
韓国は日本から飛行機で約2時間半とアクセスしやすく、週末旅行でも訪れやすい人気の海外旅行先です。ソウルの活気ある街並みはもちろん、地方に足を延ばせば全く異なる魅力が待っています。 本記事では、韓国の観光地をソウル・釜山・済州島・慶州・全州・江原道・大邱の7エリアに分けて厳選紹介します。世界遺産に登録された歴史スポットから、SNSで話題の絶景スポットまで幅広く取り上げました。 初めての韓国旅行でも、リピーターの方でも楽しめるよう、各スポットの見どころやアクセス方法もあわせて解説しています。旅行プランの参考にぜひお役立てください。
目次

韓国旅行の拠点となるソウルには、歴史ある宮殿から最先端のショッピングエリアまで多彩な観光スポットが集まっています。初めての韓国旅行ならまずソウルの定番名所を押さえておくのがおすすめです。
ソウルの主な見どころを紹介します。
景福宮は1395年に朝鮮王朝の太祖・李成桂によって建てられた正宮です。ソウル中心部に位置し、地下鉄3号線の景福宮駅から徒歩すぐとアクセスも抜群です。
広大な敷地内には勤政殿や慶会楼など見ごたえのある建物が点在しています。韓服(ハンボク)をレンタルして入場すると無料になる制度もあり、伝統衣装での記念撮影を楽しむ観光客も多く見られます。
毎日行われる守門将交代儀式も見どころの一つです。朝鮮時代の衣装をまとった兵士たちの荘厳な行進は、タイムスリップしたような感覚を味わえます。
北村韓屋村は約900棟の韓屋(ハノク)が保存されている歴史的なエリアです。石畳の坂道に瓦屋根の伝統家屋が連なる風景は、韓国らしい写真が撮れるフォトスポットとして人気を集めています。
景福宮と昌徳宮の間に位置しているため、宮殿観光とセットで回るのが効率的です。坂が多いので歩きやすい靴で訪れることをおすすめします。
住民の方が実際に暮らしているエリアでもあるため、大声での会話や私有地への立ち入りには注意が必要です。静かに街並みを楽しみながら散策しましょう。
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Nソウルタワーは南山(ナムサン)の頂上に立つソウルのシンボルです。展望台からはソウル市内を360度見渡すことができ、昼と夜で全く異なる景色を楽しめます。
特に夕暮れから夜にかけての時間帯がおすすめです。ソウルの街が徐々にライトアップされていく様子は、息をのむ美しさです。タワーまではケーブルカーや循環バスで上がることができます。
展望台の周辺には「愛の南京錠」と呼ばれるフェンスがあり、カップルが南京錠をかけていく名所としても知られています。ロマンチックな雰囲気を楽しめるスポットです。

韓国第二の都市・釜山はソウルからKTXで約2時間半で到着します。港町ならではの開放的な雰囲気と美しい海岸線が魅力で、ソウルとは一味違った韓国を体験できます。
新鮮な海産物グルメや絶景ビーチ、カラフルな文化村など見どころが豊富です。以下のスポットは特に人気があります。
海雲台ビーチは約1.5kmにわたって白砂が続く、韓国を代表するビーチリゾートです。夏には海水浴客で賑わい、冬でも海辺の散歩やカフェ巡りを楽しめます。
ビーチ沿いには高層ホテルやレストランが立ち並び、周辺には海雲台市場もあります。地元の海鮮料理を味わいたいなら、市場の屋台で刺身やウニを食べるのがおすすめです。
毎年10月には釜山国際映画祭が開催され、海雲台エリアは映画ファンで一層の賑わいを見せます。映画祭の時期に合わせて訪れるのも良いでしょう。
甘川文化村は山の斜面にカラフルな家々がびっしりと並ぶ、釜山で人気のフォトジェニックスポットです。「韓国のマチュピチュ」とも呼ばれ、パステルカラーの建物と階段が織りなす独特の景観が魅力です。
村の中にはアート作品や壁画が点在しており、スタンプラリーをしながら散策するのがおすすめの楽しみ方です。星の王子さまの像がある展望スポットは、記念撮影の定番となっています。
坂や階段が多いため体力は必要ですが、その分たどり着いた先で見る景色は格別です。カフェも点在しているので、休憩しながらゆっくり回りましょう。
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海東龍宮寺は1376年に創建された、海岸の断崖に建つ珍しい寺院です。韓国のほとんどの寺院が山中にあるのに対し、海を目の前にした立地が大きな特徴となっています。
入口から寺院までは108段の階段を下りていきます。階段を降りるにつれて海が見えてくる景色は圧巻です。特に日の出の時間帯は、海から昇る朝日と寺院のシルエットが幻想的な光景を生み出します。
釜山市内中心部からはバスで約1時間ほどかかりますが、それだけの価値がある絶景スポットです。海雲台エリアからタクシーを利用すれば30分程度で到着します。

