えています。カードが登録できればアプリ内決済が利用でき、降車時の支払いがよりスムーズになります。
カカオタクシーを利用するには、スマートフォンがインターネットに接続されている必要があります。配車依頼やドライバーとのやり取り、リアルタイムの位置確認はすべて通信が前提です。
こうした不安を解消してくれるのが、利用者No.1の海外eSIMアプリ「トリファ(trifa)」です。アプリからeSIMを購入して設定するだけで、韓国到着後すぐにデータ通信が使えるようになります。Wi-Fiルーターを持ち歩く必要もなく、カカオタクシーをはじめとするアプリをいつでも快適に利用できます。
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便利なカカオタクシーですが、韓国ならではの事情やアプリ特有の注意点もあります。トラブルを避けてスムーズに移動するために、以下のポイントを押さえておきましょう。
金曜日や土曜日の深夜は、タクシー需要が急増するため配車が難しくなることがあります。特にソウルの繁華街である明洞・弘大・江南エリアでは、何度リクエストしても配車されないケースも珍しくありません。
配車されにくい場合は、少し離れた大通りに移動してから再度リクエストしてみましょう。また、車種を「一般呼び出し」だけでなく「模範タクシー」に変更すると、マッチングしやすくなることがあります。
深夜の移動が予想される場合は、飲食店やホテルのスタッフにタクシーを呼んでもらうのも有効な手段です。カカオタクシーが使えない最悪のケースに備えて、現金を多めに持っておくと安心です。
韓国には「コールバン」と呼ばれる違法なタクシーが存在します。空港や観光地周辺で「タクシー?」と声をかけてくる客引きには注意してください。
違法タクシーの特徴としては、車体に「VAN」「CALL VAN」「日本語可能」などの表示がある、メーターがない、料金を交渉で決めようとする、といった点が挙げられます。正規のタクシーはメーター制で運行しているため、メーターを使わないタクシーには絶対に乗らないようにしましょう。
カカオタクシーを使えば、ドライバー情報や車両ナンバーが記録されるため、こうしたトラブルのリスクを大幅に減らせます。万が一トラブルが発生しても、アプリの履歴から通報できるので安心です。
快適にカカオタクシーを使うために、いくつかの小ワザを紹介します。
まず、宿泊先のホテルをお気に入りに登録しておきましょう。観光で疲れたときや道に迷ったときに、ワンタップでホテルまでのタクシーを呼べます。
目的地のハングル表記は、旅行前にまとめてメモアプリに保存しておくと便利です。コピー&ペーストですぐに入力できるため、現地で慌てることがなくなります。
乗車後にドライバーから電話がかかってくることがありますが、韓国語がわからなければ無理に出る必要はありません。アプリのチャット機能で簡単なメッセージを送るか、現在地で待っていれば問題ないでしょう。
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カカオタクシーをはじめ、韓国旅行ではネイバーマップや翻訳アプリなど、スマートフォンの通信環境が欠かせません。旅行中にいつでも安定したデータ通信を使えるよう、出発前に通信手段を準備しておきましょう。
海外での通信手段としておすすめなのが、利用者No.1の海外eSIMアプリ「トリファ(trifa)」です。アプリをダウンロードして簡単な設定を行うだけで、韓国到着後すぐにデータ通信が使えるようになります。
物理SIMカードの交換やWi-Fiルーターの持ち歩きは不要で、スマートフォン1台で完結するのが最大の魅力です。24時間対応の日本語サポートも用意されているため、eSIMを初めて使う方でも安心して利用できます。
カカオタクシーでの配車、ネイバーマップでのルート検索、翻訳アプリでのコミュニケーションなど、韓国旅行を快適に楽しむためにトリファで通信環境を整えておきましょう。

ライター
トリファ編集部(海外旅行の準備・現地情報担当)
海外旅行におけるベストシーズン、持ち物、現地で気をつけることなど、海外旅行の準備と現地情報を初心者にもわかりやすくまとめています。内容は必要に応じてトリファの現地スタッフへのヒアリングを行い、現地の状況も踏まえて整理しています。あわせて季節・制度・営業時間など変わりやすい情報は、公的機関や交通機関・施設の一次情報を確認し、変更があれば記事へ反映します(記事内に最終更新日を明記)。