アメリカ本土への旅行は、3泊5日なら1人25万〜45万円程度、1週間なら36万〜64万円程度が目安になります。この総額は航空券・ホテル・食費・現地交通・観光費をドル建てで積み上げたうえで、1ドル=159円(2026年10月の日本銀行基準外国為替相場)で円換算したものです。 旅行サイトごとに提示している総額が大きく違うのも、よくある疑問です。前提にしている為替レート、対象の都市、ホテルのグレード、渡航する時期がそれぞれ違うためです。どの総額も、出発前に自分の条件へ当てはめ直す必要があります。 自分の旅程で総額を出すには、都市別の航空券・ホテル代に加えて、チップや税金などの上乗せ費用、現金やカードの準備、通信費も見ておく必要があります。金額はいずれもハワイを除くアメリカ本土のものです。 為替レートは日々変動します。円換算額は2026年10月時点の参考値なので、出発前に最新のレートで見積もり直しておきましょう。
目次

日数別の目安額を知っておくと、ツアー料金や予約サイトの見積もりと比べるときの基準になります。
目安額とあわせて、人数やツアー利用で総額がどう変わるかも気になるところです。
以下の表はエコノミークラスの直行便と中級ホテルを前提にした1人あたりの目安です。為替レートは1ドル=159円(2026年10月の日本銀行基準外国為替相場)で円換算しています。
日程 | 航空券 | ホテル | 食費・現地交通 | 観光・その他 | 総額の目安(1人・費目の合計) |
|---|---|---|---|---|---|
3泊5日 | 14万〜24万円程度 | 5万〜10万円程度 | 4万〜7万円程度 | 2万〜4万円程度 | 25万〜45万円程度 |
5泊7日 | 14万〜24万円程度 | 9万〜17万円程度 | 6万〜11万円程度 | 3万〜6万円程度 | 32万〜58万円程度 |
1週間(6〜7泊想定) | 14万〜24万円程度 | 11万〜20万円程度 | 7万〜13万円程度 | 4万〜7万円程度 | 36万〜64万円程度 |
航空券の価格帯がほぼ変わらないのは、日数が増えても往復1回分の料金は同じだからです。総額の幅を狭めるには、為替・都市・時期・ホテルの条件を自分の予定に合わせて絞り込みます。
旅行系メディアが示す「アメリカ旅行の総額」は、3泊5日で20万円台から33万円程度まで幅があります。これは費目の計算が違うのではなく、前提条件が違うために起きています。
要因 | 安くなる条件 | 高くなる条件 | 総額への影響 |
|---|---|---|---|
為替レート | 円高(1ドルが安い) | 円安(1ドルが高い) | ドル建て費用が同じでも円換算額が変わる |
都市 | ロサンゼルスなど航空券が比較的安い都市 | ニューヨークなど航空券・ホテルが高い都市 | 航空券・ホテルで数万円単位の差 |
時期 | オフシーズン・平日発 | 感謝祭・クリスマス・年末年始などの繁忙期 | 航空券・ホテルが1.5〜2倍になることもある |
ホテルのグレード | 郊外のエコノミーホテル | 中心部の中級〜高級ホテル | 1泊あたり数千円〜数万円の差 |
手元の見積もりと旅行サイトの総額がずれていたら、まずこの4つのどこが違うのかを確かめてみてください。
日数別の目安表はあくまで平均的な前提での金額です。自分の旅程で計算するには、費目ごとに次の手順で調べ直します。
費目 | 計算のしかた | どこで調べるか |
|---|---|---|
航空券 | 渡航する都市・時期で検索し、往復1回分を確定させる | 航空会社公式サイト・旅行予約サイト |
ホテル | 1泊あたりの料金×泊数で計算。都市・エリア・グレードで検索 | 予約サイトで候補エリアを絞って検索 |
食費・現地交通 | 1日あたりの目安(後述)×滞在日数で計算 | 後述の1日予算モデル |
観光・チップなど上乗せ費用 | 行きたい施設の入場料を合計し、チップ・税金分を加算 | 各施設公式サイト・後述の上乗せ費用の章 |
通信費 | 利用する手段(eSIM・レンタルWi-Fi・ローミング)の料金を確認 | 各サービスの公式サイト |
