インドネシア行きの航空券を取ったあとで「そういえばビザはどうするんだろう」と検索して、かえって混乱してしまった方は少なくないはずです。VOA、e-VOA、All Indonesia、e-CD。似たような名前の制度が並び、サイトによって書いてあることも違います。 結論から言うと、日本国籍の方がインドネシアに入国するには、観光であってもビザが必要です。そして多くの旅行者が取得するのは、到着ビザ(VOA)またはその電子版であるe-VOAです。これに加えて、ビザとは別枠で「All Indonesia」という到着申告の登録が必要になります。 つまり、短期の観光旅行でも手続きは2種類あります。この2つを混同したまま準備を進めると、片方だけ済ませて入国審査で止められることになりかねません。 この記事では、インドネシア入国管理総局や税関、バリ州政府といった公式情報をもとに、目的と滞在日数からの選び方、e-VOAの申請時期と手順、公式サイトの見分け方、All Indonesiaの登録、入国できる空港、バリ島の観光税、ビザの延長手続きまでを順番に整理します。
目次

インドネシアへの渡航では、日本国籍の方も必ず何らかのビザを取得する必要があります。かつて使えた短期観光の査証免除は現在の対象国リストに日本が入っておらず、「ビザなしで行けるはず」という前提で準備を進めると出発直前に慌てることになります。
まずは自分がどのルートに乗るのかを、目的と滞在日数から確定させましょう。この章では、次の3点を順に確認します。
インドネシア入国管理総局(Direktorat Jenderal Imigrasi)は、訪問ビザ免除(Bebas Visa Kunjungan)の対象となる国・地域の一覧を公式サイトで公開しています。2026年8月28日に確認した時点で、この一覧に日本の記載はありません。掲載されているのは、ブルネイ、マレーシア、タイ、ベトナム、フィリピン、カンボジア、シンガポール、ミャンマー、ラオス、東ティモールなど19の国・地域と、シンガポール永住権保持者だけです。
背景にあるのは、インドネシア政府が159の国・地域を対象に訪問ビザの免除措置を一時停止した経緯です。じゃかるた新聞は2023年6月19日付で、この停止が7日付の法務・人権大臣令で決まり、日本も対象に含まれると報じています。
一方で、同じ入国管理総局が公開している到着ビザ(Visa on Arrival)の対象国一覧には、日本が33番目に掲載されています。日本国籍の方は「免除は使えないが、到着ビザは使える」という位置づけだと理解しておくと整理しやすくなります。
到着ビザは、観光、政府用務、商談、物品の買い付け、トランジットを目的とする滞在に使えるビザです。インドネシアの公式eVisaサイトは、このビザを滞在30日のシングルエントリー(1回限りの入国)と説明しています。
多くの旅行者にとっては、このVOAまたはe-VOAを取得するのが基本ルートになります。空港の窓口で取るか、渡航前にオンラインで取るかという違いで、選び方は次の章で整理します。
一人旅でも家族旅行でも、手続きの内容は変わりません。まずは自分がこのルートに乗れるかどうかを確認しましょう。
到着ビザで認められている目的は、観光・政府用務・商談・物品の買い付け・トランジットに限られます。就労や留学、30日を超える長期滞在はこの対象に含まれないため、別のビザを申請することになります。到着ビザは1回だけ延長できますが、延長しても滞在できるのは合計60日までです。
これらのビザは到着ビザとは申請の窓口も手順も別になるため、渡航前の準備期間は長くなります。出張や駐在の予定がある方は、早めに勤務先や取引先と手続きの分担を確認しておきましょう。
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VOAとe-VOAの違いは、到着ビザを空港の窓口で取るか、渡航前にオンラインで取るかという入手経路です。公式サイトが案内している費用と滞在条件はどちらも同じなので、迷ったときは「空港で並ぶか、家で済ませておくか」という時間の使い方で選ぶことになります。
それぞれの取得方法と、共通する条件を確認しておきましょう。
VOA(Visa on Arrival)は、インドネシアに到着してから空港で取得する到着ビザです。インドネシア入国管理総局は、外国人が到着ホールの入国審査場の手前にあるバンク・ラクヤット・インドネシア(BRI)のカウンターでVOAを申請できると案内しています。
費用は500,000ルピアで、これは2019年の政令第28号で定められた金額です。入国管理総局の公式FAQは、VOAの申請に必要なものとして、残存有効期間が6か月以上のパスポートと、復路または第三国への航空券を挙げています。
