海外eSIMの利用を検討する際、「トリファ 通信速度」「トリファ 遅い」「トリファ 使えない」と検索される方は少なくありません。海外でネットが繋がらない状況は旅行・出張のストレスに直結するため、購入前に通信品質を確認しておきたいというのは自然な発想です。 トリファ(trifa)は各国の現地大手キャリアの回線を利用しており、5G対応エリアでは高速通信を提供しています。実際、2026年3月に台北市内11箇所で実施した実測では、最大950Mbps・平均約300Mbpsを記録しました。一方で、地下や移動中・回線混雑時には速度が落ちるケースもあります。 この記事では、運営元のトリファ自身が実測データを公開し、「遅い・使えない」と感じる主な原因と現地での対処法を整理します。利用シーン別に必要な速度の目安もまとめましたので、購入前後の速度判断にご活用ください。
目次

トリファ(trifa)の通信速度は、利用国・接続キャリア・端末の対応状況・ネットワーク混雑度などの要素で決まります。仕組みを整理すると、速度のばらつきや「遅い」と感じる場面の理由が見えてきます。
トリファ自身が独自の通信網を持っているわけではなく、各国の現地大手キャリアの回線をローミング契約のかたちで利用しています。たとえば台湾では中華電信(Chunghwa Telecom)に接続されることが、現地実測時の端末画面・通信経路から確認されています。
現地大手キャリアの回線を使うため、観光地・繁華街・主要駅などでは現地ユーザーと同等の通信品質が期待できます。一方で、廉価な現地SIMで使われがちなMVNO回線とは異なる「メイン回線」を利用するため、混雑耐性や5G接続率の面では有利な構造です。
トリファは5G・4G LTEに対応した端末で利用できます。対応モデルはiPhone XR/XS以降、iOS 15.0以降、AndroidはGalaxy S20以降・Pixel 3a以降・Xperia 10 IV以降・AQUOS sense4 lite以降が目安です。5G接続が可能な機種・地域では自動的に5Gにつながり、5Gエリア外では4G LTEに切り替わります。
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トリファは「公式公表の速度上限値」を出していません。これは接続先キャリアの回線状況・利用者の混雑度・現地基地局の整備状況など、変動要素が大きいためです。代わりに、後述する現地実測データを公開することで、実利用時の速度感を把握できるようにしています。
2026年3月、台北市内の11箇所でトリファの通信速度を実測しました。fast.com(Netflix提供)でダウンロード速度・アップロード速度・回線種別を計測した結果は次の通りです。
場所 | 時刻 | DL速度 | 回線 | UP速度 |
|---|---|---|---|---|
士林夜市 | 18:12 | 950 Mbps | 5G | 79 Mbps |
ホテル(trifa eSIM) | 7:28 | 790 Mbps | 5G | 91 Mbps |
MRT移動中 地上 | 18:56 | 370 Mbps | 5G | 24 Mbps |
台北101 地下フードコート | 13:02 | 280 Mbps | 電波4本 | 560 Kbps |
台北駅 地下 | 10:46 | 260 Mbps | LTE | 87 Mbps |
西門町 | 11:47 | 230 Mbps | 5G | 0 Mbps |
台北駅 地上 | 11:01 | 200 Mbps | 5G | 43 Mbps |
中山駅 地下 | 19:01 | 93 Mbps | 5G | 45 Mbps |
中山駅 地上 | 19:05 | 84 Mbps | 5G | 3.1 Mbps |
MRT車内 地下 | 17:54 | 12 Mbps | 5G | 65 Mbps |
11箇所中9箇所で80Mbps以上のダウンロード速度を記録しており、観光・SNS・動画視聴などの旅行用途には十分な速度が出ています。
計測中の最速は、台北を代表する観光地である士林夜市での950Mbpsでした。混雑する夜の繁華街でも、5Gの基地局が充実しているエリアではほぼ1Gbpsに迫る速度が出ています。
同じホテルの同じ部屋で、トリファのeSIMとホテルWi-Fi(HiNet回線)を直接比較した結果、トリファは790Mbps、ホテルWi-Fiは32Mbps。約25倍の速度差が出ました。ホテルWi-Fiは宿泊者全員で帯域を共有するため混雑時にさらに低下しやすく、調べもの・地図確認はeSIMの方が快適というケースが多くあります。
速度が大きく落ちたのはMRT地下走行中の12Mbpsです。地下トンネル内かつ移動中という二重に不利な条件のため、基地局のハンドオーバーが頻繁に発生し速度が不安定になります。それでもLINEのメッセージ送受信や地図表示は問題なく利用できる速度です。
台湾のtrifa(eSIM)通信速度を現地11箇所で実測!場所別の速度データを公開
実測データから見える通り、トリファの通信速度は環境によって大きく変動します。「遅い」と感じる場合に考えられる主な原因を整理します。
5Gが届かないエリアでは4G LTEに切り替わり、最大速度が下がります。地下・トンネル・建物の奥など電波が届きにくい場所では、5G/LTE問わず速度が落ちることが避けられません。MRT地下走行中の12Mbpsはその典型例です。
観光地・繁華街・主要駅などは現地ユーザー+旅行者で回線が混雑しやすく、ピークタイム(夕方〜夜)に速度が一時的に低下することがあります。同じ場所でも時間をずらすと速度が回復するケースが多くあります。
トリファのeSIMは基本的にAPN設定が自動で行われますが、過去に他のSIMを使っていた端末では古いAPN設定が残っていて速度が出ないことがあります。「設定」>「モバイル通信」>「モバイルデータ通信ネットワーク」から手動でリセットすると改善する場合があります。
トリファのeSIMは現地キャリアにローミング接続するため、端末側の「データローミング」設定がオンになっている必要があります。オフのままだと通信自体が確立できず「全く繋がらない」「使えない」という症状になります。
5G対応端末でもネットワーク設定で「5Gオート」や「5Gオン」が無効になっていると、4G LTE接続に固定されます。「設定」>「モバイル通信」>「通信のオプション」>「音声通話とデータ」で5Gモードを確認しましょう。