済州島は韓国最南端に位置する火山島で、「韓国のハワイ」とも呼ばれるリゾートアイランドです。温暖な気候と豊かな自然に恵まれ、2007年には「済州火山島と溶岩洞窟群」としてユネスコ世界自然遺産に登録されました。
ソウルから飛行機で約1時間、釜山からも約1時間でアクセスできます。島内の観光にはレンタカーやツアーバスの利用が便利です。
城山日出峰(ソンサンイルチュルボン)は約10万年前の海底噴火によって形成された巨大な岩山です。標高182mの頂上には直径600mの噴火口が広がり、韓国の天然記念物にも指定されています。
片道約30分のトレッキングで頂上まで登ることができます。頂上からは広大な噴火口と周囲の海を見渡す360度のパノラマが広がり、特に日の出の時間帯は名前の通り絶景です。
済州島を訪れるなら外せない定番スポットの一つです。登山道は整備されていますが、歩きやすい靴を用意しておくと安心です。
漢拏山は標高1,947mの韓国最高峰で、済州島の中央にそびえる活火山です。山全体がユネスコ世界自然遺産に登録されており、四季折々の美しい自然を楽しめます。
複数のトレッキングコースが整備されており、初心者向けの短いルートから山頂を目指す本格的なコースまで選べます。山頂の白鹿潭(ペンノクタム)は火口湖で、晴れた日には神秘的なエメラルドグリーンの湖面を見ることができます。
春にはツツジ、秋には紅葉、冬には雪景色と季節ごとに異なる表情を見せてくれるのも魅力です。天候が変わりやすいため、防寒着や雨具の準備をおすすめします。
万丈窟(マンジャングル)は全長約7.4kmの世界最長級の溶岩洞窟です。そのうち約1kmが一般公開されており、溶岩が作り出した神秘的な地形を間近で見学できます。
洞窟内は年間を通して11〜21度に保たれているため、夏の暑い日の避暑スポットとしても人気です。高さ7.6mの「溶岩石柱」は世界最大級で、自然の造形美に圧倒されます。
洞窟内は照明が設置されていますが、足元が滑りやすい箇所もあるため注意が必要です。雨天でも楽しめる観光スポットとして覚えておくと便利です。