事前の準備が要らない反面、到着便が重なる時間帯はカウンターで待つことになります。乗り継ぎ時間が短い旅程では、この待ち時間がリスクになります。
e-VOAは、到着ビザを渡航前にオンラインで取得しておく方法です。申請はインドネシアの公式eVisaサイトで行い、承認されるとビザをダウンロードするリンクが登録したメールアドレスに届きます。
オンラインでの手続きになるため、パスポートや証明写真の画像と、クレジットカードを手元に用意しておく必要があります。必要書類の細かい条件は、このあとの申請手順の章で確認します。
事前に取得しておけば、到着後はカウンターに並ばずに入国審査へ進めます。到着時間が深夜になる旅程や、乗り継ぎに余裕がない旅程では、e-VOAを選んでおくほうが安心です。
公式eVisaサイトは、ビザ料金を500,000ルピア、滞在期間を最大30日(延長可)とし、さらに30日の延長ができると案内しています。入国管理総局も、VOAの料金を500,000ルピア、延長を1回のみ・さらに30日としています。
項目 | VOA(空港で取得) | e-VOA(事前オンライン) |
|---|---|---|
費用 | 500,000ルピア | 500,000ルピア |
滞在日数 | 最大30日 | 最大30日 |
延長 | 1回のみ・さらに30日 | 1回のみ・さらに30日 |
申請場所 | 到着空港のBRIカウンター | 公式eVisaサイト |
500,000ルピアは、2026年3月24日時点のレート(1ルピア=約0.0094円)で換算すると約4,700円です。ルピア建ての金額は変わりませんが、円に直したときの負担は為替で動くため、旅行予算を組むときは余裕を見ておいてください。
なお、e-VOAで発行されたビザは発行日から90日以内に使う必要があると公式サイトが案内しています。旅程が先の場合は、申請のタイミングに注意してください。
関連記事:【2026年最新】バリ島旅行の費用はいくら?日数別の予算と節約術を解説
到着が深夜・早朝になる便や、大型連休で混雑が予想される時期の渡航は、e-VOAを取っておくほうが読みやすくなります。手続きの待ち時間が旅程に与える影響を、最初から外せるためです。
逆に、出発までの日数が短くオンライン申請の推奨期限に間に合わない場合は、空港でのVOA取得を前提に準備を進めましょう。どちらを選んでも費用と滞在条件は同じなので、無理にe-VOAにこだわる必要はありません。
クレジットカードを持っていない方も、空港のカウンターで取得する方法が残ります。入国管理総局は、空港のBRIカウンターでは米ドルとルピアで支払えると案内しています。オンライン申請ではMastercard・Visa・JCBのいずれかが必要になるため、家族の分をまとめて申請する場合はカードの用意も確認しておきましょう。
関連記事:インドネシア旅行ガイド|費用・おすすめ都市・準備を徹底解説【2026年】
e-VOAの申請でつまずきやすいのは、申請できる時期と、画像や決済まわりのエラーです。ここを事前に押さえておけば、渡航直前に慌てずに済みます。
申請時期、必要なもの、流れ、そして失敗したときの切り替え方を順に見ていきます。
インドネシアの公式eVisaサイトは、ビザの申請は渡航の14日前から可能で、出発の少なくとも48時間前までに申請するよう推奨しています。申請できる窓は2週間しかなく、直前になるほど余裕がなくなります。
出発の2日前を切ってから申請すると、承認が間に合わない可能性が出てきます。旅行の日程が確定したら、14日前を目安にカレンダーへ入れておくのが確実です。
この「14日前から」という期間はビザの申請に関するもので、後述するAll Indonesiaの登録可能時期とは異なります。2つの手続きの期限を混同しないよう注意してください。
公式サイトが挙げている必要なものは4点です。パスポートの身分事項ページ、パスポートサイズの証明写真、メールアドレス、そしてMastercard・Visa・JCBのいずれかのクレジットカードです。
画像はJPG・JPEG・PNG形式で用意します。スマートフォンで撮影したパスポートのページをそのまま使う場合は、四隅が切れていないか、文字がぼやけていないかを送信前に確認してください。
パスポートの残存期間は入国時点で6か月以上必要です。有効期限が近い方は、ビザの申請より先にパスポートの更新を検討しましょう。
手順そのものは複雑ではありません。公式eVisaサイトでアカウントを作成して必要書類をアップロードし、届いた認証メールからアカウントを有効化します。ログイン後にビザの種別、到着情報、インドネシアでの滞在先を入力し、クレジットカードで支払うとビザが発給されます。