旅程が固まっていない段階でも、都市と日数だけ決めれば航空券とホテルの目安は先に出せます。残りの費目は、このあとの章にある1日あたりの金額に日数を掛ければ概算できます。
人数が増えると、1人あたりの費用は人数に関係なくかかる費目と、人数分かかる費目で変わり方が違います。
人数構成 | 人数分かかる費目 | 部屋・台数単位で割れる費目 | 1人あたり費用の傾向 |
|---|---|---|---|
1人旅 | 航空券・食費・入場料・チップ | なし | 表の目安額がそのまま当たる |
2人旅 | 航空券・食費・入場料・チップ | ホテル1室・レンタカー1台 | ホテル・移動費が1人あたり半分になる |
家族4人 | 航空券・食費(子どもは割引あり)・入場料 | ホテル1〜2室・レンタカー1台 | ホテル・移動費が1人あたり1/4〜1/2になる |
1人あたりで見ると、人数が多いほどホテルとレンタカーの負担は軽くなります。ただし食費と入場料は人数分かかるので、グループ全体の総額は人数に応じて増えていきます。
添乗員付きの周遊ツアーと、航空券・ホテルを個別に手配する個人手配では、含まれるものと総額の考え方が違います。
手配方法 | 総額の目安 | 料金に含まれるもの | 別途かかるもの | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|
添乗員付き周遊ツアー | 80万〜220万円程度(8日〜15日前後の周遊) | 航空券・ホテル・一部の観光・添乗員同行 | チップ・個人の自由行動費 | 複数都市を効率よく周りたい人・手配の手間を省きたい人 |
個人手配(日数別の目安) | 25万〜64万円程度(3泊5日〜1週間) | 選んだ航空券・ホテルのみ | 現地交通・観光・食費・チップなど全般 | 旅程を自分で決めたい人・予算を抑えたい人 |
周遊ツアーの総額が高く見えるのは、複数都市を1〜2週間かけて周る前提のツアーが多いためで、1都市に数日滞在する個人手配とは旅程の規模がそもそも違います。日程と周る都市数をそろえないと、単純には比べられません。

総額の大半を占めるのは、出発前に支払う航空券とホテルの固定費です。この2つは渡航する都市によって大きく変わります。
都市を選ぶときは、次の4つの観点で比べてみてください。
日本から直行便が飛んでいるかどうかで、航空券の価格帯も移動の負担も変わります。主要5都市の目安は次のとおりです。
都市 | 東京からの直行便 | 航空券の目安(往復) | ホテル1泊の目安 | 3泊5日の総額目安 |
|---|---|---|---|---|
ニューヨーク | ANA・JALが羽田とJFK間に運航 | 19万円程度から(2026年10月9日時点のJAL公式の最安値表示) | 2万〜4万円程度 | 31万円程度から |
ロサンゼルス | ANA・JALが成田/羽田とLAX間に運航 | 14万〜22万円程度 | 1万5千〜3万円程度 | 25万〜42万円程度 |
ラスベガス | 定期直行便なし(CES開催時期の1月に臨時便が運航された年がある) | 14万〜23万円程度(経由便) | 1万〜2万5千円程度(リゾートフィーは別途) | 23万〜42万円程度 |
サンフランシスコ | ANAが成田/羽田とSFO間に運航 | 14万〜23万円程度 | 1万5千〜3万円程度 | 25万〜43万円程度 |
オーランド | 定期直行便なし(2026年2〜3月にZIPAIRがチャーター便を運航した実績はあるが定期便ではない) | 20万〜30万円程度(経由便) | 1万5千〜3万円程度 | 31万〜50万円程度 |
総額目安は、航空券・ホテル3泊分に、日数別の表の3泊5日の食費・現地交通と観光費を足した金額です。ニューヨークの航空券は、航空会社サイトに表示される直近の最安値を基にしています。最安値は日によって大きく変わるため、予約前に最新の運賃を確認してください。ラスベガスとオーランドは定期直行便がないため、経由便の料金で計算しておきます。オーランドは2026年にチャーター便が運航した実績がありますが、定期便ではありません。