慶州(キョンジュ)は紀元前57年から約千年にわたって新羅王朝の都として栄えた古都です。「屋根のない博物館」と呼ばれるほど、街のいたるところに歴史的な遺跡が点在しています。
慶州歴史地域はユネスコ世界文化遺産に登録されており、釜山からKTXで約30分、ソウルからは約2時間でアクセスできます。歴史好きの方には特におすすめのエリアです。
仏国寺(プルグクサ)は751年に創建された新羅時代を代表する寺院で、ユネスコ世界文化遺産に登録されています。石造りの階段「青雲橋・白雲橋」や多宝塔・釈迦塔は、韓国仏教美術の最高傑作と称されています。
仏国寺から山道を登った先にある石窟庵(ソックラム)も必見です。花崗岩のドーム天井の中に鎮座する本尊仏は、東アジア仏教彫刻の傑作として高い評価を受けています。
仏国寺と石窟庵はセットで訪れるのが一般的です。石窟庵へはシャトルバスが運行しているため、体力に自信がない方でも安心して訪問できます。
雁鴨池は新羅時代の674年に造られた人工の池と庭園です。かつては王族が宴会を催す場所として使われており、池に映る建物の姿が美しいことで知られています。
特におすすめなのは日没後のライトアップです。池の水面に建物や木々の灯りが映り込み、幻想的な景色が広がります。慶州を訪れるなら、夜の時間帯にぜひ立ち寄ってみてください。
周辺には大陵苑(テヌンウォン)や瞻星台(チョムソンデ)など、徒歩圏内に見どころが集まっています。レンタサイクルを利用すれば、慶州市内の遺跡を効率よく巡ることができます。
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ソウルや釜山、済州島だけが韓国の魅力ではありません。韓国の地方にはまだまだ知られていない観光地がたくさんあります。
ここでは、韓国リピーターにもおすすめしたい全州・大邱・江原道の3エリアをピックアップして紹介します。
全州はソウルからKTXで約1時間半、朝鮮王朝発祥の地として知られる歴史深い街です。約700棟の韓屋が保存されている全州韓屋村は、韓国で最も美しい伝統集落の一つに数えられます。
全州は韓国を代表する郷土料理・ビビンバの発祥地としても有名です。韓屋村の周辺には老舗のビビンバ専門店が軒を連ねており、本場の全州ビビンバはソウルで食べるものとは一味違います。
韓紙(ハンジ)工芸やマッコリ作り体験など、伝統文化を体験できるプログラムも充実しています。食文化と伝統文化の両方を楽しめる、日帰りでも訪れやすいエリアです。
大邱はソウルからKTXで約1時間40分の韓国第三の都市です。近年は若者を中心に注目を集めるおしゃれなカフェやストリートが増えており、新しい観光地として人気が高まっています。
アプサン展望台からは大邱市街を270度見渡すことができ、四方を山に囲まれた盆地の地形がよくわかります。西門市場は大邱最大の伝統市場で、屋台グルメの食べ歩きが楽しめるナイトマーケットも開かれています。
毎年夏に開催される「チメクフェスティバル」はチキンとビールの祭典で、韓国全土から多くの観光客が訪れます。大邱ならではのイベントを狙って旅行計画を立てるのも面白いでしょう。
江原道は2018年の冬季オリンピック開催地としても知られる、自然豊かなエリアです。韓国ドラマ「冬のソナタ」の舞台となった春川(チュンチョン)は、ソウルから電車で約1時間とアクセスしやすい人気の日帰りスポットです。
東海岸に面した江陵(カンヌン)はコーヒーの街として有名で、海沿いにおしゃれなカフェが並ぶ安木海岸カフェ通りは必見です。ソウルからKTXを利用すれば約2時間で到着します。
冬にはスキーリゾートとして多くの観光客を集め、夏にはサーフィンや海水浴で賑わう襄陽(ヤンヤン)も人気です。季節を問わず楽しめる、韓国の自然を満喫できるエリアです。
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韓国の観光地を存分に楽しむためには、出発前の準備が欠かせません。入国手続きや現地での移動手段、通信環境の確保など、事前に押さえておきたいポイントをまとめました。
日本国籍の方は90日以内の観光目的であればビザなしで韓国に入国できます。2026年12月末まではK-ETA(電子渡航認証)の申請も免除されているため、パスポートさえあれば入国可能です。
韓国国内の移動にはKTX(韓国高速鉄道)が便利です。ソウルから釜山まで約2時間半、大邱まで約1時間40分で到着するため、地方都市への日帰り旅行も十分可能です。外国人向けの「コレールパス」を利用すれば、KTXを含む鉄道が乗り放題になるのでお得です。
都市部の移動には地下鉄やバスが発達しており、交通系ICカード「T-money」を購入しておくとスムーズです。タクシーも日本と比べて料金が手頃なため、グループ旅行では積極的に活用しましょう。
韓国旅行中にスマホでマップアプリやSNSを使うには、現地で使えるインターネット環境の準備が必要です。特に地方都市を観光する際は、Wi-Fiスポットが少ないエリアもあるため、モバイルデータ通信を確保しておくと安心です。
こうした不安を解消してくれるのが、利用者No.1の海外eSIMアプリ「トリファ(trifa)」です。アプリから韓国用のデータプランを購入し、簡単な設定を済ませるだけで、到着直後からインターネットが使えるようになります。
Wi-Fiルーターのようにかさばる荷物が増えることもなく、物理SIMカードの交換も不要です。釜山や済州島など複数の都市を周遊する旅行でも、安定した通信環境で快適に観光を楽しめます。
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韓国旅行を快適にするには、いくつかのアプリを事前にインストールしておくのがおすすめです。地図アプリは「NAVERマップ」または「カカオマップ」が韓国では主流で、Googleマップよりも正確な経路案内が得られます。
翻訳アプリは「Papago」が韓国語の翻訳精度に優れており、レストランでのメニュー翻訳やタクシーでの行き先伝達に役立ちます。交通情報や乗り換え案内には「Subway Korea」が便利です。
地方都市ではとりわけ日本語が通じにくい場面が増えるため、翻訳アプリと地図アプリは必須といえます。出発前にダウンロードを済ませておきましょう。

韓国にはソウルの歴史スポットや釜山の海辺の絶景、済州島の大自然、慶州の世界遺産など、エリアごとに個性豊かな観光地が揃っています。地方都市にまで足を延ばすことで、韓国旅行の楽しみは何倍にも広がります。
複数の都市を巡る韓国旅行では、どこにいてもスマホが使える通信環境が欠かせません。マップアプリで経路を調べたり、翻訳アプリでコミュニケーションを取ったり、SNSで旅の思い出をシェアしたりと、快適な旅に通信は必須です。
利用者No.1の海外eSIMアプリ「トリファ(trifa)」なら、アプリをダウンロードして簡単な設定を済ませるだけで韓国での通信が可能になります。物理SIMカードの交換やWi-Fiルーターの持ち歩きは不要で、eSIM初心者でも24時間対応の日本語サポートがあるので安心です。韓国の魅力的な観光地をストレスなく巡るために、ぜひトリファで通信環境を整えてから出発しましょう。

ライター
トリファ編集部(海外旅行の準備・現地情報担当)
海外旅行におけるベストシーズン、持ち物、現地で気をつけることなど、海外旅行の準備と現地情報を初心者にもわかりやすくまとめています。内容は必要に応じてトリファの現地スタッフへのヒアリングを行い、現地の状況も踏まえて整理しています。あわせて季節・制度・営業時間など変わりやすい情報は、公的機関や交通機関・施設の一次情報を確認し、変更があれば記事へ反映します(記事内に最終更新日を明記)。