承認されると、ビザをダウンロードするリンクが登録したメールアドレスに届きます。公式サイトは、入国地の担当官がシステム上でビザを確認できるとしたうえで、システム障害に備えて電子版か印刷したものを手元に持っておくよう推奨しています。
入力するパスポート番号や氏名のつづりは、パスポートの表記とすべて一致させてください。送信前にもう一度見比べておきましょう。
海外サイトでの決済は、カード会社側でブロックされることがあります。決済に失敗した場合は、別のブランドのカードを試すか、カード会社に海外利用の可否を問い合わせてください。
公式サイトが指定している画像の形式はJPG・JPEG・PNGです。スマートフォンの標準設定によってはHEIC形式で保存されることがあるため、送信前に形式を確認し、必要なら変換してください。
そして、どうしても間に合わなかった場合でも、空港でVOAを取得する選択肢が残っています。費用と滞在条件は同じなので、オンライン申請に固執せず、切り替えの判断を早めにするほうが安全です。ただし空港での申請には残存6か月以上のパスポートと復路または第三国への航空券が必要になるため、この2点は必ず手元に用意しておいてください。

ビザ関連の検索では、公式に見せかけた代行サイトや、実体のない申請サイトが上位に並ぶことがあります。「注意しましょう」で終わらせず、自分で判別できる基準を持っておきましょう。
判別の軸になるのは、URLのドメイン部分です。
インドネシアの政府機関のサイトは、末尾が「.go.id」で終わります。「.go.id」はインドネシアの政府機関に限って割り当てられるドメインで、民間企業や個人は登録できません。
ビザに関わる公式サイトは、入国管理総局のドメインである「imigrasi.go.id」の配下にあります。ビザ申請は「evisa.imigrasi.go.id」、入国管理総局が到着申告のフォームとして案内しているのは「allindonesia.imigrasi.go.id」です。
覚えるべきなのは、URLの最後にどんな文字列が付いているかではなく、ドメインの末尾が「imigrasi.go.id」で終わっているかどうかです。ここを確認する習慣を付けるだけで、判別の精度は大きく上がります。
公式サイトかどうかは、確認できる基準で判断できます。ドメインの末尾が「imigrasi.go.id」で終わっているかどうかと、提示されている料金が公式の500,000ルピアと一致しているかどうかの2点です。
公式の窓口だと思い込んだまま代行サイトで申し込むと、公式の料金に手数料が上乗せされた金額を払うことになります。支払い画面に進む前に、必ずアドレスバーのドメインを見てください。
また、インドネシア入国管理総局は、安全なサイトはHTTPSを使っていると案内しています。ドメインの確認と併せて、接続が保護されているかも確認しておきましょう。
関連記事:インドネシアの治安は安全?危険エリアと旅行者の防犯対策を徹底解説
日本の旅行会社が提供するビザ申請の代行サービスもあります。英語のフォーム入力に不安がある方や、団体で一括して手配したい場合には選択肢になります。
上乗せされる手数料に見合う価値があるかは、自分で入力する手間と、間違えたときのリスクを比べて判断してください。
代行を使う場合も、公式サイトのURLと料金は事前に確認しておくと、見積もりの妥当性を判断しやすくなります。
ビザとは別に、インドネシアに入国するすべての人が済ませておく必要があるのが、All Indonesiaへの到着申告です。入国するすべての乗客に義務づけられているため、ビザを取ったあとにもう一つ手続きが残っていると考えてください。
何のための制度なのか、いつ登録できるのか、ビザとの関係はどうなるのかを整理します。
All Indonesiaは、入国時に必要だった複数の申告を1つにまとめたアプリです。インドネシア入国管理総局は、これを入管・税関・保健・検疫の申告サービスを1つのアプリに統合したものと説明しています。
2025年10月1日から、海外から到着するすべての乗客に、このアプリでの到着申告が義務づけられています。対象はインドネシア国民も外国人も同じで、空港・国際港・陸路の国境検問所(PLBN)を含むすべての国際入国地点に適用されます。
入国管理総局は、All Indonesiaによる到着申告の記入は無料だと明記しています。ウェブ版のallindonesia.imigrasi.go.idか、Google PlayストアまたはApp Storeで配布されている公式アプリから利用できます。
入国管理総局は、このアプリは到着の3日前から記入できると案内しています。ビザの申請が渡航の14日前から可能なのに対し、到着申告は直前でないと入力できないという違いがあります。