ハワイは本土と費用の前提が異なるため、相場は次の記事で確認できます。
【2026年】ハワイ旅行の費用はいくら?日数別の総額と見落としがちな追加費用
同じ都市でも、渡航する時期によって航空券の価格帯は大きく変わります。
時期 | 直行便の目安(往復) | 経由便の目安(往復) | 高くなる理由 |
|---|---|---|---|
オフシーズン(1〜2月・9月など) | 14万〜20万円程度 | 11万〜17万円程度 | 該当なし(最も安い時期) |
通常期(春・秋の大半) | 18万〜25万円程度 | 15万〜22万円程度 | 需要がやや増える |
ハイシーズン(夏休み・感謝祭・年末年始) | 28万〜40万円程度 | 24万〜35万円程度 | 休暇が重なり需要が集中するため |
経由便は直行便より安くなりやすい一方、乗り継ぎの分だけ移動時間が長くなります。日程に余裕がないのに価格差だけで経由便を選ぶと、着いた時点で疲れ切ってしまうこともあります。
同じ都市でも、泊まるエリアとホテルのグレードで1泊の価格は数倍変わります。
都市 | エリア | グレード | 1泊1室の目安 | 注意点 |
|---|---|---|---|---|
ニューヨーク | マンハッタン中心部 | 中級 | 3万〜5万円程度 | 治安の良いエリアほど割高になりやすい |
ニューヨーク | クイーンズなど郊外 | エコノミー | 1万5千〜2万5千円程度 | 中心部まで地下鉄で30分前後かかる |
ロサンゼルス | ハリウッド・ダウンタウン | 中級 | 2万〜3万5千円程度 | 同じ都市内でもエリアによって治安差が大きい |
ラスベガス | ストリップ沿い | 中級〜高級 | 1万5千〜4万円程度 | 部屋代が安くても、宿泊時にリゾートフィーが上乗せされる |
サンフランシスコ | ユニオンスクエア周辺 | 中級 | 2万〜3万5千円程度 | 坂が多く、駅から離れると移動が大変になる |
オーランド | ディズニー・ユニバーサル周辺 | 中級 | 2万〜3万5千円程度 | パーク隣接ホテルは割高、郊外は車移動が前提になる |
価格だけでエリアを決めると、移動に時間がかかったり、夜に出歩きにくかったりすることがあります。1泊あたりの差額と中心部までの移動時間を、あわせて比べてみてください。
複数都市を周遊する旅程では、都市間の移動費も予算に入れておく必要があります。
区間の例 | 移動手段 | 所要時間の目安 | 費用の目安 |
|---|---|---|---|
ロサンゼルス→ラスベガス | 国内線 | 約1時間15分 | 1万〜2万円程度 |
ロサンゼルス→ラスベガス | 長距離バス・レンタカー | 約4〜7時間(レンタカーは短め、バスは長め) | 5千〜1万5千円程度 |
ラスベガス→ニューヨーク | 国内線(直行) | 約4時間30分 | 2万〜4万円程度 |
ニューヨーク→オーランド | 国内線 | 約2時間45分 | 1万5千〜3万円程度 |
陸路移動は費用を抑えられますが、アメリカの都市間は想像以上に距離があり、半日以上かかることも珍しくありません。周遊する都市数が多い旅程では、移動時間も含めて日程に無理がないか事前に確認しておきます。

航空券・ホテルが固定費なのに対し、食費・現地交通・観光費は滞在日数に比例して増える変動費です。1日あたりの額を決めておくと、日数を変えたときの総額も計算しやすくなります。
1日の予算は、次の5つの項目から組み立てられます。
レストラン中心か、スーパーやデリを併用するかで、1日の食費は大きく変わります。
食事 | レストラン(チップ・税別) | ファストフード・テイクアウト | スーパー・デリ |
|---|---|---|---|
朝食 | 2,000〜3,000円程度 | 1,000〜1,500円程度 | 500〜1,000円程度 |
昼食 | 3,000〜4,500円程度 | 1,500〜2,500円程度 | 1,000〜1,500円程度 |
夕食 | 6,000〜9,000円程度 | 2,000〜3,000円程度 | 1,500〜2,500円程度 |