通信が遅い・繋がらないと感じた場合、現地で順番に試していくチェックリストを整理します。多くの場合、最初の3手順で改善します。
最初に確認するのはデータローミング設定です。
海外利用時はローミングONが必須で、これを忘れているとそもそも通信が確立しません。
電波の掴み直しには機内モードのトグルが効果的です。コントロールセンターから機内モードをオン→10秒待つ→オフの順で操作すると、回線が再接続されます。新しい場所に移動した直後に速度が出ない場合に有効です。
上記2手順で改善しない場合は、APN設定のリセットを試します。
Wi-Fiパスワード等もリセットされるため、再接続用にWi-Fi情報を控えておきましょう。
それでも改善しない場合は、端末を完全にシャットダウンして再起動します。OSのキャッシュやネットワークスタックがリセットされ、繋がるケースがあります。
セルフ対処で解決しない場合は、トリファアプリ内のチャットサポートに連絡してください。24時間365日対応の日本人有人チャットで、利用国・端末・現象を伝えれば個別対応してもらえます。スクリーンショットの添付にも対応しているため、エラー画面の画像を送ると状況が伝わりやすくなります。
トリファ(trifa)が繋がらない時の対処法|原因別の解決手順
「遅い」と感じる速度がどの程度か、用途ごとに必要な通信速度の目安を整理します。実測データと照らし合わせて快適度を判断できます。
台北実測の最低値(MRT地下12Mbps)でも余裕でクリアできる水準で、海外の家族・職場との連絡には支障ありません。
Google Mapsのナビゲーションは1Mbpsあれば十分動作します。地図のリアルタイム交通情報を含めても1時間あたり7〜10MB程度のデータ量しか使わないため、最も負荷の軽いアプリの1つです。
台北市内であれば、MRT地下走行中以外のすべての地点で動画ストリーミングが可能な速度を確保できています。
ダウンロード速度が0.5Mbpsを長時間下回る、または通信が完全に途絶える状態が続く場合は、上記の対処法を試してもなお解決しないトラブルの可能性があります。チャットサポートへ連絡し、利用国・場所・端末・既に試した対処法を伝えましょう。

トリファ(trifa)は各国のメイン回線にローミング接続するため、5Gエリア・繁華街・主要駅では数百Mbps〜1Gbps近い高速通信が期待できます。台北市内11箇所の実測では最大950Mbps・平均約300Mbpsを記録し、ホテルWi-Fiの約25倍の速度差が出るシーンもありました。
地下や移動中、回線混雑時には速度が下がるケースもありますが、その多くはデータローミング設定・機内モード再接続・APN設定リセットなど現地での自己対処で改善できます。それでも解決しない場合は、24時間365日対応の日本人有人チャットサポートに連絡すれば個別対応してもらえます。
海外旅行・出張・留学の通信手段に「速度面の不安」を感じる方も、トリファであれば実測データと自己対処手順・サポート体制が揃っているため、現地で困ったときの解決経路が明確です。

ライター
トリファ編集部(海外旅行の準備・現地情報担当)
海外旅行におけるベストシーズン、持ち物、現地で気をつけることなど、海外旅行の準備と現地情報を初心者にもわかりやすくまとめています。内容は必要に応じてトリファの現地スタッフへのヒアリングを行い、現地の状況も踏まえて整理しています。あわせて季節・制度・営業時間など変わりやすい情報は、公的機関や交通機関・施設の一次情報を確認し、変更があれば記事へ反映します(記事内に最終更新日を明記)。