つまり、ビザを取ってから出発までの間に、もう一度スマートフォンで手続きをする日が来るということです。出発の3日前をリマインダーに設定しておくと、うっかり忘れずに済みます。
到着してから慌てて入力しなくて済むよう、日本を出る前に済ませておきましょう。
混乱しやすいのはここです。e-VOAは「インドネシアに入るためのビザ」であり、All Indonesiaは「到着時の申告」です。役割が違うため、片方を済ませればもう片方が不要になるという関係ではありません。
窓口も別々です。ビザの申請はevisa.imigrasi.go.id、到着申告はallindonesia.imigrasi.go.idと、どちらもimigrasi.go.idの配下にありますが、入口は分かれています。
観光でインドネシアに行く日本国籍の方は、この2つを両方済ませることになります。記事の前半で扱ったビザの手続きと、この章の到着申告は、それぞれ別のタスクとして管理してください。
All Indonesiaが登場する前は、電子税関申告書(e-CD)を別途提出する必要がありました。現在は、この税関申告もAll Indonesiaに統合されています。
ただし、統合の範囲は入国経路によって異なります。インドネシア税関の電子税関申告サイトを2026年8月28日時点で確認すると、到着の項目が「航空・海路」と「陸路」に分かれており、航空・海路の到着はAll Indonesiaへ、陸路の到着はe-CDのフォームへ案内されています。
日本から直行便や乗り継ぎ便で入国する旅行者は、航空路にあたるためAll Indonesiaを使います。マレーシアやシンガポールから陸路で国境を越える旅程を組んでいる場合は、当日の案内表示に従って手続きしてください。
ここまで見てきたとおり、インドネシアの入国手続きは、e-VOAの申請も到着申告もオンラインで行います。裏を返せば、スマートフォンとネット接続がなければ手続きが進まないということです。
手続きの時系列と通信環境がどう関係するのかを確認しておきましょう。
e-VOAは渡航の14日前から、All Indonesiaは到着の3日前から。この2つの期限が重なるのは、まさに出発直前の数日間です。荷造りや移動と並行して、スマートフォンで手続きをすることになります。
出発日に空港で登録しようと考えている場合は、空港のWi-Fiに接続できるかどうかが手続きの成否を左右します。前日までに自宅で済ませておくのが、いちばん確実です。
乗り継ぎ便を使う場合は、乗り継ぎ空港での待ち時間に確認や修正が必要になることもあります。移動中にも通信が使える状態にしておくと、対応の幅が広がります。
ビザも到着申告も、手続きの結果はメールやアプリで受け取ります。これらをスマートフォンで管理している場合、ネットにつながらないとその場で開けません。
また、到着後は配車アプリで移動したり、宿泊先の予約確認書を提示したりする場面が続きます。空港の無料Wi-Fiは混雑時につながりにくいこともあるため、自分の回線を持っておくと待たされずに済みます。
入国審査を抜けた瞬間から通信が使える状態にしておけば、手続きで想定外のことが起きても対応できます。
インドネシアには、海外から持ち込んだ端末のIMEI(端末識別番号)を登録する制度があります。バリ島のングラライ空港税関の案内によると、90日以内の滞在の外国人観光客は、通信事業者の店舗でIMEIを登録することでインドネシアの通信網を利用できます。90日を超える滞在の場合は、税関のサイトから登録します。登録できるのは1人あたり最大2台までで、免税の上限額は500米ドルです。
ここで重要なのは、同じ案内が「インドネシア滞在中に外国のSIMカードを使う場合(インバウンドローマー)はIMEI登録の必要がなく、国際ローミングのサービスを利用できる」と明記している点です。つまり、現地でSIMカードを買わずに海外の通信事業者のプランを使う場合は、この登録の対象外だと案内されています。
トリファは、アプリダウンロード数No.1の海外eSIMアプリです。日本にいるうちにアプリで手続きを済ませておけるため、現地でSIMカードを探したり、IMEI登録のために窓口へ行ったりする必要がありません。トリファの公式ヘルプも、インドネシアでのIMEI登録は不要だと案内しています。
ビザと到着申告の周辺には、見落とされやすい論点が3つあります。どこから入国できるのか、バリ島だけに必要な支払いがあるのか、滞在を延ばしたくなったらどうするのか、という3点です。
いずれも、知らずに現地へ行くと足止めや追加の手間につながります。
インドネシア入国管理総局は、e-VOA保持者が入国できる地点の一覧を公開しています。2026年8月28日時点で、空港が16か所、陸路の国境検問所が11か所、そして海港が多数指定されています。