上記はチップと売上税を含まない金額です。実際の会計では、18〜20%程度のチップと州ごとの売上税が上乗せされます(詳細は後述の上乗せ費用の章)。朝食をレストランからスーパーのデリに変えるだけでも、表の金額で1日あたり1,000〜2,500円程度の差になります。
現地交通の選び方は都市によって向き不向きが分かれます。
移動手段 | 料金のしくみ | 1日の目安 | 向いている都市 |
|---|---|---|---|
地下鉄・バス(単発) | 1回乗車ごとに課金 | 1,400〜2,400円程度(3〜5回乗車) | ニューヨーク |
地下鉄・バス(上限つきのタッチ決済) | 一定期間の運賃が上限で頭打ちになる(NYはOMNYの7日間上限、LAは1日・7日上限) | 1日あたり約800円(上限に達した場合) | ニューヨーク・ロサンゼルス |
配車アプリ(Uber・Lyft) | 距離・時間帯で変動(需要集中時は高騰) | 2,500〜8,000円程度(短距離複数回) | ラスベガス・オーランド・郊外移動が多い都市 |
レンタカー | 1日単位の料金+保険+ガソリン代 | 8,000〜13,000円程度 | ラスベガス・オーランド・西海岸の周遊 |
ニューヨークとロサンゼルスは公共交通が比較的使いやすい一方、ラスベガスとオーランドは施設間の距離が長く、配車アプリかレンタカーが前提になりやすい都市です。周遊する場合は、都市ごとに交通手段を切り替える前提で予算を組んでおきましょう。
観光費は、テーマパークに行くかどうかで1日の額が大きく変わります。
施設の種類 | 施設の例 | 料金の目安(1日券・大人) | 事前予約の要否 |
|---|---|---|---|
大型テーマパーク | ディズニー・ワールド(オーランド) | 1万9千〜3万5千円程度(パーク・日付により変動) | 推奨(日付指定券) |
大型テーマパーク | ユニバーサル・オーランド | 1万9千〜2万8千円程度(1パーク1日、日付により変動) | 推奨 |
大型テーマパーク | ユニバーサル・スタジオ・ハリウッド | 1万7千〜2万5千円程度(日付により変動) | 推奨 |
美術館・博物館 | メトロポリタン美術館、ゲッティ・センターなど | 0〜5,000円程度(無料の施設もある) | 一部で推奨 |
展望・名所 | 自由の女神クルーズ、展望台など | 3,000〜8,000円程度 | 推奨 |
テーマパークは訪問日によって料金が変わる施設が多く、同じパークでも繁忙期と閑散期で数千円の差が出ます。無料で入れる美術館・博物館もあるので、テーマパークに行かない日を挟むと観光費を抑えられます。
食費・交通費・観光費を組み合わせると、1日の予算は次の3段階に分けられます。
予算タイプ | 食費 | 現地交通 | 観光 | 1日の合計目安 |
|---|---|---|---|---|
節約 | 4,000〜6,000円程度 | 1,000〜2,000円程度 | 0〜3,000円程度 | 5,000〜1万1,000円程度 |
標準 | 7,000〜1万円程度 | 2,000〜4,000円程度 | 3,000〜8,000円程度 | 1万2千〜2万2千円程度 |
ゆとり | 1万2千円〜2万円程度 | 4,000〜1万円程度 | 8,000円〜3万円程度 | 2万4千〜6万円程度 |
滞在日数に、該当する予算タイプの1日合計を掛け算すると、現地での変動費のおおよその総額が出ます。テーマパークに行く日だけ「ゆとり」、それ以外は「標準」のように、日ごとに段階を変えてもかまいません。
費用を抑えたい場合、どこから削るかで効果の大きさが変わります。
削る項目 | 方法 | 削れる額の目安 | 引き換えになること |
|---|---|---|---|
航空券 | オフシーズン・経由便を選ぶ | 往復5万〜15万円程度 | 移動時間が増える、日程の自由度が下がる |
ホテル | 郊外・エコノミーグレードに変更 | 1泊あたり1万〜3万円程度 | 中心部までの移動時間が増える |
観光 | 大型テーマパークを1つ減らす | 1日あたり1万5千〜3万円程度 | 体験できる内容が減る |
食費 | 外食中心からスーパー併用に変更 | 1日あたり3,000〜6,000円程度 | 自分で調達・準備する手間が増える |
学生料金 | 学生証を提示して割引を利用 | 施設により数百〜数千円程度 | 対象施設・対象年齢が限られる |
総額に占める割合が大きい航空券とホテルから見直すと、削れる額も大きくなります。食費や学生割引は1回あたりの額は小さいものの、滞在が長いほど積み重なります。

アメリカ旅行で予算が狂いやすいのは、表示価格と実際の支払額が違う場面です。チップ、売上税、ホテル税、リゾートフィーはいずれも会計の最後に上乗せされるため、ここまでの目安額に加算しておく必要があります。
出発前に金額をつかんでおきたいのは、次の5つです。
チップは法律上の義務ではありませんが、サービスを受ける場面では渡すのが一般的なため、総額の一部として組み込んでおきます。
場面 | 相場 | 1回あたりの上乗せ額の例 |
|---|---|---|
レストラン(着席) | 税抜き金額の18〜20% | 1,500〜3,000円程度(2人で1食分) |
タクシー・配車アプリ | 運賃の15〜20% | 200〜600円程度(1回) |
ホテル(ベルボーイ・清掃) | ベルボーイは荷物1個あたり1〜2ドル程度、清掃は1泊あたり2〜5ドル程度 | 160〜800円程度 |
昼食と夕食をレストランでとる日は、食費の表の金額にチップだけで1日あたり1,600〜2,700円程度が上乗せされる計算になります。場面別の詳しい相場と渡し方は、こちらの記事でまとめています。
【2026最新】アメリカのチップ相場完全ガイド|場面別の金額と渡し方マナー
アメリカには日本の消費税のような全国一律の税がなく、州・市ごとに売上税とホテル税(宿泊税)が別に設定されています。
都市(州) | 売上税率 | ホテル税(宿泊税) | 確認日 |
|---|---|---|---|
ニューヨーク(ニューヨーク州) | 8.875% | 市のホテル税5.875%+1室1泊2ドルが上乗せ(このほか州の課税あり) | 2026-10-09 |
ロサンゼルス(カリフォルニア州) | 10.25%(2026年10月1日から。市によっては11%を超える場合あり) | 市のホテル税14%+観光地区課税2%で合計約16% | 2026-10-09 |
ラスベガス(ネバダ州) | 8.375% | ストリップ沿いは13.38%、その他のエリアは13% | 2026-10-09 |
サンフランシスコ(カリフォルニア州) | 8.625% | ホテル税14%+観光改善地区課税2.25%等を合わせて16.25〜17.5%程度 | 2026-10-09 |
オーランド(フロリダ州) | 6.5% | 州・郡の売上税とは別建てで、郡の宿泊税(Tourist Development Tax)6%が上乗せ | 2026-10-09 |
ホテル税は売上税と別建てで課税される仕組みのため、同じ州でも都市によって合計の税率が変わります。予約サイトで表示される宿泊料金が「税込み」か「税別」かは、決済直前の確認画面で必ず確かめておきます。
税金以外にも、宿泊予約の段階では見えにくい費用があります。
費目 | かかる場面 | 金額の目安 | 予約時に確認する場所 |
|---|---|---|---|
リゾートフィー | ラスベガスなどのリゾートホテルに宿泊するとき | 1泊45〜55ドル程度(税別、ホテルにより上下) | 予約確認画面の追加料金(resort fee)表示 |
駐車場代(セルフパーク) | ホテル・観光施設を利用するとき | 1日2,000〜7,000円程度 | ホテル公式サイトの宿泊規約・料金案内 |
空港から市内への移動(タクシー・配車アプリ) | JFK・LAX・SFOなど到着時 | 1回4,000〜1万5,000円程度(人数で割れる) | 各空港公式サイトの交通案内ページ |