空港には、ジャカルタのスカルノ・ハッタ空港とハリム・プルダナクスマ空港、バリ島のングラライ空港、スラバヤのジュアンダ空港、ジョグジャカルタ空港、ロンボク島のザイヌディン・アブドゥル・マジッド空港などが含まれます。
ただし、国内のすべての国際空港が対象というわけではありません。地方都市に直接入る旅程を組んでいる場合は、その空港が一覧に入っているかを事前に確認してください。
バリ島に渡航する場合は、ビザとは別に外国人観光客向けの徴収金(観光税)が必要です。バリ州の公式サイトLove Baliは、外国人観光客に1人あたり150,000ルピアが課されると案内しています。
支払いはバリ滞在中に1回だけで、インドネシアを出国する前に済ませる必要があります。支払い方法はキャッシュレスに限られ、クレジットカード(Visa、Mastercard、American Express、JCB)、銀行振込、バーチャルアカウント、UnionPay、QRISが使えます。公式サイトは、空港や港での手続きをスムーズにするため、バリ到着前のオンライン決済を強く推奨しています。
これはビザでも到着申告でもない、バリ島固有の3つ目の手続きです。外交ビザや公用ビザの保持者、KITAS・KITAP保持者、留学ビザ保持者などには免除の規定があります。
関連記事:【2026年最新】バリ島観光のおすすめスポット13選|費用と時期も解説
到着ビザは1回だけ延長でき、延長するとさらに30日滞在できます。滞在を延ばしたくなった場合は、この延長手続きを取ることになります。
注意したいのは、2025年5月29日から運用が変わった点です。インドネシア入国管理総局は、通達IMI-417.GR.01.01(2025年)に基づき、滞在許可の延長を申請する外国人に対して入国管理事務所での写真撮影と面接を義務づけると発表しました。手続きの流れとしては、まずevisa.imigrasi.go.idで申請と必要書類のアップロードをオンラインで行い、そのうえで事務所に出向くことになります。
この手続きは到着ビザ(VoA)の保持者にも適用されると、同じ発表に明記されています。オンラインだけで完結しないため、延長を見込んでいる場合は移動時間も含めて日程に余裕を持たせてください。

インドネシアの入国手続きは制度名が似ていて混乱しやすいものの、やるべきことの順番は決まっています。最後に、出発までの流れと通信手段の準備を整理しておきましょう。
最初に確定させるのは、目的と滞在日数です。観光や短期の商用で30日以内なら、VOAまたはe-VOAが基本ルートになります。30日を超える滞在や就労・留学は別のビザになるので、早めに準備を始めてください。
次に、渡航の14日前からe-VOAを申請します。公式サイトはevisa.imigrasi.go.idで、出発の48時間前までの申請が推奨されています。間に合わない場合は、空港でVOAを取得する方法に切り替えられます。
そして、到着の3日前からAll Indonesiaで到着申告を登録します。ビザと到着申告は別々の手続きで、どちらも必要です。バリ島に行く方は、これに加えて観光税の支払いも忘れないようにしましょう。
ここまでの手続きは、いずれもスマートフォンとネット接続があってこそ進むものです。出発直前から到着直後にかけて、通信が途切れない状態を作っておくことが、そのまま手続きの安心につながります。
トリファなら、日本にいるうちにアプリでプランを選んで設定まで済ませておけるため、インドネシアに着いて電波をつかんだ時点から通信を使えます。空港でSIMカードを探す必要も、カウンターに並ぶ必要もありません。
購入から利用開始までは最短3分が目安で、iPhoneでは普段使っているSIMを入れたままeSIMを追加できるため、日本の電話番号もそのまま残せます。テザリングに対応しているプランを選べば、同行者のスマートフォンやパソコンをつないで使うこともできます。対応可否はプランによって異なるため、購入前にアプリで確認してください。

ライター
トリファ編集部(海外旅行の準備・現地情報担当)
海外旅行におけるベストシーズン、持ち物、現地で気をつけることなど、海外旅行の準備と現地情報を初心者にもわかりやすくまとめています。内容は必要に応じてトリファの現地スタッフへのヒアリングを行い、現地の状況も踏まえて整理しています。あわせて季節・制度・営業時間など変わりやすい情報は、公的機関や交通機関・施設の一次情報を確認し、変更があれば記事へ反映します(記事内に最終更新日を明記)。
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