2025年5月12日からは米連邦取引委員会(FTC)の規則で、ホテルはリゾートフィーなどの必須料金を含めた総額を表示することが義務づけられています。それでも1泊の基本料金と別建てで内訳が示されることがあるため、予約前に料金詳細で「resort fee」「facility fee」の金額を確認しておきましょう。
アメリカ入国にはESTA(電子渡航認証)の事前申請が必須で、ここにも申請料がかかります。
費目 | 料金 | 支払うタイミング | 公式の確認先 |
|---|---|---|---|
ESTA申請料 | 1人40.62米ドル(2026年10月16日以降の申請。それより前は40.27米ドル) | 渡航前にオンラインで申請・カード決済 | esta.cbp.dhs.gov |
海外旅行保険 | 7日間で3,000円〜1万円程度(保障内容により変動) | 出発前に加入 | 各保険会社の公式サイト |
検索結果には公式サイト(esta.cbp.dhs.gov)以外のESTA申請ページも表示され、正規料金に手数料を上乗せしている代行サイトもあります。申請前には、支払う金額の内訳とページのURLに目を通してください。ESTAの制度そのものは、こちらの記事で詳しく解説しています。
ESTAとは?アメリカ渡航に必須の電子渡航認証を基礎から解説【2026年版】
グランドキャニオンやヨセミテなど、ラスベガスやサンフランシスコから日帰りできる国立公園には、2026年から新しい料金ルールが導入されています。
項目 | 料金 | 対象 | 公式の確認先 |
|---|---|---|---|
標準入園料(車両1台) | 35ドル程度(公園により異なる) | 国籍を問わず全旅行者 | 各公園の公式ページ |
非居住者向け追加料金 | 16歳以上の非米国居住者に1人100ドル | グランドキャニオン・ヨセミテなど対象11公園、2026年1月1日から | nps.gov/aboutus/nonresident-fees.htm |
年間パス(非居住者向け) | 250ドル(米国居住者向けは80ドル) | 複数の国立公園を訪れる場合、都度の追加料金が不要になる | nps.gov/aboutus/nonresident-fees.htm |
追加料金がかかるのは対象の11公園だけです。国立公園を日程に入れるなら、訪問先が対象に入っているかを出発前に公式ページで確かめてください。

現金をいくら持っていくか、カードと両替どちらを使うか、通信手段をどうするか。どれも現地で決めようとすると、想定外の出費や手間がかかりやすい項目です。
出発前に決めておきたいのは次の3つです。
アメリカはカード決済が主流ですが、チップや少額の支払いでは現金が必要になる場面が残っています。
日程 | 現金の目安 | 現金を使う主な場面 |
|---|---|---|
3泊5日 | 100〜150ドル程度(1万6千〜2万4千円程度) | ホテルのチップ、少額の買い物、駐車メーター |
5泊7日 | 150〜200ドル程度(2万4千〜3万2千円程度) | 上記に加え、タクシー・配車アプリのチップ分 |
1週間 | 200〜250ドル程度(3万2千〜4万円程度) | 上記に加え、予備費としての予算 |
チップ用に、1ドル札・5ドル札を多めに用意しておきましょう。空港に着いたら少額の買い物をして、おつりで小額紙幣をそろえておく方法もあります。
カードと現金のどちらで支払うかによって、実質的な手数料が変わります。
支払い方法 | 手数料の目安 | レートの決まり方 | 向いている使い方 |
|---|---|---|---|
クレジットカード | 海外事務手数料1.6〜4.5%程度(カード会社・ブランドにより異なる) | 利用日のレートに手数料を加算 | 多くの支払いをカードにまとめたい人 |
現地ATMでの現金引き出し | ATM手数料と海外事務手数料が重複する場合がある | 引き出し時点のレートに準拠 | 現金の持ち込みを最小限にしたい人 |
日本国内での現金両替 | 両替時のレート差(スプレッド)が実質的な手数料になる | 両替時点の表示レートに準拠 | 出発前に一定額を確保しておきたい人 |
カード会社ごとの海外事務手数料は年々見直されており、以前は2%台だった商品が3%台に上がっている例もあります。両替・カードそれぞれの手数料の仕組みは、こちらでさらに詳しく比較しています。
通信手段も、出発前に申し込みを済ませておくか現地で対応するかで、費用の考え方が変わります。
通信手段 | 費用の考え方(1日あたり・プラン単位) | 手続きのタイミング | 向いている人 |
|---|---|---|---|
eSIM | データ容量・利用日数ごとのプランを前払いで購入 | 出発前にアプリで購入・設定を完了できる | 身軽に移動したい人、空港での手続きを省きたい人 |
レンタルWi-Fi | 1日単位のレンタル料+任意の補償料 | 出発前に予約し、空港などで端末を受け取る | グループでデータ容量をシェアしたい人 |
国際ローミング | 契約中のキャリアの1日単位プラン(例: 1日980円前後) | 出発前または現地で契約会社の設定から申し込む | 普段の電話番号を維持したい人 |
レンタルWi-Fiは、端末の受け取りと返却に手間がかかります。国際ローミングは、普段のキャリアの料金プランを確認しておかないと、想定外の請求につながることがあります。
アプリダウンロード数No.1の海外eSIMアプリ(2025年4月〜2026年3月、AppTweak調べ、iOS/Android合算)「トリファ」も、eSIMの選択肢のひとつです。アメリカを含む200以上の国と地域に対応しています。
eSIMを選ぶ場合は、手持ちの端末が対応しているかどうかを申し込む前に確かめておきましょう。アメリカ向けeSIMの具体的な比較は、こちらの記事で扱っています。

通信手段を出発前に決めておくなら、eSIMが有力な選択肢です。トリファは、申し込みから設定までアプリで完結する海外eSIMアプリです。
トリファは、空港でSIMカードを受け取る必要もルーターを持ち歩く必要もなく、日本にいるうちにアプリから申し込みと設定を済ませておけます。利用期限は、渡航先で電波をキャッチした時点からカウントが始まる仕組みです。
iOS 17.4以降の端末ならアプリからワンタップでインストールでき、それ以外の対応端末ではQRコードの読み取りで設定できます。現地到着後に通信契約を探す必要がなく、飛行機を降りてすぐスマホが使える状態にしておけます。
トリファのプランは、データ容量・利用日数ともに複数の段階から選べます。利用日数は1日から60日まで対応しているので、3泊5日の弾丸旅程でも1週間以上の旅程でも日数を合わせられます。
地図アプリでの経路検索が中心なら小容量のプラン、動画視聴もする予定なら大容量のプランを選ぶといった調整ができます。テザリングを使いたい場合は、対応しているかをプランごとに確認しておきましょう。利用期間中に日数が延びた場合も、アプリから利用期間を延長できます。
トリファは、申し込みから利用開始までが3ステップで完結します。
1. アプリをダウンロードし、LINE・Google・Apple・メールアドレスのいずれかでサインアップする。
2. 渡航先(アメリカ)と滞在日数に合わせてプランを選び、購入する。
3. 対応端末でQRコードを読み取る、またはワンタップでインストールする。現地到着後に通信を開始する。
購入から利用開始までの目安時間は最短3分程度です。24時間対応のチャットサポートも用意されているので、現地で接続がうまくいかないときも相談できます。

ライター
トリファ編集部(海外旅行の準備・現地情報担当)
海外旅行におけるベストシーズン、持ち物、現地で気をつけることなど、海外旅行の準備と現地情報を初心者にもわかりやすくまとめています。内容は必要に応じてトリファの現地スタッフへのヒアリングを行い、現地の状況も踏まえて整理しています。あわせて季節・制度・営業時間など変わりやすい情報は、公的機関や交通機関・施設の一次情報を確認し、変更があれば記事へ反映します(記事内に最終更新日を明記)。
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